アンヘル・コレア
Angel CORREA
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ポジション | FW |
国籍 | アルゼンチン |
生年月日 | 1995年03月09日(30歳) |
利き足 | |
身長 | 171cm |
体重 | 70kg |
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【ラ・リーガ注目プレビュー】三つ巴の覇権争い左右するアトレティコとバルセロナの直接対決
ラ・リーガ第28節、アトレティコvsバルセロナが、日本時間16日29:00にリヤド・エア・メトロポリターノでキックオフされる。三つ巴の覇権争い左右する3位と首位の直接対決だ。 3位のアトレティコ(勝ち点56)は前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、アンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際の連続失点によってお得意様相手に痛恨の敗戦となった。 続くチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのマドリード・ダービーではギャラガーの試合開始28秒のゴールによって2戦合計2-2のタイに戻した。以降は相手のPK失敗にも救われたなか、優勢に試合を進めたものの90分、延長戦で決着を付けられず。PK戦ではアルバレスの不運な“2度蹴り”、ジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退に。ショッキングな2試合の結果とともに満身創痍のなかでの首位攻防戦では、逆転でのリーグ制覇へ底力を示せるか。 対する首位のバルセロナ(勝ち点57)は前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定した。それでも、訃報から3日後の開催となったCLのベンフィカ戦ではラミン・ヤマル、ハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。 未だ喪失感は完全には拭えずも、重要な勝利によってクラブとして前に進んだブラウグラナは、今季公式戦2度の対戦で1分け1敗と未勝利のコルチョネロスを相手に勝利を収め、ラ・リーガ首位キープを目指す。 ◆アトレティコ◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、リーノ FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:MFコケ 出場停止者:FWアンヘル・コレア(1/5) ヘタフェ戦での一発退場に主審への侮辱発言でコレアが5試合停止の1試合目で欠場となる。負傷者に関しては回復途上のコケが招集メンバー外となった。 激闘のダービーから中3日の過密日程を受け、軽傷を抱えるデ・パウルを筆頭にギリギリまでコンディションの見極めが必要となるが、現状のベストメンバーの起用を予想。ディフェンスラインではモリーナ、ル・ノルマン、ヘイニウド。中盤と前線ではギャラガー、セルロートの起用も十分に考えられる。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:シュチェスニー DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:デ・ヨング、ペドリ MF:ヤマル、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、MFベルナル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても長期離脱組を除いて新たな離脱者はいない。 ベンフィカ戦をサスペンションで欠場したクバルシが先発に復帰し、前述のメンバーで臨む可能性が高い。主力のコンディション次第でアラウホにカサド、ガビ辺りにチャンスがありそうだ。 ★注目選手 ◆アトレティコ:FWアレクサンダー・セルロート <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ対バルサ4戦連発中のキラー。ホームと言えども守備から入るなか、ハフィーニャとヤマルの両翼と対峙するラテラルのパフォーマンスが勝敗のカギを握る一方、逆転優勝へ勝ち点3が必須な一戦において、攻撃陣の出来も重要となる。 敵将フリックが最も警戒するアルバレスに、古巣対戦に燃えるグリーズマンの主力2トップが当然のことながらキーマンとなるが、リーグ前回対戦で劇的な決勝点、直近のコパでも土壇場の同点ゴールを挙げている長身FWの働きがより重要となるはずだ。 とりわけ、ノルウェー代表FWは2022-23シーズンのレアル・ソシエダ、2023-24シーズンのビジャレアルでもバルセロナ相手にゴールを挙げており、直近のラ・リーガ4度の対戦では4ゴール3アシストと圧倒的な数字を残す“バルサキラー”。今回の一戦では5試合連続ゴールを記録し、チームにシーズンダブルをもたらしたい。 ◆バルセロナ:MFペドリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トップ・オブ・トップに到達の天才MF。今季ここまでは復活の主砲レヴァンドフスキに加え、ハフィーニャとヤマルの強力トリデンテに大きな注目が集まるが、指揮官フリックが会見のたびに手放しで称賛の言葉を送り続けているのが、異次元のパフォーマンスを披露する背番号8。 10代後半の鮮烈な台頭後は度重なるケガに悩まされたが、今季は試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結んで開幕からフル稼働。守備面や球際の勝負でも力強さを示すなか、ゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、リーグ戦4ゴール3アシストと目に見える数字も残す。 ここにきてチャビやイニエスタというクラブOBに加え、ジダンといった名手とも比較されるなど充実のシーズンを過ごす万能型MFは今回の大一番でも勝敗のカギを握る重要な存在となるはずだ。 2025.03.16 18:35 Sun2
「引き分けは当然」レアル相手に土壇場でドローに持ち込んだアトレティコ、シメオネ監督は「ミスはなかった」と振り返る
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 29日、ラ・リーガ第8節でアトレティコはホームにマドリーを迎え“マドリード・ダービー”を戦った。ここまで4勝3分けで3位のアトレティコと5勝2分けで2位のマドリー。ともにリーグ戦無敗で迎えた大一番。首位のバルセロナが敗れただけに、どちらも勝ち点3を積み上げたい試合だった。 試合は堅い入りとなり前半はゴールが生まれず。それでも64分にはFKの流れからエデル・ミリトンがネットを揺らしてマドリーが先制。ただ、諦めないアトレティコは95分にアンヘル・コレアが値千金の同点ゴール。1-1の痛み分けに終わった。 試合を振り返ったシメオネ監督は、攻撃で多くの脅威を与えられなかったとコメント。ただ、ミスもなかったと振り返った。 「前半は正しく守備ができていたが、良いプレーはできなかった。カウンターを上手くやることはできたが、主役にはなれなかった」 「後半、我々は好調を維持し、ゴールを決め、結果的には我々にとって良いことが起こった。なぜなら、試合ではチームが違うやり方でプレーしていたからだ」 「それは危険な状況を引き起こし、エリアで目立った点がなかった試合では、引き分けは当然だったと思う。ミスを犯したと感じさせるものは何もなかった」 また、試合中にはマドリーのGKティボー・クルトワがアトレティコのファンを挑発。それにより、スタンドからライターなどが投げ込まれ、事態が大きくなり試合は中断していた。 シメオネ監督はゴール裏へ出向き、ファンと対話。その際に話したことを明かした。 「冷静になること。私が人々にアプローチしたとき、それは何も正当化されず、逆に、クラブの世話をする人、プッシュする人、これらの状況を行う人が必要だ。このような状況で、それはクラブに損害を与える。彼らは助けることはできない」 また「彼らが不満を抱いていたのは、自分たちのせいではなく、ライバルのGKが引き起こしたということだった」と、クルトワの態度が原因だと話していたと明かした。 <span class="paragraph-title">【動画】白熱のマドリード・ダービー! 終盤にドラマが</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6FmFoG1rQcM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 12:30 Mon3
セルロートのドブレーテなどで10人のエルチェに快勝したアトレティコがベスト8進出!【コパ・デル・レイ】
アトレティコ・マドリーは15日、コパ・デル・レイ4回戦でセグンダ(スペイン2部)のエルチェと対戦し、4-0で勝利した。 3回戦で3部のマルベーリャに辛勝したアトレティコは、直近に行われたオサスナ戦のスタメンからギャラガーとル・ノルマン以外の9人を変更。最前線にセルロートを据えた[5-4-1]の布陣で試合に臨んだ。 3回戦でラス・パルマスに快勝したエルチェに対し、アトレティコは8分に先制する。コケのスルーパスで右サイドを駆け上がったマルコス・ジョレンテのダイレクトクロスを供給すると、中央で収めたセルロートがワントラップがゴール右隅にシュートを突き刺した。 幸先良く先制したアトレティコは27分にも、アスピリクエタのスルーパスに反応したリーノがボックス左から侵入すると、DFディアビのスライディングタックルで倒されてPKを獲得。このPKをセルロートがゴール中央に決めた。 ハーフタイムにかけてはエルチェが前がかったが、アトレティコが2点のリードを保って前半を終えた。 迎えた後半、アトレティコはセルロートを下げてモリーナを投入。最前線にアンヘル・コレアが移り、右MFにM・ジョレンテ、右SBにモリーナが起用された。 後半は2点を追うエルチェが積極的な入りを見せたが、51分にアトレティコに追い風。左サイドを持ち上がったリケルメに対して、後方から足をかける形で倒したニコラス・フェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場処分となった。 数的有利となったアトレティコは、61分にリーノを下げてデ・パウルを投入。すると直後の62分、右サイドからのスローインを中央のギャラガーが逆サイドに展開すると、これを受けたリケルメがバイタルエリア中央左手前まで切り込み右足一閃。このシュートがゴール右に突き刺さった。 リードを広げたアトレティコは、75分にもショートコーナーの流れからボックス左横に抜け出したデ・パウルのダイレクトクロスを供給。これはGKサン・ロマンが弾いたが、こぼれ球を途中出場のアルバレスがゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのまま4-0でタイムアップ。10人のエルチェに完勝したアトレティコがベスト8進出を決めた。 エルチェ 0-4 アトレティコ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(前8) アレクサンダー・セルロート(前29)【PK】 ロドリゴ・リケルメ(後17) フリアン・アルバレス(後31) 2025.01.16 07:35 Thu4
【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン
◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat5
いきなりの古巣対決セルロートが恩返し弾もアトレティコ、ビジャレアルにドローで引き分け発進【ラ・リーガ】
アトレティコ・マドリーは19日、ラ・リーガ開幕節でビジャレアルとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 シメオネ体制14季目の昨季4位アトレティコは、新戦力のル・ノルマンといきなりの古巣対決となるセルロートが先発となった。 昨季8位のビジャレアルに対し、[4-2-3-1]でスタートしたアトレティコがボールを持つ入りとすると13分、ジョレンテの右クロスに合わせたリーノのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKコンデの好守に阻まれる。さらに16分、ジョレンテの右クロスに今度はヘイニウドがボレーで合わせてネットを揺らすもわずかにオフサイド。 すると18分、ワンチャンスで失点してしまう。GKコンデのロングフィードを受けたダンジュマにボックス内へ侵入されシュートを決められた。 それでも20分、すかさずアトレティコが追いつく。グリーズマンのパスを受けたジョレンテがボックス右に侵入してニア天井を打ち抜いた。 試合を振り出しに戻したアトレティコは36分、コケのアーリークロスにリーノがボレーで合わせたシュートはポストに直撃。 すると37分、バエナのクロスがコケのオウンゴールを誘って再び追う展開となってしまう。それでも追加タイム5分、ジョレンテの右クロスをセルロートが頭で合わせて2-2とし前半を終えた。 古巣相手にアトレティコデビュー弾を挙げたセルロートが後半からアンヘル・コレアに代わった中、アトレティコはビジャレアルにポゼッションを譲ると、57分にバエナの直接FKでゴールに迫られる。 その後、ポゼッションでは盛り返したアトレティコだったが、好機を作ることができない状況が続いた。 膠着状態を打破すべく78分に新戦力のアルバレスを投入するも、83分にはペペのFKが枠の左角に当たるピンチがあった中、最終盤にかけても逆転弾に迫れず2-2のまままタイムアップ。セルロートが恩返し弾を奪ったものの引き分けスタートとなった。 ビジャレアル 2-2 アトレティコ 【ビジャレアル】 アルノー・ダンジュマ(前18) OG(前37) 【アトレティコ】 マルコス・ジョレンテ(前20) アレクサンダー・セルロート(前50) 2024.08.20 06:31 Tueアンヘル・コレアの移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2015年1月1日 | サン・ロレンソ | アトレティコ | 完全移籍 |
2013年1月1日 | サン・ロレンソ | 完全移籍 |
アンヘル・コレアの今季成績
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コパ・デル・レイ | 3 | 141’ | 1 | 0 | 0 |
ラ・リーガ | 26 | 692’ | 3 | 3 | 1 |
UEFAチャンピオンズリーグ | 8 | 274’ | 3 | 2 | 0 |
合計 | 37 | 1107’ | 7 | 5 | 1 |
アンヘル・コレアの出場試合
コパ・デル・レイ |
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ラウンド16 | 2025年1月15日 | vs | エルチェ | 90′ | 0 | ||||
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準々決勝 | 2025年2月4日 | vs | ヘタフェ | 29′ | 1 | ||||
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準決勝1stレグ | 2025年2月25日 | vs | バルセロナ | 22′ | 0 | ||||
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準決勝2ndレグ | 2025年4月2日 | vs | バルセロナ | メンバー外 | ||
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ラ・リーガ |
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第1節 | 2024年8月19日 | vs | ビジャレアル | 45′ | 0 | ||||
A
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第2節 | 2024年8月25日 | vs | ジローナ | 9′ | 0 | ||||
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第3節 | 2024年8月28日 | vs | エスパニョール | 28′ | 0 | ||||
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第4節 | 2024年8月31日 | vs | アスレティック・ビルバオ | 2′ | 1 | ||||
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第5節 | 2024年9月15日 | vs | バレンシア | 29′ | 0 | ||||
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第6節 | 2024年9月22日 | vs | ラージョ・バジェカーノ | 45′ | 0 | ||||
A
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第7節 | 2024年9月26日 | vs | セルタ | 6′ | 0 | ||||
A
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第8節 | 2024年9月29日 | vs | レアル・マドリー | 20′ | 1 | ||||
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第9節 | 2024年10月6日 | vs | レアル・ソシエダ | ベンチ入り | ||
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第10節 | 2024年10月20日 | vs | レガネス | 57′ | 0 | ||||
H
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第11節 | 2024年10月27日 | vs | レアル・ベティス | 20′ | 0 | ||||
A
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第12節 | 2024年11月3日 | vs | ラス・パルマス | 25′ | 0 | ||||
H
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第13節 | 2024年11月10日 | vs | マジョルカ | 28′ | 0 | 94′ | |||
A
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第14節 | 2024年11月23日 | vs | アラベス | 59′ | 0 | 48′ | |||
H
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第15節 | 2024年11月30日 | vs | レアル・バジャドリー | 26′ | 0 | ||||
A
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第16節 | 2024年12月8日 | vs | セビージャ | 14′ | 0 | ||||
H
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第17節 | 2024年12月15日 | vs | ヘタフェ | 34′ | 0 | 72′ | |||
H
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第18節 | 2024年12月21日 | vs | バルセロナ | ベンチ入り | ||
A
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第19節 | 2025年1月12日 | vs | オサスナ | 12′ | 0 | ||||
H
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第20節 | 2025年1月18日 | vs | レガネス | 25′ | 0 | ||||
A
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第21節 | 2025年1月25日 | vs | ビジャレアル | 59′ | 0 | ||||
H
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第22節 | 2025年2月1日 | vs | マジョルカ | 17′ | 0 | ||||
H
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第23節 | 2025年2月8日 | vs | レアル・マドリー | 13′ | 0 | ||||
A
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第24節 | 2025年2月15日 | vs | セルタ | 12′ | 0 | ||||
H
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第25節 | 2025年2月22日 | vs | バレンシア | 22′ | 1 | ||||
A
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第26節 | 2025年3月1日 | vs | アスレティック・ビルバオ | 27′ | 0 | ||||
H
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第27節 | 2025年3月9日 | vs | ヘタフェ | 43′ | 0 | 88′ | |||
A
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第28節 | 2025年3月16日 | vs | バルセロナ | メンバー外 | ||
H
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第29節 | 2025年3月29日 | vs | エスパニョール | メンバー外 | ||
A
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第30節 | 2025年4月6日 | vs | セビージャ | メンバー外 | ||
A
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第31節 | 2025年4月14日 | vs | レアル・バジャドリー | メンバー外 | ||
H
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第32節 | 2025年4月19日 | vs | ラス・パルマス | 15′ | 0 | ||||
A
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第33節 | 2025年4月24日 | vs | ラージョ・バジェカーノ | ベンチ入り | ||
H
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UEFAチャンピオンズリーグ |
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リーグフェーズ第1節 | 2024年9月19日 | vs | RBライプツィヒ | 66′ | 0 | ||||
H
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リーグフェーズ第2節 | 2024年10月2日 | vs | ベンフィカ | 90′ | 0 | 95′ | |||
A
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リーグフェーズ第3節 | 2024年10月23日 | vs | リール | 25′ | 0 | ||||
H
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リーグフェーズ第4節 | 2024年11月6日 | vs | パリ・サンジェルマン | 23′ | 1 | 87′ | |||
A
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リーグフェーズ第5節 | 2024年11月26日 | vs | スパルタ・プラハ | 11′ | 2 | ||||
A
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リーグフェーズ第6節 | 2024年12月11日 | vs | スロバン・ブラチスラヴァ | ベンチ入り | ||
H
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リーグフェーズ第7節 | 2025年1月21日 | vs | レバークーゼン | 3′ | 0 | ||||
H
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リーグフェーズ第8節 | 2025年1月29日 | vs | ザルツブルク | ベンチ入り | ||
A
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ラウンド16・1stレグ | 2025年3月4日 | vs | レアル・マドリー | 15′ | 0 | ||||
A
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ラウンド16・2ndレグ | 2025年3月12日 | vs | レアル・マドリー | 41′ | 0 | ||||
H
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