ミヒャエル・ファイヒテンバイナー Michael Feichtenbeiner

ポジション 監督
国籍 ドイツ
生年月日 1960年07月09日(63歳)
利き足
身長
体重
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「負けても非常にハッピー」、完敗認めるもチームの姿勢を称賛するミャンマー指揮官

ミャンマー代表のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督が日本代表戦を振り返った。 ミャンマーは16日、パナソニックスタジアム吹田で行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表と対戦し、0-5で敗戦した。 アジア最強と言って過言はない日本とのアウェイゲームに臨んだFIFAランキング158位のミャンマー。 戦前から日本の強力な攻撃陣をいかに封じるかにフォーカスしたが、11分にFW上田綺世に早速先制点を奪われると、前半半ばにMF鎌田大地、前半ラストプレーで上田に続けてゴールを献上。3点ビハインドで試合を折り返すと、後半立ち上がりには上田にハットトリックを許し、試合終盤にはMF堂安律にもゴールを奪われ、0-5の敗戦。また、被シュート35本に対して、シュート0本に終わる文字通りの完敗となった、 同試合後、公式会見に出席したファイヒテンバイナー監督は、会見の冒頭で大きなため息を付きながらも「非常にハッピー」とより点差を付けられての大敗も予期されたなかでチームが示したハードワークに満足感を示した。 「負けたにもかかわらず非常にハッピーです。そもそも日本に勝てるとは思っていませんでした。守備に徹することをして10-0のような大負けは避けたいと。不必要な失点もありましたが、日本のビッグチャンスを防ぐこともできました。日本のようなトップチームと対戦してそのなかで選手が最善を尽くしたことを心から誇りに思います。ミャンマーと日本ではチームとしてのレベルが非常に違いますが、そのなかで選手たちは多くを学ぶことができたと思います。ベストを尽くし、戦い続けたことを誇りに思います」 この試合では時に7バックに近い形でプレーする場面も見受けられたが、ファイヒテンバイナー監督は日本の攻撃に対して受け身を余儀なくされた末の事象だったと説明している。 「プランとしては5バックです。ただし相手の動きに対応していくことをしないといけません。ゴールを守るためにはその都度対応しないといけなくて、プランになかった7バックになりました。マークするためにそうなってしまいました。プランとして7バックがあったということではありません。とにかく今日は守備に徹しました」 また、今回の試合で得た守備面の自信や攻撃面の改善についても言及している。 「もちろんです。これから6試合あり、その中でまず初戦で最強の相手、日本と対戦しないといけませんでした。FIFAランキング18位のワールドクラスのチームです。それを今日も実証した」 「同じ組のシリアや北朝鮮もリスペクトしますが、今日の試合が最も厳しいチャレンジだったことは変わらない。たくさんの失点だけは避けたいということで今日は守りましたが、もちろんこれからは変わります。ホームでの北朝鮮戦では異なる戦い方をします。それは対戦相手が違うからです。次回からはミャンマーのサッカーをしていきたいと思います。今日は勝てるという目論見もなく、守備に徹するしかなかった。実はミャンマーのサッカーは今日目にしたものだけではありません。対戦相手が変われば、マカオと戦うのと、日本と戦うのとは違う。今日はベストメンバーで臨んだにもかかわらず、とにかく守備に徹するしかなったが、他の試合ではアプローチは変えていきたい」 なお、本命の日本相手に完敗スタートとなったミャンマーは、21日にホームで行われる第2節で北朝鮮代表と対戦する。 2023.11.17 00:28 Fri

【日本代表プレビュー】8度目のW杯への第一歩、ケガのアクシデントを乗り越えチーム力を示す時が来た/vsミャンマー代表

16日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選のミャンマー代表戦がパナソニック スタジアム 吹田(大阪)で行われる。 8大会連続8度目のW杯出場を目指す日本。アメリカ、メキシコ、カナダで開催される今大会から出場国が48カ国となり、16カ国増加。アジアの枠も「4.5」から「8.5」と4つも増加した。 これまで厳しい予選を勝ち抜いて出場を続けてきた日本。4カ国増えたことで厳しさは間違いなく緩和されたが、それでも何が起こるか分からないのがW杯予選だ。 3次予選で出場の6カ国が決まり、4次予選で2カ国、その後大陸間プレーオフという流れになるが、この2次予選で敗退しては完全に望みが立たれる状況。FIFAランキングではかなり離れた相手との対戦となり、グループ上位2位に入れば3次予選に進めるが、気を引き締めて臨みたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆3年半ぶりの対戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/japan20231116_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©️超ワールドサッカー<hr></div> 日本サッカー史上初となる2大会連続でのW杯指揮を目指す森保一監督にとっての大事な一歩となるミャンマー戦。しかし、日本には試練が待ち受けていた。 10月の活動に招集していた、DF板倉滉(ボルシアMG)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)がケガにより招集できないと、招集したメンバーからもFW前田大然(セルティック)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)、FW古橋亨梧(セルティック)、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がケガで不参加になる事態。プランが完全に崩れることとなってしまった。 ただ森保監督は「誰が出ても、組んでも機能する、そして勝つというのを準備してきた」と語り、これまでの活動で積み上げたものに自信。キャプテンのMF遠藤航もその点に触れ「今までの積み上げがあってこその明日の試合」と、これまでの活動でやってきたことがあるとした。 チームとしての一体感、ピッチ上で表現するものの統一はできている。それがドイツやトルコを含めた中での6連勝という結果であり、カタールW杯後に見せてきた成長とも言える。いかにそれを公式戦で出せるのかがポイントだ。 2021年5月にはカタールW杯に向けたアジア2次予選でミャンマーと対戦。アウェイでは0-2と苦しんだが、ホームでは10-0と圧倒。当時とメンバーは変わっているが、今回もそこで見せた強さを表現してもらい、白星スタートを切りたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆現実を見ながらも虎視眈々</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/japan20231116_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©️超ワールドサッカー<hr></div> 対するミャンマーはドイツ人指揮官のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督が率い、才能ある若手ともに成長を目指す発展途上のチームだ。 メンバーの多くは2015年にニュージーランドで開催されたU-20W杯に出場したメンバー。ミャンマーにとって初出場となった大会は3連敗で終わったが、世界を知る大きな経験に。その世代がチームを牽引している。 さらにその下の世代もチームに入ってきており、この先を見据えた陣容に。9月に行われU-22日本代表が臨んだアジア競技大会のラウンド16でも対戦しており、そのメンバーもいる。 ファイヒテンバイナー監督は「魅力的ではあるが、現実を直視しなければならない」と語り、「ワールドクラス」と称えた日本にチャレンジする状況。ホームでの試合で2位入りを目指す考えを示していた。 実力差は明白。ただ、それだけで簡単に戦えるものでもないのがW杯予選。日本としては勢いに乗せないことが何よりも重要となる。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-2-3-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/japan20231116_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©️超ワールドサッカー<hr></div> GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、冨安健洋、谷口彰悟、中山雄太 MF:遠藤航、田中碧 MF:伊東純也、久保建英、南野拓実 FW:上田綺世 監督:森保一 前述の通り多くのケガ人がいること、さらには試合前日まで全員が揃わなかったことを考えると、非常に難しい予想となる。 その中でもGKは大迫敬介になると予想。現在招集を受けている3人の中では、一番安定したパフォーマンスを見せていると考えられる。ただ、予選は初めての経験。しっかりと落ち着いたプレーを見せられるかがポイントだ。 最終ラインは右から菅原由勢(AZ)、冨安健洋(アーセナル)、谷口彰悟(アル・ラーヤン)、中山雄太(ハダースフィールド・タウン)と予想する。板倉がケガで不在だが、選手は揃っている。コンディションを考えれば、右に毎熊晟矢(セレッソ大阪)という考えも十分にありそうだ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)と予想。今回の活動で最も手薄なポジションとなっており、2人以外では足の状態が気になる守田英正(スポルティングCP)、初招集の佐野海舟(鹿島アントラーズ)、そして本職ではない鎌田大地(ラツィオ)という陣容だ。試合の展開にもよるが、佐野の代表デビューも可能性があり、21日のシリア戦も考慮した起用が見込まれそうだ。 2列目は右に伊東純也(スタッド・ランス)がくることは間違いなさそうだ。一方で、ケガ人が集中した左サイドは難しいところだが、南野拓実(モナコ)と予想。今季は好調を維持しており、トップ下での起用も考えられるが、左に入って自由に動くことが良さそうだ。そして難しいトップ下は久保建英(レアル・ソシエダ)と予想する。右サイドでの起用がベストと考えられるが、10月にはトップ下でも起用されており、2列目は3人が流動的に動いてプレーすることで解決することになると見る。 そしてトップには上田綺世(フェイエノールト)が入ると予想。浅野拓磨(ボーフム)も調子を上げているが、サイドでのオプションという考えを持てるだけに、スタートは上田と予想。展開によっては細谷真大(柏レイソル)の途中起用にも注目だ。 いずれにしてもいよいよスタートするW杯への第一歩。試合は16日(木)の19時にキックオフ。テレビ朝日系列で全国生中継、ABEMAでもライブ配信される。 2023.11.16 13:01 Thu

ミャンマー代表MFマウン・マウン・ルインが日本戦へ意気込み「僕たちは2年前の前回対戦より向上」

ミャンマー代表MFマウン・マウン・ルインが日本代表戦へ意気込んだ。 いよいよ始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選。我らが日本代表は16日、パナソニックスタジアム吹田で行われるミャンマー代表戦が初戦に。複数の主力選手を欠く状況だが、事情はどうあれ、マストは勝ち点「3」。サムライブルーの躍動に期待したい。 対戦相手のミャンマーは前日会見にミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督、そしてMFマウン・マウン・ルインが出席。今回のW杯から出場枠が増え、アジアはこれまでの「4.5(※1)」から「8」となり、W杯出場経験のないミャンマーとして「この事実がモチベーションになっているか」との質問が飛ぶと、同選手は冷静に切り返す。 「世界中の全サッカー選手にとってW杯は夢舞台だと思う。それでも僕たちにできるのは、目の前の試合で最高のパフォーマンスを発揮することだけ。これに尽きるし、いつか、いつの日か、自分たちもW杯の切符を掴める…そう信じるしか道はないかな。とにかく日本相手に最高の試合をしたい」 「2年前の日本戦は(政情不安で)選手が皆集中できなかった。今はタイやマレーシアでプレーする選手も増え、ミャンマーのレベルは向上したと感じているよ。もちろん試合に臨むコンディションも前回とは違う。明日は『日本にチャンスを与えない』、これを徹底するしかないね」 日本とミャンマーの前回対戦は2021年5月28日。カタールW杯アジア2次予選で激突し、フクダ電子アリーナにて無観客で行われた一戦は日本が10-0と勝利している。 (※1)前回はカタール開催のため「1+4.5」 2023.11.15 20:23 Wed

「W杯で私の母国に勝利したワールドクラス」ミャンマー指揮官が日本戦に意欲、チーム強化へ長期計画も披露「今後2年で…」

ミャンマー代表のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督が日本代表戦への意気込みを語った。 いよいよ始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選。我らが日本代表は16日、パナソニックスタジアム吹田で行われるミャンマー代表戦が初戦に。複数の主力選手を欠く状況だが、事情はどうあれ、マストは勝ち点「3」。サムライブルーの躍動に期待したい。 対戦相手のミャンマーを率いるはドイツ人のファイヒテンバイナー監督。前日会見では「日本はアジアのNo.1チームであり、明日の試合はタフで厳しいものとなるだろう。しかし、そんな彼らと対戦できることが嬉しいし、大きなチャレンジとなる。最善を尽くすよ」と意気込む。 「日本は数々の国際試合で結果を出してきたチーム。カタールW杯では私の母国(ドイツ)にも勝利した…おそらくはワールドクラスだろう。我々としては最善を尽くすと同時に、観客に面白いゲームだと思ってもらえるよう頑張りたい」 また、今回のW杯から出場枠が増え、アジアについてはこれまでの「4.5(※1)」から「8」に。W杯出場経験のないミャンマーとして「この事実がモチベーションになっているか」との質問が飛ぶと「確かに魅力的ではあるが、現実を直視しなければならない」と語る。 「W杯出場経験がなくともミャンマーより強い…そんな国がアジアにはたくさんある。希望を捨てるわけではないよ。ただ、ヨーロッパなんかでも、W杯に出れなくてもユーロには出る国がある。W杯の出場枠が増えたという事実を選手たちにプレッシャーとして感じてほしくない」 「より現実的な目標はアジアカップ出場なのだ。W杯と両方出られるなら素晴らしいが、今回のグループB(日本、シリア、北朝鮮、ミャンマー)で我々は圧倒的格下。FIFAランキングを見れば明らかで、覆しようがない」 「ただ、チャンスはゼロではない。6試合全てでベストを尽くすし、とりわけホームでの試合には力をいれる。大阪でのゲームは楽しみだが、我々が勝ち点を取れる可能性があるとすれば、それはホームゲームだ。21日の北朝鮮戦(H)に焦点を当てるべきだろう」 一方で、ミャンマーサッカー界の発展という点にも話が及ぶと、今年3月に就任したドイツ人指揮官は熱弁を振るった。 「今から50〜60年前、当時のミャンマー(ビルマ)はアジアトップクラスの実力があった。しかし、日本、韓国、イラン、サウジアラビアに抜き去られ、対照的にミャンマーの競技力は低下の一途を辿ったのだ」 「ただし、選手に才能はある。私の隣にいるキャプテン(MFマウン・マウン・ルイン)の世代は2015年にU-20W杯にも出場しており、この世代が現A代表の中核だ」 「私としてはこれからの2年、引き続きこの世代を中心に据え、タイやベトナム、インドネシアといった東南アジア勢との差を縮めたいと考えている。繰り返すが良い選手は確かにいる…アジア全体での立ち位置を向上させるのはそれからが良いだろう」 (※1)前回はカタール開催のため「1+4.5」 2023.11.15 20:07 Wed

日本代表と同組に入る1枠争い、ミャンマーがマカオに5発快勝で大きく前進【W杯アジア1次予選】

11月からスタートする2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選。日本代表も参加するこの予選だが、同じグループの1カ国を決める1次予選が12日に行われた。 日本は、シリア代表、北朝鮮代表と同組になることがすでに決定。11月21日(火)には開催地は未定だが、シリアとの対戦が決定している。 11月16日(木)の対戦相手が未定だが、そこに入る1カ国はミャンマー代表vsマカオ代表の勝者に。その第1戦が12日にミャンマーで行われ、5-1でミャンマーが大勝を収めた。 ドイツ人指揮官のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督が指揮するミャンマーは、ホームゲームで圧勝。39分にルウィン・モー・アウンのゴールで先制するも、55分に追いつかれる。 しかし、62分にソー・モー・チョウのゴールで勝ち越しに成功。終盤にかけては3ゴールを奪って先勝した。 17日にはマカオのホームで第2戦が行われ、2次予選進出チームが決定する。 その他、1次予選では、台湾、シンガポール、香港、インドネシア、アフガニスタン、イエメンが第1戦で勝利している。 ◆2026年北中米W杯アジア1次予選 第1戦 ▽10月12日(木) ミャンマー 5-1 マカオ 台湾 4-0 東ティモール モルディブ 1-1 バングラデシュ シンガポール 2-1 グアム ネパール 1-1 ラオス カンボジア 0-0 パキスタン 香港 4-0 ブータン インドネシア 6-0 ブルネイ・ダルサラーム アフガニスタン 1-0 モンゴル イエメン 3-0 スリランカ 2023.10.13 13:20 Fri
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