クラウディオ・ラニエリ

Claudio RANIERI
ポジション 監督
国籍 イタリア
生年月日 1951年10月20日(73歳)
利き足
身長
体重
ニュース 人気記事 クラブ 監督データ

クラウディオ・ラニエリのニュース一覧

プレミアリーグは8日、10月の月間最優秀監督賞を発表。ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が受賞した。 ヌーノ監督率いるフォレストの10月成績は2勝1分けの無敗。第7節のチェルシー戦をドローで終えると、クリスタル・パレス、レスター・シティ相手に就任直後の2023年12月以来となる連勝を飾った 2024.11.09 21:30 Sat
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かつてレスター・シティの指揮官を務めたクレイグ・シェイクスピア氏が亡くなった。享年60歳だった。 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、遺族に代わってリーグマネージャー協会(LMA)が1日にシェイクスピア氏の死去を報告した。 「クレイグは今朝、家族に囲まれた自宅で静かに息を引き取りました」 「私たち家 2024.08.02 06:30 Fri
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カリアリは5日、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(51)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 2023-24シーズンを15位で終えたカリアリは、5月21日に2023年1月からチームを率いていたクラウディオ・ラニエリ監督との契約解除を発表 2024.07.06 08:05 Sat
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2023-24シーズン限りでの現役引退を発表していたFW岡崎慎司(38)が、東京都内で引退会見を実施した。 清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた岡崎。ダイビングヘッドや気持ちのこもったプレー、泥臭さもあるゴールゲッターとして飛躍すると、2011年1月にシュツットガルトへと完全移籍しヨーロッパでのキャリアを 2024.06.17 21:25 Mon
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カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェ 2024.05.24 22:40 Fri
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カリアリのニュース一覧

セリエA昇格組のコモは29日、カリアリからイタリア人DFアルベルト・ドッセーナ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 アタランタの下部組織で育ったドッセーナは、2017年にトップチームに昇格。昇格後はペルージャやシエナ、ピストイエーゼといった国内下部リーグへ武者修行に出さ 2024.06.30 08:33 Sun
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イラク代表FWアリ・ジャシム・エライビ(20)がセリエAのコモへ移籍か。 2004年生まれの弱冠20歳にして、中東屈指の強豪・イラク代表で主力級に君臨するウインガー、アリ・ジャシム。 アジアカップ2023で日本代表の脅威となり、先のU-23アジア杯でも大岩ジャパンと対峙した若武者は、現在イラク1部のアル・ア 2024.06.19 12:55 Wed
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カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェ 2024.05.24 22:40 Fri
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ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シー 2024.05.24 19:35 Fri
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ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカ 2024.05.22 16:30 Wed
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ルカクは前半に退場させるべきだった…ナポリvsローマ裁いたマッサ主審に1試合職務停止処分か

ナポリvsローマで主審を務めたダビデ・マッサ氏が、誤審によって今週末のセリエAの担当から外れるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 マッサ氏は24日に行われたセリエA第13節のデルビー・デル・ソーレで主審を担当。そのビッグマッチはFWロメル・ルカクの古巣恩返しゴールを最後まで守り抜いたホームチームがウノゼロで勝利していた。 しかし、試合後にローマのクラウディオ・ラニエリ監督が「前半に退場すべきだった」と語ったゴールスコアラーのファウルを巡る2つの判定が物議を醸していた。 ルカクはこの試合の前半にDFメーメト・ゼキ・チェリク、GKミレ・スヴィラルの2選手に対して完全なアフターチャージを見舞っていたが、いずれのファウルに関してもイエローカードが出されなかった。 報道によると、イタリア審判委員会の首脳陣はチェリクへのファウルは完全にイエローカードを掲示すべき誤審と考えており、スヴィラルへのファウルは議論の余地はあるものの、イエローカードに値するものだったと考えているという。 そして、このデルビーでのパフォーマンスによってマッサ氏は、今週末のセリエA第14節では完全に担当を外されるか、主審ではなく第4審に降格となる可能性が高いとのことだ。 2024.11.27 12:56 Wed
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就任2戦目での白星ならずもラニエリ監督はパフォーマンス評価「フットボールのやり方を忘れていないことを示した点で重要」

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が、土壇場で手にした敵地での勝ち点1を評価した。 ローマは28日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節でトッテナムと対戦し、2-2で引き分けた。 インターナショナルマッチウィーク期間にイバン・ユリッチ前監督を解任し、ラニエリ新監督を招へいしたローマ。その初陣となったセリエAのナポリ戦では敵地で0-1の敗戦となり、ロンドンでの一戦では強豪スパーズを相手に初勝利を目指した。 試合は開始早々に与えたPKを決められてビハインドを背負ったが、20分にFWパウロ・ディバラのFKをDFエヴァン・デンディカがヘディングで合わせて同点に追いつく。この直後にもディバラのお膳立てからFWステファン・エル・シャーラウィがゴールネットを揺らしたが、これは微妙なオフサイド判定で取り消しに。すると、前半半ばには一瞬の隙を突かれて勝ち越しを許した。 それでも、後半も攻守両面で粘ったアウェイチームは試合終了間際の91分に続けて得たCKの流れからDFアンヘリーニョの高速クロスをゴール前のDFマッツ・フンメルスがワンタッチで合わせ、劇的ドローに持ち込んだ。 同試合後、ラニエリ監督はイタリア『スカイ・スポルト』でこの一戦を総括。就任2戦目での勝利を逃したものの、チームが披露したパフォーマンスと気概を称えた。 「我々のプレーヤーは素晴らしい試合をした。ナポリ戦には満足していなかった。確かに守備はしたが、個人的にああいった形(自陣深くに引きこもった)の守備は好きではない。もちろん相手の攻撃に対処する必要があったが、それはチームとファンに伝えたかったメッセージではなかった」 「今日、私は彼らにこう言った。『ナポリでは自分の考えをはっきり伝えなかったかもしれない。私は後ろに下がるチームではなく、常に攻撃に出るチームを望んでいる。相手が動き出したら、自分たちも動き出さなければならない。どのチームのファンも、勝利を目指すチームを愛すると思う。成功するかどうかは別の話だが、ただ後ろに下がるチームは私のスタイルではない』とね」 「そこで、私はプレーヤーに何をすべきかをはっきりと伝えた。そして彼らは理解し、見事に反応し、決して諦めなかった。結果は重要だが、私は彼らにこう言った。『ファンに君たちのパフォーマンスを見てもらいたい。君たちがここにいること、優れていること、君たちがフットボールのやり方を忘れているはずがないことを、ファンに見てもらいたい』とね」 今大会出場チームで屈指の攻撃力を誇る相手に対して、非常にオープンな戦いを挑む形となったが、その試合展開については「私が求めたこと」だと当初からゲームプランにあったものだったと説明。 「結果にはこだわらず、最後まであらゆるリソースを使って全力を尽くして欲しいと思っていた。相手には素晴らしいスプリンターがいる。私はスパーズの監督(ポステコグルー)を褒めた。彼のチームスピリットと彼が植え付けたメンタリティが好きだからね。彼らは常に勝利を目指している。それに対して我々はうまくやった。最後のボールを届けるまではそれほど正確ではなかったが、攻撃の方向を頻繁に切り替えた」 また、ローマ加入後初スタメンを果たし、立ち上がりにPKを献上したものの、貴重な同点ゴールに加え、攻守両面で存在感を示したフンメルスに関してはコンディション、試合勘の部分でさらなる改善が必要ではあるものの、期待通りの活躍を見せてくれたと評価している。 「それ(PK献上)はVARだけが捉えられる瞬間のひとつだ。私はまだ見ていない。審判がプレーを続行させたのであれば、それは通常の出来事だったに違いない。彼は後方でキーマンとして、安全を確保し、高い位置からプレスをかけていたが、まだ最高のコンディションではない。この男はローマの守備でただうまくやるだけでなく、並外れた活躍ができると思う。我々のファンはじきにドイツで憧れていたチャンピオンを再発見して大喜びするはずだ」 スパーズ戦でのパフォーマンスは今後の巻き返しへの契機となり得るが、百戦錬磨の指揮官は「一羽のツバメが来ただけでは、夏にならない』と、チームとして一貫性を持ちながら少しずつ状況を改善する努力が必要だと気を引き締めた。 「我々は一生懸命努力しなければならない。一生懸命努力することによってのみ、我々は良いパフォーマンスと結果を出すことができる。この試合は、彼らがフットボールのやり方を忘れていないことを示した点で重要だ」 なお、“修理屋”の異名を持つ老将のもとで着実に改善を見せるジャッロロッシだが、リーグ次節は絶好調のアタランタとの厳しいホームゲームを戦う。 2024.11.29 09:40 Fri
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満身創痍のなかで奮闘も絶好調アタランタに屈する…ラニエリ監督「戦い続け、逆境に屈してはいけない」

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が、ホーム初陣での敗戦を分析した。 ローマは2日、スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第14節でアタランタと対戦し、0-2で敗れた。 この敗戦により、リーグ4連敗となった苦境のジャッロロッシは降格圏と2ポイント差の15位まで転落している。 3度目の就任となったなか、ホームでの初陣で初勝利を目指したローマ。前半は相手に主導権を握られる展開ながらも、集中した守備で0-0のイーブンでハーフタイムを迎えた。そして、後半は低い位置ながらもボールを保持し、相手にチャンスを与えないまずまずの試合運びを見せた。 しかし、前線を中心にフレッシュな選手を投入した相手に押し込まれると、69分にはMFマルテン・デ・ローンのミドルシュートがゴール前のDFにディフレクトして大きくコースが変わってゴール右ポストを叩いた末に決まる、不運な失点で先制点を献上。さらに、試合終了間際の89分には左CKからMFニコロ・ザニオーロにヘディングシュートを決められ、万事休す。 戦前の段階でリーグ7連勝中だった相手に奮闘を見せたが、厳しいホームでの敗戦となった。 同試合後、ラニエリ監督はイタリア『スカイ・スポルト』でこの敗戦を振り返った。 「体力がある限り、あらゆる攻撃に対応できていた」 「今夜の私の交代はすべて、疲労と肉体的な痛みによって決定づけられた。だから、アタランタにおめでとうと言いたいが、ローマには最高の賛辞を送りたい」 「相手は適切な変更を加えることができたが、私にはもう適任のミッドフィルダーがいなかった。それでも、チャンスを作ったプレーヤーたちを称賛した、とにかく最後の瞬間まで戦ったチームを褒めたい」 「アタランタはスクデット獲得を目指して戦っており、準備ができている。我々はそうではない。単純な話だ」 試合総括で語ったように、同試合ではDFマッツ・フンメルス、MFブライアン・クリスタンテが自ら交代を要求して負傷交代したほか、FWアルテム・ドフビク、FWパウロ・ディバラの2選手に関してもギリギリの状態で連戦を戦う形となっていた。 「フンメルスとクリスタンテは背中と筋肉に違和感を感じており、明日の朝に評価する必要がある。マッツがもっと早く私に異常を伝えてくれたら良かったとは思うよ。そうすれば違う変更ができたからね」 「ディバラはまだフルトレーニングをしていないが、今日は素晴らしい試合をした。ドフビクも代表チームに向かったが、問題があったため出場しなかった。昨日は出場できるかどうかわからないと私に言ったが、今日は素晴らしい試合をした」 監督交代後は首位のナポリと2位のアタランタに、ヨーロッパリーグではトッテナムと厳しい相手との戦いが続いたが、次節のレッチェ戦を含めクリスマス前までは5試合中4試合をホームで戦い、対戦相手のレベルも若干落ちるため、ここが前半戦の正念場となる。 指揮官は「簡単な試合はない」と気を引き締めながらも、少しずつチームが改善を見せるなかで必ずやチームが立ち直れるはずだと自信も示している。 「12月中は4日ごとに試合をする期間がある。簡単な試合はない。実際、次の試合は今夜よりもさらに難しいものになるはずだ。我々はそれを受け入れ、戦わなければならない」 「チームがこれらの試合でやっているように、私に従い続ければ、問題解決のカギが見つかるはずだ」 「我々は戦い続けなければならない。逆境に屈してはいけない。私は諦めようとするプレーヤーが好きではないし、決してそれを受け入れない。我々は今夜のように、疲れ果てるまで、ボールごとにどう反応し、戦うべきかを知らなければならない」 2024.12.03 10:21 Tue
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「だから私が呼ばれた」苦境ローマで3度目指揮のラニエリ監督、初陣敗戦も「この調子で続けなければ」

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 開幕から不振が続くローマはインターナショナルマッチウィーク中に今シーズン2度目の指揮官交代を決断。クラウディオ・ラニエリ監督が3度目の就任を果たし、24日に行われたセリエA第13節のナポリ戦に臨んだ。 首位を走るチーム相手に劣勢も、無失点でハーフタイムへ。それでも53分、ベルギー代表FWロメル・ルカクに恩返し弾を決められ、1点のビハインドを背負う。 後半頭からの2枚替え、陣形変更もあったローマは66分に決定機。スペイン人DFアンへリーニョのFKからウクライナ代表FWアルテム・ドフビクがヘディングシュートも、クロスバーに阻まれた。 内容的には立て直したローマだったが、追いつくことはできず試合終了。デルビー・デル・ソーレを落とし、新体制は黒星発進となった。 試合後の会見では「我々は問題を抱えている。だから私が呼ばれた」とラニエリ監督。「そしてナポリは首位の座を失っていた。そういった状況を踏まえ、パフォーマンスには満足している」と及第点の評価は与えている。 「多少のミスはあったが、意欲と決意を感じられた。この調子で続けなければならない。私はポジティブだ」 「ハーフタイムでの交代? もっとボールを保持する必要があったし、実際に前半のようなチャンスを作らせなかった。後方で四角形を作り、ボールを回しながら押し込もうとした」 また、終盤に投入したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにも言及。負傷明けながら問題はなかったようで、28日に控えるヨーロッパリーグ(EL)のトッテナム戦でも出場が期待される。 「最後の数分でディバラにリスクを負わせた。恐さはあったが、彼は昨日から痛みがなくなっていた。彼は大丈夫だと思うし、今週のトッテナム戦に向け様子を見よう」 さらに、ラニエリ監督はチーム状況についてもコメント。立て直しへの改善点を挙げた。 「チームのリーダーはチームメイトを助けるために適切なパーソナリティを持たなければならない。私は閉鎖的なチームを目にし、楽しくプレーすることで平穏を取り戻そうとした。後半のボールの扱い方は良くなった。自分たち自身を悔やむことなく取り組み、リアクションする必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】ドフビクのシュートは惜しくもバー… ナポリvsローマ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="01HPv0-iCkE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 17:40 Mon
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「運命が私を『家に帰る』ように決めた」ラニエリ監督がローマでの3度目の挑戦へ所信表明

ローマの新指揮官に就任したクラウディオ・ラニエリ監督が3度目の挑戦への意気込みを語った。クラブ公式サイトが初会見でのコメントを伝えている。 今シーズン開幕から不振続きのローマは、開幕から3カ月でダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を解任。複数の指揮官が候補に挙がっていたなか、クラブはローマ生まれで生粋のロマニスタでもあり、選手・監督としてクラブを知り抜くレジェンドを招へいした。 通算3度目の監督就任とともに今季終了までの任期後は上級管理職に就任し、後任指揮官の選定にも関わることになる百戦錬磨のイタリア人指揮官は、今回の所信表明で新たな決意を語った。 「質問に答える前に、いくつか明確にしておきたいことがある。私は監督業から退いていた。しかし、ここ数カ月でレスターがプレミアリーグを制覇した後よりも多くの仕事のオファーを受けたと言わなければならない」 「信じられないことだが、本当だ。そして私は常にノーと答えてきた。私が再び監督を務める状況は2つしかないと言った。ローマかカリアリのどちらかだ。しかし、私はフットボールを反対側(ファンとして)から観戦することになるだろうと完全に信じていた」 「運命が私を『家に帰る』ように決めたのだ。カリアリに復帰したとき、私はカリアリでキャリアをスタートし、カリアリで終えると言った。しかし、明らかに運命がローマを私のプレーヤーとしてのキャリアのスタート地点、そして監督としてのキャリアを終えて監督になる場所と決めていた。記録のためにそれを明確にしておきたいと思った。カリアリは私を仲間の一人として迎え入れてくれたからだ」 フットボール界の酸いも甘いも嚙み分ける73歳は、今回のオファーを受け入れる際にオーナーのフリードキン・ファミリーに対して、しっかりと苦言を呈したことも明かしている。 「私を知っている人なら誰でも、私がいつも正直に話すことを知っている。だから、(オーナーに対して)そう伝えた。正直に言うと、彼が言ったこと、このチーム、この街、このクラブをどれだけ大切に思っているかに驚いた」 「彼のクラブだからというわけではない。ローマが世界の首都、カプト・ムンディであるのにチームが苦しんでいるのを見るのは耐えられないと彼は言う。彼は多額の資金を費やしたが、望んでいたことを達成できなかったことを理解している。だから彼は私を招へいしたのだ。今は私次第だ。私の経験と私のやり方で。そして与えられた任務を成功させたい」 「彼がそれらのことを説明してくれたとき、私はノーと言えなかった。私を家に連れてきてくれたことに感謝する。私が何かを言ったら、それを達成するために全力を尽くすとファンは知っているので、感謝する。人々の目を欺くためではない。それは私が誰に対しても言えることだ」 また、“修理屋”の異名を持ち、キャリア通して複数のシステムを使い分けるラニエリ監督は、現在のスカッドでどのようなスタイルを見せたいかとの問いに対しては、チームを把握した上で最適解を見いだしたいとしながらも、それ以前に重要なことがあると主張する。 「何年も同じ監督が率いるチームの場合を除いて、基本的なシステムなど存在しないと思う。まず全員の調子を見てから、3人、4人、5人でプレーするかを決める」 「フォーメーションの問題ではなく、プレーヤーの問題だ。うまくいっていないときでも血を吐きたいプレーヤーがいるかどうかが問題だ。一瞬たりとも気を緩めたくない。私はまずファンであり、次に監督だ。ここを去るとき、私は『誰よりもファンだ』と言った」 「チームとファンがひとつになってほしい。我々はみんなひとつの家族だ。クラブ、経営陣、監督、プレーヤー、キットマン、メディカルスタッフ、グラウンドキーパー、みんな。全員に話し、できる限り協力してほしいと伝えた。ミスをする時間はない。まずは素晴らしい3試合から始める。ファンをスタジアムに連れてきて、勝てなくても『少なくとも頑張った』と思って帰ってもらわなければならない。たとえうまくいかなくても、最後の瞬間まで戦った。ファンはチームを誇りに思って帰っていかなければならない。それが私がファンに、そして自分自身に約束したいことだ」 現在、セリエAで12位、ヨーロッパリーグで20位といずれのコンペティションでも苦戦が続くなか、今季の目標については「できる限りのことをする」とまずは目の前の戦いに全力を注いだうえで、最終的な到達点がどのような形になるかを見極めたいとしている。 「困難があることはわかっているが、私は前向きな人間だ。ローマを見て『私のローマに何が起こったのか』とは思わない。プレーヤーだったときと同じように、常に全力を尽くす。良いプレーをすることも悪いプレーをすることもわかっていたが、ピッチでは全力を尽くさなければならない」 「私のマネジメントの役割について言えば、私はフリードキン家に最も近い人間だ。だから我々はすべてを一緒に行うことができる。我々は物事を評価し、物事を見て、できるだけ間違いを少なくしようとする。しかし、忘れないでほしい、間違いは試みなければ起こらない」 「ローマが常に上位にいられるようにするためには、よく知られていてフットボールを理解している人物が必要だ。フットボールの性質上、1位、2位、3位、4位になるかもしれないが、会長は真剣なチーム、真剣なクラブを望んでいる。彼は多くの変化を起こした。トリゴリアを見たとき、私はほとんど気づかなかった。彼は素晴らしいことをしているが、何よりも重要なのはチームだ。私は彼に言った。『君は何でもできるが、チームがあなたの名刺だ』。ローマは世界中で有名だが、彼はローマがフットボールでも有名になることを望んでいる」 今冬の補強の可能性について、まず現有戦力の見極めを優先したいと語った指揮官は、その現有戦力で注目を集めるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスの2選手についても率直に自身の考えを語った。 今季の出場試合数で延長オプションが行使されることになるラ・ホヤについては「彼に条項があるかどうかは知りたくない。私が望む人を選ぶ。会長はそれを受け入れたし、そうでなければ、私を招聘しなかったはずだ。ディバラが健康であれば、彼は試合の勝者だ。彼がすべての試合に出場できるかどうかはわからないが、彼にその能力があるならば、私は外すつもりはない」と、起用の可能性を明言。 前体制で冷遇されたベテランDFについては「彼の試合をいくつか見た。レアル・マドリーとの決勝戦や他の試合を見て、『なぜこのプレーヤーはプレーできないのか』と思ったた。様子を見るが、私は試合に勝てるプレーヤーを選びたい」と同じくチャンスを与える可能性を認めた。 最後に、指揮官は2人のバンディエラに関しても言及。教え子であり前指揮官に関しては「我々はすでに話したし、今後数日中にまた話すつもりだ」とチームを把握する上で助言を求めていることを明かしながらも、将来的に監督として呼び戻す可能性については「今のところは監督に任命されており、それに集中している。誰かを誘導したくはないし、様子を見るつもりだ」と明言を避けた。 一方で、自身のフロント入りをきっかけに帰還も期待されるトッティについては「正直に言うと、何も排除しない。明らかに今はチームを本来あるべきレベルに戻すことが最優先事項だが、フランチェスコと話をすることは間違いない。なぜそれをしないのか? 彼が手を貸してくれるなら...。彼が私たちのために何ができるか見てみよう」と、将来的な復帰の可能性も除外せず。 2024.11.16 09:20 Sat

クラウディオ・ラニエリの移籍履歴

移籍日 移籍元 移籍先 種類
1986年7月1日 パレルモ 引退 -
1984年7月1日 カターニャ パレルモ 完全移籍
1982年7月1日 カタンザーロ カターニャ 完全移籍
1974年7月1日 ローマ カタンザーロ 完全移籍
1973年7月1日 Siracusa ローマ 完全移籍
1972年11月1日 ローマ Siracusa 完全移籍
1972年7月1日 ローマ 完全移籍

クラウディオ・ラニエリの監督履歴

就任日 退任日 チーム 種類
2023年1月1日 カリアリ 監督
2021年10月4日 2022年1月24日 ワトフォード 監督
2019年10月12日 2021年6月30日 サンプドリア 監督
2019年3月8日 2019年6月30日 ローマ 監督
2018年11月14日 2019年2月28日 フルアム 監督
2017年7月1日 2018年5月17日 ナント 監督
2015年7月13日 2017年2月23日 レスター・シティ 監督
2014年7月25日 2014年11月15日 ギリシャ 監督
2012年7月1日 2014年5月20日 モナコ 監督
2011年9月22日 2012年3月26日 インテル 監督
2009年9月1日 2011年2月20日 ローマ 監督
2007年7月1日 2009年5月18日 ユベントス 監督
2007年2月13日 2007年6月30日 パルマ 監督
2004年7月1日 2005年2月25日 バレンシア 監督
2000年9月18日 2004年6月30日 チェルシー 監督
1999年7月1日 2000年3月3日 アトレティコ 監督
1997年9月20日 1999年6月30日 バレンシア 監督
1993年7月1日 1997年6月30日 フィオレンティーナ 監督
1991年7月1日 1992年11月22日 ナポリ 監督
1988年7月1日 1991年6月30日 カリアリ 監督
1988年5月9日 1988年6月30日 Camp. Puteolana 監督
1987年7月1日 1988年1月25日 Camp. Puteolana 監督
1986年7月1日 1987年6月30日 Vigor Lamezia 監督

クラウディオ・ラニエリの今季成績

セリエA 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0

クラウディオ・ラニエリの出場試合

セリエA
第1節 2024-08-18 vs ローマ ベンチ外
0 - 0
第2節 2024-08-26 vs コモ ベンチ外
1 - 1
第3節 2024-08-31 vs レッチェ ベンチ外
1 - 0
第4節 2024-09-15 vs ナポリ ベンチ外
0 - 4
第5節 2024-09-20 vs エンポリ ベンチ外
0 - 2
第6節 2024-09-30 vs パルマ ベンチ外
2 - 3
第7節 2024-10-06 vs ユベントス ベンチ外
1 - 1
第8節 2024-10-20 vs トリノ ベンチ外
3 - 2
第9節 2024-10-25 vs ウディネーゼ ベンチ外
2 - 0
第10節 2024-10-29 vs ボローニャ ベンチ外
0 - 2
第11節 2024-11-04 vs ラツィオ ベンチ外
2 - 1
第12節 2024-11-09 vs ミラン ベンチ外
3 - 3
第13節 2024-11-24 vs ジェノア ベンチ外
2 - 2
第14節 2024-11-29 vs エラス・ヴェローナ ベンチ外
1 - 0