前半のチャンスを活かせなかったことを悔やむイマノル監督「ハーフタイムで0-1というのは勿体なかった」

2025.02.27 11:30 Thu
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レアル・ソシエダイマノル・アルグアシル監督が26日にホームで行われ、0-1で敗れたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・マドリー戦を振り返った。

強敵相手にホームでの先勝を目指すソシエダは、開始早々の4分に久保建英が決定機を迎えたが、シュートはGKルニンの正面を突く。すると19分、マドリーにカウンターを許すと、ベリンガムのロングフィードを最前線で収めたエンドリッキに技ありのシュートを決められ、先制を許す。

1点を追うソシエダは43分、ボックス左に切り込んだバレネチェアがシュート。さらに後半立ち上がりの49分にはバレネチェアの左クロスからオヤルサバルが決定機を迎えたが、共にシュートはGKルニンの好守に阻まれた。
その後も互いにゴールに迫る場面を見せたが、両守護神の好セーブが光りスコアは動かず。ソシエダは0-1で敗戦した。

試合後に会見に臨んだイマノル監督は、前半に生まれた多くのチャンスを活かせなかったことを悔やんだ。
「立ち上がりだけを見ていたわけではないが、前半はチームにとって良い内容だった。チームは前半に多くのチャンスを作っていたが、それを活かすことができなかった。ハーフタイムで0-1というのは勿体なかった。相手は世界最高の監督を擁する世界最高のチームのひとつだ。彼らは最初の1点を守り切った。私は、チームの戦いぶりや雰囲気をとても誇りに思っている」

また、2ndレグに向けては「我々は全力で勝ちに行く」と意気込みを語った。

「チームがあれだけの戦いぶりを見せてくれたことは、十分に誇らしいことだ。(2ndレグも)我々は全力で戦うつもりだ。もし彼らが決勝に残りたければ、我々を倒さなければならないし、そのためには彼らも最高のパフォーマンスを見せなければならない」

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「このクラブは結果が全て」結果を残すも満足せず、ハットトリックで勝利呼び込んだブルーノ・フェルナンデス「サッカーでは自信が大事」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、レアル・ソシエダ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 13日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグでユナイテッドはホームにソシエダを迎えた。 1stレグは1-1のドローに終わっていた中、2ndレグではソシエダがPKで先制。しかし、ブルーノ・フェルナンデスのPKで前半のうちに追いつくことに成功する。 すると、後半はホームのユナイテッドが意地を見せ、ブルーノ・フェルナンデスのゴールで逆転に成功。終盤にはブルーノ・フェルナンデスがハットトリックとなるゴールを奪うと、後半アディショナルタイムにはジオゴ・ダロトもゴールを決め、4-1で勝利。2戦合計5-2でベスト8に進出した。 PK2本を含むハットトリックの活躍を見せたブルーノ・フェルナンデスが、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出。イギリス『TNT Sports』で勝利を喜んだ。 「サッカーでは自信が大事だと思う。そしてこのクラブではさらに重要だ。みんなの注目をどれだけ集めているか分かっているから、自信を持つためには常に最高レベルのパフォーマンスをする必要がある」 「しかし、最も重要なことは、ロッカールームでも、トレーニング場でも、自分たちを信じなければならないということだ。僕たちはお互いのためにここにいるということを、みんなが理解しなければならない」 チームを勝利に導いたキャプテンだが、まだまだやるべきことはあるとし、結果を残し続ける必要があると語った。 「確かに、時々進歩は見られると思う。でも、まだだ。監督と僕たちが望んでいるようにはなっていないと思う。僕たちは非常に良い進歩を遂げているけど、結果が出れば進歩が見られるだろう。このクラブは結果が全てだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ブルーノがハットトリックの活躍でベスト8に導く</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1FlHmnqXmDw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.14 15:10 Fri
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主審の判定に不満のイマノル監督「中立的なレフェリーであってほしかった」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、1-4で敗戦したヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。 先週行われたホームでの1stレグを1-1のドローで終えたソシエダ。ベスト8が懸った運命の2ndレグは、開始早々にオヤルサバルのPKで先制したが、16分にゴール前でホイルンドとDFスベルディアと交錯し、PKを献上。これをキッカーのブルーノに冷静に決められた。 同点で後半を迎えたソシエダは、開始早々の50分にボックス内のドルグとエルストンドの交錯すると、主審は再びPKを宣告。これを再びブルーノに決められると、63分にはスルーパスでDFの裏に抜け出したドルグをアランブルが倒してしまうと、DOGSOでの決定機阻止でレッドカードが掲示された。 数的不利となったソシエダは、87分にロングカウンターからブルーノにシュートを決められ、ハットトリックを許すと、試合終了間際にもダロトにトドメの4点目を沈められ、1-4でタイムアップ。無念の敗退となった。 試合後会見に臨んだイマノル監督は、ブノワ・バスティアン主審のレフェリングに対する不満を語った。 「厳しい試合だった。しかし、言い訳はできない。ユナイテッドの方が強かった。本当は両チームが対等に戦うところを見たかったが、それは叶わなかった。彼らは決められた最後のPKを認めようとしなかった。あのようなレフェリングはいただけない。ラウンド16という全てを懸けた試合では、最初の数分間のように中立的なレフェリーであってほしかった」 2025.03.14 12:40 Fri

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