長期離脱中のシティMFロドリ、「これも人生の一部」と現状を受け入れつつ「もっと強くなり戻ってくる」
2025.02.11 11:40 Tue
昨年の負傷で長期離脱が続いているMFロドリ
長期離脱となっているマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが、現在の心境などについて語った。イギリス『ミラー』が伝えている。
シティの絶対的アンカーとして活躍し、昨年10月にはフランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024年のバロンドールを受賞したロドリ。一方で、今シーズンは昨年9月に左ヒザの前十字じん帯と半月板を負傷した影響から、ここまで長期離脱が続いている。
その間、チームはジョゼップ・グアルディオラ監督になってから最大の不振に陥ったこともあり、その存在の大きさを誰もが知ることに。今シーズン中の復帰は絶望的ともされているが、少しでも早い回復が願われている。
そんなロドリは、先週末にアメリカで行われていたスーパーボウルを現地観戦。その際、イギリス『スカイ・スポーツ』の中継にも出演しており、そこで現在の心境などについて明かしている。
「いつも言っているように、これも人生の一部さ。アスリートはケガに慣れているものなんだ。僕はとても前向きな人間だから、ありのままを受け入れるよ。いつも神に感謝して、こういう時は前向きでいようと努める」
シティの絶対的アンカーとして活躍し、昨年10月にはフランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024年のバロンドールを受賞したロドリ。一方で、今シーズンは昨年9月に左ヒザの前十字じん帯と半月板を負傷した影響から、ここまで長期離脱が続いている。
その間、チームはジョゼップ・グアルディオラ監督になってから最大の不振に陥ったこともあり、その存在の大きさを誰もが知ることに。今シーズン中の復帰は絶望的ともされているが、少しでも早い回復が願われている。
「いつも言っているように、これも人生の一部さ。アスリートはケガに慣れているものなんだ。僕はとても前向きな人間だから、ありのままを受け入れるよ。いつも神に感謝して、こういう時は前向きでいようと努める」
「そして、普段はできない他のことをやってみるんだ。ここに来て、家族とより多くの時間を過ごしている。それに、体の他の部分を鍛えてもいるよ。それに取り組んで、もっと強くなって戻ってくるのも良いだろう」
ロドリの関連記事
マンチェスター・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ロドリの人気記事ランキング
1
「The Best 2024」のノミネート選手が発表!日本からは池田太監督&GK山下杏也加がノミネート、男子最優秀選手候補にはレアルから6名
国際サッカー連盟(FIFA)は28日、第9回となる「The Best FIFAフットボールアワード2024」の候補者リストを発表した。 「The Best」では、男女の最優秀選手、最優秀監督、最優秀GKなど様々な賞を設けており、男女の代表チームのキャプテンと監督、メディア関係者の投票で受賞者が決まっていた。 今回からの大きな変更点は、男女のベストイレブンにファンが投票できるようになったこと。ノミネートされた77名の選手から、あらかじめ設定されたフォーメーションの1つに選手を組み込んでチームを編成。投票はファンと専門家で均等に配分されることになる。 また、FIFAファン賞はファンの投票のみによって決定。FIFAフェアプレー賞は専門家の審査員によって決められる。また、最優秀ゴール賞であるプスカシュ賞と、ブラジル女子代表のレジェンドでもあるマルタの名前を取り今回新設されたマルタ賞は、女子のベストゴール賞に当たるものとなる。これはファンとFIFAレジェンドの審査員の間で均等に配分されるとのことだ。 男子の最優秀選手賞の候補には、バロンドールを受賞したスペイン代表MFロドリや、バロンドールで2位となったブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、コパ・アメリカを制したアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシらが名を連ねている。 女子の最優秀選手賞の候補には、バロンドールを受賞したスペイン女子代表のMFアイタナ・ボンマティやパリ・オリンピック金メダルのアメリカ女子代表のFWトリニティ・ロッドマンやMFリンジー・ホーランらが名を連ねている。 また、最優秀女子監督の候補にはパリ五輪でなでしこジャパンを指揮した池田太監督がノミネート。女子最優秀GKの候補にもなでしこジャパンのGK山下杏也加が名を連ねている。 なお、男子の最優秀監督候補はチャンピオンズリーグ(CL)を制したカルロ・アンチェロッティ監督(レアル・マドリー)やプレミアリーグ4連覇のジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)、ユーロを制したスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督、コパ・アメリカを制したアルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督に加え、シーズンわずか1敗で2冠を達成したシャビ・アロンソ監督(レバークーゼン)もノミネートされた。 <h3>◆FIFA女子最優秀選手候補者</h3> アイタナ・ボンマティ (スペイン/バルセロナ) バーバラ・バンダ (ザンビア/上海農商銀行女子足球隊→オーランド・プライド) キャロライン・グラハム・ハンセン (ノルウェー/バルセロナ) キーラ・ウォルシュ (イングランド/バルセロナ) カディジャ・ショー (ジャマイカ/マンチェスター・シティ) ローレン・ヘンプ (イングランド/マンチェスター・シティ) リンジー・ホーラン (アメリカ/リヨン) ルーシー・ブロンズ (イングランド/バルセロナ→チェルシー) マロリー・スワンソン (アメリカ/シカゴ・レッドスターズ) マリオナ・カルデンテイ (スペイン/バルセロナ→アーセナル) ナオミ・ギルマ (アメリカ/サンディエゴ・ウェーブ) オナ・バジェ (スペイン/バルセロナ) サルマ・パラジュエロ (スペイン/バルセロナ) ソフィア・スミス (アメリカ/ポートランド・ソーンズ) タバサ・チャウィンガ (マラウイ/パリ・サンジェルマン→リヨン) トリニティ・ロッドマン (アメリカ/ワシントン・スピリット) <h3>◆FIFA男子最優秀選手候補者</h3> ダニエル・カルバハル (スペイン/レアル・マドリー) アーリング・ハーランド (ノルウェー/マンチェスター・シティ) フェデリコ・バルベルデ (ウルグアイ/レアル・マドリー) フロリアン・ヴィルツ (ドイツ/レバークーゼン) ジュード・ベリンガム (イングランド/レアル・マドリー) キリアン・ムバッペ (フランス/パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー) ラミン・ヤマル (スペイン/バルセロナ) リオネル・メッシ (アルゼンチン/インテル・マイアミ) ロドリ (スペイン/マンチェスター・シティ) トニ・クロース (ドイツ/レアル・マドリー)※現役引退 ヴィニシウス・ジュニオール (ブラジル/レアル・マドリー) <h3>◆FIFA最優秀女子監督候補者</h3> アルトゥール・エリアス (ブラジル/ブラジル女子代表) エレナ・サディク (スウェーデン/セルティック) エマ・ヘイズ (イングランド/チェルシー→アメリカ女子代表) 池田太 (日本/なでしこジャパン) ガレス・テイラー (イングランド/マンチェスター・シティ) ホナタン・ヒラルデス (スペイン/バルセロナ→ワシントン スピリット) サンドリーヌ・スベイラン (フランス/パリFC) ソニア・ボンパストル (フランス/オリンピック・リヨン→チェルシー) <h3>◆FIFA最優秀男子監督候補者</h3> カルロ・アンチェロッティ (イタリア/レアル・マドリー) リオネル・スカローニ (アルゼンチン/アルゼンチン代表) ルイス・デ・ラ・フエンテ (スペイン/スペイン代表) ジョゼップ・グアルディオラ (スペイン/マンチェスター・シティ) シャビ・アロンソ (スペイン/レバークーゼン) <h3>◆FIFA女子最優秀GK候補者</h3> アリッサ・ネイハー (アメリカ/シカゴ・レッドスターズ アン=カトリン・ベルガー (ドイツ/チェルシー→NJ/NY ゴッサムFC) 山下杏也加 (日本/INAC神戸レオネッサ→マンチェスター・シティ) カタ・コル (スペイン/バルセロナ) メアリー・アープス (イングランド/マンチェスター・ユナイテッド→パリ・サンジェルマン) <h3>◆FIFA男子最優秀GK候補者</h3> アンドリー・ルニン (ウクライナ/レアル・マドリー) ダビド・ラヤ (スペイン/アーセナル) エデルソン (ブラジル/マンチェスター・シティ) エミリアーノ・マルティネス (アルゼンチン/アストン・ヴィラ) ジャンルイジ・ドンナルンマ (イタリア/パリ・サンジェルマン) マイク・メニャン (フランス/ミラン) ウナイ・シモン (スペイン/アスレティック・ビルバオ) 2024.11.29 10:55 Fri2
初栄冠ロドリはヴィニシウスとの争いを41ポイント差で制す バロンドール最終結果が判明
2024年バロンドールの投票結果が明らかになった。 2024年バロンドールは10月28日にパリで行われた授賞式で発表され、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初の栄冠に。シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率も評価されたか。 スペイン国籍の選手として1960年以来、ルイス・スアレスに次ぐ3人目の快挙として大きく取り上げられた一方で、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの落選がレアル・マドリーの授賞式不参加に発展したりと波紋を広げた今回だが、2人の差は「41ポイント」だったという。 フランス『レキップ』が報じたところによると、初受賞のロドリは1170ポイントをゲットしたのに対して、ヴィニシウスは1129ポイント。3位だったレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが917ポイントだったのを鑑みると、ロドリとヴィニシウスの一騎打ちだった。 そんな投票は各審査員が上位10選手を推薦し、その選手にそれぞれそれぞれ15点、12点、10点、8点、7点、5点、4点、3点、2点、1点を割り当てて決定。15ポイントを最も獲得した選手は5人から支持を受けたベリンガムだったようだ。 ◆最終的な投票結果 1.ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ) - 1170ポイント 2.ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリー) - 1129ポイント 3.ジュード・ベリンガム(イングランド/レアル・マドリー) - 917ポイント 4.ダニエル・カルバハル(スペイン/レアル・マドリー) - 550ポイント 5.アーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ) - 432ポイント 6.キリアン・ムバッペ(フランス/パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー) - 420ポイント 7.ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル) - 402ポイント 8.ラミン・ヤマル(スペイン/バルセロナ) - 383ポイント 9.トニ・クロース(ドイツ/レアル・マドリー→引退) - 291ポイント 10.ハリー・ケイン(イングランド/バイエルン) - 201ポイント 11.フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ) - 157ポイント 12.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ/レバークーゼン) - 101ポイント 13.ダニ・オルモ(スペイン/RBライプツィヒ→バルセロナ) - 86ポイント 14.アデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) - 82ポイント 15.ニコ・ウィリアムズ(スペイン/アスレティック・ビルバオ) - 73ポイント 16.グラニト・ジャカ(ドイツ/レバークーゼン) - 60ポイント 17.フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリー) - 58ポイント 18.エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン/アストン・ビラ) - 28ポイント 19.マルティン・ウーデゴール(ノルウェー/アーセナル) - 16ポイント 20.ハカン・チャルハノール(イタリア/インテル) - 15ポイント 21.ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル) - 14ポイント 22.アントニオ・リュディガー(ドイツ/レアル・マドリー) - 13ポイント 23.ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ) - 8ポイント 24.ウィリアム・サリバ(フランス/アーセナル) - 8ポイント 25.コール・パーマー(イングランド/チェルシー) - 7ポイント 26.デクラン・ライス(イングランド/アーセナル) - 5ポイント 27.ヴィティーニャ(ポルトガル/パリ・サンジェルマン) - 5ポイント 28.アレハンドロ・グリマルド(スペイン/レバークーゼン) - 2ポイント 29.アルテム・ドフビク(ウクライナ/ジローナ→ローマ) - 0ポイント -.マッツ・フンメルス(ドイツ/ドルトムント→ローマ) - 0ポイント 2024.11.09 12:52 Sat3
「我こそは世界No.1の司令塔」自信に満ち溢れるチャルハノール、インザーギ監督への忠誠心も「彼は多くを語らないが」
インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールには揺るぎない自信がある。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 かつてはミランの背番号10、現在はインテルの絶対的アンカー、ハカン・チャルハノール。2010年代の暗黒時代はどこへやら、イタリア勢で最も欧州の舞台に強いクラブへと返り咲いたインテルの浮沈を左右する30歳だ。 そのプレーぶりやインテルにおける重要性は改めて説明する必要もないが、30代突入を控えて脂が乗ったフットボーラーに進化してきたのは確か。チャルハノール自身も自らに揺るぎない、決して傲慢ではない自信を持っているようだ。『DAZN』のインタビューであれこれ語る。 「何カ月か前、僕は自らを世界最高の司令塔の1人だと言った。誰も信じてくれなかったね(笑) いいんだ、僕自身が己を信じていればそれでいい。恐れるものなどない」 ◆チャルハノールが考える司令塔ランキング 1位 自分(チャルハノール) 2位 ロドリゴ・エルナンデス 3位 トニ・クロース 4位 ジョシュア・キミッヒ 5位 エンソ・フェルナンデス 「僕ほどゴールを決める選手もなかなかいないだろう。PKのような至近距離でも遠距離からのFKでも決めてきた。自分だけでなく、味方のゴールの可能性を高めるべく、常にラストパスを狙うのが僕のスタイルだ。5m先へのショートパスはあんまり好きじゃない」 今季のチャルハノールは、一貫して中盤の底でプレーしながらも公式戦30試合11得点。PKも多いが、アンカーながらも確かなスコアラーとなれることが素晴らしい。 このように自信満々のトルコ代表主将だが、自らの活躍には周囲の助力があることを忘れない。とりわけシモーネ・インザーギ監督への忠誠心が強そうだ。 「よく覚えているよ…前回のユーロ(2021年)が開催された直後、インザーギから電話がかかってきて『インテルに来い』とね。僕に明確な役割を与えてくれた彼に心底感謝している。彼は自らについて多くを語らないが、尊敬に値する人物で、卓越した才能の持ち主だ」 また、尊敬するフットボーラーもたくさん明かす。 「昔はフアン・セバスティアン・ベロンが好きだったなあ…。彼の“意地悪さ”を好んだし、技術は当然、勝利への執念がすごかった」 「セルヒオ・ブスケッツにシャビ・アロンソもたまらないね。彼らの知性、パスセンス、優れたゲームコントロール能力はお手本だ」 「ルカ・モドリッチのことはよく知っているし、良き友人だよ。この年齢(38歳)でまだ一級品なんてね…プロフェッショナリズムの鑑だよ」 揺るぎない自らへの自信、周囲へのリスペクト…チャルハノールがいかに心身ともに充実しているかがよくわかる。 2024.02.22 20:52 Thu4
アトレティコ、トーマス強奪のアーセナルに怒り! シメオネはトレイラとのドブレピボーテを構想
アトレティコ・マドリーは、移籍市場閉幕ギリギリにガーナ代表MFトーマス・パルティ(27)を強奪したアーセナルに憤りを見せているようだ。『ESPN』が報じている。 アーセナルは今夏、リヨンのフランス代表MFフセム・アワール(22)、チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョ(28)など、セントラルMFや守備的MFを主戦場とする新戦力の獲得に動いていた。 そういった中、以前から長期的に関心を示してきたトーマスを最終的に獲得することに成功した。 ただ、移籍市場最終日のビッグディール成立は、アトレティコ側にとって予期せぬものだったようだ。 アトレティコは同じ5日にアーセナルからウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ(24)をレンタル移籍で獲得しており、一部ではトーマスとのトレードに近いオペレーションとの見方もあった。 しかし、スペイン『アス』が報じるところによれば、シメオネ監督はトレイラをトーマスのドブレピボーテの相棒と見なしており、今後に向けて両者を中央で起用し、MFサウール・ニゲス、MFコケのスペイン代表MFをサイドで起用するクアトロピボーテも構想していたようだ。 そして、その背景にはトーマスが今夏残留するという確信があったという。 各メディアの情報をまとめると、アーセナルとアトレティコはトレイラの交渉の中でトーマス移籍に関する話し合いを行っておらず、アトレティコサイドはアーセナルが前述の2選手など他の候補の獲得に動くと考えていたようだ。 しかし、アーセナルはアワールの獲得交渉失敗、トレイラ、U-21フランス代表MFマテオ・ゲンドゥージ(ヘルタ・ベルリン)のレンタル移籍を通じて、5000万ユーロ(約62億1000万円)に設定されていたトーマスの契約解除金を準備し、移籍市場最終日にスペインプロリーグ機構(LFP)に収めたことで、電撃移籍が成立することになった。 今回の動きに関してルール違反はないものの、トーマスあるいはアーセナルからアトレティコに事情を伝える配慮はあってしかるべきだと考えられており、教え子に裏切られる形となったシメオネ監督を含めアトレティコサイドは激怒しているようだ。 なお、アトレティコでは昨夏にスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデス(マンチェスター・シティ)、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)、フランス代表DFリュカ・エルナンデス(バイエルン)を同様の形で引き抜かれているが、その3選手に関しては移籍市場閉幕までに多くの日数が残っており、代役の獲得が可能だった。 しかし、今回のケースではトーマス流出に伴う代役の確保に動く時間は残されておらず、アトレティコが不義理だと怒りを覚える気持ちも理解できなくはない。一方、アーセナルも幾つかのプラン変更に伴う動きだった可能性もあり、完全に悪者だと断じることはできない。 ただ、今回の移籍を通じて両クラブの間に軋轢が生じたことは確かであり、今後ヨーロッパの舞台で直接対決が行われる場合、壮絶な遺恨マッチとなるはずだ。 2020.10.07 16:13 Wed5
世界最高峰の司令塔ロドリ…その少年時代は?「日常生活でもプレー同様の知性を持っていた」
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデス。世界最高峰の司令塔は、どんな少年時代だったのか。 欧州王者シティを司るロドリ。マドリード生まれの27歳は、アトレティコで育ってトップ昇格、ビジャレアルへの武者修行も経て、2019年夏にイングランドはマンチェスターへやってきた。 今やスペイン代表でも不動の地位を築き、世界最高峰の司令塔として知られるが、その少年時代は周囲から見てどういう存在だったのか。古巣の少年サッカークラブで会長を務め、ロドリの1つ年上でもあるマテオ・アルビセットさんがスペイン『Relevo』に語る。 「ロドリが1996年生まれで私は95年。彼はいつも年上の先輩たちと一緒に練習していたね。幼いころからプレーで目立つ存在だったけど、日常生活でもプレー同様の知性を持ち、学校では謙虚であまり口数も多くないタイプだ」 また、アトレティコの下部組織でロドリを指導したアルマンド・デ・ラ・モレーナさんは、たゆまぬ努力が現在の地位につながったと語る。 「ある時、レアル・マドリーと対戦し、彼は腕の2箇所を骨折、ギブスをはめなくてはならない酷いケガだった。次の日、彼はグラウンドに来て『チームメイトに遅れをとったぶん、できることをやる』と、ランニングをしようとしたんだ」 「当然私は止めるわけだが、すると彼は『では、今の僕にできることを教えてください』と尋ねてきた。この子は目指すべき場所が明確なんだと感じたよ」 欧州王者シティを司る世界最高峰の司令塔・ロドリ。当然のように素質はあったろうが、謙虚に努力を積み重ねた結果が今の彼だ。 2024.04.08 20:50 Monマンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
「ゴールは取り消された」シティ相手に幻ゴールの三笘薫はまずまずの評価…攻撃牽引も結果は出せず
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫はまずまずの評価となった。 15日、プレミアリーグ第29節でブライトンはマンチェスター・シティと対戦した。 三笘も先発出場したこの試合。すると開始6分、右サイドからのアーリークロスにファーサイドに走り込んだ三笘が相手ともつれると、GKシュテファン・オルテガと激突しながらも押し込んだ。 しかし、VARチェックの末にファウルがあったとして取り消しに。前半はチャンスに絡んだが、結果は残せず。それでも2-2で引き分けに終わった。 幻に終わったゴールを含め、攻撃を支えた三笘は、まずまずの評価に終わっている。 <h3>◆イギリス『Sussex Express』/ 7点(10点満点)</h3> 「序盤のゴールはハンドにより無効に。角度のないところからのシュートはセーブされてしまった」 <h3>◆イギリス『Sports Dunia』/ 5.5点(10点満点)</h3> 「彼のゴールはオルテガとの接触の末に取り消され、不用意なファウルで警告も受けた」 <span class="paragraph-title">【動画】開始早々に三笘薫がネットを揺らすも、ノーゴール判定に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uSLQ__cInVQ";var video_start = 13;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 13:30 Sun2
シティとの上位対決ニドローのブライトン、ヒュルツェラー監督は「とても残念な気分だ」と肩を落とす
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのファビアン・ヒュルツェラー監督が15日にアウェイで行われ、2-2の引き分けに終わったプレミアリーグ第29節マンチェスター・シティ戦を振り返った。 公式戦6連勝中のブライトンは、11分にハーランドのPKでシティに先制を許したが、21分にボックス手前中央の好位置で得たFKをエストゥピニャンが直接ゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻す。 前半半ばから終盤にかけては守備でリズムを掴んだシティに押し込まれたブライトンは、39分にペナルティアーク付近でギュンドアンからのパスを受けたマーモウシュにミドルシュートを決められ、勝ち越しを許した。 1点ビハンドで後半に入ったブライトンだったが、開始早々に意外な形から同点ゴールが生まれる。左CKの流れからゴール前で混戦が生まれると、ヒンシェルウッドのシュートがDFクサノフに当たって大きくコースが変わってゴールネットに吸い込まれた。 その後は一進一退の攻防が続くなか、ブライトンは63分にバレバのクロスに反応したファーの三笘のサイドネットを叩くボレーシュートでゴールに迫る。 さらに82分に疑似カウンターから左サイドを突破したジョアン・ペドロからの完璧な折り返しにボックス内にフリーで走り込んだバレバがビッグチャンスを迎えたが、ここはシュートを大きくふかしてしまう。 結局、最終盤の白熱の攻防においてもゴールは生まれず、2-2のドローとなった。 試合後のインタビューでヒュルツェラー監督は、「ロッカールームから戻ったばかりだが、とても残念な気分だ。なぜなら我々は勝利に値したと思うからだ」と悔しさを滲ませた。 「特に後半はビッグチャンスがあった。我々は自分たちのやり方、自分たちのスタイルで試合を支配した。だから、このパフォーマンスには満足している」 「結果は受け入れなければならないが、私は常にパフォーマンスを重視したいし、今日はポジティブなことがたくさんあった。だから悔しがるのはいいことだ」 「チャンスはあったが、決定力不足だった。相手陣内での冷静さが足りなかったね。我々はこういうことから学ばなければならない。前半は簡単に2点を与えてしまったことを反省し、次はもっとうまくやらなければならないね」 2025.03.16 09:45 Sun3
【プレミアリーグ第29節プレビュー】激戦必至ロンドンダービーに、三笘がシティに挑む
先週末に行われた第28節は首位のリバプールが勝利した一方、2位のアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドとの上位対決をドローで終え、リーグタイトルレースがほぼ決着。一方でチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは混迷を極めつつある。 カラバオカップ(EFLカップ)決勝のリバプールvsニューカッスルが16日に開催される影響で、今節は前倒し開催となったアストン・ビラvsリバプールに加え、ニューカッスルvsクリスタル・パレスを除く8試合の開催となる。 そんななか、今節は2位のアーセナルと4位のチェルシーのロンドン・ダービー、5位のマンチェスター・シティと7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンという2つの上位対決が行われる。 アーセナルは前節、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦し、1-1のドローに終わった。ウェストハム、ノッティンガム・フォレスト同様に後ろ重心の相手に対して、ここ数試合の攻撃面の課題を露呈。MFライスの同点ゴールに守護神ラヤの好守によって敗戦を回避したが、リーグ3試合未勝利に。首位との暫定勝ち点差は「15」に広がり、逆転優勝は絶望的に。逆に、今後の成績次第でCL出場権争いにも巻き込まれかねない状況でもあり、ホーム開催のダービーで勝ち切りたいところだ。直近のCLラウンド16・2ndレグでは初戦7-1のアドバンテージを受け、多くの主力を温存した末にPSVと2-2のドロー。弾みを付ける勝利には至らずも、きっちりベスト8進出を決めた。 一方、チェルシーは前節、レスター・シティに1-0の勝利。名手パーマーの初めてのPK失敗もあって厳しい戦いを強いられたが、DFククレジャの鮮烈なミドルシュートによって競り勝ってリーグ連勝を達成。また、カンファレンスリーグ(ECL)のラウンド16・2ndレグのコペンハーゲン戦も伏兵MFデューズバリー=ホールのゴールを守り切って同じく1-0勝利。連勝でベスト8進出を決めた。一部ポジションを除いて連戦となり、コンディション面では難しい戦いとなるが、公式戦4連勝の勢いでダービー勝利といきたい。 前節、ノッティンガム・フォレストとの上位対決に0-1で敗れて5位転落となったシティ。対戦相手の守備をほめるべき面もあったが、FWハーランドを筆頭に攻撃陣が引いた相手に効果的なプレーを見せられず。さらに、一瞬の気の緩みから相手が狙いとする縦に速い攻めから失点し、競り負けた。その敗戦から休養十分で挑むホームゲームでは絶好調の相手にボールの主導権争いを制しつつ、決定力の改善を図りたい。また、シーガルズの強力な攻撃陣に対して切り替えの精度、守備の粘りがカギを握るはずだ。 一方のブライトンは前節、フルアムとの競り合いに2-1で勝利。ここ数試合に比べて内容面では苦戦を強いられたが、DFファン・ヘッケの初ゴールに後半ラストプレーで得たPKをFWジョアン・ペドロが決めて劇的な逆転勝利。公式戦連勝を「6」に伸ばした。前回対戦では後半の連続ゴールによって2-1の勝利を収めており、敵地と言えども臆せずに戦うことができるはずだ。ここ2試合はやや疲労感も出始めているMF三笘薫だが、相手の右サイドは攻めどころとなるだけに、真骨頂のドリブル突破で攻撃の突破口を開きたい。 シティとの上位対決を制してCL出場権獲得へ大きな勝ち点3を手にしたフォレストは、18位のイプスウィッチ・タウン相手に連勝を狙う。直近のFAカップ5回戦ではPK戦にもつれ込む接戦を制しており、今回も難しい試合になるが、シティ撃破の勢いを繋げたい。 13位のトッテナム・ホットスパーは10位のフルアムとのロンドン・ダービーでリーグ3戦ぶりの白星を目指す。前節は好調ボーンマス相手に2点を先行される厳しい展開となったが、MFサール、FWソン・フンミンの連続ゴールによって2-2のドローに持ち込んで公式戦連敗をストップ。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグではFWオドベールの加入後初ゴールを含む2ゴールの活躍によってAZに3-1で勝利。逆転でのベスト8進出を決めた。中2日でのダービーはタフな戦いになるが、負傷者の復帰で厚みを増したなかで総力戦での勝ち点3奪取を狙う。 14位のユナイテッドは公式戦6連敗で降格圏に沈む19位のレスター・シティと今季4度目の対戦。リーグ前節はアーセナルに1-1のドロー、直近のELではレアル・ソシエダ相手にMFブルーノ・フェルナンデスのハットトリックの活躍などで4-1の快勝。ベスト8進出を決めた。前線の決定力には課題も全体のパフォーマンスは改善傾向にあり、フォクシーズに今季4戦全勝と行きたい。 その他ではDF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと、降格圏一歩手前の17位ウォルバーハンプトンの重要な下位対決にも注目だ。 《プレミアリーグ第29節》 ▽2/19(水) アストン・ビラ 2-2 リバプール ▽3/15(土) 《24:00》 エバートン vs ウェストハム イプスウィッチ・タウン vs ノッティンガム・フォレスト マンチェスター・シティ vs ブライトン サウサンプトン vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 ボーンマス vs ブレントフォード ▽3/16(日) 《22:30》 アーセナル vs チェルシー フルアム vs トッテナム 《28:00》 レスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽4/16(水) 《27:30》 ニューカッスル vs クリスタル・パレス 2025.03.15 12:00 Sat4
シティとブライトンの上位対決は白熱ドロー…三笘薫は序盤の幻弾などチャンスに絡む【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第29節、マンチェスター・シティvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが15日にエティハド・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ブライトンのMF三笘薫は83分までプレーした。 前節、ノッティンガム・フォレストとの上位対決に0-1で敗れて5位転落となったシティ。対戦相手の守備をほめるべき面もあったが、攻撃陣が引いた相手に効果的なプレーを見せられず。一瞬の気の緩みから相手が狙いとする縦に速い攻めから失点し、競り負けた。その敗戦から休養十分で挑んだホームゲームでは先発4人を変更。負傷の守護神エデルソンに代えてオルテガを起用したほか、マテウス・ヌネス、ベルナルド・シウバ、フォーデンに代えてリコ・ルイス、ギュンドアン、マーモウシュを起用した。 一方、7位のブライトンは前節、フルアムとの接戦を後半ラストプレーのPKによるゴールで2-1の逆転勝利。ここ数試合に比べて内容面では苦戦を強いられたが、公式戦連勝を「6」に伸ばした。1ポイント差で迎えた重要な上位対決ではリーグ4連覇王者相手にシーズンダブルを狙った。三笘は左ウイングで引き続きスタメン起用となった。 アウェイのブライトンがアグレッシブな入りを見せると、立ち上がりに三笘に続けて見せ場が訪れる。3分に左サイド深くに抜け出して高速クロスからジョアン・ペドロのチャンスを演出すると、6分にはヒンシェルウッドの絶妙なクロスに飛び込んでワンタッチシュート。このシュートが止められるも、GKオルテガとの交錯のなかでボールをゴールネットに流し込んだが、これは際どいオフェンスファウルによってノーゴールとなった。 このピンチを凌いだシティはファーストチャンスをゴールに結びつける。9分、ショートカウンターからボックス右に抜け出したマーモウシュがDFウェブスターに倒されてPKを獲得。これをキッカーのハーランドが右隅に蹴り込み、11分の先制点とした。 良い入りを見せながらも先制を許したブライトンだが、主導権までは渡さない。以降も五分以上に渡り合うと、前半半ばに追いつく。21分、ボックス手前中央の好位置で得たFKの場面でキッカーのエストゥピニャンがGKオルテガとの駆け引きを制し、壁の間を抜いて左ポストの内側を掠めたシュートがゴールネットに突き刺さった。 1-1の振り出しに戻った試合だが、前半半ばから終盤にかけては守備でリズムを掴んだシティが優勢に進めていく。失点直後にはサヴィオがボックス右得意の角度から際どいシュートを放つと、いい形のカウンターを仕掛けていく。 すると、39分には相手陣内左サイドでの素早い囲い込みからペナルティアーク付近でギュンドアンのパスを受けたマーモウシュが右足一閃。高速シュートが左ポストの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。 マーモウシュの鮮烈な一撃によってホームチームの1点リードで折り返した上位対決。だがしかし、後半立ち上がりに意外な形からアウェイチームに同点ゴールが生まれる。左CKの流れからゴール前で混戦が生まれると、ヒンシェルウッドのシュートがDFクサノフに当たって大きくコースが変わってゴールネットに吸い込まれた。 これで振り出しに戻った試合は引き続きシティがボールを保持する一方、ブライトンもカウンターで引っくり返す形でチャンスを創出。一進一退の攻防が続いていく。 シティは左サイドで質的優位をもたらすドクを起点に決定機まであと一歩という場面を作り出す一方、ブライトンは63分にバレバのクロスに反応したファーの三笘のサイドネットを叩くボレーシュートでゴールに迫る。 その後、互いに選手交代で戦況に変化を加えていくと、79分にはギュンドアンのCKに合わせたニコ・ゴンサレスの枠を叩くヘディングシュート。ブライトンは直後の82分に疑似カウンターから左サイドを突破したジョアン・ペドロからの完璧な折り返しにボックス内にフリーで走り込んだバレバにビッグチャンス。だが、ここはシュートを大きくふかしてしまった。 その後、ブライトンは83分に三笘とミンテを下げてグルダ、ウェルベックを、シティはマーモウシュに代えてデ・ブライネをピッチに投入し最後の勝負に出たが、最終盤の白熱の攻防においてもゴールは生まれず、2-2のドローとなった。 この結果、ブライトンの公式戦連勝が「6」でストップした。 マンチェスター・シティ 2-2 ブライトン 【マンチェスター・C】 アーリング・ハーランド(前11[PK]) オマル・マーモウシュ(前39) 【ブライトン】 ペルビス・エストゥピニャン(前21) オウンゴール(後3) 2025.03.16 02:03 Sun5