「責任を取りたい」ミラン指揮官はCLプレーオフでの挽回に意欲、古巣戦&好発進の新FWヒメネスにも期待「チームは彼を必要としている」
2025.02.12 16:20 Wed
ミランのコンセイソン監督
ミランのセルジオ・コンセイソン監督がチャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト戦に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
CLリーグフェーズの最終節ではディナモ・ザグレブに1-2で敗れ、6位からラウンド16ストレートイン圏外の13位に転落したミラン。プレーオフに回ることとなり、日本代表FW上田綺世を擁するフェイエノールトと争う。
12日に挑むのはアウェイでの1stレグ。試合前の会見では、コンセイソン監督がストレートインを逃したことを改めて悔やみ、プレーオフでの挽回に燃えている。
「これは全員にとって特別な試合だ。重要な試合だし、自分たちのミスにより我々はここにいる。すでにラウンド16に進出している可能性もあった。我々はこの責任を取りたいと思っている」
「難しく、タフで、熱狂的な環境だ。我々にも問題はあり、数人の選手がプレーできない。未来は我々次第のため、試合の歴史は自分たちで書くことになる。正しい姿勢で臨み、準備してきたことを試合で発揮できれば、良い結果を得るチャンスがあるだろう」
「選択肢はあまり多くない。負傷者やチャンピオンズリーグでメンバー外の選手がいるため、若手を含めてもフィールドプレーヤーは15人しかいない。コーチ陣は解決策を見つけなければならない」
「11 人でプレーする。チーム全体でバランスを取る。うまくやってバランスを見つけたい。攻撃的な選手が多ければゴールが増え、ディフェンダーが多ければ失点しないというわけではない。試合ごとに局面があり、このバランスを必要としている」
さらに、足首の負傷もあり直近の公式戦2試合はベンチスタートだったポルトガル代表FWラファエル・レオンにも触れた指揮官。セリエA第24節のエンポリ戦では途中出場から決勝点を挙げたが、起用法については明言を避けた。
「直近の試合と同様、出場可能だ。先発させないのは私の選択だったが、出場したら期待通りの活躍を見せてくれた。出場可能だが、先発するかどうかは言わない」
加入から2試合で1ゴール1アシストのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにも言及。移籍元のフェイエノールトと早速の古巣対決となるなか、活躍に期待を寄せている。
「私は何年もサンティを追ってきた。サッカー界では誰もが日々成長している。彼はまだ若いし、これから長い道のりがあるが、すでにトップレベルの選手だ」
「彼がゴールを決めれば、チーム全体が称賛に値する。マイク(・メニャン)がたくさんのゴールを決められなかったとしても、チーム全体のパフォーマンスのせいだと言える」
「彼はチームが作り出したチャンスを完結させるクオリティを持っている。才能に溢れている。これからもハードワークは続けなければならない。チームはボールを持っていても持っていなくても彼を必要としている。今のところ、彼や他の全員には大いに満足している」
CLリーグフェーズの最終節ではディナモ・ザグレブに1-2で敗れ、6位からラウンド16ストレートイン圏外の13位に転落したミラン。プレーオフに回ることとなり、日本代表FW上田綺世を擁するフェイエノールトと争う。
12日に挑むのはアウェイでの1stレグ。試合前の会見では、コンセイソン監督がストレートインを逃したことを改めて悔やみ、プレーオフでの挽回に燃えている。
「難しく、タフで、熱狂的な環境だ。我々にも問題はあり、数人の選手がプレーできない。未来は我々次第のため、試合の歴史は自分たちで書くことになる。正しい姿勢で臨み、準備してきたことを試合で発揮できれば、良い結果を得るチャンスがあるだろう」
また、チームの状態にも言及。限られたメンバーのなか、攻守のバランスを意識したいと主張した。
「選択肢はあまり多くない。負傷者やチャンピオンズリーグでメンバー外の選手がいるため、若手を含めてもフィールドプレーヤーは15人しかいない。コーチ陣は解決策を見つけなければならない」
「11 人でプレーする。チーム全体でバランスを取る。うまくやってバランスを見つけたい。攻撃的な選手が多ければゴールが増え、ディフェンダーが多ければ失点しないというわけではない。試合ごとに局面があり、このバランスを必要としている」
さらに、足首の負傷もあり直近の公式戦2試合はベンチスタートだったポルトガル代表FWラファエル・レオンにも触れた指揮官。セリエA第24節のエンポリ戦では途中出場から決勝点を挙げたが、起用法については明言を避けた。
「直近の試合と同様、出場可能だ。先発させないのは私の選択だったが、出場したら期待通りの活躍を見せてくれた。出場可能だが、先発するかどうかは言わない」
加入から2試合で1ゴール1アシストのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにも言及。移籍元のフェイエノールトと早速の古巣対決となるなか、活躍に期待を寄せている。
「私は何年もサンティを追ってきた。サッカー界では誰もが日々成長している。彼はまだ若いし、これから長い道のりがあるが、すでにトップレベルの選手だ」
「彼がゴールを決めれば、チーム全体が称賛に値する。マイク(・メニャン)がたくさんのゴールを決められなかったとしても、チーム全体のパフォーマンスのせいだと言える」
「彼はチームが作り出したチャンスを完結させるクオリティを持っている。才能に溢れている。これからもハードワークは続けなければならない。チームはボールを持っていても持っていなくても彼を必要としている。今のところ、彼や他の全員には大いに満足している」
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1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.25</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/ミラン 〜アンチェロッティのピルロシステム〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:カルロ・アンチェロッティ(44) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">セリエAで圧倒</div> 1980年代にサッキ、1990年代にカペッロの下で黄金期を築いたミランは、2000年代ではアンチェロッティ監督に率いられて名門としての強さを誇示した。2002-03シーズンにユベントスとの激闘を制してCLのタイトルを獲得したミランは、アンチェロッティ体制下3年目のシーズンである2003-04シーズン、さらに磐石なチームへと昇華する。 まずは、ローマからカフーを獲得し、ウィークポイントだった右サイドバックを補強。さらに、当時まだ無名だったカカをサンパウロから招き入れた。そのカカはすぐさまチームに馴染み、ルイ・コスタからトップ下のポジションを奪った。そして、セリエAでは一貫した強さを披露。第18節以降から首位の座を守り、当時の最多勝ち点記録(勝ち点82)を更新してスクデットを獲得した。 ただ、CLでは思わぬ展開となった。決勝トーナメント準々決勝でデポルティボと対戦したチームは、1stレグをホームで4-1と快勝。しかし、リアソールでの2ndレグでは“スーペル・デポル”の破壊力に屈して0-4の大逆転劇を許し、まさかの敗退。大会2連覇を成し遂げることはできなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピルロ・システム</div> 選手時代にもミランで活躍したアンチェロッティはこのシーズン、ピルロを生かすためのスタイルを確立。守備の時間を減らすためにポゼッションを高め、ピルロに自由を与えながらも、その脇のガットゥーゾやアンブロジーニを守備に集中させ、攻守のバランスを保った。 両サイドバックが比較的高い位置を取ったが、ガットゥーゾやセードルフ、アンブロジーニが卓越した戦術眼でうまくカバー。さらに、マルディーニとネスタという当時世界でも指折りのセンターバック2枚が安定した守備を披露し、相手の攻撃を未然に防いでいった。 攻撃面では、ピルロから送られる良質なロングボールを軸に、前線3枚を中心としたカウンターが大きな武器だった。このシーズンのシェフチェンコは確かな決定力を発揮し、自身2度目のセリエA得点王に輝いている。その他、FWとしてマルチなプレーを見せるトマソン、相手DFとの巧みな駆け引きからゴールを奪うインザーギらアタッカー陣の質も高かった。そして、新進気鋭のカカは高速ドリブルで攻撃に幅を持たせ、チームに不可欠な存在となった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFアンドレア・ピルロ(25)</span> インテル時代など、元々トレクァルティスタ(トップ下)を主戦場としていたが、レジスタ(中盤の底)へのポジション変更を機にその才能が一気に開花。卓越したボールコントロールと高精度のパスでピッチにアートを描いた。その決定的なパスは相手DFを絶望の淵に陥れたほど。両脇にガットゥーゾやセードルフといった戦術眼に優れた選手が守備力を補ってくれたことで、自身の能力を思う存分に発揮することが可能だった。 2019.04.15 22:00 Mon4
レジェンドが一触即発!?アンリにポテチを全部食べられてしまったベッカムが話題「目が笑ってない」「絶対怒ってる」
元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏と元フランス代表FWティエリ・アンリ氏のやり取りが話題だ。 7日チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第4節が行われ、ミランとパリ・サンジェルマン(PSG)がサン・シーロで対戦。ホームのミランが2-1で勝利し、死の組と呼ばれるグループFは大混戦となっている。 サン・シーロでのこの一戦には、現役時代に両方のクラブでプレーし、現在はインテル・マイアミの共同オーナーを務めるベッカム氏が来場。U-21フランス代表の監督を務めるアンリ氏とともに試合を解説していた。 その中、試合前にあった2人のちょっとしたやり取りが話題に。ポテトチップスを食べていたアンリ氏。隣にいたベッカム氏は自分も食べようと思ったのかポテチの袋を受け取ったが、すでに中身は残ってなかった。 ポテチを食べられなかったベッカム氏は袋を逆さにして残っていないことを確認すると、アンリ氏を軽くにらむが、アンリ氏は最後まですっとぼけたような表情を見せていた。 サッカー界のレジェンド同士のポテトチップスを巡る争いには、ファンからも「子どもか」、「微笑ましい」、「ポテチ食べたくなった」、「目が笑ってない」、「絶対怒ってる」と多くの反響が集まっている。 ただ、イギリス『デイリー・スター』や『talkSPORT』によると、2人の争いはガチではなく、2人が食べていたポテトチップス「Lay's (レイズ)」の広告の撮影である可能性が高いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ポテチを食べられてしまったベッカム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">CARREGOU AÍ? Thierry Henry e David Beckham no pré-jogo de Milan x PSG no San Siro. Imagina essa dupla jogando junto! <a href="https://twitter.com/hashtag/CasaDaChampions?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CasaDaChampions</a> <a href="https://t.co/89RfODnrrA">pic.twitter.com/89RfODnrrA</a></p>— TNT Sports BR (@TNTSportsBR) <a href="https://twitter.com/TNTSportsBR/status/1721947274077511857?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.08 12:55 Wed5
