「素晴らしい雰囲気になる」自身初のマージーサイド・ダービー迎えるスロット監督、先制点の重要性強調「観客の感情をコントロールしなければ…」

2025.02.12 17:25 Wed
初のマージーサイド・ダービーに臨むアルネ・スロット監督
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初のマージーサイド・ダービーに臨むアルネ・スロット監督
リバプールアルネ・スロット監督が、マージーサイド・ダービーへの意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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今シーズン、開幕から絶好調を維持するリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら、2位アーセナルに6ポイント差をつけての首位となっており、タイトル獲得への期待は日増しに高まっている。そんなリバプールは12日に行われるプレミアリーグ第15節延期分で、ライバルのエバートンと対戦。エバートンは新スタジアムへの移転が決まっていることから、これがグディソン・パークで迎える最後のマージーサイド・ダービーともなる。
自身にとっては初のマージーサイド・ダービーとなるスロット監督。事前記者会見では難しい試合になることを覚悟しつつ、先週末のFAカップで下部リーグのプリマス・アーガイルにまさかの敗北を喫したところから立ち直った姿を見せたいと意気込んでいる。

「こうしたクラブで働くならすべてのトロフィーを争うべきであり、(FAカップ敗退の)影響はあるだろう。プリマスに負けるのはチームとして当然受け入れられず、ファンもこの結果には失望している。だから、明日は違う一面を見せなければならない。あの試合は結果もパフォーマンスも、リバプールの基準から程遠かった」
「(グディソン・パークでのラストダービーについて)雰囲気がこれまで以上に良くなるだろう。私は一度も行ったことがないが、アンフィールド同様、グディソン・パークはいつも素晴らしい雰囲気だと聞いている。ホームのサポーターはチームを応援するため来ており、アウェイのファンもほとんどが大声で応援している」

「おそらく素晴らしい雰囲気になるだろうが、プレーするのは決して簡単ではないだろう。相手がハーフウェイラインを越えたり、コーナーキックを獲得したり、何が起きてもファンは歓声を上げるからだ」

「アウェイチームとしてその雰囲気すべてに耐えるためには、精神的に非常に強くなければならない。コーナーキックやセットプレーの守備など、やるべきことに集中する必要があるだろう。ボールを持っているときは、この素晴らしい雰囲気の中でできる限り落ち着いたプレーが求められる」

「とはいえ、選手たちにとってこうした雰囲気下でプレーするのは初めてではない。やるべきことに集中できると信じているが、それは戦術的な部分だけではないだろう。感情的部分でも忍耐が必要だ。プリマス戦ではタックルの激しさや攻撃性の高さに気づいたが、それは選手たちの資質だけでなくスタジアムの感情によるものでも間違いなくあった」

「冷静さが大事だが、足を冷やすべきではない。相手と同じように走り、同じように激しくタックルし、同じように相手のラインを突かなければならないだろう。ただ、良いタックルには冷静さが必要だ」

「試合は90分すべてが非常に重要だが、アウェイの最初の10分や15分は、ビハインドを背負わないことがさらに重要となる。リードを許せば相手ファンの感情がさらに高まり、何に対しても歓声が上がるからだ。スタジアムの外でボールを蹴っても、彼らは歓声を上げるだろう」

「アウェイゲームでは観客の感情をコントロールすることが重要であり、1点のビハインドを背負うのは最悪だ。なぜなら、こちらが2点をリードするまで感情が残ってしまう。それまでホームチームの感情は、非常にポジティブなものとなるだろう。だからアウェイゲームでこそ、集中することがさらに重要となる」

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「最大のミス」立て続けにタイトルを逃したリバプール、遠藤航の起用法のミスをスロット監督が反省「先発させなかったことは間違った決断」

リバプールのアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航の起用法に関して、自身のミスを認めた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。 今シーズンからリバプールを指揮するスロット監督。チームはプレミアリーグで優勝に迫っている中、チャンピオンズリーグ(CL)、FAカップでは早期敗退。一方で、カラバオカップ(EFLカップ)では決勝に駒を進め、タイトル獲得のチャンスがあった。 しかし、ニューカッスル・ユナイテッドを相手に1-2で敗戦。タイトルを逃す悔しい結果となった。 そんな中、スロット監督はこのニューカッスルとの決勝に向けた自身のアプローチが間違っていたと言及。遠藤の起用の仕方を見誤っていたと、自身の采配ミスを認めた。 「きっと、きっと、十分なローテーションを実施しなかったことが最大のミスだった」 「ニューカッスル戦のラインナップのローテーションは十分ではなかったが、試合の間に4日間あったので、十分に休養が取れたと思う」 そう振り返ったスロット監督。就任後、リバプールのスターティングメンバーはほぼ固定。特に中盤は顕著であり、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがメインを張り、グラフェンベルフに至っては公式戦42試合で先発しなかった試合はない状況だ。 ただ、スロット監督としては、よりローテーションをすべきだったと反省。特に決勝の前に行われた最下位のサウサンプトン戦ですら遠藤を先発させず、直近ではパリ・サンジェルマン(PSG)とチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグでPK戦にまでもつれる死闘となり、イレギュラーだったとはいえ甘く見ていたとも言えそうだ。 遠藤は試合の終盤に投入され、クローザーとしての大きな役割を果たしており、スロット監督も一定の信頼をおくとともに、トレーニングなどでみせる人間性は大きく評価しているが、試合数が多い中での起用法を見る限りは、信頼は薄かった様子。ただ、それが裏目に出たと反省した。 「しかし、我々が負けたと言うのは単純すぎる。ニューカッスルがやったことすべてに感謝しなくてはならない。なぜなら、最終的に我々はCKを許してしまったからだ。これはスプリントやトラックバックなどとは全く関係なく、単にCKを許してしまっただけだ」 「リーグカップでもチームのために成し遂げたことを全体的に見れば、彼(遠藤)が加わるのは当然だったかもしれない。しかし、私がこれから8、9カ月ここにいる限り、我々が1-0や2-0で負けているときに、ほとんどゴールを決めたことのない選手を投入したとしたら、みんなは驚くだろう。それは奇妙な交代になる」 「もし我々が1-0でリードしていたら、ワタを投入するつもりだ。今回のようにゴールが必要な他の全ての場面では、私はイブ(イブラヒマ・コナテ)を下げて最終ラインにミッドフィールダーを配置し、カーティス(・ジョーンズ)を投入した。ライアン(・グラフェンベルフ)は右センターバックとしてプレーし、カーティスはライアンよりも攻撃的なミッドフィールダーとしてプレーし始めた」 「私はゴールを決めることができるハーヴェイ(・エリオット)を連れてきた。ゴールを決めることができるフェデリコ(・キエーザ)を連れてきた。チームにはダルウィン(・ヌニェス)がいた。コーディ(・ガクポ)がいた。モー(モハメド・サラー)がいた」 「チームには攻撃陣が全員居たし、10分後に誰かを下げてワタを投入すべきだったという意見には同意せざるを得ないかもしれないが、10分後に選手を下げさせる監督はそう多くない」 「彼を先発させなかったのは間違った決断だったのかもしれない。そう言った方がいいかもしれないが、それは分からないだろう」 「しかし、我々はホームで先発メンバーを揃えてニューカッスルに勝ち、決勝戦で先発したメンバーを揃えてニューカッスル戦の後半も彼らを圧倒した。だから、このメンバー構成には合理性があった」 自信を持って送り込んだメンバーだったが、結果としてはタイトルを逃すことに。この先はプレミアリーグの戦いしかなくなり、日程面は緩和されるためにこのような悩みは生まれないこととなりそうだが、それでもタイトルを逃したことで自身の判断を悔やむこととなってしまった。 2025.04.04 16:20 Fri

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