「情けないこと」テン・ハグ監督がB・フェルナンデスへのSNS批判をバッサリ、相手の狙いにも言及「フォレストが狙っていた」
2024.02.29 11:30 Thu
批判されるブルーノ・フェルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、SNS上の批判に言及した。イギリス『BBC』が伝えた。28日、FAカップ5回戦でユナイテッドはフォレストとアウェイで対戦した。
試合はフォレストの圧力の前になかなか良い形を作れず、ゴールを奪えないユナイテッドだったが、終了間際の89分にカゼミロが値千金のゴール。0-1で勝利を収め、準々決勝に駒を進めた。
試合後、テン・ハグ監督は1つの問題について言及。ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが狙い撃ちされていたと言及した。
「フォレストが彼を狙っているのが見えた。彼には多くのファウルがあり、彼がボールを持った瞬間、ファウルは彼にとても厳しく迫っていた」
しかし、フォレスト戦では厳しいマークに遭い、ピッチを去る時には足を引きずる姿も。ただ、それでもカゼミロの劇的ゴールをアシストし勝利に貢献していた。
一方で、SNSでは演技をすると批判の対象に。テン・ハグ監督は、投稿を批判するとともに、B・フェルナンデスは我慢強い選手であると語った。
「ソーシャルメディアでは、彼を批判しているのを目にする。情けないことだ。彼は重傷を負ったが、土曜日もプレーを続け、この試合に出場するために戦った」
「彼は痛みのいき値が非常に高く、昨年のスパーズ戦でも準決勝(ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦)でも同様のことをしていた。それは、彼のリーダーシップを示している」
試合はフォレストの圧力の前になかなか良い形を作れず、ゴールを奪えないユナイテッドだったが、終了間際の89分にカゼミロが値千金のゴール。0-1で勝利を収め、準々決勝に駒を進めた。
「フォレストが彼を狙っているのが見えた。彼には多くのファウルがあり、彼がボールを持った瞬間、ファウルは彼にとても厳しく迫っていた」
B・フェルナンデスは、24日に行われたプレミアリーグ第26節のフルアム戦で負傷。しかし、ユナイテッド加入後にケガで欠場したことはなく、タフガイぶりを発揮。この試合も先発フル出場を果たした。
しかし、フォレスト戦では厳しいマークに遭い、ピッチを去る時には足を引きずる姿も。ただ、それでもカゼミロの劇的ゴールをアシストし勝利に貢献していた。
一方で、SNSでは演技をすると批判の対象に。テン・ハグ監督は、投稿を批判するとともに、B・フェルナンデスは我慢強い選手であると語った。
「ソーシャルメディアでは、彼を批判しているのを目にする。情けないことだ。彼は重傷を負ったが、土曜日もプレーを続け、この試合に出場するために戦った」
「彼は痛みのいき値が非常に高く、昨年のスパーズ戦でも準決勝(ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦)でも同様のことをしていた。それは、彼のリーダーシップを示している」
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ウェイン・ルーニー氏が“後輩”マーカス・ラッシュフォードに対し、改めてマンチェスター・ユナイテッドからの退団を勧める。イギリス『スカイ』で語った。 マンチェスター・Uの新旧の背番号「10」、ルーニー氏とラッシュフォード。 27歳の後者は現在、少年時代から過ごすクラブで不遇を極め、昨秋就任したルベン・アモリム監督とは口もきかないほど険悪な関係とも。26日のフルアム戦で遠征メンバーから外れ、30日のヨーロッパリーグ(EL)も帯同しない。 そんななか、昨年末に監督業を離れ、フリーとなったルーニー氏が、息子たちを連れて古巣ユナイテッドを訪問。トップチームがフルアム戦の遠征で不在だった26日、練習拠点キャリントンを訪れ、ある光景を目撃したという。 「このあいだの日曜日(26日)、子どもと一緒にキャリントンへ行ったんだ。すると、マーカスがフィットネスコーチを伴ってトレーニング場にいるんだよ」 「彼は子どもたち(育成年代の選手)の練習を観に来た親が通り過ぎる場所のすぐ近くにいるんだ。私は彼を見て、その場所でどんな気持ちになっているのか、彼の心境を考えてしまった」 「以前ならマーカスが苦境に陥ったら驚きを禁じ得なかった。しかし、今や驚くべきことではない。マーカスには最近何度か伝えているんだが、もうユナイテッドを去る必要がある」 「ユナイテッドの現状はもはや関係ない。彼は以前と同じ立場ではなく、新たなスタートを切るためにユナイテッドを去るべきだ。しかし、これだけは言いたい。(アモリム)監督が公の場で選手の練習態度に言及するのは間違いだ」 2025.01.30 21:16 Thu4
元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu5