【CLラウンド16プレビュー】インザーギvsシメオネの元同僚指揮官対決!

2024.02.20 18:30 Tue
ラツィオで共闘した両雄が相まみえる
Getty Images
ラツィオで共闘した両雄が相まみえる
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、インテルvsアトレティコ・マドリーが、日本時間20日29:00にジュゼッペ・メアッツァでキックオフされる。現役時代のラツィオで共闘し、共に名門クラブの指揮官として再会するインザーギ、シメオネの両名将に注目集まる、ラウンド16屈指の好カードだ。
PR
昨シーズンの準優勝チームのインテルは、今グループステージでレアル・ソシエダ、ベンフィカ、ザルツブルクと同居したグループDをソシエダに次ぐ2位で突破した。国内では3連覇を狙ったコッパ・イタリアで早期敗退となったが、スーペル・コッパ3連覇に加え、セリエAでは20勝3分け1敗の圧巻の戦績で首位を快走。2シーズンぶりのスクデット獲得へ順調な歩みを見せる。直近ではユベントス、ローマ戦を含めリーグ6連勝と安定感抜群の戦いを見せており、最高の状態でベスト8進出を懸けた重要な初戦を迎えている。
対するアトレティコは昨季のグループステージで最下位敗退という屈辱を味わったが、今季はラツィオ、PSV、セルティックと同居したグループEを無敗で首位通過した。

ただ、安定感を欠く国内の戦いではコパ・デル・レイで準決勝に進んでいる一方、ラ・リーガでは苦手とするアウェイでの取りこぼしの多さによって首位と11ポイント差の4位に甘んじている状況だ。それでも、直近のラス・パルマス戦ではエースFWグリーズマンに完全休養を与えながらも、堅守が自慢の相手に5-0のマニータの快勝を収め、公式戦連敗の悪い流れを払拭して敵地へ乗り込む形となった。
なお、UEFA大会常連の両クラブだが、これまでの対戦経験は2010年のUEFAスーパーカップの1度のみ。同試合ではCL王者のインテル相手に対して、EL王者のアトレティコが、故ホセ・アントニオ・レジェスとアグエロのゴールによって2-0の勝利を収めている。

◆インテル◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ゾマー
DF:パヴァール、デ・フライ、バストーニ
MF:ダルミアン、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ
FW:テュラム、ラウタロ・マルティネス

負傷者:DFアチェルビ、MFセンシ、クアドラード
出場停止者:なし

出場停止者はいない。主力クラスの負傷者はアチェルビのみとなっている。

アクシデントがなければ、スタメンは前述の11名の起用が濃厚だ。可能性は低いものの、ダンフリース、カルロス・アウグスト、フラッテージ辺りにもチャンスはありそうだ。

◆アトレティコ◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オブラク
DF:ヴィツェル、ヒメネス、エルモソ
MF:ジョレンテ、デ・パウル、コケ、バリオス、リーノ
FW:デパイ、グリーズマン

負傷者:DFアスピリクエタ、MFレマル、FWモラタ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはレマル、アスピリクエタの欠場が確定。一方、先日のセビージャ戦の負傷によって欠場濃厚と見られたモラタに関しては招集メンバーに入った。

スタメンは前述の11名を予想。ただ、今季ここまではコアメンバーを除いて様々な組み合わせを採用しており、各ポジションで別の選手の起用も想定される。サビッチやヘイニウド、モリーナ、サウール、リケルメといった選手の起用も十分に考えられる。

★注目選手
◆インテル:FWラウタロ・マルティネス
Getty Images

かつて幾度も移籍先に挙がった相手に真価示せるか。絶好調のチャルハノール、テュラムにも注目が集まるところだが、アトレティコと因縁浅くないカピターノを注目選手に推す。

アルゼンチン人指揮官の存在、伝統的にアルゼンチン人選手が活躍してきたこともあり、アトレティコはラウタロが期待の若手と評された時代から幾度となく移籍先候として名前が挙がってきた。さらに、インテルで活躍を見せた始めた後もそのアプローチは続いていたが、最終的に26歳はインテルのカピターノ就任によってネッラズーリへの忠誠を誓った。そういった経緯もあり、今回の一戦ではアトレティコ相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、単純に注目が集まるところだ。

個人としては今季ここまでの公式戦31試合で23ゴール5アシストと圧巻のスタッツを叩き出し、セリエA首位チームの攻撃を牽引。CLグループステージでは6試合2ゴールとやや物足りないが、先日のスーペル・コッパ決勝では土壇場で決勝点を挙げるなど勝負強さは健在だ。敵地での初戦ということもあり、手堅い戦いが想定されるアウェイチームに対して持ち味であるボックス内での質の高い動き出し、決定力を遺憾なく発揮して先勝に導きたい。

◆アトレティコ:FWアントワーヌ・グリーズマン
Getty Images

難所攻略託されるエース。直近のラス・パルマス戦にてFW起用でドブレーテを記録し、ウイングバック、インテリオール、FWと3つの起用法が想定されるジョレンテにも注目が集まるところだが、相棒モラタらと共に今季CL得点ランキングトップタイの5ゴールを挙げるエースストライカーを選出。

闘将シメオネがカタールW杯のフランス代表での起用法に倣って前線と中盤を繋ぐフリーマンの役目を与えて以降、コルチョネロスの攻撃の全権を握る32歳。今季もここまで公式戦35試合18ゴール7アシストと、チームのゴールの半数近くに関与する圧巻の存在感を示す。

今回の一戦ではプレースタイルは異なるものの、システム上はハッキリとかみ合う形となり、局面での勝負、駆け引きが勝敗のカギを握る。そのなかで適宜適切なポジションでボールを引き出し、チャンスメーク、決定的な仕事ができるエースがインテルの堅守攻略の突破口となれるかが、敵地から良い結果を持ち帰る重要なポイントになるはずだ。

PR

アトレティコ・マドリーの関連記事

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のベンフィカvsアトレティコ・マドリーが2日に行われ、4-0でベンフィカが勝利した。 初戦のツルヴェナ・ズヴェズダ戦を2-1で勝利したベンフィカは、ディ・マリアやアクトゥルコール、コクチュ、オタメンディ、守護神トルビンをスタメンで起用。3トップにディ・マリア、パヴリ 2024.10.03 06:20 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のディナモ・ザグレブvsモナコが2日にスタディオン・マクシミールで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ディナモのDF荻原拓也はベンチ入りも出場機会なし。モナコのFW南野拓実はフル出場した。 バイエルンとの開幕節では荻原がCLデビュー戦ゴールを記録も、屈辱的な2 2024.10.03 06:16 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節、ライプツィヒvsユベントスが2日に行われ、2-3でユベントスが競り勝った。 初戦のアトレティコ・マドリー戦に競り負けたライプツィヒは、4日前のアウグスブルク戦を4-0と快勝。そのアウグスブルク戦のスタメンからヌサに代えてバウムガルトナーを起用した。 一方、P 2024.10.03 06:10 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のリールvsレアル・マドリーが2日にスタッド・ピエール=モーロワで行われ、ホームのリールが1-0で勝利した。 シュツットガルトとのホーム開催の初戦を3-1で制し、連覇に向けて幸先の良いスタートを切った王者マドリー。連勝を狙ったアウェイ開催の第2節ではフランスの強豪 2024.10.03 06:08 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節、アストン・ビラvsバイエルンが2日に行われ、1-0でアストン・ビラが勝利した。バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場している。 41年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたアストン・ビラは初戦のヤング・ボーイズ戦を3-0と快勝。そのアストン・ビラは3日前の2-2で引き分け 2024.10.03 06:03 Thu

アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング

1

堂々“レアルファン“宣言の女性歌手、アトレティコホームのHTショー出演が白紙へ

アトレティコ・マドリーがハーフタイムショーをキャンセルしたようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 4勝3分けの無敗でラ・リーガ3位につけているアトレティコ。29日の第8節ではレアル・マドリーをホームに迎えるマドリード・ダービーに臨む。 アトレティコは大一番に備え、スペイン人歌手のアブラハム・マテオさんとメキシコ人歌手のダンナ・パオラさんによるハーフタイムショーを計画していたとのこと。最新のリリース曲『El Doble』を2人で披露してもらう予定だったようだ。 しかし、スペインでプロモーション活動を行うパオラさんはテレビ番組『La Revuelta』に出演し、マドリディスタだと宣言。アトレティコファンの司会者の前で、マドリーのラ・デシマ(10度のCL制覇)を祝う曲「Hala Madrid y nada mas」も口ずさんだ。 さらに、パオラさんはマドリーファンになった経緯も説明。ボーイフレンドの影響で応援するようになったと明かし、「初めて彼らに会えるから、とても興奮しています」とも述べた。 その後も舌戦を繰り広げ、勝敗予想はブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデのゴールでマドリーが2-1で勝利すると予想。対する司会者は、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテの2ゴールとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーのオウンゴールでアトレティコの3-2勝利とした。 こういった発言を踏まえ、アトレティコはハーフタイムショーの取りやめを決断した模様。今回は出演が叶わなかったパオラさんだが、サンティアゴ・ベルナベウに招かれる日は近いかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】メキシコ人女性歌手がマドリディスタ宣言!アトレティコファンの司会者と舌戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> Cómo va a gustar esto a los madridistas. <br><br>_____<br>Porra para el derbi:<br>Danna → 1-2 para el Madrid<br>Broncano → 3-2 para el Atleti<a href="https://twitter.com/hashtag/LaRevuelta?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LaRevuelta</a> <a href="https://twitter.com/dannajustdanna?ref_src=twsrc%5Etfw">@dannajustdanna</a> <a href="https://t.co/EjgdeJ1tze">pic.twitter.com/EjgdeJ1tze</a></p>&mdash; La Revuelta (@LaRevuelta_TVE) <a href="https://twitter.com/LaRevuelta_TVE/status/1839044202409119822?ref_src=twsrc%5Etfw">September 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 22:13 Fri
2

「そのような人々を必要とはしない」ファンが問題行動のアトレティコ、シメオネ監督が糾弾「ライターを投げた者を罰するが、挑発するものも罰する」

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリーとのダービーで問題を起こしたファンへの苦言を呈した。スペイン『アス』が伝えた。 29日、ラ・リーガ第8節でアトレティコはホームにマドリーを迎え“マドリード・ダービー”を戦った。 ここまで4勝3分けで3位のアトレティコと5勝2分けで2位のマドリー。ともにリーグ戦無敗で迎えた大一番。首位のバルセロナが敗れただけに、どちらも勝ち点3を積み上げたい試合だった。 試合は堅い入りとなり前半はゴールが生まれず。それでも64分にはFKの流れからエデル・ミリトンがネットを揺らしてマドリーが先制。ただ、諦めないアトレティコは95分にアンヘル・コレアが値千金の同点ゴール。1-1の痛み分けに終わった。 土壇場で追いついたアトレティコだったが、試合中にはアトレティコファンが問題行動。古巣対戦となったマドリーのGKティボー・クルトワに対し、ライターなどが投げ込まれる事態に。互いに挑発し合う形となってしまった中、試合は中断していた。 試合後、シメオネ監督はこの事態について言及。クラブをサポートせず、迷惑をかける一部のファンを糾弾した。 「こうした事件を起こした人々に対し、クラブは決断を下さなければならない。我々はスタンドにいるそのような人々を必要とはしていない。我々をサポートし、ともに歩み、クラブのことを考えてくれる人々だけが必要だ」 「それは、こうした場面を発生させるという意味ではない。なぜなら我々主人公は、そうならないように行動していくからだ」 「正当化はされないが、人々を扇動する人を罰することも可能だ。我々自身も含めて、我々が生み出すものには注視しなければならない。私としては、挑発する者には制裁を。ライターを投げた者を罰するが、挑発するものも罰する」 「こうすることで、制裁を受けず、やることを許容してもらえる。嘲笑などは無くなるだろう」 また、この発端となったクルトワについても言及。アトレティコ時代には逆の立場で同じことが起きたとコメント。ただ、こちら側が何かをすることは難しいとした。 「それはベルナベウで彼に起きたことだ。アトレティコでプレーしていた時、ライターが頭に当たった。それは起きてはならないことであり、クラブはそうしたことが起こらないことを保証しなければならないが、犠牲者となる我々は気をつけなければならない」 「なぜかって?突撃したら反撃される可能性があるからだ。シメオネであれ、クルトワであれ、ヴィニシウスであれ、メッシであれ、グリーズマンであろうともだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ライターが投げ込まれたことを主審に訴える</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zkkeIwGUfto";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 10:47 Mon
3

アトレティコがファンを永久追放…ダービーで物の投げ込み、今後は一切許容しない断固たる姿勢「規則に違反した場合、即時退場」

アトレティコ・マドリーは9月30日、レアル・マドリーとのマドリード・ダービーで物を投げ込んだファンを永久追放することを発表した。 事件は9月29日に行われたラ・リーガ第8節のマドリードダービーで発生。マドリーのGKティボー・クルトワに対してアトレティコのファンがライターを投げ込み、その後に試合は中断していた。 試合後、アトレティコは声明を発表し、ディエゴ・シメオネ監督も批判をしていた中、クラブが犯人に処分を下した。 「クラブは昨日(9月29日)、ダービー中に物を投げた責任があるとして、警察が警備部門と協力して特定した人物を会員から永久追放しました。我々の保安部門は引き続き警察と協力して残りの関係者を特定し、発見次第、永久追放する予定です」 「一方、クラブはこれまで検討されていなかった、身元を隠す目的で人の顔の識別を妨げるような物品や衣服をスタジアム内で使用することの禁止を内規に早急に盛り込む予定です。この規則に違反した場合、即時退場となります」 「あらゆる形態の暴力を根絶するというクラブの確固たる信念とスポーツの価値を守ることに疑いの余地はありません。今後もこのような行為の撲滅を目指し、全力で取り組んで参ります。少数の人々がユニークなファンベースのイメージを傷つけることを許してはなりません。昨日、大多数の人々が模範的な方法で示してくれました」 <span class="paragraph-title">【動画】ライターが投げ込まれたことを主審に訴えるクルトワとミリトン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zkkeIwGUfto";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.01 22:00 Tue
4

「重大犯罪に対する内部方針を適用する」ダービーでライター投げ込んだファンらを処分へ、アトレティコが声明

アトレティコ・マドリーは29日、レアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”で起こった事象について声明を発表した。 29日、ラ・リーガ第8節でアトレティコはホームにマドリーを迎え“マドリード・ダービー”を戦った。 ここまで4勝3分けで3位のアトレティコと5勝2分けで2位のマドリー。ともにリーグ戦無敗で迎えた大一番。首位のバルセロナが敗れただけに、どちらも勝ち点3を積み上げたい試合だったが、試合は1-1のドロー。アトレティコが土壇場で追いついての引き分けとなった。 試合中には、マドリーのGKティボー・クルトワに対してアトレティコのファンからライターなどが投げ込まれる事態が発生。試合は一時中断し、ディエゴ・シメオネ監督がゴール裏に向かう事態にもなった。 クラブはこの件を受けて声明を発表。問題の行動を起こしたファンを処分するとした。 「アトレティコ・マドリーは、レアル・マドリーとの試合の68分に南スタンドの一部から発生した物の投げ込み行為に対して非難の意を表します」 「これらの事件が発生した瞬間から、クラブのセキュリティ部門は警察と協力して関係者の特定に取り組んでおり、そのうちの1人はすでに特定されています。クラブは、この事件に関与した者に対して重大犯罪に対する内部方針を適用します」 「このような行為はサッカーでは許されません。7万人以上の観客が集まり、その大半が模範的な行動を示し、素晴らしい雰囲気を醸し出したスタジアムのイメージを傷つけるものです」 <span class="paragraph-title">【動画】ライターが投げ込まれたことを主審に訴えるクルトワとミリトン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zkkeIwGUfto";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 11:45 Mon
5

「攻撃面でより良いプレーを」アルバレス弾で勝ちきったアトレティコ、シメオネ監督は改善求めつつマドリード・ダービーへ

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 ラ・リーガでは3勝3分けと無敗を維持しているアトレティコ。26日には第7節でセルタとのアウェイゲームに臨んだ。 前半はスロペニア代表GKヤン・オブラクのセーブもありゴールレスで折り返し。後半もスコアは動かないまま推移したが、途中出場のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのクロスに合わせ、90分に決勝点を奪った。 苦戦しながらもリーグ戦2試合ぶりの白星を手にしたシメオネ監督は、試合後にコメント。値千金のゴールを決めたアルバレスやノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートに言及しつつ、前線の最適な組み合わせを見つけなければならないと語った。 「彼らはスペシャルなサッカー選手だ。彼(アルバレス)とアレックス(セルロート)が良い関係を築くには時間が必要だ」 「チームは守備面がとても良く機能していて、バジェカス(前節のラージョ・バジェカーノ戦)での前半を除けば我慢強さを見せている。全体として非常に良い状態だ」 「しかし、攻撃面では連携の部分を改善する必要がある。まずは誰が良い形で一緒にプレーできるかを見つけることだ。見ての通り、選手たちは何に対しても準備ができている」 「この勝利は我々に必要なものだったから良かった。7戦7勝のバルサのことは祝福しなければならない」 また、29日に行われる第8節はレアル・マドリーをホームに迎えるマドリード・ダービー。指揮官は改善を誓っている。 「我々のスタジアムは日曜日のような試合で必要なエネルギーをもたらしてくれるだろう。冷静さや熱意を持ち、攻撃面でより良いプレーをする必要がある。そうしなければならない」 「クリーンシートが目標だが、この試合からさらに良い一歩を踏み出さなければならない。挑戦だ」 <span class="paragraph-title">【動画】アルバレスが終盤で決勝弾! セルタvsアトレティコ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tsR4FDWWyIs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.27 15:09 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly