ドヴビクが初のトリプレーテ! 圧巻ジローナがセビージャを5発粉砕【ラ・リーガ】
2024.01.22 07:08 Mon
ラ・リーガ第21節、ジローナvsセビージャが21日にエスタディオ・モンティリビで行われ、ホームのジローナが5-1で圧勝した。
前節、アレイシ・ガルシアの一発退場も響いて最下位のアルメリア相手に勝ち点を取りこぼしたジローナは、17位のセビージャを相手に2試合ぶりの白星を狙った。直近のコパ・デル・レイで難敵ラージョを相手にストゥアーニのドブレーテの活躍などで3-1と快勝し、きっちりバウンスバックに成功したミチェルのチームは、その試合でベンチスタートだったヤン・コウト、マルティン、ドヴビクら主力をスタメンに復帰させた。
アウェイのセビージャが押し込む立ち上がりを見せると、直近のコパでトップ初ゴールを含めドブレーテの活躍を見せた新鋭が早くも決定的な仕事を果たす。
10分、左サイドでタメを作ったスソのショートスルーパスに反応したペドロサがボックス左から丁寧な折り返しを入れると、中央のイザーク・ロメロが左足ダイレクトシュートでゴール左隅に流し込み、プリメーラ初ゴールとした。
守勢を耐え切れずに先手を奪われたジローナだったが、見事な反発力を示す。まずは13分、左サイド深くで仕掛けたサヴィオがゴールライン際から浮き球のクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていたドヴビクがヘディングシュート。DFセルヒオ・ラモスが懸命にかき出そうとしたが、ボールはすでにゴールラインを割っていた。
これで完全に勢いづいたジローナの主砲は19分にトリプレーテまで達成。ウェーブの動きでヤン・コウトの縦パスを引き出したドヴビクはマッチアップしたDFセルヒオ・ラモスを振り切って右サイドから内側へ切り込むと、ボックス手前から鋭い左足のシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
ドヴビクの加入後初のトリプレーテで2点のリードを手にしたホームチームだが、これで落ち着くことなく動揺が見受けられるアウェイチームを攻め立てる。
前半半ば過ぎにはゲームキャプテンのフアンペが負傷し、ヤコビシュヴィリのスクランブル投入を余儀なくされるが、以降も攻守両面でセビージャを圧倒。37分、ミゲル・グティエレスとの見事なコンビプレーでボックス左に侵入したサヴィオの折り返しを中央のドヴビクが冷静にファーに流してフリーのポルトゥが右足シュート。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
前半で試合を決められなかったジローナだったが、後半も試合の主導権を掌握。そして、56分にはグティエレスの縦パスで左サイド深くに抜け出したサヴィオからの折り返しをゴール前に走り込んだツィガンコフがワンタッチで合わせ、早い時間帯に4点目を奪い切った。
これで敗色濃厚となったセビージャはハンニバル、アグメら今冬の新戦力をピッチに送り込み、今後に向けた戦い方にシフト。これに対して余裕の展開となったジローナは殊勲のドヴビクやサヴィオらを早い時間帯に下げ、ミッドウィークのコパを見据えた采配を見せる。
その後、危なげなく時計を進めたホームチームは89分にもグティエレスの絶妙な飛び出しからの折り返しを、ストゥアーニが冷静にワンタッチで流し込み、この日のゴールショーを締めくくる5点目とした。
そして、不振のセビージャに力の差をまざまざと見せつけたジローナがアルメリア戦のドローを払しょくする5-1の圧勝で暫定首位をキープした。
前節、アレイシ・ガルシアの一発退場も響いて最下位のアルメリア相手に勝ち点を取りこぼしたジローナは、17位のセビージャを相手に2試合ぶりの白星を狙った。直近のコパ・デル・レイで難敵ラージョを相手にストゥアーニのドブレーテの活躍などで3-1と快勝し、きっちりバウンスバックに成功したミチェルのチームは、その試合でベンチスタートだったヤン・コウト、マルティン、ドヴビクら主力をスタメンに復帰させた。
10分、左サイドでタメを作ったスソのショートスルーパスに反応したペドロサがボックス左から丁寧な折り返しを入れると、中央のイザーク・ロメロが左足ダイレクトシュートでゴール左隅に流し込み、プリメーラ初ゴールとした。
守勢を耐え切れずに先手を奪われたジローナだったが、見事な反発力を示す。まずは13分、左サイド深くで仕掛けたサヴィオがゴールライン際から浮き球のクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていたドヴビクがヘディングシュート。DFセルヒオ・ラモスが懸命にかき出そうとしたが、ボールはすでにゴールラインを割っていた。
直後の15分には再び左サイドを圧巻の個人技で突破したサヴィオが内側からボックス左に抜けていったポルトゥにスルーパスを通すと、ポルトゥの丁寧な折り返しに反応したドヴビクが左足のシュートを流し込み、ドブレーテを達成。瞬く間に試合を引っくり返した。
これで完全に勢いづいたジローナの主砲は19分にトリプレーテまで達成。ウェーブの動きでヤン・コウトの縦パスを引き出したドヴビクはマッチアップしたDFセルヒオ・ラモスを振り切って右サイドから内側へ切り込むと、ボックス手前から鋭い左足のシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
ドヴビクの加入後初のトリプレーテで2点のリードを手にしたホームチームだが、これで落ち着くことなく動揺が見受けられるアウェイチームを攻め立てる。
前半半ば過ぎにはゲームキャプテンのフアンペが負傷し、ヤコビシュヴィリのスクランブル投入を余儀なくされるが、以降も攻守両面でセビージャを圧倒。37分、ミゲル・グティエレスとの見事なコンビプレーでボックス左に侵入したサヴィオの折り返しを中央のドヴビクが冷静にファーに流してフリーのポルトゥが右足シュート。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
前半で試合を決められなかったジローナだったが、後半も試合の主導権を掌握。そして、56分にはグティエレスの縦パスで左サイド深くに抜け出したサヴィオからの折り返しをゴール前に走り込んだツィガンコフがワンタッチで合わせ、早い時間帯に4点目を奪い切った。
これで敗色濃厚となったセビージャはハンニバル、アグメら今冬の新戦力をピッチに送り込み、今後に向けた戦い方にシフト。これに対して余裕の展開となったジローナは殊勲のドヴビクやサヴィオらを早い時間帯に下げ、ミッドウィークのコパを見据えた采配を見せる。
その後、危なげなく時計を進めたホームチームは89分にもグティエレスの絶妙な飛び出しからの折り返しを、ストゥアーニが冷静にワンタッチで流し込み、この日のゴールショーを締めくくる5点目とした。
そして、不振のセビージャに力の差をまざまざと見せつけたジローナがアルメリア戦のドローを払しょくする5-1の圧勝で暫定首位をキープした。
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