公式戦6試合ぶり先発のヴラホビッチ弾でユベントスがウノゼロ勝利、リーグ戦4連勝で4位死守【セリエA】

2025.02.24 06:38 Mon
Getty Images
ユベントスは23日、セリエA第26節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。

前節インテルとのイタリア・ダービーをウノゼロで制して公式戦4連勝とした4位ユベントス(勝ち点46)だったが、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのPSV戦では延長戦の末に敗退に追い込まれた。そのPSV戦のスタメンから3選手を変更。ヴラホビッチが公式戦6試合ぶりに先発となった。

14位カリアリ(勝ち点25)に対し、立ち上がりからボールを握ったユベントスは12分に先制する。相手のバックパスをカットしたヴラホビッチがボックス左に侵入、飛び出してきたGKをかわしてシュートを流し込んだ。
相手のミスを突いて先手を取ったユベントスは22分、GKディ・グレゴリオのロングボールに抜け出したユルドゥズに決定機もシュートはGKカプリレのセーブに阻まれた。

さらに24分、ルーズボールをゴールエリア右で拾ったコンセイソンがシュートに持ち込んだが、ここもカプリレにセーブされると、5分後にも好機。しかしヴラホビッチのパスをボックス中央で受けたユルドゥズのシュートはやはりカプリレの好守に阻止された。
前半半ば以降もハーフコートゲームとしたユベントスが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半も押し込む展開としたユベントスだったが、好機を作れずにいたことから62分にコロ・ムアニを右ウイングに投入。

徐々に前がかるカリアリに対して78分、ロングボールに抜け出したヴラホビッチがGKと一対一となったが、ここもGKカプリレにセーブされた。

その後、途中出場のドウグラス・ルイスが負傷交代するアクシデントがあった中、終盤にかけてのカリアリの攻勢を凌いだユベントスがウノゼロ勝利。リーグ戦4連勝でCL出場圏内の4位を死守している。

カリアリ 0-1 ユベントス
【ユベントス】
ドゥシャン・ヴラホビッチ(前12)

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2試合連続惨敗のユベントス、モッタ監督は辞任の可能性を否定「簡単なことは好きでなない」

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が16日にアウェイで行われ、0-3で完敗したセリエA第29節フィオレンティーナ戦を振り返った。 前節アタランタにホームで4失点惨敗に終わったユベントス。2試合連続大敗を喫すればモッタ監督の解任の可能性もあると報じられた中で迎えたフィオレンティーナ戦。 15分にCKの流れからあっさり失点したユベントスは3分後にも失点。後半序盤にも失点を重ね、成す術なく3失点完敗に終わった。アタランタ戦からのバウンスバックなく無残な敗北に終わった中、モッタ監督は辞任の可能性を問われ否定した。 「それは簡単過ぎるし、私は簡単なことは好きでなない。我々は勝つ必要がある。トップ4に入る目標のため、必要なポイントを獲得する方法を見つけなければならない。前回の試合の続きのようで同じストーリーだ。我々は良いスタートを切ったが、アタランタ戦同様に最初の困難で対応できなかった。改善する必要がある。我々はいずれの試合でも局面で強度を出せなかった。選手たちを軌道に戻さなければならない。この2試合の前までは違った面を見せていたと思うし、反応は常にとても良かった」 スポーツ・ディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏は試合後、モッタ監督への信頼を引き続き口にした。 「このような時こそ我々は団結し、共に困難を乗り越えなければならない。明らかに失望している。今季は浮き沈みがあったが、2試合続けてここまで劣勢だったことはない。非常に悲しいが、全員でこの状況から抜け出せると確信している。中断明けに軌道に戻りたい。これまで悪い試合の後はすぐバウンスバックできていたが、2試合続けて標準以下のパフォーマンスだったのは初めてだ。監督はこの代表ウィーク期間中に戦術的、心理的な問題に取り組み、軌道に戻す努力をするつもりだ」 この完敗によりユベントスはボローニャにかわされ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に後退した。 2025.03.17 14:00 Mon

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