関塚隆 Takashi SEKIZUKA

ポジション 監督
国籍 日本
生年月日 1960年10月26日(63歳)
利き足
身長
体重
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福島が暫定指揮の依田光正HCの監督就任を発表、TDにはロンドン五輪代表監督の関塚隆氏が就任

福島ユナイテッドFCは18日、暫定指揮を執っていた依田光正ヘッドコーチ(45)が正式に監督に就任することを発表した。 福島は服部年宏監督が指揮を執っていた中、の今シーズンは苦しい戦いを強いられ、第17節が終了した時点で明治安田生J3リーグで4勝3分け10敗の18位と低迷していた。 12日に服部監督が退任。依田暫定体制で臨んだ16日の松本山雅FC戦では終盤のゴールで1-2と逆転勝利。4試合ぶりの白星を記録していた。 依田新監督は、ザスパ草津の下部組織でコーチや監督を務めた後、トップチームでもコーチに。その後、名古屋グランパスの下部組織でコーチを務めると、2018年からFC町田ゼルビアのコーチ、2020年は水戸ホーリーホック、2021年はガンバ大阪でコーチを務めていた。 2022年に服部監督の下で福島のヘッドコーチに就任していた。 依田監督はクラブを通じてコメントしている。 「福島ユナイテッドFCに関わるみなさま、いつも応援していただきありがとうございます。服部監督を一番近くでサポートしてきた身として責任を感じています」 「現状を変えるため、選手、スタッフ、クラブと一体になり、ポジティブでアグレッシブなサッカーをしていきます。ファン、サポーター、クラブに関わる全てのみなさま、今まで以上に繋がりタオす「福島スタイル」で、 ともに戦ってください」 なお、福島は同日にテクニカルダイレクター(TD)として関塚隆氏(62)を迎えることも発表した。 関塚氏は鹿島アントラーズや清水エスパルスでコーチと務め、2004年に川崎フロンターレの監督に就任。その後、日本代表のコーチとなると、U-21日本代表監督に就任。2012年のロンドン・オリンピックでは指揮を執りベスト4入りに導くと、その後は、ジュビロ磐田、ジェフユナイテッド千葉で監督を務めていた。 2018年からは日本サッカー協会(JFA)に入り、技術委員長やナショナルチームダイレクターなどを務めていた。 関塚TDもクラブを通じてコメントしている。 「このたび、福島ユナイテッドFCのテクニカルダイレクターに就任いたしました 関塚 隆です。 一番に依田監督をはじめスタッフ、選手たちを最大限にサポートし、持っている力を発揮してもらえるように努めてまいります。これまでのサッカー人生で培った知識や経験を遺憾無く発揮し、鋭意努力の精神でクラブの成長のために尽力いたします」 「また、福島ユナイテッドFCは全60クラブあるJリーグの中でも農業部を通じて地域の課題解決に取り組む特別なクラブだと認識しております。Jクラブとして社会に求められる活動を継続されていることにも共感を覚えております」 「サッカーを通じて地域の活性化を実現できるよう、クラブおよびチームとして一体感を持って福島のために戦ってまいります」 2023.07.18 12:35 Tue

山本昌邦ナショナルチームダイレクターの役割とは?/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)の技術委員会は2月2日に技術委員会を開き、会議後に反町康治技術委員長がズームでの記者会見に応じた。 この会見で反町技術委員長は、新たにナショナルチームダイレクター(NTD)を復活させることを明らかにし、96年アトランタ五輪や02年日韓W杯で代表コーチを務め、04年アテネ五輪では監督としてチームを率いた山本昌邦氏の名前を挙げた。 反町技術委員長によるとNTD復活の経緯は次のようだ。 「私が(技術)委員長に就任したときは(NTDに)関塚さんがいた。コロナで代表の活動が中止や延期になった。サムライブルーだけ活動を続けたが、私が兼務してもやりくりできたが、ウイズコロナになり活動が増えるので、切り離してやらないと活動が希薄になってしまう。アンダーカテゴリーのマッチメイクも各国としっかり話をしたい。本来の形に戻っただけ。コロナが落ち着き、充実度を高めたい」ということだった。 確かに今年は3月にU20アジアカップウズベキスタン2023が、5月にはU17アジアカップ2023バーレーンが予定されていて、6月にはインドネシアで、11月にはペルーでそれぞれのW杯が控えている。さらに9月にはU23アジアカップカタール2024の予選が、12月には同じくカタールでパリ五輪のアジア最終予選が開催される。 森保ジャパンの活動が秋にならないと本格化しないぶん、アンダーカテゴリーの強化に専念するのは当然と言える。このため反町技術委員長も「マッチメイクは私一人で判断したい」としつつ、サムライブルーに帯同するのはNTDで、「私はダイレクターをサポートし、監督の評価とサポートをする」と役割の違いを話した。 さて、このNTDである。JFAにこの役職が誕生したのは2016年と記憶している。原博実技術委員長からバトンを受けた霜田正浩技術委員長(現松本山雅FC監督)だったが、西野朗氏が技術委員長に就任したことで、霜田氏はNTDという肩書きになった。 そして霜田氏は17年暮れ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督には西野技術委員長とコミュニケーションを密にして欲しいとの思いからNTD職を辞した。ところがその後はご存じのように、JFAはハリルホジッチ監督とは契約を解除し、西野技術委員長がサムライブルーの監督に就任。ロシアW杯ではラウンド16でベルギーをあと一歩まで追い詰める「ロストフの悲劇」を演じた。 そしてロシアW杯の2ヶ月ほど前の18年4月、関塚隆氏が西野氏に代わって技術委員長に就任。森保ジャパンが誕生したが、20年3月に関塚氏はNTDとなり、新たに反町氏が技術委員長に就任した。本来なら関塚氏が森保ジャパンを検証する立場にあったが、同氏は20年11月に契約解除をJFAに申し入れてNTDを退任した。 こうして振り返ると、NTDそのものが新設されたポジションであり、過去2人の例からはその役割がはっきりしていない印象が強い。霜田氏が身を引いた理由は前述した通りだが、関塚氏はアジア最終予選の始まる21年を前に辞めている。反町技術委員長も述べていたように、20年はコロナで満足な活動ができなかったことも一因だろうか。 そして山本NTDである。海外での指導経験が豊富で、暑熱対策など特に中東での試合のエキスパートでもある。反町技術委員長が話したように、今後の山本NTDの役割はもっぱら森保監督のサポート役・相談役になるのではないかと推測している。例えて言うなら、磐田の監督に就任した横内昭展氏のような存在だ。 新たにサムライブルーのコーチに就任した名波浩氏と前田遼一氏は森保監督より5~10歳若い。このため経験豊富な山本氏をNTDとしてサポート役につけつつ、“チーム磐田”でバックアップしようとしているのではないだろうか。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2023.02.03 19:30 Fri

関塚隆氏がJFAと契約解除、ナショナルチームダイレクターを11月末に退任

日本サッカー協会(JFA)は10日、関塚隆ナショナルチームダイレクターが11月末日に契約解除で退任していたことを発表した。 関塚氏は鹿島アントラーズや川崎フロンターレで監督を務め、2010年にはU-23日本代表監督に就任。ロンドン・オリンピックで指揮を執るとベスト4入りを果たす。 2013年にはジュビロ磐田の監督を務めると、2014年からはジェフユナイテッド市原・千葉監督を務めていた。 2018年2月にJFAに入ると、同年4月に技術委員長に就任。2020年3月には、反町康治氏が技術委員長になったことを受け、ナショナルチームダイレクターに就任していた。 関塚氏は今回の退任についてコメント。また、田嶋幸三会長もコメントしている。 ◆関塚隆氏 「約3年という期間でしたが、A代表をはじめとする代表チームの強化、世界への挑戦。そして日本のサッカーを育てていく指導者の育成に携わることができたことを誇りに思います」 「これからも日本サッカーがより発展していくために、微力ながら違う形で貢献していきたいと思います」 ◆田嶋幸三会長 「2018年FIFAワールドカップ直前に西野監督に交代した際、関塚さんが技術委員長を引き受けて日本サッカー協会や日本代表チームを支えてくださり、あらためて感謝の気持ちを申し上げます」 「本人から退任のお申し出があり、反町技術委員長も含めてご本人ともお話をし、最終的に退任されることを認めることになりました。これまでの日本サッカー協会に対する大きな貢献に感謝するとともに、今後も引き続き、サッカー界に力を貸していただきたいと考えています」 2020.12.10 18:40 Thu

日本代表FW大迫勇也招集外の理由を説明「チームとしての制限が帰国後ある」

日本サッカー協会(JFA)は5日、オーストリア遠征に臨む日本代表メンバーを発表した。 オーストリア遠征には、10月のオランダ遠征に参加しなかったDF長友佑都(マルセイユ)、MF橋本拳人(FCロストフ)、FW浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)が招集された。 一方で、感染防止の観点からクラブと協議した上、FW大迫勇也(ブレーメン)が招集できない事態に。関塚隆ナショナルチームダイレクターは「彼はチームとしての制限が帰国後あるということで、今回は断念ということになりました」と招集外になったことを説明した。 大迫は10月の遠征時も初戦のカメルーン代表選が終了してすぐにチームを離脱。ブレーメンへと復帰していた。 また、10月に続いて国内組を招集しなかった理由についても「国内の選手もまだ政府の制限が14日間あるため、今回もヨーロッパに連れていかないことを現場と調整しながら決めました」としながらも、「リストとしては国内の選手、十分戦える選手は上がっていましたが、今回も見送りとなった」と、候補に挙がっている選手は多くいたと語った。 2020.11.05 15:36 Thu

反町技術委員長の隠された才能/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)は7月9日、定例となる第9回理事会を開き、日本代表の強化スタッフの位置づけを確認したり、21年秋に始まる女子プロリーグ、WEリーグの代表理事(Jリーグにおけるチェアマン)を選出したりした。 他にも理事会では、本来なら1月3日から3月27日までの移籍期間が、新型コロナウイルスの影響でほとんど活動できなかったとして、新たに10月2日から30日までを第3の登録期間としてFIFA(国際サッカー連盟)に承認されたことも発表された。 なお7月21日から8月28日までの第2の登録期間は従来通りである。 まずは簡単なテーマから紹介しよう。WEリーグの新たな“チェア"(呼称)に選ばれた岡島喜久子氏である。彼女の名前を聞くのは初めてだった。 1958年5月5日生まれだから、田嶋幸三会長の1歳年下となる。女子サッカーが黎明期だった70年代、数少ない女子チーム「FCジンナン」でプレーし、日本代表としても海外遠征に参加した。 彼女が凄いのは、仕事におけるキャリアだろう。早稲田大学商学部に在学中、アメリカ留学してスポーツ医学とコーチング学を専攻。そして卒業後はJPモルガン・チェース銀行を始め三菱UFJモルガン・スタンレー証券など金融業界に身を投じ、アメリカでも10年近いキャリアを積んだ。 新型コロナウイルスの世界的な患者数の分析で名前を聞いた読者もいるかもしれないが、ジョンズ・ホプキンス大学で、医学部の女子役員を務めたこともある。これまでのサッカー界にはいなかった異色のキャリアでもあり、改めてサッカー人脈の深さ、広さを痛感せずにはいられなかった。 さて、そろそろ本題に移ろう。日本人で初めてとなるA代表と五輪代表の監督を兼務した森保一監督。就任からの経緯を簡単に振り返ると、森保監督はA代表での活動がメインで、五輪代表は横内昭展監督代行が指揮することが多かった。 初めて森保監督が長期間五輪チームを率いた今年1月のU-23アジア選手権はグループリーグで敗退。兼任監督の是非が問われたのは当然のことだった。 その後は新型コロナウイルスの影響で今年3月と6月のW杯予選は延期され、例年ならU-22日本代表が参加していたトゥーロン国際大会も中止と、代表チームの活動は停止したまま。このため森保監督の兼任の是非を問う声もあがることはなかった。 ただ、サッカー界はいつまでも止まっているわけではない。9月のW杯予選は延期になったが、10月と11月に3試合、ACLも10月から大会方式を変更して再開され、アンダーカテゴリーの大会もスタートする。そこでナショナルコーチングスタッフは会議を開き、強化スタッフの再確認をした。 その前に、まずスケジュールを確認すると、今年10月と11月、来年の3月25日と30日、6月7日と11日にはW杯予選がある(6月3日は親善試合の予定)。4月中旬に五輪本大会の抽選会があり、五輪代表は7月5日から事前キャンプに入るとそのまま20日まで続けて五輪本大会を迎える。 その間、5月9日から15日まで代表の活動期間があるものの、ここはA代表と五輪で重なっている。 以上のことから反町技術委員長は1)「スタッフを代えても生産性がない」、2)「2つのチーム作りも現実的ではない」、3)「来年3月と6月に五輪のベストチームを作るのは不可能」ということから、五輪代表に関しては「頭角を現した選手をキャッチする」方法に方針を変えた。 はいまさら説明の必要もないだろう。時間は“十分"ではないが、ハリルホジッチ前監督のときのように「待ったなし」ではない。 も同様だ。A代表と五輪代表と2つのチームを作り、2人の監督でチームを回すということは、日本も1992年のバルセロナ五輪の時に実践した(山口五輪監督と横山A代表兼総監督)。しかし現在では24歳以下の選手がA代表にも名を連ねている。森保監督の言う「ラージグループ」に両カテゴリーの選手が含まれているのが現状のため、分けるのは難しい。 そこで問題になるのが、A代表と五輪代表の活動期間が重なった時だ。これまでは“横内監督代行"だったが、今後は「監督としてやって欲しい」(反町技術委員長)ということになった。 整理すると、森保監督は五輪代表の監督を兼務し、横内コーチは状況によって五輪監督となる。加えて、技術委員会のトップに技術委員長の反町氏がいて、彼と同格で普及・育成担当の小野剛氏(元日本代表コーチ)がいる。そして反町技術委員長の下にA代表と五輪代表の強化を担当する関塚隆(元五輪監督)テクニカルダイレクターがいる。 それぞれの役割や分担は明確なのだろうが、これに「縦軸」としてアンダーカテゴリーの指導者がクロスオーバーしてきても混乱することはないのかどうか気がかりだ。 それよりも反町技術委員長のweb会見を取材していて感じたことがある。例えば横内監督については「選手は五輪の切符を獲るため目の色を変えると思うので、横内をしっかりサポートしたい」とか、「横内には権限ではなく職務を与えるだけ」。代表選考に関しても「下地造りをするだけで、口を出すつもりはない」、「現場は関塚に任せているので、しっかり整理して欲しい」などなど、理路整然とし、とても歯切れが良く、断言していることだ。 そこで思ったのが、反町氏にはJFAの(広報を含め)報道官をやって欲しいということだ。いまの広報は違うものの、かつての広報は中田英を筆頭にメディアの質問に一切答えようとしない選手がいた。彼だけでなく、ミックスゾーンではヘッドホンをして、無言のうちに質疑応答を拒絶する選手もいた。にもかかわらず広報は彼らの行為を注意することすらしなかった。 最近でこそ少なくなったが、まだJクラブのなかには「メディアから選手を守るのが仕事」と思っている広報もいる。その点、反町氏は、選手はもちろん指導者としても実績があり、さらに弁舌も立つ。何を言っても憎まれない性格も報道官に向いているのではないだろうか。選手が嫌がってもメディアやテレビカメラの前に立たせて質問に答えさせる。それを嫌みなくできるキャラクターの持ち主のような気がしてならない。 ただこれは、私見であることを最後に断っておきたい。 <div id="cws_ad"><hr>【文・六川亨】<br />1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2020.07.11 12:45 Sat

JFA反町技術委員長の憂鬱/六川亨の日本サッカー見聞録

松本山雅FC元監督である反町康治氏がJFA(日本サッカー協会)の新技術委員長就任が決まったのは3月12日だった。正式には3月29日の評議員会と新理事会の承認を得てからになる。当時はすでに新型コロナウイルスでJリーグが延期になるなどスポーツ界にも暗雲が漂い始めていた。 反町技術委員長の誕生で、関塚隆氏はナショナルチームダイレクター(NTD)として森保一監督が兼任する日本代表とU-23日本代表のサポートに専任するという。とはいうものの、森保監督は1月にタイで開催されたU-23アジア選手権で惨敗した。 3月下旬には日本代表のW杯アジア予選とU-23日本代表の強化試合が重なっている。森保監督はどちらのチームの指揮を執るのか。そして東京五輪2020で本当にメダルを獲れるのか。もしかしたら関塚氏は、森保監督に何かあった場合、すぐにチームを率いることができるよう、“保険”として新たなポジションを与えられたのではないかという噂も耳にした。 結果として東京五輪2020は新型コロナウイルスの影響で来年への延期が決まった。森保監督が日本代表とU-23日本代表の監督を兼務することに支障はなくなり、なおかつ男子サッカーは24歳以下への延長も認められた。ただし、Jクラブは地域によって練習を再開したが、まだリーグ戦の再開・開幕の目処は立っていない。 そんななか、5月21日に技術委員長の反町氏が就任後初となる会見をwebで実施したので紹介しよう。 まず関塚NTDとの役割分担だが、関塚NTDはフル代表とU-23日本代表の2チームの強化に特化している。その上で反町技術委員長は環境面の整備やマッチメイクなど全体を見ることになる。東京五輪2020の延期による森保監督の任期についても、反町技術委員長は「個人的には、(森保監督の)契約は私の範疇ではない」と関わりを否定した。 そして森保監督とは電話やwebでコンタクトを取っているものの、行動には制限があり、代表スタッフは週に1回のミーティングをしているが「近況報告」にとどまっているそうだ。兼任監督に関しても「現時点ではなんとも言えないというのが正直なところです。(代表とU-23日本代表の)日程がわからない。あらゆることを常に頭に入れながら、いまのところまったく(日程が)出ていない。至るところに至っていない」とお手上げ状態であることを明かした。 それでも森保監督については、Jリーグで監督として対戦した印象としては戦い方が「とても整理されていて、相手をしっかり分析する優れた監督だと思う」と評価する。そして代表監督としても、「すべての試合を見てないが、縦軸と横軸で下からの突き上げが多くなっていると思う。それは兼任しているからで、五輪には安部(バルセロナB)が戻ってくるかもしれない。久保もそう。U-24という世代ができた。これは分けて考えるのではなく、1つのグループとして考えるべき」と兼任監督のプラス面を指摘した。 日本代表とU-23日本代表は新型コロナウイルスの影響で活動再開の時期は不透明だ。そしてそれ以上に深刻なのが、年度によって活動時期の限られる年代別のチームである。夏の甲子園は中止が決まった。サッカーでは早々とインターハイや、大学勢の総理大臣杯が中止になった。 反町技術委員長は「育成年代が将来を左右する。日本もコロナで大きなダメージを受けた。サッカーと向き合えない現実を受け入れないといけない。夏の甲子園と同様に悔しい1年になるかもしれない」と危惧するように、プリンスリーグとプレミアリーグは7~8月の中止が決まった。 それでも9月以降に再開を模索しつつ、「プレミアでは青森山田とサンフレッチェ広島との対戦では移動のリスクがある」として地域ごとでの大会開催を各県協会に打診しているそうだ。さらに危惧されるのはプレミアだけではない。例年なら東京は8月中旬から高校選手権の予選が始まる。それは順次各県でスタートするだろう。場合によっては全国高校サッカー選手権の開催も危ぶまれる可能性がある。 他にも来年2月にはペルーでU-17W杯が開催され、そのアジア予選が9月中旬に予定されている。それまでに学校やクラブで活動を再開できるのか。Jヴィレッジでのキャンプには移動のリスクが伴うが、それが実現可能なのか。さらにはアジア予選を戦うために海外渡航ができるのか。反町技術委員長が「ハードルはかなり高い」と言うのも頷ける。 出口の見えない戦いだけに、不安は募るばかりかもしれない。それでも悲観的になる必要はないだろう。緊急事態宣言は徐々に解除され、感染者も減少傾向にある。Jクラブも徐々にではあるが練習を再開している。1歩ずつではあるが確実に前進しているのは間違いない。 <div id="cws_ad"><hr>【文・六川亨】<br />1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。</div> 2020.05.22 18:00 Fri

「皆さんと一緒に世界を目指せる日が一日も早く戻ることを願う」W杯予選原則延期を受け関塚隆JFA技術委員長がコメント

日本サッカー協会(JFA)は9日、国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)の発表を受け、関塚隆技術委員長のコメントを発表した。 FIFAとAFCは9日、3月と6月に予定されているカタール・ワールドカップ(W杯)のアジア予選に関して、原則延期とすることで合意したと発表した。 日本代表は3月にミャンマー代表(26日)、モンゴル代表(31日)と対戦。6月にタジキスタン代表(4日)、キルギス代表(9日)との対戦が予定されていた。 今回の決定を受けた関塚技術委員長はA代表とU-23代表の活動についてコメント。各サッカー協会と議論するとしながらも、延期決定の場合は活動を中止するとしている。 ◆関塚隆 技術委員長 「国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)からFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ中国2023予選に関する発表がありました。それによると、2020年3月および6月に予定されている試合を後日に延期し、延期される試合の詳細はあらためて議論されることになっています」 「この発表を受けて、日本サッカー協会(JFA)では、AFCやミャンマーサッカー協会、モンゴルサッカー協会、タジキスタンサッカー協会、キルギスサッカー協会と3月と6月に予定されている予選の延期について調整を進めてまいります。延期が決定された場合は3月のSAMURAI BLUE(日本代表)の活動は中止することになります」 「3月に京都と福岡で予定していたU-23日本代表の国際親善試合については、既に先日中止を発表させていただきましたが、この度、U-23日本代表の3月の活動も実施しないことを決定しました」 「現在、SAMURAI BLUEはFIFAワールドカップカタール2022出場に向けてチームが一丸となって取り組んでいるところです。また、U-23日本代表チームにとっては、対戦する機会が少ないアフリカ諸国と試合を行うことができ、なおかつ広く選手を招集できる3月のインターナショナルマッチウィ-クを非常に重要な機会と捉え、活動については最後まで様々な模索を続けてきました」 「しかしながら、世界を取り巻く新型コロナウイルスの現在の状況を考えると、これ以上の感染拡大を防ぎ、人々の健康を守ることを最優先にして考える必要があります」 「SAMURAI BLUEについては、今後、新しいスケジュールが決定された後、どのようにチームを強化してワールドカップ予選を戦っていくのか、改めて最善のプランを作り、監督やスタッフ、選手たちが最大限の力を発揮できるように技術委員会としてサポートしていきたいと考えています」 「同時に東京オリンピックに向けたU-23日本代表の強化プランも、改めて検討していくことになります。5月にJヴィレッジで予定されているトレーニングキャンプなど現時点で変更されたものはありません。JリーグやAFCチャンピオンズリーグ、新型コロナウイルスの状況などを見ながら今後検討を進めていきます」 「平和で安全な世の中であるからこそ、多くの人達に支えられて私達の活動が成り立っています。一日も早くこの状況が収束し、皆さんと一緒に世界を目指せる日が一日も早く戻ることを願っています」 2020.03.09 21:32 Mon

【質疑応答②】森保体制初招集…今夏G大阪復帰の井手口陽介は「本来のパフォーマンスに近づいている」《キリンチャレンジカップ2019》

日本サッカー協会(JFA)は6日、11月に行われる14日にアウェイでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選及びキリンチャレンジカップ2019のメンバーを発表した。 12月にE1選手権が控えている日本代表。14日にアウェイでアジア2次予選のキルギス代表戦を戦った後、19日にパナソニックスタジアム 吹田で行われるキリンチャレンジカップ2019のベネズエラ戦に臨む。その中で、9名選手が入れ替わり、国内で結果を残しているMF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)ら4選手が初招集となった。 会見にはJFAの関塚隆技術委員長と、日本代表を率いる森保一監督が出席。森保監督はメンバー発表後、メディア陣からの質疑に応対し、2018年5月のキリンチャレンジカップ以来の招集となったMF井手口陽介(ガンバ大阪)が代表に復帰した理由や、E-1選手権に向けたメンバー選考について言及した。 ──今回のベネズエラ戦のメンバーからE-1選手権に残る選手はどれぐらいいるか 「今、どれだけ残るかというところはハッキリとした考えは持っていません。今回の活動でU-22の代表の活動もあるので、コンディション等々も踏まえて、この3つの活動をA代表とU-22の東京オリンピック世代の監督を兼任させていただいている中で考えています。E-1も招集の条件がありますので、そこを踏まえた上で、考えて行きたいと思っています」 ──キルギス戦だけの選手と、ベネズエラ戦にも参加する選手がいる理由は 「分けた基準は、1つだけ選手の出場数であったりとか、出場時間であったりとか、現在のコンディションであったりとかでの線引きはしていません。これまでの活動の中で、我々が選手を見てきて、今選手が自チームの中でどういった活動をしているのか、どういった立ち位置にいるかも含めて、バランスを見ながら決めました。ハッキリした基準があれば一番いいですが、色々な事を考慮しながら決めました」 ──初招集の選手が4人に加えて、MF井手口陽介(ガンバ大阪)も森保監督体制初招集だが、選考の理由は 「今と未来、両方を見て、バランスを考えて、招集させてもらっています。井手口に関しては、今年の夏のウインドーで日本に戻って来ました。彼のプレーは私だけでなく代表のスタッフで視察を重ねている中で、コンディションが上がって来ていると、本来のパフォーマンスに近づいて来ていると判断して、招集させてもらいました」 「元々代表でも活躍していましたし、ロシア・ワールドカップでも最終的に本大会に行くメンバーには入りませんでしたが、ロシア・ワールドカップのメンバーに入ってもおかしくない実力がある選手と見ています。現在のコンディションを見て選ばせてもらいました」 ──大阪から合流する国内組8名がいると思うがキルギスにいる間に指示を出したりすることは 「選手たちの活動を把握して、その上で松本フィジカルコーチから連絡をとるということは話しています」 2019.11.06 18:45 Wed

【質疑応答①】森保一監督が“2チーム編成”の理由を説明「同じメンバーで戦うことも考えたが…」《カタールW杯アジア2次予選》

日本サッカー協会(JFA)は6日、11月に行われる14日にアウェイでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選及びキリンチャレンジカップ2019のメンバーを発表した。 W杯アジア2次予選で3連勝中の日本代表。今月の代表ウィークでは、14日にアウェイでアジア2次予選のキルギス代表戦を戦った後、19日にパナソニックスタジアム 吹田で行われるキリンチャレンジカップ2019のベネズエラ戦に臨む。 会見にはJFAの関塚隆技術委員長と、日本代表を率いる森保一監督が出席。森保監督はメンバー発表後、メディア陣からの質疑に応対し、FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)の招集を見送った理由や、2試合のメンバーを分けた理由を明かした。 ◆森保一監督(日本代表) 「今回の日本代表としての活動で、ワールドカップ予選のキルギス戦、キリンチャレンジカップが吹田でベネズエラ代表と対戦させてもらいます。一戦一戦勝利を目指して最善の準備をしながら、準備を進めていきたいと思います。まず、アウェイで行われるキルギス戦は環境を含めて、厳しい戦いになることを覚悟しながら、我々が最後に勝って終われるように、ワールドカップの2次予選をより良い形で進められるように、結果を求めながら戦っていければと思います」 「そして、その後の国内に戻っていて吹田で行われるベネズエラ戦に関しては、選手が何人か入れ替わっての戦いとなります。そのメンバー選考という意味では、これまでの日本代表の活動に招集できなかった選手を招集させていただいて、彼らを新たな日本代表の戦力として戦術等々、理解をしてもらう活動にしてもらいたいと思っています。まだまだ、これまでの日本代表の活動で招集しきれていなかった素晴らしい選手たち、力を持った選手たちがいるということを、このベネズエラ戦で私自身も選手と共に活動しながら感じたいと思いますし、ここに居るメディアの皆さんにも、メディアの皆さんを通して日本代表の活動を見ていただける方にも、まだまだ良い選手がJリーグをはじめとするチームにいるということを確認して頂ければなと思います」 「冒頭でもお話したように、一戦一戦勝利を目指して戦って参りたいと思います」 ──FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)を招集しなかった理由は 「大迫の招集についてですが、彼の直近の試合は映像で確認して、メディカルスタッフが所属チームと連絡を取ってくれ、状態を把握しました。プレーもしているので招集も可能だったかもしれないですが、よりコンディションが良い選手を招集させてもらおうということで、招集を見送りました」 ──ここまでのW杯予選で3連勝を達成しているが、感じている修正点は 「3連勝したことについては、我々はこの2次予選を全勝で突破したいということを私自身も選手も、チームとしても考えています。その中で、多くの方が勝って当たり前の戦いだと思われている中、選手たちが油断や隙を見せずに、我々がやるべきことを集中力を持ってハードワークし続けてくれて、3連勝できたということは、次のキルギス戦もまずは相手のことを知った上で、我々がどれだけ力を発揮できるかということ。どんな対戦相手でも我々が成長できるようにという思いを持って戦いに臨みたいと思います」 「修正点については、ワールドカップの2次予選で直近の試合でタジキスタンと戦いましたが、その時に相手のプレッシャーがかなり強い時間帯で難しい戦いを強いられた中でも、もっと良い形でボールを動かして、相手のゴールに迫っていくという攻撃のクオリティをあげなければいけないというのがあったと思います」 「攻から守に切り替わった時の、選手が相手にプレッシャーをかけてくれたと思いますが、そこに少し迫力を欠いて、圧力、プレッシャーがかからずに、局面を突破されたというところがあり、後手を踏んだ部分があるので、基本的な切り替えを早くするとか、相手にプレッシャーをかける時には、相手にとって圧力に感じる迫力のある守備をできなければいけないかなと思っています」 ──この2試合でメンバーを分けた狙いは 「この日程が出た時から、色々な事を考えてスタッフとも話をしてきて、ポイントはいくつかあると思います。まずは、キルギス戦に向けて、戦った後ヨーロッパ組の選手のコンディション等々を考慮してより良い状態でチームに戻ってもらい、自分のポジションでポジションをしっかりと掴んでもらう事であったり、パフォーマンスを上げて、チーム内で存在を発揮してもらうという事で、予選が終わってからヨーロッパに帰ってもらいたいです」 「その他の選手たちは日本に戻ってきて、それから国内で合流する選手たちと一緒になって、このベネズエラ戦に向かいます。そこでは、なかなか招集機会のなかった選手や初招集の選手も含めて、活動する中で選手たちの特徴を知るということ。そして、個人としても代表としても経験値を上げて、さらに日本代表のレベルアップをしていくということ。経験の浅い選手たちにとっては、貴重な代表の経験になると思います。個のレベルアップにも繋がっていくと思うので、個のレベルアップ、チームのレベルアップがこのベネズエラ戦でさらにできること、それが日本のサッカーの全体的なレベルアップ、底上げになっていくと考えています」 ──MF浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)、MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)がMF登録になっているが、前回のFW登録から変更した理由は 「前回は浅野、鎌田はFWの登録という事でしたが、試合で出場したポジションは浅野はサイドハーフという事でした。鎌田はトップだけでなく、トップ下でもプレーしてもらうという事で、彼らは攻撃的なポジションで中盤もできればトップの役割もできるということで、今回バランスを見てポジションの部分では中盤に記載させていただきました。これはFWでの永井、鈴木、ベネズエラ戦ではオナイウも含めて、彼らがこれまでやってきたことはFWだけではないですし、私自身も起用の仕方をFWだけとは考えていません。中盤の攻撃的なポジションもできるかなとスカウティングして、特徴として捉えています。ここではFWや中盤というくくりにしていますが、どちらもあると理解してもらえればと思います。 ──戦術の浸透よりも底上げが大事だと考えての2チーム編成になるか 「チーム作りという事を重要に考えています。ワールドカップの2次予選もチーム編成を見て、色々なご意見があると思いますが、その中でもチーム作りということの観点、個人の成長とチームの成長を考えてということでやってきました。そのままキルギスから基本的に同じメンバーで日本に戻って来て、ベネズエラ戦を戦うことももちろん選択肢の1つとしては考えて来ました」 「ただ、今代表がやらなければいけないことと、今後さらに代表の強化をしていく、さらに発展させていくという事を考えると、限られた代表の活動の中で、ここで試したり、新たな選手を見させてもらったり、代表になかなか来れなかった選手たちに、今代表がやっている戦術的な事を知ってもらうことが、今後に生きてくるかなと思って判断しました」 2019.11.06 18:30 Wed

【質疑応答①】渡辺、食野、菅原! 森保監督が初招集組を語る《ブラジル遠征》

日本サッカー協会(JFA)は3日、ブラジル遠征に臨むU-22日本代表メンバーを発表した。 2020年の東京オリンピックに出場する世代となるU-22日本代表。6日から16日にかけてブラジル遠征を実施し、U-22ブラジル代表やサンパウロとの試合を行う。 会見にはJFAの関塚隆技術委員長と、日本代表を率いる森保一監督が出席。メンバー発表後、森保監督は初招集の選手たちに言及したほか、6月の第47回トゥーロン国際大会で優勝を争ったブラジルとの再戦を楽しみにした。 ◆森保一監督(日本代表) ──DF渡辺剛(FC東京)が初招集。選出のポイントや期待する点は? 「まずはFC東京でレギュラーとして試合に出続けているので、U-22の東京オリンピックに向けたチームの活動に実力的にも十分相応しい選手だということで招集しました。遠征での活動中は、本人の良いところを存分に発揮してもらいながら、チームのコンセプトを伝える中でどれだけ対応力を持ってるかというところを見せてもらえればなと思っています。まずは本人の代表を意識してくれていると思うので、思い切って自分の力をチームの中で発揮してもらえればなと思います」 ──MF食野亮太郎(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド)、MF菅原由勢(AZ/オランダ)も初招集だが 「彼らも海外に行ったからではなく、国内にいる時もチームでの活動やアンダー世代での活動のところでも追ってみていました。去年のアジアカップ前には菅原にトレーニングパートナーとしてA代表のところにも来てもらったりというところで、彼らの活動を追っていました。その中で国内にいる時は、継続して試合に出ることができなかった中、それぞれ、オランダとスコットランドに渡って所属チームで存在感を発揮しているということ、ヨーロッパリーグ(EL)等々、高いレベルでもプレーしているところを見て、招集しました。2人に関しても、渡辺と同様にまずはそれぞれのストロングポイント、良さを最大限に発揮してもらいながら、チームのコンセプトを理解してもらえればなと思います」 ──今回、U-22ブラジル代表とブラジルでやるということで、トゥーロン国際大会の時とはまたレベルが違うという期待があるが、こういう強いチームに対して、なかなかできない経験だが、どういうところを期待しているか 「おっしゃる通り、トゥーロンの時よりもブラジルで対戦するブラジル代表の方が、強いということも考えられます。そこは、やはり強いチームと対戦して、今の自分たちの立ち位置を知ること、さらにレベルアップをしていくこと、アウェイであろうと相手がブラジル代表であろうと、我々が勝つんだという同じ目線を持って戦う姿を選手たちには見せてもらいたいです。世界中どこのチームと戦っても、我々が勝っていくんだということと、その時の戦いの中で全力を出して戦うんだというところを、今回の戦いでも培ってもらえればと思います」 2019.10.03 19:15 Thu
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