ニルス・ニールセン

Nils NIELSEN
ポジション 監督
国籍 デンマーク
生年月日 1971年11月03日(53歳)
利き足
身長
体重
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ニルス・ニールセンのニュース一覧

日本サッカー協会(JFA)は26日、なでしこジャパンとコロンビア女子代表の対戦決定を発表した。 この試合は来年4月5日、または6日にヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合として開催される予定。2025年2月にアメリカで開催される『2025 SheBelieves Cup』でも対戦する相手との一戦だが、ニルス・ニールセ 2024.12.26 18:05 Thu
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なでしこジャパンの新指揮官に就任したニルス・ニールセン監督が、チームの印象や選手選考について語った。 パリ・オリンピックを指揮した池田太監督が退任。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に続いてベスト8での敗退となっていた。 2011年のドイツ女子W杯以来の世界一に返り咲くこ 2024.12.18 23:43 Wed
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なでしこジャパンの指揮官に就任したニルス・ニールセン監督が、18日に就任会見を行った。 池田太監督が率い、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)、パリ・オリンピックを戦ってきたなでしこジャパン。しかし、いずれも奮闘し高く評価された一方で、ベスト8で敗退と、世界の壁の高さも同時に感じ 2024.12.18 18:20 Wed
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日本サッカー協会(JFA)は16日、日本代表全カテゴリーの2025年スケジュールを発表した。 森保一監督が率いるA代表は3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ホーム2連戦から始動。6月も北中米W杯アジア最終予選の残り2試合を戦った後、翌7月に韓国で行われるE-1サッカー選手権に出場し、9月、10月、11 2024.12.16 20:32 Mon
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日本サッカー協会(JFA)は12日、なでしこジャパンの新監督にデンマーク人指揮官のニルス・ニールセン氏(53)が就任することを発表した。 ニールセン氏は、オーデンセやコペンハーゲン、オールボー、ブレンビーなどデンマーククラブのアンダー世代の男子チームで監督を務めたほか、世代別のデンマーク代表監督を歴任した。 2024.12.12 18:50 Thu
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「世界チャンピオンに返り咲くことができる」なでしこ初の外国人指揮官となったニールセン監督が所信表明「まさにやりたいことだった」

なでしこジャパンの指揮官に就任したニルス・ニールセン監督が、18日に就任会見を行った。 池田太監督が率い、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)、パリ・オリンピックを戦ってきたなでしこジャパン。しかし、いずれも奮闘し高く評価された一方で、ベスト8で敗退と、世界の壁の高さも同時に感じることとなった。 パリ・オリンピック後、池田監督が退任。指揮官が決まらなかった中、なでしこジャパン史上初となる外国人監督としてニールセン監督の就任が決定した。 ニールセン監督は、オーデンセやコペンハーゲン、オールボー、ブレンビーなどデンマーククラブのアンダー世代の男子チームで監督を務めたほか、世代別のデンマーク代表監督を歴任。その後は、デンマーク女子代表、スイス女子代表で監督を務めた。 2023年からはマンチェスター・シティ・ウィメンのテクニカルダイレクターを務め、MF長谷川唯らとも関わることに。その後監督業に戻りたいと退任。なでしこジャパンが監督を探していることで手を挙げ、就任に至った。 これまで日本人しか指揮してこなかったなでしこジャパンだが、選手の大半が海外でプレーしている状況であり、世界のトップに追いつくために新たなフェーズに入ることを考えての招へいとなった中、ニールセン監督が就任に際して意気込みを語った。 「今回このように就任させていただいたことにお礼を申し上げたいと思う。日本サッカー協会にご尽力いただき、この素晴らしいチームに合流してほしいという知らせを受けた時に本当に嬉しく思った。それだけの業績を持ったチームの一員になれることを本当に嬉しく思う」 「月曜日に来日したが、初めて日本に来ることができた。空港を出た途端に、何て素晴らしい国なんだろうと感銘を受けた。接したみなさんがとても優しく、大都市であるにも関わらず、こんなにもキレイな街並みは初めて見た。素晴らしい国だなと思った」 今回が初来日となったニールセン監督。日本の国としても好印象を受けたようだが、自身の経歴についても語り、2011年のドイツ女子W杯を制したなでしこジャパンにお大きな刺激を受けたと明かした。 「経歴では色々とサッカー面について書いてあるので、個人的な紹介をしたいと思う。生まれはグリーンランド。とても大きな島だが、その中のとても小さな村で生まれた。ここにいる皆さんの方が生まれた村の人口よりも多いと思う。5年間住んでいたが、その後家族と共にデンマークへと移った」 「コーチングをするようになったのは20歳ぐらいの時。その前は選手だったが、負傷したことで終わってしまい、その後はコーチングに専念してきた」 「その中で1つ刺激を受けたのは2010年以降、日本の女子サッカーがどんどん成長していることを目の当たりにして、素晴らしいなと思っていた。日本の女子選手の性格を見ながら、それに合ったプレースタイルを作り上げたということは簡単ではないと思うが、それがピッタリとハマったのがなでしこジャパンだと思う」 「そして、それに気がついたのは私だけではなく、世界中がそれを見て、刺激を受けたと思う。あのプレースタイルは世界の他の国でコピーできるものではない。ただ、それに刺激を受けて、自分の担当しているチームでそれができないかということを、私も関わってきたチームでやるようになった」 今回の就任を受け、なでしこジャパンを再び世界の頂点に導くことが求められるニールセン監督。選手やスタッフだけでなく、ファン・サポーターと共に世界一を目指したいと意気込んだ。 「今回日本サッカー協会から連絡をいただいたとき、本当に光栄だと思ったと共に、まさにこれが自分がやりたかったことだと感じた。これまで歴代の監督が積み上げてきたこと、基盤を作ってきたものの上に、私が積み上げていくチャンスをいただけたことは、本当に監督冥利に尽きることだと思っている」 「なでしこジャパンは常に優勝を狙えるチームであり、大会にも出場している。その能力は十分に持っており、多くの選手に才能があると思う。実際に私も大会でトロフィーを掲げることを目標に就任するが、トロフィーを掲げるためには、1人の力ではできない。チーム全体の力を合わせて実現できると思っている。そのプロセスの中でリーダーとなるわけだが、日本サッカー協会からそこに向けてのサポートは十分にいただいている。みなさんと話をする中で明らかだ」 「選手たちはすでにクラブチームに所属しており、所属先のクラブと良い関係を築くことも重要であり、それがなければ成功はできないと思っている。彼女たちもチームで主力として役割を果たしており、クラブからのサポートも必要であり、メディア、ファン・サポーター、全員が一丸となってチームを応援する、サポートすることができれば、再び世界チャンピオンに返り咲くことができると思っている」 「日本のチームが世界のトップに返り咲くことを目指している。他のチームももちろん目指しているが、日本にはそれだけのタレントが揃っていると思うし、可能だと思っている。そのためにはハードワークが必要で、献身性を持って実現していきたいと思う」 2024.12.18 18:20 Wed
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ニールセン新体制の“国内初陣” なでしこが来年4月に大阪でコロンビアと対戦! 「スタジアムに足を運んで応援してほしい」

日本サッカー協会(JFA)は26日、なでしこジャパンとコロンビア女子代表の対戦決定を発表した。 この試合は来年4月5日、または6日にヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合として開催される予定。2025年2月にアメリカで開催される『2025 SheBelieves Cup』でも対戦する相手との一戦だが、ニルス・ニールセン新監督にとって就任後初となる国内での試合だ。 JFA女子委員長の佐々木則夫氏は「コロンビアは近年急激にレベルアップしているチームで、昨年の女子ワールドカップや今年のオリンピックに南米の代表として出場しています」とし、この対戦決定の経緯を明かした。 「4月のインターナショナルウィンドウは欧州がユーロ予選で埋まっている中、コロンビアサッカー連盟と対話し、結果的に2月のSheBelieves Cupで対戦することで短い間隔での再戦になっても、お互いにぜひ対戦して強化しよう、という話になり決まりました」 また、ニールセン新監督は「コロンビアは勇気を持って、気持ちの入ったプレーをするチームです。技術の高い選手がいて、ここ数年で非常に力をつけています」とリスペクトを込めつつ、意気込みとともにサポーターに呼びかけた。 「自分たちがやらなければいけないこと、自分たちは何ができるかということを試しながらプレーすることが大事です。すぐの再戦になると強度がさらに上がることも考えられます」 「この試合はどちらが勝つにしても接戦の良い試合になると思います。新体制での国内初試合になりますので、ぜひ多くの方にスタジアムに足を運んで応援してほしいです」 ちなみに、FIFAランキングでは8位のなでしこに対して、コロンビアが21位。過去1度の対戦があり、なでしこが勝っている。 2024.12.26 18:05 Thu
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なでしこジャパンが初の外国人監督に!デンマーク人指揮官のニールセン氏が就任「ワクワクしています」

日本サッカー協会(JFA)は12日、なでしこジャパンの新監督にデンマーク人指揮官のニルス・ニールセン氏(53)が就任することを発表した。 ニールセン氏は、オーデンセやコペンハーゲン、オールボー、ブレンビーなどデンマーククラブのアンダー世代の男子チームで監督を務めたほか、世代別のデンマーク代表監督を歴任した。 2013年から2017年まではデンマーク女子代表の監督を務めると、2018年にはスイス女子代表監督に就任。2023年からはマンチェスター・シティの女子テクニカルダイレクターを務めていた。 2017年にはFIFA女子年間最優秀監督賞の最終候補に残ったこともある。 なでしこジャパンは2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ、2024年パリ・オリンピックと池田太監督が務めたが、大会後に退任していた。なお、なでしこジャパンはこれまで日本人しか指揮を執っておらず、初の外国人監督となる。 ニールセン氏はJFAを通じてコメントしている。 「なでしこジャパンの新監督にご指名いただき、非常に光栄で誇りに思います。宮本会長、佐々木委員長とは、これまでの選考プロセスにおいて、なでしこジャパンをどのように次のレベルに引き上げるかについて非常に建設的でプロフェッショナルな話し合いができたことに感謝しています」 「高い技術を備え、才能に溢れた日本代表選手たちと活動できることを大変嬉しく思いますし、これまでの指導者の皆さんの素晴らしい業績に自分がこれからさらに積み上げていけることにワクワクしています。私の就任により、新たな刺激とアイデアを新しい目線をもってチームに注入し、選手やスタッフと協力して成功に導き、タイトルを獲得したいです」 「日本はこれまで長きにわたり世界のチームに刺激を与えてきました。今後もさらにそのような状況を続けられるよう、全員でハードワークしていきたいと思います。ファン、パートナー、メディアの皆さんも引き続き、新生なでしこジャパンを応援いただけるよう、よろしくお願いします」 2024.12.12 18:50 Thu
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JFAが2025年スケジュールを発表 森保ジャパンが3月のW杯予選で始動、新生なでしこジャパンは2月に初陣

日本サッカー協会(JFA)は16日、日本代表全カテゴリーの2025年スケジュールを発表した。 森保一監督が率いるA代表は3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ホーム2連戦から始動。6月も北中米W杯アジア最終予選の残り2試合を戦った後、翌7月に韓国で行われるE-1サッカー選手権に出場し、9月、10月、11月と活動が続く。 ニルス・ニールセン新監督のなでしこジャパンは2月中旬にアメリアで行われるシービリーブスカップが新体制の初陣に。4月にヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合が予定され、6月の女子アジアカップ2次予選、7月のE-1サッカー選手権が控える。 世代別では男子がU23アジアカップ予選やU-20W杯、U-17アジアカップ、U-17W杯などを予定。女子の方はU20アジアカップ2次予選やU-17女子W杯などに臨む。 ◆スケジュール一覧 ・A代表 北中米ワールドカップアジア最終予選 ▽3月20日(木・祝)vsバーレーン代表(H) ▽3月25日(火)vsサウジアラビア代表(H) 北中米ワールドカップアジア最終予選 ▽6月5日(木)vsオーストラリア代表(A) ▽6月10日(火) vsインドネシア代表(H) E-1サッカー選手権 ▽7月 @韓国 インターナショナルウィンドウ ▽9月1日(月)~9日(火) インターナショナルウィンドウ ▽10月6日(月)~14日(火) インターナショナルウィンドウ ▽11月10日(月)~18日(火) ・U-22/U-21日本代表 海外遠征 ▽6月 @未定 11月10日(月)~18日(火):未定 U23アジアカップ2026予選 ▽9月3日(水)~9日(火) @未定 国内活動 ▽12月 @未定 ・U-20日本代表 U20アジアカップ2025 ▽2月12日(水)~3月1日(土) @中国 海外遠征 ▽3月17日(月)~25日(火) @未定 海外遠征 ▽6月1日(日)~16日(月) @未定 国内活動 ▽9月1日(月)~3日(水) @未定 U-20ワールドカップ2025 ▽9月27日(土)~10月19日(日) @チリ ・U-18日本代表 Jヴィレッジカップ ▽3月11日(火)~3月17日(月)@福島/J-VILLAGE 海外遠征 ▽5月29日(木)~6月13日(金) @未定 国内活動 ▽12月 @未定 ・U-17日本代表 海外遠征 ▽2月 @未定 U17アジアカップ2025 ▽4月3日(木)~20日(日) @サウジアラビア 海外遠征 ▽6月 @未定 海外遠征 ▽9月 @未定 国内活動 ▽10月 @未定 U-17ワールドカップ2025 ▽11月5日(水)~27日(木) @カタール ・日本女子代表(なでしこジャパン) 2025SheBelieves Cup ▽2月17日(月)~28日(金) @アメリカ 国際親善試合 ▽4月5日(土)or6日(日) @ヨドコウ桜スタジアム インターナショナルウィンドウ ▽5月26日(月)~6月5日(木) @未定 女子アジアカップ2次予選 ▽6月23日(月)~7月7日(月) @未定 E-1サッカー選手権 ▽7月 @韓国 インターナショナルウィンドウ ▽10月20日(月)~30日(木) @未定 国際親善試合 ▽11月29日(土)or30日(日) @未定 <span class="paragraph-title">【画像】日本代表全カテゴリーの2025年スケジュール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A2%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8B%87%E6%B0%97%E3%82%92?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#夢への勇気を</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a><a href="https://twitter.com/hashtag/nadeshiko?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#nadeshiko</a>… <a href="https://t.co/r3SWHnWmLm">pic.twitter.com/r3SWHnWmLm</a></p>&mdash; サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1868589425367941605?ref_src=twsrc%5Etfw">December 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.16 20:32 Mon
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「色々なタイプの選手を選ぶ」なでしこのニールセン新監督が選手選考に言及、結果を残すためのカギは「勇気を持つこと、自信を持つこと」

なでしこジャパンの新指揮官に就任したニルス・ニールセン監督が、チームの印象や選手選考について語った。 パリ・オリンピックを指揮した池田太監督が退任。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に続いてベスト8での敗退となっていた。 2011年のドイツ女子W杯以来の世界一に返り咲くことを目指すなでしこジャパンは、史上初となる外国人監督としてニールセン監督を招へい。デンマーク女子代表やスイス女子代表で指揮を執った手腕への期待は厚い。 今回監督に就任したニールセン監督は、なでしこジャパンへの印象を語り「今の選手やチームは高いスキルを持っており、テクニカルでスピードがあると思っている。その強みを今後も活用し伸ばしていきたいと思うし、試合でも発揮してもらいたい」とコメント。「日本は大きな大会で優勝できるポテンシャルを持っていると思うが、さらにハードワークもしなければいけない。最後に「惜しかった」で終わるのではなく、本当の意味で勝てるチームにするために、今後テクニカルスタッフと共に議論していくことになる」とコメント。能力を生かした上で、最後にしっかりと結果を残すチームにしていくと意気込んだ。 マンチェスター・シティのテクニカルダイレクターを務めていたニールセン監督。女子サッカーに精通している中で、世界のトップに立つために必要だと感じていることを語った。 「勝つために、何かを達成するために必要なことは、達成したいという気持ちだ。失敗するのは嫌だという気持ちだけでなく、本当にそれを獲りにいくんだという強い気持ちだと思う。そのためには勇気が必要で、チャンスがあれば掴み獲りに行くということが大事になる」 「そのためにはチームとしても自信を持つことが重要だ。エンパワーメント(自信を与える)という言葉があり、マンチェスター・シティでもそうしてきたし、ここでもそうだが、ベストな自分であるということ。これが勝つこと、何かを達成するために重要だ」 「もちろんテクニカルなことも重要だが、それは相手があることであり、他の要素もあるので、大事なことはハートの部分。勇気を持つこと、自分に自信を持つこと、それが1人ではなくみんなで一丸となってやることが一番大事だと思っている」 メンタリティの重要性を説いたニールセン監督。現在の課題については「W杯、オリンピックと2つの大会を見ていて、良いところがたくさんあった。もっと良くなればというところもあり、そこは強化しなければいけない」と語り、「勇気を持って、大事な瞬間に大事なものを掴みに行くという強い心が必要だ。ボールを持っている時も持っていない時も、もっと戦術的に改善できることもある。自分たちがイニシアチブを取ること。相手が主導権を握る前に、こちらから支配していくことが重要だと思う。ただ、色々なやり方があるので、そこは練習していくことになる」と、主導権をしっかりと握るサッカーをする必要があるとした。 その中で、2023年の女子W杯のグループステージでのスペイン女子代表戦を例に出した。「イニシアチブを先に取るということがよくできていたのは(女子W杯の)スペイン戦だったと思う。あのような試合は見たことがないという素晴らしいパフォーマンスをしていたが、ああいったことを常にやっていきたい」と語り、しっかりと自分たちの戦い方に引き込んで勝ち切る試合を見せたいとした。 その中で、気になるのは選手の選考基準。ニールセン監督はなでしこジャパンの良さを出せる選手であり、チームとしての効果が最大限引き出せる組み合わせを考えたいとした。 「やりたいこと、実現したいことを求めることが重要で、そのためにどうするかを考えてもらうことになる。1つのチームに色々なタイプの選手を選ぶということが特徴だと思う。同じようなタイプの選手を選ぶのであれば、何か欠ける要素が出てくると思う」 「まずは、1人1人の一番良いスキルが分かり、発揮できることが必要となる。例えば、ヘディングが得意なのであれば、どんな状況でも責任を持ってヘディングをするという選手が、私にとっての良い選手だ」 「ただ、同じタイプばかりの選手ではなく、テクニカルの面でも戦術の面でも、色々な選手をミックスすること。例えば若手でやりたいことをやるというクレイジーな選手も必要になるだろう。チームとしてはリーダーシップが重要になるため、経験が必要となる」 「日本の選手の素晴らしいと思うところは、理解力の高さ、そしてパスサッカーとは何かということを非常によく理解していることだ。どうやって相手にボールを取られないかということを非常によく理解している」 「日本の育成プログラムが成功していると思う。どの選手もそういったことを理解している。ドリブル、シュート、予測する力と、色々なスキルがあり、それぞれを得意とする選手がいる。非常によく理解されている。ただ、それは1人1人が持っている資質であって1人ではできない。融合させることが重要だ」 チームとしての完成度の高さを目指しつつ、選手個々の能力を引き出していきたいというニールセン監督。初陣は2月のSheBelieves Cupとなるが、どのような顔ぶれになるのか注目だ。 2024.12.18 23:43 Wed