コンパニ監督が移籍後初ゴールの伊藤を称える「短期間でクラブにとって貴重な存在になることを証明した」

2025.02.24 09:00 Mon
Getty Images
バイエルンヴァンサン・コンパニ監督が23日にホームで行われ、4-0で快勝したブンデスリーガ第23節フランクフルト戦を振り返った。

前半から圧力を強めるバイエルンは、前半終了間際にオリーズがゴールネットを揺らし先制。迎えた後半も攻勢をかけると61分にオリーズの右CKの流れからルーズボールを伊藤が右足ボレーで蹴り込んだ。

伊藤の移籍後初ゴールでリードを広げたバイエルンは、83分にハーフラインからドリブルで仕掛けたムシアラがネットを揺らすと、後半アディショナルタイムにはニャブリがゴールを奪い、4-0で快勝した。
試合後会見でコンパニ監督は、上位対決で快勝したチームのパフォーマンスを賞賛した。

「今日は結果を残すことが重要で、そのために自分たちが求めていたプレーができた。今日はとてもいいプレーができたし、チャンスもあった。努力、熱意、すべてがそこにあった。私たちの目標は、常にそれをピッチで発揮することだ。次の試合でも勝利をつかみたい」
また、移籍後初ゴールを挙げた伊藤のプレーについても言及した。

「長い間チームを離れていたが、この短期間でクラブにとって貴重な存在になることを証明した。6~7 カ月も離れていたのに、今日ゴールを決めたことは素晴らしいストーリーだ」

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