「日本には弱点もある」ラウンド16で戦うバーレーン、指揮官は日本戦へ自信「誰とでも戦える」

2024.01.31 14:05 Wed
日本戦へ意欲を見せるピッツィ監督
Getty Images
日本戦へ意欲を見せるピッツィ監督
バーレーン代表のフアン・アントニオ・ピッツィ監督が、日本代表戦へ意気込んだ。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。
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31日、アジアカップ2023・ラウンド16でバーレーンは日本と対戦する。グループステージでは3位で最終節を迎えた中、首位のヨルダン代表相手に勝利。韓国代表がマレーシア代表と引き分けたことで、逆転での首位通過。日本との対戦が決まった。
ピッツィ監督はサウジアラビア代表を率いて前回のアジアカップを戦っていたが、ラウンド16で日本に敗れて敗退。再びアジアカップでの日本との対戦となる。

日本については「日本は多くの強みを持っているタフなチームだが、頂点に立つには弱点もある。我々の哲学を実現できることを願っている」とコメント。自分たちが勝つことへの自信を窺わせた。
また、グループステージでの韓国戦や強豪・オーストラリア代表との対戦から生かせるものがあるとコメント。自信を持って日本戦に臨むとした。

「我々は韓国との試合からいくつかの教訓を学び、大会前にはオーストラリアとも対戦した(0-2で敗戦)。強豪の代表チームと対戦すると、チーム全体としても個人としても強くなる」

「残念ながら、この2試合での結果は、我々の期待に応えるものではなかったが、それでもレベルが高く、誰とでも戦えるという安心感を持つことができた」

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「日本代表は優秀」逆転の首位通過で日本との対戦が決まったバーレーン、スペイン人指揮官は自信「我々には高い士気がある」

バーレーン代表のフアン・アントニオ・ピッツィ監督が、ラウンド16で対戦する日本代表について語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 25日、アジアカップ2023グループE最終節が行われた。 3位で最終節を迎えたバーレーンは、勝ち点差「1」で首位に立つヨルダン代表と対戦した。 試合は34分にアブドゥラ・ユスフ・ヘラルのゴールでバーレーンが先制。ラウンド16での対戦相手を考えることもできるヨルダンは、同点ゴールを目指して行ったが、時間の経過と共にトーンダウン。3位でも通過できる可能性を考慮したのか、ビハインドでもボール保持に努めて反撃に強く出ず、0-1でバーレーンが勝利した。 この結果、首位がバーレーン、2位が韓国代表、3位がヨルダンとなりグループ突破が決定。バーレーンが日本とラウンド16で対戦することとなった。 ピッツィ監督は試合後にヨルダン戦を振り返り、「試合は非常にポジティブであり、我々はもっと良い結果に値するはずだった」とコメント。「日本のレベルは非常に高い。彼らは高い個人スキルと、ポテンシャルを持っているが、我々は選手たちの集中力を信頼している。勝ち進めることを願っている」と日本戦について語った。 グループステージではマレーシア代表に勝利した状態で最終節を迎えたが、どの試合も大変だったとコメント。日本をリスペクトしながらも、チームはやる気に満ちているという。 「我々にとってはどの試合も難しい。グループステージは我々にとってとても困難だったが、戦い、勝利し、突破することができた」 「もちろん、日本代表は優秀で、ヨーロッパのリーグでプレーする経験豊富な選手がいるが、我々はチームに関して楽観的でもある」 「我々のチームには高い士気があり、団結力がある。我々は全てのチームを心からリスペクトしている」 改めてヨルダン戦の勝利について「勝ててとても嬉しいし、チームのパフォーマンスにもとても満足している」とコメント。「我々は計画を実行し、勝ちたかったので勝ち点3を獲得した。今は回復して次の試合について考えなければならない」と、望んだ通りの結果だとし、日本戦に向けて準備すると誓った。 2024.01.26 09:50 Fri

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