久保建英スタメンのソシエダがユナイテッドと膠着ドロー…ホームで最低限の初戦ドロー【EL】
2025.03.07 05:03 Fri
初戦はドロー
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・1stレグ、レアル・ソシエダvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にアノエタで行われ、1-1のドローに終わった。なお、ソシエダのMF久保建英は81分までプレーした。
ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダは、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドと対戦した。
前ラウンドではデンマークの強豪を2戦合計7-3の圧勝で退けたラ・レアル。しかし、直近の公式戦ではコパ・デル・レイでレアル・マドリー、ラ・リーガでバルセロナ相手に連敗。とりわけ、先週末のバルセロナ戦では前半のエルストンド退場が響きシュート0本での0-4の惨敗となった。イマノル監督はその一戦から先発7人を変更。サスペンション明けの久保やオヤルサバル、アゲルド、ブライス・メンデスら主力が復帰した。
一方、ユナイテッドはプレミアリーグで14位に低迷。さらに、前回王者として臨んだFAカップでは5回戦でフルアムにPK戦の末に敗れて連覇の夢が早々に潰えることに。心身ともにダメージを負ったフルアム戦からバウンスバックを図ったアウェイゲームでは先発3人を変更。負傷のマグワイアとウガルテの代役にドルグ、カゼミロ、エリクセンに代わってガルナチョが起用された。
立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるなか、時間の経過とともにホームのソシエダが前線からのプレスと右の久保を起点にボールを動かしながらペースを掴んでいく。ただ、相手の守備を崩し切るまでには至らず。序盤はトゥリエンテスのミドルシュートなど散発的な攻撃にとどまる。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。引き続きソシエダがボールを保持するが、動かす位置が低く久保ら前線の選手に効果的にボールが入らず。また、なかなか相手の背後を取る攻撃もなく停滞。久保のプレースキックもなかなかチャンスに繋がらない。
同じく攻撃が停滞したアウェイチームだったが、前半終盤の37分には左で背後を取ったドルグのクロスを起点に人数をかけた攻撃を仕掛けると、ダロトのボックス右からのマイナスの折り返しをブルーノ・フェルナンデスがダイレクトシュート。これはDFのゴールカバーに阻まれるが、こぼれに詰めたザークツィーが連続シュートで際どいシーンを作った。
互いに攻めあぐねた印象が強い前半はゴールレスで終了。互いに選手交代なしで臨んだ後半は展開に大きな変化はなしも、ややゴール前の攻防が増えていく。
序盤にガルナチョが続けてシュートを放っていくと、57分にはアウェイチームに先制点が生まれる。相手陣内右サイドでタメを作ったガルナチョがDF3枚を引き付けてペナルティアーク付近のザークツィーに丁寧な横パスを送ると、これをオランダ代表FWが抑えの利いた右足ダイレクトシュートでゴールネットに突き刺さった。
後半も攻撃が停滞するなかでビハインドを背負ったラ・レアルは63分に3枚替えを敢行。エルストンド、トゥリエンテス、バレネチェアに代えてアランブル、マリン、オスカールソンを投入した。
すると67分、左CKの場面でアゲルドと競り合った相手MFブルーノの顔付近に上げていた手にボールが直撃すると、オンフィールド・レビューの末にPKを獲得。これをキッカーのオヤルサバルが冷静に左隅へ蹴り込み、幸運な形から同点に追いついた。
1-1のイーブンに戻った試合は再び膠着。これを受けて両ベンチが動きを見せると、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると、この交代でホームチームがより多くのチャンスを作り出した。
まずは84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。さらに、試合終了間際にはオヤルサバルのスルーパスに抜け出したオスカールソンがボックス左から鋭いシュートを枠に飛ばすが、今度はGKオナナの好守に阻まれた。
結局、試合は1-1のドローやむなしで割り切った戦いを見せたユナイテッドの思惑通りの形でタイムアップを迎え、膠着の初戦は痛み分けの結果となった。ホームで最低限のドローとなったソシエダだが、今季のホームゲームで苦戦するユナイテッドの状況を鑑みれば、2ndレグでの勝利は十分可能だ。
レアル・ソシエダ 1-1 マンチェスター・ユナイテッド
【レアル・ソシエダ】
ミケル・オヤルサバル(後25[PK])
【マンチェスター・U】
ジョシュア・ザークツィー(後12)
ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダは、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドと対戦した。
前ラウンドではデンマークの強豪を2戦合計7-3の圧勝で退けたラ・レアル。しかし、直近の公式戦ではコパ・デル・レイでレアル・マドリー、ラ・リーガでバルセロナ相手に連敗。とりわけ、先週末のバルセロナ戦では前半のエルストンド退場が響きシュート0本での0-4の惨敗となった。イマノル監督はその一戦から先発7人を変更。サスペンション明けの久保やオヤルサバル、アゲルド、ブライス・メンデスら主力が復帰した。
立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるなか、時間の経過とともにホームのソシエダが前線からのプレスと右の久保を起点にボールを動かしながらペースを掴んでいく。ただ、相手の守備を崩し切るまでには至らず。序盤はトゥリエンテスのミドルシュートなど散発的な攻撃にとどまる。
対するユナイテッドは遅攻の局面ではボールの前進に苦戦。それでも、得意のロングカウンターからガルナチョ、ドルグらがフィニッシュのシーンを作り出していく。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。引き続きソシエダがボールを保持するが、動かす位置が低く久保ら前線の選手に効果的にボールが入らず。また、なかなか相手の背後を取る攻撃もなく停滞。久保のプレースキックもなかなかチャンスに繋がらない。
同じく攻撃が停滞したアウェイチームだったが、前半終盤の37分には左で背後を取ったドルグのクロスを起点に人数をかけた攻撃を仕掛けると、ダロトのボックス右からのマイナスの折り返しをブルーノ・フェルナンデスがダイレクトシュート。これはDFのゴールカバーに阻まれるが、こぼれに詰めたザークツィーが連続シュートで際どいシーンを作った。
互いに攻めあぐねた印象が強い前半はゴールレスで終了。互いに選手交代なしで臨んだ後半は展開に大きな変化はなしも、ややゴール前の攻防が増えていく。
序盤にガルナチョが続けてシュートを放っていくと、57分にはアウェイチームに先制点が生まれる。相手陣内右サイドでタメを作ったガルナチョがDF3枚を引き付けてペナルティアーク付近のザークツィーに丁寧な横パスを送ると、これをオランダ代表FWが抑えの利いた右足ダイレクトシュートでゴールネットに突き刺さった。
後半も攻撃が停滞するなかでビハインドを背負ったラ・レアルは63分に3枚替えを敢行。エルストンド、トゥリエンテス、バレネチェアに代えてアランブル、マリン、オスカールソンを投入した。
すると67分、左CKの場面でアゲルドと競り合った相手MFブルーノの顔付近に上げていた手にボールが直撃すると、オンフィールド・レビューの末にPKを獲得。これをキッカーのオヤルサバルが冷静に左隅へ蹴り込み、幸運な形から同点に追いついた。
1-1のイーブンに戻った試合は再び膠着。これを受けて両ベンチが動きを見せると、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると、この交代でホームチームがより多くのチャンスを作り出した。
まずは84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。さらに、試合終了間際にはオヤルサバルのスルーパスに抜け出したオスカールソンがボックス左から鋭いシュートを枠に飛ばすが、今度はGKオナナの好守に阻まれた。
結局、試合は1-1のドローやむなしで割り切った戦いを見せたユナイテッドの思惑通りの形でタイムアップを迎え、膠着の初戦は痛み分けの結果となった。ホームで最低限のドローとなったソシエダだが、今季のホームゲームで苦戦するユナイテッドの状況を鑑みれば、2ndレグでの勝利は十分可能だ。
レアル・ソシエダ 1-1 マンチェスター・ユナイテッド
【レアル・ソシエダ】
ミケル・オヤルサバル(後25[PK])
【マンチェスター・U】
ジョシュア・ザークツィー(後12)
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ユナイテッドがベスト8進出! ブルーノのハットで久保建英スタメンの10人ソシエダ撃破【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsレアル・ソシエダが13日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で勝利。この結果、2戦合計5-2で準々決勝進出を決めた。なお、ソシエダのMF久保建英は76分までプレーした。 ユナイテッドは敵地で先勝を逃すも、1-1のドローという最低限の結果で初戦を終えた。また、先週末のリーグ戦では劣勢必至と思われたアーセナル戦を1-1のドローで終え、悪くない状況でホームでのリターンレグを迎えた。アモリム監督はその試合から先発3人を変更。負傷したヨロの代役にELデビューのヘヴン、リンデロフ、エリクセンに代えてドルグ、ホイルンドを起用した。 一方、先制を許すも追いつく形で初戦を終えたソシエダ。先週末のセビージャ戦では大幅なターンオーバーの影響もあって0-1の敗戦を喫したなか、公式戦1分け3敗の厳しい状況で敵地での大一番に臨んだ。イマノル監督はセビージャ戦で温存した主力を復帰させ、久保やオヤルサバル、スビメンディらがスタメンに名を連ねた。 前回対戦はクローズな展開が目立ったが、今回の一戦では早い時間帯にスコアが動く。9分、ボックス内でエルストンドのクロスに反応したゴール前のオヤルサバルがDFデ・リフトと交錯。これがアフターチャージと判定され、2戦連続でPKを獲得。これをオヤルサバルが自ら右隅へ蹴り込んだ。 ホームで先制を許したものの、ユナイテッドも直後に追いつく。16分、カゼミロの浮き球に抜け出したブルーノ・フェルナンデスからの折り返しにゴール前のホイルンドが反応。DFスベルディアと交錯すると、こちらも守備側のファウルとなってPKに。これをキッカーのブルーノが冷静に決め切った。 ともにPKで1点ずつを奪い合ったなか、オープンな展開が続いていく。より押し込む形となったホームチームはドルグのミドルシュートや前線3枚の絡みでチャンスの糸口を見いだそうとすると、ザークツィーの左ポケットからの折り返しに反応したホイルンドのワンタッチシュートでゴールに迫る。 これに対して、この試合でも右の久保を起点に攻撃を組み立てるラ・レアル。その久保は27分にセットプレー流れからニアを狙った左足シュート。32分には得意のカットインでペナルティアーク付近まで切り込んで再び左足を振るが、いずれも相手守備陣の対応に遭う。 前半終盤にかけてはボールの主導権を握ったユナイテッド優勢の時間帯が続いたが、ドルグのミドルシュートやいくつかのクロスはチャンスの一歩手前という形となり、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。 迎えた後半、ソシエダが[5-4-1]の後ろ重心でスタートしたなか、ユナイテッドが開始早々にゴールを奪う。ボックス内のドルグとエルストンドの交錯でこの試合2本目のPKを獲得し、これをキッカーのブルーノが右隅へ蹴り込んで50分の勝ち越しゴールとした。 ビハインドを背負ったソシエダは55分に3枚替えを敢行し、アランブル、トゥリエンテス、バレネチェアの投入で攻勢を強める。だが、結果的にこの交代策が裏目に。 63分、ザークツィーの背後を狙ったスルーパスにドルグが抜け出すと、入れ替わられたアランブルが倒してしまい、DOGSOでの決定機阻止でレッドカードが掲示された。これでビハインドに加え数的不利を背負ったアウェイチームは76分に久保を下げてオスカールソンを最前線に投入した。 その後は数的優位を活かしたユナイテッド優勢の状況が続くなか、87分にはロングカウンターからガルナチョのラストパスに抜け出したブルーノがボックス右から右足の対角シュートを左隅に流し込み、ハットトリックを達成。さらに、試合終了間際にはダロトにもトドメの4点目が生まれた。 この結果、ホームで快勝のユナイテッドがリヨンの待つ準々決勝進出を決定。敗れたソシエダは無念のベスト16敗退となった。 マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:5-2) レアル・ソシエダ 【マンチェスター・U】 ブルーノ・フェルナンデス(前16[PK]、後5[PK]、後42) ジオゴ・ダロト(後46) 【レアル・ソシエダ】 ミケル・オヤルサバル(前10[PK]) 2025.03.14 07:12 Fri2
【ラ・リーガ第28節プレビュー】首位攻防のアトレティコvsバルサ! マドリーは5位ビジャレアル戦
先週末に行われた第27節では突然の訃報によってバルセロナのホームゲームが急遽延期となったなか、マドリードの2強ではレアル・マドリーが勝利を収めた一方、アトレティコ・マドリーが敗戦と明暗分かれる形となった。 UEFAコンペティションのラウンド16が終了し、週明けには今年最初のインターナショナルマッチウィークに突入するなか、今節は3位のアトレティコ(勝ち点56)と首位のバルセロナ(勝ち点57)の首位攻防戦が開催される。 アトレティコは前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のFWセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、FWアンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際にMFアランバリにドブレーテを許し、お得意様相手に痛恨の敗戦となった。 続くチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのマドリード・ダービーではMFギャラガーの試合開始28秒のゴールによって2戦合計2-2のタイに戻した。以降はFWヴィニシウス・ジュニオールのPK失敗にも救われたなか、優勢に試合を進めたものの90分、延長戦で決着を付けられず。すると、PK戦ではFWフリアン・アルバレスの不運な“2度蹴り”、MFジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退となった。ショッキングな2試合の結果を受け満身創痍のなかでの首位攻防戦となるが、逆転でのリーグ制覇へ底力を示せるか。 対するバルセロナは前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定。それでも、その訃報から3日後の開催となったベンフィカ戦ではFWラミン・ヤマル、FWハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。 未だ喪失感は完全には拭えずも、重要な勝利によってクラブとして前に進んだブラウグラナは、今季公式戦2度の対戦で1分け1敗と未勝利のコルチョネロスを相手に勝利を収め、ラ・リーガ首位キープを目指す。 ライバル2チームの潰し合いに期待しつつ、首位チームの結果次第で暫定での首位奪還となる2位のマドリー(勝ち点57)は、5位のビジャレアルとのアウェイゲームで連勝を目指す。前節はラージョ・バジェカーノ相手に苦戦を強いられながらも、FWムバッペとヴィニシウスのゴラッソによって2-1の勝利を挙げた。さらに、前述のCLダービーでは試合自体は敗戦も、相手の自滅にも救われてベスト8進出を決めた。 DFメンディの負傷に加えて120分の激闘による消耗から中2日の上位対決は厳しいものになるはずだが、代表戦前の重要な一戦を総力戦でモノにしたい。そのなかでダービーでのPK失敗に守備面のハードワークの欠如で不興を買った背番号7の奮起に期待したい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、8位のラージョ相手に公式戦6試合ぶりの勝利を目指す。主力温存となった前節はセビージャに0-1で敗戦を喫すると、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦では1-4の惨敗。2つのPK献上に、途中出場のDFアランブルの退場が響いて無念のベスト16敗退となった。久保に関しては前半に鋭い仕掛けから違いを生み出したが、後半は消化不良の形で76分にピッチを後にした。プレー強度が高い難敵相手の連戦は引き続き厳しい戦いが見込まれるが、泥沼のチームを救う活躍を見せられるか。 FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは15位のエスパニョールとのホームゲームに臨む。前節はアスレティック・ビルバオとのアウェイゲームを1-1のドローで終え、3試合連続ドロー。浅野自身は前半に決定機を演出したが、以降はチームとともに守備に追われて2試合連続ゴールとはならなかった。より押し込める今回の一戦では攻撃面で違いを生み出したい。 その他ではEL、カンファレンスリーグ(ECL)でベスト16進出を決めた4位のアスレティック、6位のレアル・ベティスの2チームの戦いにも注目だ。 《ラ・リーガ第28節》 ▽3/14(金) 《29:00》 ラス・パルマス vs アラベス ▽3/15(土) 《22:00》 バジャドリー vs セルタ 《24:15》 マジョルカ vs エスパニョール 《26:30》 ビジャレアル vs レアル・マドリー 《29:00》 ジローナ vs バレンシア ▽3/16(日) 《22:00》 レガネス vs ベティス 《24:15》 セビージャ vs アスレティック・ビルバオ 《26:30》 ラージョ vs レアル・ソシエダ オサスナ vs ヘタフェ 《29:00》 アトレティコ vs バルセロナ 2025.03.14 20:50 Fri3
「前半は非常に良かった」攻撃牽引の久保建英、後半は難しい戦いとなりまずまずの評価に「最後の数メートルで力強さと決定力を欠いた」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はまずまずの評価となっている。 13日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグでソシエダはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。 1stレグをホームで1-1と引き分けていたソシエダ。アウェイでの試合となったなか10分にPKを獲得するとミケル・オヤルサバルが決めて先制に成功する。 2戦合計でもリードを奪ったソシエダだったが、16分にはPKを与えてしまいブルーノ・フェルナンデスに決められ同点に。すると、後半早々にもPKを与えて再び失点。その後反撃に出るが、ユナイテッドに2点を与え、4-1で敗戦。2戦合計5-2でラウンド16敗退となった。 この試合に先発した久保は76分まで出場。攻撃の組み立てに参加するなどしたが、結果を残せなかった。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 6点(10点満点)</h3> 「アンバランスな前半は非常に良かった。彼は電撃的だったが、最後の数メートルで力強さと決定力を欠いた」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 5点(10点満点)</h3> 「チームは日本人選手の役割を少し見逃していた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英も先発出場、ソシエダはアウェイで敗戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1FlHmnqXmDw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.14 11:20 Fri4
ゴール後にユニフォーム脱いで警告の久保建英、試合前にも“脱いでいた”
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が試合前にも“脱いでいた”。 14日、ラ・リーガ第17節でアスレティック・ビルバオをホームに迎えたソシエダ。久保はカタール・ワールドカップ(W杯)期間の中断明けから3試合連続の先発出場を果たした。 久保は、37分に相手DFの股を抜いてから相手GKのニアへシュートを突き刺すゴラッソでチームの2点目を記録。さらに、PK奪取&相手の退場を誘発するなど、3-1で勝利したソシエダのマン・オブ・ザ・マッチに輝いていた。 その久保は自身のゴールの場面でユニフォームを脱いでスタンドのファンたちと喜びを共有していたが、“試合前”にも脱ぐ場面があった。 ソシエダは15日、クラブの公式YouTubeチャンネルでアスレティック戦の裏側を公開。ピッチ外の選手たちの様子を明かすと、そこには試合直前の選手たちの姿が。トレーニングウェアでウォーミングアップをした選手たちが映っていた。 その中、久保だけがカメラの前でシャツを脱ぐことに。スターティングメンバーは全員ユニフォームに着替えることにはなるのだが、偶然にも久保だけ脱ぐシーンがカメラに映っていた。 その後の試合で脱いでイエローカードを貰っていただけに、ファンは「こん時から脱いでんの草」、「脱ぐ練習」、「すーぐ脱ぐ」と面白がるコメントを寄せている。 もちろん偶然だと思われるが、まさかの伏線回収となった。 <span class="paragraph-title">【動画】試合前にも“脱いでいた” 久保建英</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ubdIoW3V8ds";var video_start = 192;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.16 20:45 Mon5