室屋成
Sei MUROYA
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| ポジション | DF |
| 国籍 |
日本
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| 生年月日 | 1994年04月05日(31歳) |
| 利き足 | 右 |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 70kg |
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【日本代表プレビュー】世代間融合への第一歩《日本vsパナマ》
▽森保一監督が監督に就任し、新体制として2度目の活動となる日本代表。12日(金)に、キリンチャレンジカップ2018でパナマ代表と対戦する。 ▽9月に予定されていた初陣であるチリ代表戦が北海道胆振東部地震によって中止に。コスタリカ代表との一戦が初陣となり、3-0で快勝を収めた。新戦力の活躍も見られた初戦から約1カ月。チーム発足時に掲げた「世代間の融合」に向けての一歩を踏み出す。 <span style="font-weight:700;">◆ロシアW杯組が合流</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/daihyo20181011_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽9月からの大きな変更点は、ロシア・ワールドカップを主力として戦った選手たちが招集されたことだろう。2大会連続でレギュラーとしてプレーしたDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF長友佑都(ガラタサライ)、さらにDF酒井宏樹(マルセイユ)、MF原口元気(ハノーファー)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW大迫勇也(ブレーメン)と、ロシアW杯で結果を残した選手たちがメンバー入りを果たした。 ▽東京オリンピック世代であるU-21日本代表監督も兼任する森保監督にとって、若手とベテランの融合が課題。9月のコスタリカ戦では、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンヘン)と新戦力が活躍しただけに、10月の2試合は融合を進める必要がある。 <span style="font-weight:700;">◆乗っている新戦力</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181012_11_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽また、ケガの影響でFW小林悠(川崎フロンターレ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)が離脱したこともあり、2選手が追加招集された。9月にもFW杉本健勇(セレッソ大阪)、MF大島僚太(川崎フロンターレ)が離脱しており、続けての離脱者は残念ではあるが、新たなメンバーを見ることができるのはプラスでもある。 ▽追加招集されたFW川又堅碁(ジュビロ磐田)は、これまでも何度か呼ばれており、この先も招集されるためには結果を残したい所。そして、初招集となったFW北川航也(清水エスパルス)は、Jリーグで最も乗っている選手の1人といえるだろう。 ▽清水の下部組織で育った北川は、今シーズンがプロ4年目。ゴール前でのポジショニングに優れており、今シーズンはチーム最多の11得点を記録している。 ▽ポジショニングの上手さもあるが、最も優れている能力は「適応力」だろう。清水では、FW鄭大世、FWクリスラン、FWドウグラスら強力なストライカーともコンビを組み、FW金子翔太やFWミッチェル・デュークなど、多彩な選手と攻撃で組むことが多い。その相棒となる選手に合わせることができるのが北川の魅力。日本代表でもその能力が発揮できれば、面白い存在になれるだろう。 <span style="font-weight:700;">◆W杯出場も…</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181012_11_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今回対戦するパナマは、ロシア・ワールドカップに初出場。しかし、グループステージではベルギー代表、チュニジア代表、イングランド代表と同居し3連敗を喫した。 ▽それでも歴史的な快挙であり、国を挙げて応援。「サッカーへの注目が高まっている」と、ガリー・ステンペル監督が前日会見で明かした。 ▽今回は、ワールドカップを経験した15名が来日。しかし、時差ボケや長距離移動の疲労、さらには合流が遅れるなど調整はうまく行っていない。前日会見でもステンペル監督が「ベストの状態ではないのは事実」と明かしており、本来の力を発揮できるとは言いがたい。 ▽ワールドカップでは予選で見せていた団結力を見せる場面もあったが、押し込まれる展開になるとラフなプレーが増えてしまい、一体感という良さが消えていった。経験値が不足していることもあり、一度崩れると立て直せないという側面もあり、パナマとしてはまだまだ強化段階にあると考えているはず。日本にもそのつもりで向かってくるだろう。 <span style="font-weight:700;">★予想フォーメーション</span>[4-2-3-1]<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181012_11_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div><span style="font-weight:700;">◆日本代表</span> GK:権田修一 DF:室屋成、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都 MF:三竿健斗、柴崎岳 MF:堂安律、南野拓実、中島翔哉 FW:大迫勇也<hr>▽「より多くのメンバーを起用したい」とメンバー発表会見で語っていた森保一監督。9月のコスタリカ戦で起用できなかった選手を起用し、若手とW杯組の融合を図ると予想する。GKは前回出場機会がなかったGK権田修一(サガン鳥栖)を予想。Jリーグでは安定したパフォーマンスを見せており、正GKを目指してアピールしたいところだ。 ▽最終ラインは、吉田と長友が先発すると予想。さらに、19歳のDF冨安健洋(シント=トロイデン)を初出場させると予想する。相棒となる吉田から多くのことを吸収し、試合中の成長も期待したい。右サイドバックには、前回も出場したDF室屋成(FC東京)が入ると予想する。 ▽中盤も熾烈なメンバー争いが起こるだろう。ボランチには、MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、柴崎が入ると予想。鹿島時代に一緒にプレー経験もある両者が顔を揃えるだろう。また、2列目に関しては、コスタリカ戦と同じ顔ぶれになると予想する。3選手の融合が再び見られることに期待したい。 ▽また、1トップには大迫が入ると予想。センターラインにワールドカップ主力組が入ることでチームの軸を作り、新たな選手たちがどう融合できるのか。ピッチ上での化学反応に期待したい。 <span style="font-weight:700;">◆融合への第一歩</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181012_11_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽2度目の招集となった森保ジャパン。今回の課題は、世代間の融合だ。1つは、森保監督が標榜するサッカーを初招集となったワールドカップ組がどこまで理解できるかだ。 ▽ヴァイッド・ハリルホジッチ元監督の下で、「縦に早いサッカー」を磨いてきた日本。ロシア・ワールドカップでもその片鱗を見せているが、森保体制ではより縦への意識が必要となる。前線からのプレスはもちろんのこと、トランジションの早さが求められるサッカーは、ワールドカップ組も問題なく表現できるだろう。 ▽一方で、経験値の差をどう埋めるかという問題はある。今回呼ばれた6名は欧州の5大リーグでプレー経験がある選手たち。その経験値をどう伝えるか、どう主導していくかが重要となる。呼ばれたからには4年後のカタール・ワールドカップを目指すのは当然であり、世代交代の波に負けないという気持ちはあるはずだ。ピッチ内で相手に合わせてどうアジャストしていくか。そこも見どころとなる。 ▽16日にはウルグアイ代表との試合も控えており、2試合で多くのメンバーが出場することになるはずだ。まずはパナマ戦でアピールし、ウルグアイ戦でも出場機会を得られるのか。注目の一戦は12日(金)の19時35分にキックオフを迎える。 2018.10.12 13:30 Fri2
【総合評価】準優勝に終わったアジアカップ、日本代表23名の採点&評価は?
AFCアジアカップ2019が1日に閉幕。カタール代表の初優勝で幕を下ろした。 2大会ぶりの王座奪還に向けて挑戦した日本代表は、グループステージから苦戦が続きながらも1点差ゲームで連勝。決勝トーナメントでもサウジアラビア代表、ベトナム代表、イラン代表と実力国を下し、決勝へと駒を進めたが、カタールの前にあと一歩のところで屈している。 今大会はケガ人が続出するなどのエクスキューズがあったものの、ロシア・ワールドカップ経験者と若手や新顔の融合チーム。結果は準優勝に終わったが、各選手の大会を通しての評価と採点は以下の通り。 ▽日本採点 <span style="font-size:0.8em;">※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。</span> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">GK</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>1.東口順昭/ガンバ大阪 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場0試合/先発0) 1stGKとしての活躍も期待された中、ケガのために出場機会なし。ベンチでチームを鼓舞するなど、控えGKとしての役割はこなした。再び正守護神争いに名乗り出るためにも、ガンバ大阪でのプレーが重要となる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>12.権田修一/サガン鳥栖→ポルティモネンセ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場6試合/先発6) 大会7試合のうち6試合出場。4試合を無失点に抑えたが、自身初となるA代表の正守護神として出場した大会で細かなミスが目立つなど、不安定なパフォーマンスに。活躍の場を移すポルティモネンセで更なる成長が求められる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>23.シュミット・ダニエル/ベガルタ仙台 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) グループステージ3戦目のウズベキスタン代表戦に出場。前半にディフェンスラインのミスを突かれた攻撃で失点を許したが、終盤のミドルシュートは好セーブで勝利を呼び寄せた。代表歴の浅いシュミットにとっては、初の公式大会を経験できたことはプラスだろう。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DF</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>2.三浦弦太/ガンバ大阪 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) シュミット・ダニエルと同様に、ウズベキスタン戦のみに出場。試合では、相手のスピードに振り切られてしまうシーンもあったが、持ち前の身体能力を生かした対人守備の強さは見せていた。今後に向けては、経験を積むことが大切。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>3.室屋成/FC東京 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場2試合/先発1) 3戦目のウズベキスタン戦に加え、準決勝のイラン代表戦に後半から途中出場を果たした。DF酒井宏樹(マルセイユ)というライバルがいる中で、出場した試合では持ち味を出せていた。攻撃の精度と連携面、そして経験値が今後の課題だろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>4.佐々木翔/サンフレッチェ広島 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) ウズベキスタン戦では中央に絞る守備と、高さを生かした守備でまずまずのパフォーマンス。攻撃参加という点でも、及第点だった。DF長友佑都(ガラタサライ)がライバルとなるだけに、更なる成長がポジション奪取には必要となる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>5.長友佑都/ガラタサライ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場6試合/先発6) 左サイドで6試合にフル出場した長友。これまで積み上げてきた経験値を生かし、日本代表には欠かせない左サイドバックであることを示した。ピッチ上でのバランスを取る動きや、中央に絞ってのディフェンスも好パフォーマンスを見せ、攻撃参加も労を惜しまなかった。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>16.冨安健洋/シント=トロイデン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場7試合/先発6) 初戦のトルクメニスタン代表戦こそボランチで起用され、不安定なパフォーマスを見せてしまったが、2戦目のオマーン代表戦から起用されたセンターバックでは出色のパフォーマンス。途中出場も含め、全7試合でピッチに立ち、20歳ながら落ち着いたプレーと、抜群の強さを誇る空中戦で各国のエースを無力化した。ラウンド16のサウジアラビア代表戦では嬉しい代表初ゴールも記録。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>19.酒井宏樹/マルセイユ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場6試合/先発6) 右サイドバックのレギュラーとして6試合でプレーした酒井。守備面では冷静な対応と、カバーリングを見せ、高さを生かした空中戦でも競り負けなかった。一方で、攻撃参加も果敢に行い、タイミングの良い上がりを見せた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>20.槙野智章/浦和レッズ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場2試合/先発2) 初戦のトルクメニスタン戦と3戦目のウズベキスタン戦に出場。いずれの試合も高いパフォーマンスだったとは言えず、対応のまずさが目立ってしまった。現代表に招集されていない昌子源(トゥールーズ)や成長著しい冨安などライバルも多く、浦和レッズでのパフォーマンスが今後を左右するだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>22.吉田麻也/サウサンプトン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) パフォーマンスとしては悪くなかったが、決勝戦での対応の悪さが目立ち、VARによるハンドを大会中に2度取られた悪印象が強い。GK権田との連携の悪さやミスも見られたが、冨安という若い新たな相棒とともにディフェンスラインを統率。6点以上を取るためには、“キャプテン”としての活躍が必要だったか。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MF</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>6.遠藤航/シント=トロイデン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場5試合/先発4) 大会当初は体調不良もあり初戦を欠場。2戦目にボランチとして出場すると、持ち前の守備力の高さと、攻守両面でのトランジションの早さが出ていた。カバーリング能力も高く、日本代表の中盤の守備の要として活躍。惜しむらくはケガで決勝を欠場したことか。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>7.柴崎岳/ヘタフェ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) クラブでの出場機会がなかったことが影響し、ゲーム感とコンディション面に不安を抱えて臨んだ今大会。初戦、2戦目と低調なパフォーマンスに終わったが、試合をこなすごとにコンディションを上げるスタイルは変わらず、決勝トーナメントでは攻撃のキーマンとして活躍した。セットプレーからのアシスト、機を見た鋭い縦パスなど、日本のチャンス演出は柴崎がスイッチを切り替えていた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>8.原口元気/ハノーファー 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場7試合/先発6) 冨安とともに全7試合に出場した原口。今大会にはMF中島翔哉(ポルティモネンセ)の控えになることが予想されていたが、ケガで不参加となったために左サイドの1番手に。中島とは異なる持ち味で、自身の存在価値を示した。持ち前の走力とガッツで広範囲にわたる守備で貢献。ゴールも2つと数字でも結果を残した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw16.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>9.南野拓実/ザルツブルク 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) 大会を通じて1得点という事を考えると寂しさの残る結果と言わざるを得ない。しかし、準決勝のイラン戦では3ゴールに絡み、そのほかの試合でもゴールに絡むシーンは見られた。大迫以外の選手と組んだ際のパフォーマンスを上げることが今後の課題だろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw17.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>10.乾貴士/ベティス→アラベス 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場3試合/先発1) ケガで辞退した中島に代わって追加招集された乾だったが、先発が1試合と寂しい結果に終わった。攻撃にアクセントをつける役割が期待されたが、途中投入された場面でも流れを変えることに苦労。ゲームビジョンとボールコントロールは高いものを持っているだけに、移籍先のアラベスでコンディションを上げ、今後の活躍に期待したい。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw18.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>14.伊東純也/柏レイソル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発1) 途中出場がメインとなった今大会。途中出場した試合では、持ち味であるスピードでの突破を見せ、相手守備陣の脅威となるシーンが多く見られた。欲を言えば、縦へのドリブル突破を目指すだけでなく、カットインからのシュートという柏レイソルで見せるプレーが見たかったところ。大会終了後にベルギー・ヘンクへの移籍が決定し、更なる成長に期待が懸かる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw19.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>17.青山敏弘/サンフレッチェ広島 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) ケガで途中離脱をしてしまった青山。大会前からコンディション面には不安を抱えていた中で、出場したウズベキスタン戦では悪くないパフォーマンスを見せていた。パス出しの部分では違いを出せており、森保監督のサッカーを熟知しているものの、年齢を考えてもより高いパフォーマンスが求められるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw20.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>18.塩谷司/アル・アイン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発3) ケガで辞退したMF守田英正(川崎フロンターレ)の代役として招集。自身がプレーするUAEでの開催ということもあり、多くの面での貢献が期待された。初出場となったウズベキスタン戦では、豪快なミドルシュートを決めて勝利に貢献。その後は、守備固めとして終盤の投入を3試合連続で経験。決勝では、ケガの遠藤の代わりにボランチで出場。ボランチという新境地を開拓し、代表への活路を見出す可能性は高い。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw21.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>21.堂安律/フローニンヘン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場6試合/先発6) チーム最多タイの6試合で先発出場を果たした堂安。初戦のトルクメニスタン戦で決めたゴールは鮮やかであり、ベトナム戦でPKを獲得した仕掛けも良さが出ていたが、試合の大半では期待以上のプレーは出なかった。特に、サウジアラビア、イラン、カタールと強豪国との対戦では、左足を警戒されて切られた結果、持ち味である積極的な仕掛けやシュートが減少。課題を突きつけられる格好となった。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw22.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>11.北川航也/清水エスパルス 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発2) A代表としての経験も浅い中、初の公式大会は苦い思い出となっただろう。周囲との連携に苦しんだ序盤戦では、黒子としての役割を果たし、前線からの守備などで見えざる貢献。しかし、ウズベキスタン戦などで見られた決定機逸は、今後の大きな課題だろう。決めるべきところで決められないと、代表への声も掛からなくなる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw23.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>13.武藤嘉紀/ニューカッスル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発3) ニューカッスルでの出場機会も限られている中で、期待されて召集を受けた武藤。ウズベキスタン戦では、3年3カ月ぶりの代表ゴールも記録したが、全体的に噛み合わなかった印象だ。裏への抜け出しが生きる場面もあったが、チームとしての狙いにアジャストする必要もあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw24.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>15.大迫勇也/ブレーメン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場4試合/先発3) 日本代表の攻撃の軸であることが証明された今大会。ケガによる離脱で、その存在の大きさを痛感させられた。出場した試合では、攻撃がスムーズに回ることが多く、乗じて守備も安定感を増していた。自身も4ゴールを記録し、エースである事を証明。代役探しが加速する中、自身もパフォーマンスを保ってもらいたい。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">監督</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw25.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>森保一 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span> 優勝という目標を果たせなかったという点で評価は下げざるを得ないが、大会を通じてチームを前進させたこと、そして決勝まで全勝で勝ち上がってきたことは評価すべきだろう。ここからの課題はチームの成熟度を上げるとともに、相手に合わせて、試合状況に合わせて切るためのカードを用意すること。3月と6月の親善試合、そしてコパ・アメリカに向け、Jリーガーを含め、戦力の発掘とチームの成熟の両軸で歩み続けることが求められる。 2019.02.03 19:00 Sun3
栄冠ならずもベスト11最多選出! FC東京5選手がコメント…DF森重真人「優勝して全員で来たかった」《Jリーグアウォーズ》
「2019 Jリーグアウォーズ」が8日に東京都内で行われ、ベストイレブンが発表された。 最終節までもつれた横浜F・マリノスとの優勝争いで敗れて、2位フィニッシュとなったFC東京。その立役者となったFC東京から5回目となるDF森重真人の他、GK林彰洋や、DF室屋成、MF橋本挙人、FWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑の最多6名が選出された。 「本当は優勝して全員で来たかったです」と明かした森重は、ベストイレブンに関して「選ばれることは光栄ですし、チームの成績があったからこそ、ここにいると思います。その人数が増えることはすごくうれしいです」と、1人で受賞することが多かった表彰式に同じクラブから複数選手がノミネートされたことを喜んだ。そして、「一番取りたいタイトルです。昨年、今年と少しずつ近付いていると思います。あと1つ階段を上るだけなので、今年の反省を踏まえて来年1年戦っていきたいです」と来シーズンのJリーグ制覇に意気込んだ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191208_38_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains, LTD.<hr></div>初受賞となった林は、「受賞したい1つの賞だったので、受賞できたことは光栄に思います」と喜びながらも、「この賞以上にチームを優勝させたかった思いが強いです。『この賞をいただけなくても、優勝できたら良かった』と思うくらい、優勝への思いが強いです」と、ギリギリでタイトルを逃したことを悔やんだ。それでも、今シーズンはクラブの最少失点を「29」に更新。「つまらないミスもありましたし、結果として29という数字になってしまったんですけども、DFの頑張りもあり、チームの頑張りもあり、もっと失点数は減らせるのかなという手応えはあります」とより失点を減らすことに意欲を見せた。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191208_38_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains, LTD.<hr></div>今シーズンはJリーグでの活躍を認められ、日本代表復帰を果たした永井。「すごい充実した1年で、東京に来て初めての優勝争いでした。代表とチームとで、いろんな成長をすることができたので、来年に繋げていきたいです」と振り返った。そして、「ACLも入ってくるので、しっかりコンディションを維持して、また優勝争いをして、東京が優勝できるように頑張っていきたいです」と来シーズンを見据えた。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191208_38_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains, LTD.<hr></div>FC東京で不動の右サイドとなっている室屋は、「攻撃の部分で、最後の攻撃にかける人数だったりとか、全員がゴールへ向かう意識はより強くなったし、全員が切り替えて守備をする意識が強くなったと思います」と、チームが成長した部分を明かす。今シーズンは優勝争いを繰り広げながらも、大一番となった最終戦は、累積警告で出場停止に。目の前でトロフィーを掲げられることとなった。「今シーズンの自分たちは最高のプレーをしていましたし、何も間違ってなかったと思います。少しの運が足りなかったのと、マリノスが素晴らしかったと思います。この自信を変える必要がないです。これを来年につなげて、もっと迫力のあるサッカーを見せて、次はタイトルを取りたいです」と前を向いた。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191208_38_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains, LTD.<hr></div>今シーズンも明治安田生命J1リーグ33試合で14ゴールを記録し、FC東京の優勝争いに導いたディエゴ・オリヴェイラ。そんな点取り屋のベストゴールは「前半戦のホームの鹿島戦での1点目が、早い攻撃からの良いゴールだった事を覚えています」だという。「個人で何かをなしえても、チームが勝たないと何も意味がないといつも思っています」とチームプレーが重要だと力説し、「足りない部分はありますけど、スタッフと選手含めて、足りなかったところをより一層強化して、来年はぜひ克服できればと思っています」とコメントしている。 2019.12.09 03:00 Mon4
【2022年カタールへ期待の選手vol.116】[4-2-3-1]への布陣変更で序列低下も「今に見てろよ」と燃える若きボランチ/田中碧(デュッセルドルフ/MF)
11月1日の2022年カタール・ワールドカップ(W杯)最終登録メンバー発表まで3週間。選手たちのサバイバルも佳境に突入している。森保一監督が「4年間かけてチーム作りをしてきてからのメンバー選考なので、大枠としては決まっている」とコメントした通り、26人のほとんどが9月のアメリカ・エクアドル2連戦(デュッセルドルフ)帯同組から選ばれると見られる。 エクアドル戦に先発フル出場した田中碧(デュッセルドルフ)も、もちろん重要戦力の1人と目されている。とはいえ、最終予選最大のターニングポイントとなった昨年10月のオーストラリア戦(埼玉)で値千金の先制弾を挙げ、7大会出場権獲得のキーマンとなった男にしてみれば、今現在の序列は芳しいものではない。 ご存じの通り、9月シリーズを機に、森保監督は基本布陣を[4-3-3]から[4-2-3-1]へシフト。ボランチが2枚になり、遠藤航(シュツットガルト)と守田英正(スポルティングCP)がファーストチョイスと位置づけられたため、田中碧が押し出される形になったからである。 「アメリカ戦とエクアドル戦の意味? 僕のポジションで言えば、ハッキリAとBでしょう。別にそれはしょうがないし、W杯グループリーグの3試合で出ないで終わることもあると思う。自分の立場は分かっています。でも『あとは見とけよ』という感じ。今はそれしかないです」と10月1日のアルミニア・ビーレフェルト戦後、24歳の若きボランチは目をギラつかせた。 指揮官は「2チーム分の戦力がいなければ、W杯ベスト8の壁は破れない」と考えているため、グループリーグのドイツ・コスタリカ・スペイン戦を全て同じボランチの組み合わせで戦うとは考えにくい。 その一方で、ボランチはチームの心臓。状況次第では変えづらい部分もある。ドイツ・ブンデスリーガで2年連続デュエル王に輝いた遠藤が大黒柱なのは紛れもない事実だし、今季UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)参戦で攻撃力に磨きがかかっている守田も外しづらい。この状況だと、田中は2人のいずれかをバックアップしつつ、要所要所で穴を埋めていく役割を託されるのではないか。 「僕は僕なりの覚悟ができていますし、その時が来たら集中してやればいい。ただ、W杯は実際に行かなきゃ分かんないものなんで、今から考えたところでしょうがない。次のクラブの試合に向けてしっかりやるだけなんで」と本人は良い意味で割り切っている。その前向きなメンタルが田中の強みなのだ。 デュッセルドルフは目下、ブンデス2部の5位。同じリーグで戦う室屋成(ハノーファー)が「球際の強さや激しさは凄まじいものがある。それがあまり日本では伝わっていない」とコメントしていたように、彼が個対個の戦いをベースにした荒々しい環境の中に身を投じているのは確かだ。 「強度の高い中でどれだけできるかというのは、(デュッセルドルフでやるうえで)すごく重要になるなと。それは代表でも同じ。自分にとっての大きな課題でもあると思います」と本人も難しさを口にしていた。 組織的なパス回しや連動性の高い攻撃がウリの川崎フロンターレで育ってきた田中にしてみれば、今の環境は異次元の世界に他ならない。それでも、タフな中で自分らしさを発揮し、ゴールやアシストなど明確な数字を残さなければ、海外では評価されない。それはポジションがボランチだろうが変わらない。実に難しい状況に直面しているのだ。 そんな経験が、W杯のような何が起きるか分からない大舞台で大いに生かされるはずだ。カタールはドイツのようにピッチが悪いことはないだろうが、暑さや乾燥など気象条件を含めて想定外のことが起こり得る。そこで高度な適応力を示して、ピッチで確実に仕事をしなければならない。そういった能力は川崎時代より今の田中の方が確実に高まっている。期待を持って良さそうだ。 「(デュッセルドルフにいて)、ここでどう生き残るかを今は必死に考えています。そういう意味では、すごく楽しいかって言われたら、本来の楽しさではないかもしれない。ただ、苦労してる楽しさはすごくあるんで、色んなところで成長してると思う。できることも増えているので、そこは前向きに捉えています」 本人がこう語るように、プレーの幅が広がったところを1か月半後のカタールで示すべき。オーストラリア戦で日本の流れを一気に変えたような力が田中にはある。舞台が大きくなればなるほど、大仕事ができるのもまた彼のストロングポイントだ。 どんな状況で出番が訪れるか分からないし、誰と組むかもハッキリしないが、遠藤、守田、柴崎岳(レガネス)、原口元気(ウニオン・ベルリン)のいずれがパートナーだったとしても、田中碧はチームをスムーズに機能させ、ダイナミズムを与えることが強く求められる。 長谷部誠(フランクフルト)の系譜を継ぐ背番号17の躍動感あるプレーが、日本の命運を左右すると言っても過言ではない。 2022.10.11 21:50 Tue室屋成の移籍履歴
| 移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
| 2020年8月17日 |
FC東京 |
ハノーファー |
完全移籍 |
| 2016年2月5日 |
明治大 |
FC東京 |
完全移籍 |
| 2016年1月31日 |
FC東京 |
明治大 |
レンタル移籍終了 |
| 2015年4月24日 |
明治大 |
FC東京 |
レンタル移籍 |
| 2013年4月1日 |
|
明治大 |
完全移籍 |

日本
FC東京
明治大