カズ「勝利したことが一番嬉しい」
2012.01.15 19:10 Sun
▽横浜FC所属の元日本代表FW三浦知良が、15日に行われたFリーグ2011 powered by ウイダーinゼリー第23節北海道vs府中に北海道の一員として出場した。ホーム&アウェイ開催では過去最多となる5368名もの観客が集まったこの試合、三浦は先発出場すると、得意のシザーズフェイントや果敢にシュートを放つなどファンを沸かせるプレーを披露。ゴールこそならなかったものの、北海道の3-2の勝利に大きく貢献した。試合後の三浦のコメントは以下の通り。
◆三浦知良(エスポラーダ北海道)
――試合を振り返って
「まずは勝利したということが一番嬉しいし、重要なことだったと思う。北海道にとってはこれだけの観客の前で勝利できたのは本当に大きいし、今日初めてフットサルを見に来たという人も多いと思うので、これで少しでもこれから見に来てくれる人が増えることを望みます。サポーターも含め、全員で勝った勝利だと思います」
――サッカーとの違いにもすんなり順応できていたように見えたが?
「もちろん100%はできなかったし、何%できたかというのは自分ではわからないが、チームメイトにも助けられたり、後から声をかけてもらったり、細かく指示してくれていたのでスムーズにできたこともあった。ただ、狭いスペースの中で皆が本当に早く動くので、自分の判断で付いていかなければならないこともあったし、声がどうしても間に合わない時に多少僕が間違えた動きをしたこともあったと思うが、それでも最終的にGKが頑張ってくれたというか、皆がサポートしてくれたので、とても助かった」
――ベンチにいる間は他の選手とはどんな話を?
「前にいてボールをもらえない時はどうしたらいいとか、相手が回している時にどの位置に立ったらいいとか、そういうことを教えてもらった」
――プレーの前と後でフットサルの印象が変わった点は?
「特に大きく変わったと言うことはないです。イメージしていた通りだったし、自分自身ももっと動き方とかを教えてもらえればもっとできるかなとは思ったし、技術を活かせると感じた。まだ考えながらやっている部分が多く、やっていて戸惑うことが多かった。フットサルはゴールに向かう意識がとても強くて、キックインの時でも、前に人が立っていても皆強引にシュート打ったりしていて、サッカーでは前に立たれたらそんなことはできないので、そういうところは逆にサッカーでも生かせると思う」
「残り1分ぐらいだったと思うが、監督が『相手がパワープレーをしてきたら、カズから長岡に代える』と言っていた。僕はその時に、監督が僕に気を使っていると思ったので、『僕に気を使わなくて良い。僕のゴールなど重要じゃなく、チームが勝つのが大事なので、このまま勝ちたかったら、監督が代えようと思えばこのタイミングで代えて良い』と言った。僕はパワープレーの戦術はわからないし、前半も残り40秒で同点に追い付かれたが、ああいうことが起こるので、代えるタイミングを間違えると残り時間から言ってもやばいと思ったのでスパッと行ったほうが良いと思って、監督に『代えるなら迷わず代えて良いですよ』と伝えた」
――北海道のファンや会場の雰囲気は?
「試合は楽しかった。何度か沸いてくれましたし、勝利した瞬間に皆が1つになれた。あの瞬間は最高でした」
――ゴールを期待されていたと思うが?
「それはまた宿題として取っておきます(笑)。勉強しておきます」
――事前に『アジリティが効いている』とコメントされていたが、今日は体力的にどうだったか?
「呼吸が苦しくなったということはないです。(動けていたということか?)いや、その辺はやっぱり僕も5対5の対人プレーなどは1カ月以上やっていなかったし、グアムでのトレーニングも個人だったので、人の動きに対するリアクションといった部分では、イメージはできても本当の動きというのはできなかったので、アジリティの動きに付いていくにはコンディション的にまだまだだったので大変だった。経験である程度やれたかなといった程度です」
――監督からは『また是非』と言われているが?
「やる以上はしっかりとした準備というものを僕はしたいし、しっかりした中で高いレベルのものを出したいという気持ちがあるので、自分の中でコンディションとかJリーグのスケジュールも含めた中で、そういったものを集中して出せるのであればいいが、中途半端にはできないと思う。チャンスがあれば今日のような試合をまたやりたいと思うし、知り合った北海道の選手たちとも一緒にプレーしたい」
――残り40秒や30秒で追いつかれるというような緊迫した場面は、以前のブラジル時代にもあったのか?
「それはドーハでもありましたしね(笑)」
――今回を機に、30~40代の方でもフットサルを始めたいという人に伝えたいことは?
「サッカーもそうだが、フットサルも年齢は関係ない。子供から大人まで一緒にできるものなので、30~40代から始められる人でも、女性の方でも、皆で楽しんでやることが大事。社会と一緒で子供から大人までコミュニケーションを取る場としては最高だと思うし、楽しんでやってほしいと思う」
――今日は(フットサル)代表監督のミゲルさんもいらっしゃって、三浦選手のプレーを見て絶賛されていた。代表に呼びたいという話も出ているが、フットサル代表についてはどう思うか?
「それは本当に嬉しいです。自分ができることはしたいと思うし、フットサルの日本代表にもとても魅力を感じます。さっきも言ったように、僕にそれができるかという問題もあるが、気持ちはあるし、代表監督がそう言ってくれるのはサッカー人としてとても嬉しく思う」
◆三浦知良(エスポラーダ北海道)
――試合を振り返って
「まずは勝利したということが一番嬉しいし、重要なことだったと思う。北海道にとってはこれだけの観客の前で勝利できたのは本当に大きいし、今日初めてフットサルを見に来たという人も多いと思うので、これで少しでもこれから見に来てくれる人が増えることを望みます。サポーターも含め、全員で勝った勝利だと思います」
――サッカーとの違いにもすんなり順応できていたように見えたが?
「もちろん100%はできなかったし、何%できたかというのは自分ではわからないが、チームメイトにも助けられたり、後から声をかけてもらったり、細かく指示してくれていたのでスムーズにできたこともあった。ただ、狭いスペースの中で皆が本当に早く動くので、自分の判断で付いていかなければならないこともあったし、声がどうしても間に合わない時に多少僕が間違えた動きをしたこともあったと思うが、それでも最終的にGKが頑張ってくれたというか、皆がサポートしてくれたので、とても助かった」
「前にいてボールをもらえない時はどうしたらいいとか、相手が回している時にどの位置に立ったらいいとか、そういうことを教えてもらった」
――プレーの前と後でフットサルの印象が変わった点は?
「特に大きく変わったと言うことはないです。イメージしていた通りだったし、自分自身ももっと動き方とかを教えてもらえればもっとできるかなとは思ったし、技術を活かせると感じた。まだ考えながらやっている部分が多く、やっていて戸惑うことが多かった。フットサルはゴールに向かう意識がとても強くて、キックインの時でも、前に人が立っていても皆強引にシュート打ったりしていて、サッカーでは前に立たれたらそんなことはできないので、そういうところは逆にサッカーでも生かせると思う」
――終盤でのタイムアウトの際に選手に声をかけていたが、具体的にはどんなことを言ったのか?
「残り1分ぐらいだったと思うが、監督が『相手がパワープレーをしてきたら、カズから長岡に代える』と言っていた。僕はその時に、監督が僕に気を使っていると思ったので、『僕に気を使わなくて良い。僕のゴールなど重要じゃなく、チームが勝つのが大事なので、このまま勝ちたかったら、監督が代えようと思えばこのタイミングで代えて良い』と言った。僕はパワープレーの戦術はわからないし、前半も残り40秒で同点に追い付かれたが、ああいうことが起こるので、代えるタイミングを間違えると残り時間から言ってもやばいと思ったのでスパッと行ったほうが良いと思って、監督に『代えるなら迷わず代えて良いですよ』と伝えた」
――北海道のファンや会場の雰囲気は?
「試合は楽しかった。何度か沸いてくれましたし、勝利した瞬間に皆が1つになれた。あの瞬間は最高でした」
――ゴールを期待されていたと思うが?
「それはまた宿題として取っておきます(笑)。勉強しておきます」
――事前に『アジリティが効いている』とコメントされていたが、今日は体力的にどうだったか?
「呼吸が苦しくなったということはないです。(動けていたということか?)いや、その辺はやっぱり僕も5対5の対人プレーなどは1カ月以上やっていなかったし、グアムでのトレーニングも個人だったので、人の動きに対するリアクションといった部分では、イメージはできても本当の動きというのはできなかったので、アジリティの動きに付いていくにはコンディション的にまだまだだったので大変だった。経験である程度やれたかなといった程度です」
――監督からは『また是非』と言われているが?
「やる以上はしっかりとした準備というものを僕はしたいし、しっかりした中で高いレベルのものを出したいという気持ちがあるので、自分の中でコンディションとかJリーグのスケジュールも含めた中で、そういったものを集中して出せるのであればいいが、中途半端にはできないと思う。チャンスがあれば今日のような試合をまたやりたいと思うし、知り合った北海道の選手たちとも一緒にプレーしたい」
――残り40秒や30秒で追いつかれるというような緊迫した場面は、以前のブラジル時代にもあったのか?
「それはドーハでもありましたしね(笑)」
――今回を機に、30~40代の方でもフットサルを始めたいという人に伝えたいことは?
「サッカーもそうだが、フットサルも年齢は関係ない。子供から大人まで一緒にできるものなので、30~40代から始められる人でも、女性の方でも、皆で楽しんでやることが大事。社会と一緒で子供から大人までコミュニケーションを取る場としては最高だと思うし、楽しんでやってほしいと思う」
――今日は(フットサル)代表監督のミゲルさんもいらっしゃって、三浦選手のプレーを見て絶賛されていた。代表に呼びたいという話も出ているが、フットサル代表についてはどう思うか?
「それは本当に嬉しいです。自分ができることはしたいと思うし、フットサルの日本代表にもとても魅力を感じます。さっきも言ったように、僕にそれができるかという問題もあるが、気持ちはあるし、代表監督がそう言ってくれるのはサッカー人としてとても嬉しく思う」
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