ゾラン・マミッチ Zoran MAMIC

ポジション 監督
国籍 クロアチア
生年月日 1971年09月30日(52歳)
利き足
身長
体重
ニュース クラブ 監督データ
ニュース一覧

「みんなヒーローだ」突然の監督辞任も大逆転でベスト8進出のディナモ・ザグレブ、新監督がチームを称賛

ディナモ・ザグレブのダミル・クルズナル監督が、ヨーロッパリーグでの大逆転劇を振り返った。クロアチア『Sportske』が伝えた。 ディナモ・ザグレブは18日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグでトッテナムと対戦した。 1stレグはトッテナムのホームで2-0と敗れていたディナモ・ザグレブ。この試合では3点差以上の勝利が必要となる状況だった。 さらに、試合直前にしてゾラン・マミッチ監督が横領の罪で懲役刑が確定したために突如辞任。アシスタントコーチのクルズナル氏が監督に就任していた。 スクランブルな状況でこの一戦に臨んだディナモ・ザグレブだが、トッテナムが押し気味に試合を進める。それでもゴールレスのまま後半に入ると、62分にミスラフ・オルシッチがネットを揺らして1点を返す。 その後はエンジンをかけたトッテナムにゴールに迫られるも得点を許さず。すると82分にオルシッチが再びゴールを奪い同点に。延長戦に突入すると、106分にオルシッチがハットトリックを達成。2戦合計でも逆転すると、そのまま守りきり3-2で大逆転勝利を収めた。 試合後、クルズナル監督は壮絶な一戦を振り返り、チーム全体を称賛した。 「彼らはみんなヒーローだ。試合は最初の1分から素晴らしかった。我々はみんなが一体となって戦った。間違いなく記憶に残る試合だ」 「ロンドンでの試合の後、我々はもっと何かをできたと感じていたので、幾らかの後悔が残っていた。そして、ザグレブでは全てが我々のためにうまくいった」 「試合は夢で見たようだった。そしてそれは起きた」 これで準々決勝へと勝ち進んだディナモ・ザグレブ。その対戦相手は19日に決定するが、どこと当たるにしても謙虚に戦うと語った。 「我々はハイレベルのチームと戦えることを証明した。仕事を続け、謙虚にならなければならない。そうすれば、ヨーロッパリーグで新しい素晴らしいことを期待できる」 「これらは歴史的な結果であり、我々はこの瞬間を楽しむ必要がある」 「美しい試合、夢の試合、みんなが夢見る試合だが、あえて夢を見ないでほしい。みんなおめでとう。みんなが一丸となって呼吸し、チームメイト善人とクラブ全体がこの結果を祝っている」 2021.03.19 11:10 Fri

クロアチアの強豪D・ザグレブ指揮官が懲役刑で辞任…クラブ資金横領の疑い

ディナモ・ザグレブは15日、ゾラン・マミッチ監督(49)の辞任を発表した。また、併せてスポーツディレクター(SD)の職も辞するとしている。 イギリス『BBC』によれば、マミッチ監督はクラブの資金の横領および脱税の疑いで同日にクロアチアの最高裁判所に出廷。4年8カ月の懲役刑を言い渡されたことから、辞任となったようだ。 また、今回の一件にはマミッチ監督の兄、ズドラフコ氏が大きく関わっている。同氏はディナモ・ザグレブの会長を務めながら、クロアチアサッカー協会の副会長にもなっていたクロアチアサッカー界の重鎮。しかし、今回の事件や移籍ビジネスでの詐欺など、多くの汚職も行っていたから逮捕され、現在は懲役6年半の実刑に服している。 マミッチ監督は判決の際にコメント。クラブ公式サイトが伝えている。 「罪悪感はないが、先ほど言った通り、判決が確定すればそれを受け入れ、ディナモの監督、そしてSDを辞任する。 私はクラブの将来に多くの幸運と、成功があることを祈っている」 現役時代にクロアチア代表としてもプレーしたマミッチ監督は2013年にD・ザグレブで監督としてのキャリアをスタートさせると、2015年からアル・ナスル(サウジアラビア)を指揮。その後はアル・アイン(UAE)、アル・ヒラル(サウジアラビア)を経て、昨シーズン途中からD・ザグレブへと復帰していた。 なお、後任にはアシスタントコーチを務めていたダミル・クルズナル氏が就任。SDの職も同氏へと引き継がれることとなった。 2021.03.16 11:14 Tue

敵将唸らせたケインにモウも賛辞! 交代後アイシングもNLダービー出場に「私は大丈夫だと確信」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督がイングランド代表FWハリー・ケインに賛辞を送り、状態にも言及した。 トッテナムは11日に本拠地で行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのディナモ・ザグレブ戦に臨み、2-0で勝利。ベスト8進出に向けて、相手にアウェイゴールも許さず、先勝した。 大きなアドバンテージに導いたのは大エースのケインだ。このディナモ・ザグレブ戦でも25分と70分に得点を挙げ、公式戦2試合連続の2ゴールとなる活躍でチームに大きなアドバンテージをもたらしている。 ディナモ・ザグレブのゾラン・マミッチ監督は試合後、ケインについて「フットボール・マスター」と絶賛。モウリーニョ監督もイギリス『BT Sport』でその発言に対する反応を求められると、同意した。 「彼はそうだ。非常に知的。知的なフットボールこそが彼のフットボールだ」 「ストライカーのなかにゴールを量産する選手がいて、それこそがストライカーにとって最も大事なことだが、彼もそう」 「しかし、彼はそれだけじゃなく、我々のあらゆる助言を理解できる。ポジショニングや動きなどで試合を非常に良く理解してもいるのだ」 「スペースを察知し、周りを見渡し、他の選手の位置を確認し、試合に影響をもたらすことができる。本当に良い選手さ」 そんなケインだが、84分にピッチを退くと、ヒザをアイシング。14日に敵地でプレミアリーグ第28節のアーセナル戦を控えているだけに、状態が心配されるが、モウリーニョ監督は問題なしを強調した。 「出られるのを願い、そう信じている。(次戦は)ビッグマッチであり、大きな問題がなければ、出られるだろう。明日の様子を見てみよう。でも、私は大丈夫だと確信している」 2021.03.12 16:45 Fri

シャムスカ、サウジ強豪アル・ヒラルの監督就任! かつて大分&磐田を指揮

アル・ヒラル(サウジアラビア)が27日、クロアチア人指導者であるゾラン・マミッチ前監督(47)の解任とともに、後任としてブラジル人指導者であるペリクレス・シャムスカ氏(53)の就任を発表した。 プロ経験のない指導者として知られるシャムスカ氏は母国で監督キャリアをスタートさせると、大分トリニータやジュビロ磐田でも監督を歴任。大分時代の2008年にはナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)を制して、クラブ史上初タイトルを獲得した。その後、昨年からアル・ファイサリ(サウジアラビア)を指揮。だが、今回、過去15度の国内リーグ制覇歴を誇るサウジアラビアの強豪アル・ヒラルが引き抜いた形だ。 なお、アル・ヒラルは今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019に参戦。日本代表FW中島翔哉を擁するアル・ドゥハイル(カタール)や、同代表DF塩谷司が所属するアル・アイン(UAE)と同じグループCに入っており、第4節終了の現時点で3勝1敗で首位に立っている。 2019.04.29 18:40 Mon

塩谷司所属のアル・アイン、マミッチ監督がアル・ヒラルの指揮官に就任

サウジアラビアのアル・ヒラルは31日、新監督にゾラン・マミッチ氏(47)を招へいしたことを発表した。 クロアチア人指揮官のマミッチ氏は、現役時代にディナモ・ザグレブやボーフム、レバークーゼンなどでプレー。1998年に行われたフランス・ワールドカップではクロアチア代表メンバーに選出されたものの、出場機会がなかった。 引退後は古巣のディナモ・ザグレブでスポーツディレクターに就任すると、2013年8月から暫定監督を、2013年10月からは正式に監督に就任。2016年7月まで指揮をとり、クロアチアリーグで3度、クロアチアカップで2度優勝していた。 2016年7月からはサウジアラビアのアル・ナスルで指揮を執ると、2017年2月には日本代表MF塩谷司や元鹿島アントラーズのMFカイオらが所属するアル・アインの監督に就任。2017-18シーズンはアラビアン・ガルフ・リーグ、プレジデントカップの国内2冠を達成。2018年12月に行われたクラブ・ワールドカップでは、決勝に駒を進めレアル・マドリーと対戦。塩谷がゴールを記録するなど奮闘したが、準優勝に終わっていた。 アル・ヒラルは、同日に2018年6月から指揮を執っていたポルトガル人指揮官のジョルジェ・ジェズス監督(64)を解任していた。 今シーズンのアル・ヒラルは、17試合を終えて現在首位。今冬には、ツルヴェナ・ズヴェズダから横浜F・マリノスでもプレーしたオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクを獲得。また、同日にイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコをトロントFCから獲得していた。 なお、アル・ヒラルは2019年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場。中島翔哉の移籍が噂されるカタールのアル・ドゥハイルや日本代表MF塩谷司が所属するUAEのアル・アイン、イランの強豪・エステグラルとグループステージで対戦する。 2019.01.31 13:55 Thu
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2007年3月1日 ディナモ・ザグレブ 引退 -
2005年7月1日 アイントラハト・トリーア ディナモ・ザグレブ 完全移籍
2004年7月1日 LR Ahlen アイントラハト・トリーア 完全移籍
2003年7月1日 グロイター・フュルト LR Ahlen 完全移籍
2001年7月1日 ボーフム グロイター・フュルト 完全移籍
2000年7月1日 レバークーゼン ボーフム 完全移籍
1998年7月1日 ボーフム レバークーゼン 完全移籍
1996年7月1日 ボーフム 完全移籍
監督履歴
就任日 退任日 チーム 種類
2020年7月7日 2021年3月15日 ディナモ・ザグレブ 監督
2019年6月5日 2021年3月15日 ディナモ・ザグレブ スポーツ・ディレクター
2019年2月1日 2019年4月26日 アル・ヒラル 監督
2017年2月1日 2019年1月30日 アル・アイン 監督
2016年7月1日 2017年1月29日 アル・ナスル 監督
2013年10月22日 2016年6月23日 ディナモ・ザグレブ 監督
2013年8月22日 2013年8月28日 ディナモ・ザグレブ 監督
2007年3月26日 2016年6月23日 ディナモ・ザグレブ スポーツ・ディレクター