移籍へ傾いたバイエルンFWテル、チェルシー行きは望まずか

2025.01.29 22:44 Wed
プレーすることを望んでいるテル
Getty Images
プレーすることを望んでいるテル
バイエルンからの移籍へ向かうU-21フランス代表FWマティス・テル(19)だが、選手層が厚いクラブは避けたいようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。
PR
2022年7月にスタッド・レンヌからバイエルンに加わった期待の19歳FWテル。今シーズンは公式戦13試合でプレーしているが、引き続き途中出場がメインとなっている。そんなアタッカーには現在さまざまなクラブが関心を寄せており、なかでも早期から関心を示していたのがチェルシー。バイエルンが獲得を望むフランス代表FWクリストファー・エンクンク(27)と入れ替わる可能性が浮上していた。
当初はエンクンクの放出に移籍金7000万ユーロ(約113億1000万円)を要求していたチェルシーだが、テルの獲得も含め期限が迫っていることから、エンクンクのレンタル放出を検討し始めたという話も。一方のテルはバイエルン残留を望んでいたが、ここ3試合出番がなかったことで移籍へ心が傾いたと報じられた。

しかし、『ビルト』によると、チェルシー行きは望んでいないことを明言したとのこと。バイエルンとそう変わらない競争の激しさを懸念しているという。
イングランドでは他にマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、アーセナルが関心。ドイツ国内ではドルトムントやレバークーゼン、さらにフランスのマルセイユなども名前が挙がっている。

PR

マティス・テルの関連記事

FAカップ4回戦、アストン・ビラvsトッテナムが9日にビラ・パークで行われ、2-1で勝利したアストン・ビラが5回戦進出を決めた。 直近のプレミアリーグでウォルバーハンプトンに敗れたアストン・ビラと、EFLカップでリバプールに敗れたトッテナムによる、バウンスバックの白星と5回戦進出を懸けたプレミアリーグ勢対決。 2025.02.10 04:37 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、厳しい敗戦に終わったリバプール戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは6日、アンフィールドで行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグでリバプールと対戦し、0-4で敗戦。2戦合計1-4での敗退となった。 2025.02.07 12:31 Fri
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、EFLカップ(カラバオカップ)での大一番に意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、プレミアリーグでは24試合を消化して14位と大不振に陥るトッテナム。ポステコグルー監督の進退も危うい状態となっているが、一方でEFLカップでは順調な歩みを見せている。 2025.02.06 18:20 Thu
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が今冬の移籍市場でバイエルンから加入したU-21フランス代表FWマティス・テルについてコメントした。 当初は「魅力を感じない」とトッテナムからのオファーを断っていたテルだったが、移籍期限最終日の3日に5000万ポンド(約96億5000万円)の買い取りオプションが付いているレ 2025.02.06 13:00 Thu
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムへ加入したU-21フランス代表FWマティス・テルへエールを送った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 将来有望な若手として2022年7月にバイエルン加入を果たすも、出場機会の少なさから今冬の移籍市場で移籍を望んでいたテル。チェルシーや 2025.02.05 16:35 Wed

バイエルンの関連記事

セルティックの日本代表FW前田大然は高く評価されている。 12日、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフ1stレグが行われ、セルティックはバイエルンをホームに迎えた。 このところゴールを量産している前田は、MF旗手怜央と共に先発出場。バイエルンの日本代表DF伊藤洋輝もベンチに入り、バイ 2025.02.13 13:40 Thu
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が12日にホームで行われ、1-2で惜敗したチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、バイエルン戦を振り返った。 ラウンド16進出を懸けたホームでの初戦。セルティックは開始30秒にFWニコラス・キューンがカットインシュートでネットを揺らすもVAR 2025.02.13 09:45 Thu
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が12日にアウェイで行われ、2-1で逃げ切ったチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、セルティック戦を振り返った。 ラウンド16進出を懸けた敵地での初戦。バイエルンは立ち上がりからボールを握ると、ハーフタイム間際の45分にDFダヨ・ウパメカノのロ 2025.02.13 09:00 Thu
セルティックの日本代表FW前田大然が1シーズンにおけるチャンピオンズリーグ(CL)日本人歴代最多ゴール記録を樹立した。 前田は12日に行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、バイエルン戦に先発。0-2で迎えた終盤の79分にCKの流れからヘディングシュートを決め、今季4ゴール目をマークした。日本人選 2025.02.13 08:10 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、セルティックvsバイエルンが12日に行われ、1-2でバイエルンが先勝した。セルティックのFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場、バイエルンのDF伊藤洋輝は78分から出場している。 リーグフェーズ最終節アストン・ビラ戦を競り負けて21位フィニッシ 2025.02.13 06:58 Thu

ブンデスリーガの関連記事

クリスタル・パレスのU-19イングランド代表MFジェシー・デリー(17)に、欧州のトップクラブが熱視線を送っているという。 ジェシー・デリーは、日本代表MF鎌田大地が所属するC・パレスのU-18チームに登録されるワイドアタッカーまたはセンターフォワード。 世代別イングランド代表の常連で、これまでトップチーム 2025.02.11 16:15 Tue
ブラジルで異なる2クラブがほぼ同時に同じ監督の就任を発表。しかし、二重契約ではないのだという。スペイン『Relevo』が伝える。 9日、ブラジル4部(セリエD)のナシオナル・デ・パトスが、マルセリーノ・パライバ氏(49)が新監督に就任すると発表。 マルセリーノ・パライバ氏は通算5キャップの元ブラジル代表FW 2025.02.11 13:45 Tue
レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が、先日40歳を迎えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに言及した。イギリス『ミラー』が伝える。 20年ほど前のマンチェスター・ユナイテッドでお互い選手として切磋琢磨したファン・ニステルローイ、C・ロナウド。 当時ユナイテッドは背番号「10」のF 2025.02.10 18:07 Mon
ホルシュタイン・キールの元ドイツ人代表MFルイス・ホルトビーが審判団の判定を猛批判した。 ホルトビーは9日に行われたブンデスリーガ第21節ボーフム戦に先発。勝ち点12で並ぶ最下位ボーフムとの裏天王山で2-2で迎えた73分にFW町野修斗の落としからシュートを蹴り込んだホルトビーだったが、VARが入って自身のMFトム 2025.02.10 12:00 Mon
ブンデスリーガ第21節、ホルシュタイン・キールvsボーフムが9日に行われ、2-2で引き分けた。キールのFW町野修斗は25分からプレーしている。ボーフムのMF三好康児はベンチ入りも出場しなかった。 勝ち点12で並ぶ17位キールと最下位ボーフムによる裏天王山。 前節バイエルン戦では4点ビハインドから終盤に3点を 2025.02.10 06:01 Mon

記事をさがす

マティス・テルの人気記事ランキング

1

ポステコグルー監督がテルの入団拒否を弁明「自分の決断に満足したかっただけ」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が今冬の移籍市場でバイエルンから加入したU-21フランス代表FWマティス・テルについてコメントした。 当初は「魅力を感じない」とトッテナムからのオファーを断っていたテルだったが、移籍期限最終日の3日に5000万ポンド(約96億5000万円)の買い取りオプションが付いているレンタルで一転加入が決まった。 ポステコグルー監督はテルの入団拒否を弁明した。 「今回は19歳の選手が今後のキャリアにとって大きな決断をしなくてはならない話だ。彼が我々や誰かを拒絶したわけではないことを理解する必要がある。彼はただ自分の決断に満足したかっただけだと思う。特定の方向に推し進められることを望んでいなかった。目の前に現れたものにすぐに飛びつくのではなく、非常に慎重に決断を下した。それが彼の信望だ」 「彼と話をしたが、100%トッテナムに集中してくれている。あらゆることを調べるのに多くの時間を費やすほど非常に熱心だ。大きな野心を持っており、ここでトップレベルに到達できると感じてくれている」 また、早くも買い取りオプションを行使することにポステコグルー監督は前のめりになっている。 「彼は来季以降もトッテナムの選手であり続ける。この半年で皆にトッテナムの選手に相応しいことを示すと思う。半年だけのために彼をここに連れてきたわけではない」 2025.02.06 13:00 Thu
2

枠内シュート0で完敗のスパーズ、ポステコグルー「決勝進出を逃したことは残念だが、もっと残念なのは…」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、厳しい敗戦に終わったリバプール戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは6日、アンフィールドで行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグでリバプールと対戦し、0-4で敗戦。2戦合計1-4での敗退となった。 先月にホームで行われた1stレグを1-0で先勝し、アドバンテージを持って敵地へ乗り込んだスパーズ。しかし、立ち上がりから後ろ重心の戦いを強いられると、序盤こそ体を張った守備で相手の攻勢を耐えたものの、34分にFWコーディ・ガクポに2戦合計イーブンとなるゴールを決められた。 決勝進出へゴールが必要となった後半も戦い方に大きな変化はなく押し込まれた立ち上がりにPKで逆転を許すと、後半半ば過ぎには痛恨の連続失点を喫して万事休す。リバプールのシュート26本枠内10本に対して、FWソン・フンミンのクロスバー直撃の決定機こそあったものの、シュート5本枠内0本の厳しい内容での敗戦となった。 同試合後、オーストラリア人指揮官は「相手は我々よりも強かった」と多くのフットボールファンと同様に完敗を認めた。 「今夜は必要なレベルに到達できなかったと言っても過言ではない。我々にとっては大きな課題になるのは明らかだった。彼らは明らかに非常に優れたチームで、プレーヤー全員が非常に調子が良く、落ち着いていて絶好調だ。しかし、チャンスを得るためには、ボールを持っていても持っていなくてももっと積極的にならなければならなかったが、それができなかった。彼らに試合をコントロールさせ、どこでプレーするかを決定させてしまった。結局、相手は我々よりも強かった」 「我々にとっては決勝に進出する絶好の機会だった。その機会を逃したことが、おそらくよりダメージを受けている。結局のところ、これはさらなる学習の機会であり、日曜日(アストン・ビラ戦)の力強いパフォーマンスによってそれを償う機会としたい」 また、久々のタイトル獲得へ重要な一戦にも関わらず、アンフィールドの空気に呑まれた消極的な戦い方に関しては、コメンテーターを務めたクラブOBのジェイミー・レドナップ氏から「私が生きている間に、これほど戦わずに敗退したチームを思い出すことはない」と辛辣な表現で批判を浴びた。 その点について指揮官は「私の仕事はこのクラブを管理することであり、人々が何を考え、何を考えないかは、あまり重要ではない」、「ジェイミー・レドナップであろうと、他の誰であろうと。私は気にしない」とリアクションを拒否した。 ただ、常に勇敢な戦いを志すスタイルにあって、この試合では自分たちのスタイルを貫くことができなかったことは真摯に受け止めている。 「(パフォーマンスは)残念だった。我々がここに来て負けたという事実ではありません。ここに来るのは難しい場所で、彼らは今絶好調だ。だが、今夜よりも、もっと自分たちのプレーをしてほしいと思う。決勝進出を逃したことは残念だが、おそらくもっと残念なのは、我々が望んでいたようにプレーしなかったことであり、それができるとわかっていたから、突破するチャンスがあったかもしれない」 また、この試合ではDFケビン・ダンソ、FWマティス・テルの新戦力2人がデビュー。ともに大きなインパクトは残せなかったが、短い準備期間での難敵相手のプレーという部分で擁護している。 「ケビンは本当に前向きだったし、マティスもそうだ。最初のトレーニングセッションの後にすぐ起用するのは大変で、理想的ではない。それが現時点での我々のジレンマの一部だ。しかし、彼らはよくやってくれた」 一方、そのテルのスクランブル投入を余儀なくされる原因となったFWリシャルリソンの負傷に関しては「ふくらはぎのようだ。試合後はあまり良く見えなかったし、(負傷者)リストに追加すべきかもしれません」と、しばしの離脱を覚悟している。 2025.02.07 12:31 Fri
3

アストン・ビラがPL勢対決制して5回戦進出! スパーズはテル初弾も4日間で2つの大会から敗退…【FAカップ】

FAカップ4回戦、アストン・ビラvsトッテナムが9日にビラ・パークで行われ、2-1で勝利したアストン・ビラが5回戦進出を決めた。 直近のプレミアリーグでウォルバーハンプトンに敗れたアストン・ビラと、EFLカップでリバプールに敗れたトッテナムによる、バウンスバックの白星と5回戦進出を懸けたプレミアリーグ勢対決。 ここにきて負傷者に悩まされるホームのビラはワトキンスやパウ・トーレス、キャッシュらがメンバー外となり、この試合ではマレンを最前線に配した布陣を採用。アセンシオ、ラッシュフォードの新戦力2人はベンチスタートとなった。 一方、EFLカップ準決勝敗退のショックを払しょくしたいスパーズは、その試合から先発4人を変更。負傷のリシャルリソンの代役にテル、ベン・デイビス、サール、ビスマに代えてペドロ・ポロ、ベリヴァル、ムーアを起用した。 今ラウンド屈指の好カードは開始早々にいきなり動く。1分、カウンターの形からロジャーズのスルーパスで左サイドのスペースに抜け出したラムジーがボックス左から右足を振ると、シュートコースは甘かったもののGKキンスキーがボールをはじき出すことができず。そのままゴールネットに突き刺さった。 相手GKのミスもあって最高のスタートを切ったホームチームは落ち着くことなく、引き続きアグレッシブにプレー。球際の勝負と運動量で優位性を維持し、カウンターの形から追加点に迫っていく。だが、16分のベイリーのカットインシュートはGKキンスキーが汚名返上のビッグセーブで阻止した。 相手の再三のカウンターを何とか凌いだトッテナムも20分過ぎにビッグチャンスを迎える。24分、右サイドでハイラインの背後へ飛び出したムーアが絶妙なラストパスを並走するソン・フンミンに送り届けるが、韓国代表FWの至近距離からのダイレクトシュートはGKマルティネスのビッグセーブに遭う。 このプレーの直後にはコンサがプレー続行不可能となり、ビラがボハルデのスクランブル投入を余儀なくされる。それでも、主導権をがっちりと握ると、ボールの失い方が悪いアウェイチームに対して質の高いカウンターアタックから再三のシュートチャンスを創出。ただ、GKキンスキーの好守や最後の精度を欠き、10本以上のシュートを放ったなかで2点目を奪うことはできなかった。 迎えた後半、ビハインドを追うトッテナムはムーアを下げてビスマをハーフタイム明けに投入。劣勢の中盤にテコ入れを図り、クルゼフスキを右ウイングに移した。 後半は安定したボール保持で押し込む展開となったトッテナムがペースを握る。右サイドを起点に前半は見られなかったポケットへの侵入も増えると、セットプレーも交えた再三の仕掛けでゴールへ迫っていく。 一方、守勢の時間帯を冷静に耐えたビラは徐々にカウンターで相手を引っくり返すシーンを作り出す。58分に訪れたラムジーのGKとの一対一のビッグチャンスは逃したが、64分に2点目を奪い切る。 ショートカウンターの形からボックス右に抜け出したマレンの折り返しはゴール前でDFポロのクリアに遭うが、こぼれにいち早く反応したロジャーズが豪快に蹴り込んだ。 貴重な追加点を挙げたホームチームは直後に殊勲のマレン、ベイリーを下げてラッシュフォード、アセンシオの新戦力2人をデビューさせる。 これに対してより厳しい状況となったトッテナムはベンタンクールを下げてサールを投入。78分にはセットプレーの二次攻撃からボックス右でポロが入れた高速クロスにファーのダンソが反応したが、これを枠に飛ばすことができず。絶好の同点機を逃した。 その後、ビラがカウンターを狙いつつ逃げ切り態勢に入ったなか、後半終了間際の91分には右サイドでのポロとの連携からクルゼフスキが左足インスウィングで入れたクロスをゴール前に走り込んだテルが右足アウトを使った技ありのワンタッチシュートでゴールへ流し込み、土壇場で加入後初ゴールを挙げた。 しかし、残り時間を冷静に凌いだビラがこのまま2-1で逃げ切り、プレミア勢対決を制して5回戦進出を決めた。最後に一矢は報いたものの、公式戦連敗のトッテナムはわずか4日間で2つのコンペティションから敗退することになった。 アストン・ビラ 2-1 トッテナム 【アストン・ビラ】 ジェイコブ・ラムジー(前1) モーガン・ロジャーズ(後19) 【トッテナム】 マティス・テル(後46) 2025.02.10 04:37 Mon
4

「素晴らしいチャンスになる」EFL杯決勝進出を懸けた大一番、ポステコグルー監督はスカッドの状態について「先週出場可能だった選手は全員元気」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、EFLカップ(カラバオカップ)での大一番に意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、プレミアリーグでは24試合を消化して14位と大不振に陥るトッテナム。ポステコグルー監督の進退も危うい状態となっているが、一方でEFLカップでは順調な歩みを見せている。 先月に開催されたEFLカップ準決勝1stレグでは、今季絶好調のリバプール相手に1-0で勝利。アドバンテージを得た状態で、6日にアンフィールドで行われる2ndレグに臨む予定となっている。 今シーズンを成功とするためにも絶対に負けられない一戦に挑むポステコグルー監督。前日会見では、戦い方や起用可能な選手について触れている。 「目の前の課題を受け入れる必要はあると思う。いつもの試合と同じだと言うのは簡単だが、実際はそうではない。我々も相手も、結果がもたらすものは知っている。我々はアウェイでのプレーとなり、相手の観客が大きなエネルギーを与えてくるのは間違いないだろう。それに対処しなければならない」 「カップ戦であれば、延長戦やPK戦の可能性もあり、そういったすべての要素が考慮されるため、準備や情報は少し異なる。プレーの基本は変わらないが、取り組み方に関しては少し異なるものになるんだ」 「(戦い方を変えるかは)場合によるだろう。それはあなた方が注目したいかどうかや、その哲学をどう考えるかにもよる。私の哲学とは、フットボールの試合に勝つことだ。そして明日の夜、我々は試合に勝とうとするだろう」 「勝てばカップ戦の決勝に進出し、我々にとって素晴らしいチャンスになる。もし、人々が26年間の監督生活を送ってきた私の哲学を理解していないのであれば、私が今何を言ってもそれが変わることはないと思う」 「先週に出場可能だった選手は全員元気であり、問題なく出場できる。ケビン・ダンソとマティス・テルも出場可能だ。彼らはトレーニングを終え、出場許可も出ているので問題ない。そうでない残りの選手は、明日出場できないだろう。ミッキー(・ファン・デ・フェン)もそうだし、(クリスティアン・)ロメロに関しても慎重になる必要がある」 「ラドゥ(・ドラグシン)が今シーズン残り試合に出場できないのは、彼にとっても我々にとっても本当に残念だ。そして私は、もう選手たちを失うリスクを冒したくないという判断を下した。トレーニングで彼らのコンディションを上げ、これ以上失敗をせず、彼らが完全に準備が整うよう努めるつもりだ」 2025.02.06 18:20 Thu
5

「双方にとって素晴らしい移籍」トッテナム加入決定のテル、同僚ケインは古巣での活躍に期待「ファンのみんなも歓迎してくれるはず」

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムへ加入したU-21フランス代表FWマティス・テルへエールを送った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 将来有望な若手として2022年7月にバイエルン加入を果たすも、出場機会の少なさから今冬の移籍市場で移籍を望んでいたテル。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミア勢からオファーを受けていた中で、紆余曲折を経てトッテナムへの移籍を決断した。 3日に、テルは5000万ポンド(約96億5000万円)の買い取りオプションが付随したレンタル移籍の形でトッテナム入り。これについては、バイエルンの同僚にして長くトッテナムで活躍したケインの後押しもあったようだ。 テルからは「大きなクラブで、とても良い人たちがたくさんいると言ってもらえた」と感謝されていたケイン。元トッテナムのエースもまた、テルが活躍することに太鼓判を押している。 「双方にとって素晴らしい移籍だと思う。マティスは素晴らしい人物であり、本当に勤勉で、可能性に満ちている選手だ」 「彼にとっては出場時間を稼ぎ、定期的に試合に出ることが重要になると思う。そしてうまくいけば成長し、向上し続け、彼が持つ可能性すべて発揮してくれるだろうね」 「トッテナムにとっても、若くハングリー精神にあふれ、才能にあふれた選手を手にしたと思う。ゴールを決め、トッテナムを可能な限り前進させてくれれば素晴らしいね」 「彼の幸運を祈っているし、トッテナムで素晴らしい時間を過ごせることを願っている。そして、きっとそうなるだろう。ファンのみんなも彼を本当に歓迎してくれると確信しているよ」 2025.02.05 16:35 Wed

バイエルンの人気記事ランキング

1

ポステコグルー監督がテルの入団拒否を弁明「自分の決断に満足したかっただけ」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が今冬の移籍市場でバイエルンから加入したU-21フランス代表FWマティス・テルについてコメントした。 当初は「魅力を感じない」とトッテナムからのオファーを断っていたテルだったが、移籍期限最終日の3日に5000万ポンド(約96億5000万円)の買い取りオプションが付いているレンタルで一転加入が決まった。 ポステコグルー監督はテルの入団拒否を弁明した。 「今回は19歳の選手が今後のキャリアにとって大きな決断をしなくてはならない話だ。彼が我々や誰かを拒絶したわけではないことを理解する必要がある。彼はただ自分の決断に満足したかっただけだと思う。特定の方向に推し進められることを望んでいなかった。目の前に現れたものにすぐに飛びつくのではなく、非常に慎重に決断を下した。それが彼の信望だ」 「彼と話をしたが、100%トッテナムに集中してくれている。あらゆることを調べるのに多くの時間を費やすほど非常に熱心だ。大きな野心を持っており、ここでトップレベルに到達できると感じてくれている」 また、早くも買い取りオプションを行使することにポステコグルー監督は前のめりになっている。 「彼は来季以降もトッテナムの選手であり続ける。この半年で皆にトッテナムの選手に相応しいことを示すと思う。半年だけのために彼をここに連れてきたわけではない」 2025.02.06 13:00 Thu
2

リバプールで欠かせぬ存在に成長のグラフェンベルフ、イングランド行き後押しの元同僚に感謝「話を聞いて、行かなきゃと思った」

リバプールのオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフが、かつての同僚であるサディオ・マネへの感謝を語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 2023年夏に、バイエルンからリバプールへ加入したグラフェンベルフ。バイエルンではアヤックス時代のような輝きを見せられず、リバプールでもユルゲン・クロップ監督の下では出場機会が限られる状態だった。 しかし、今シーズンにアルネ・スロット監督が就任すると、状況は一変。6番の位置で起用されるようになったグラフェンベルフはまさに水を得た魚のような働きを見せ、現チームではFWモハメド・サラーやDFヴィルヒル・ファン・ダイクに並び立つほどの存在感を放っている。 現在はプレミアリーグで首位を快走するチームにあって、ここまで全23試合に出場。数年前の燻りが嘘のような輝きを放っており、移籍によってキャリアが激変した状態だ。 このリバプール移籍に際しては、バイエルンで同僚だったマネの助言も大きかった模様。グラフェンベルフはかつての同僚に感謝を示しつつ、不遇の時期などについても振り返っている。 「サディオは本当に、本当に良い人だよ。ミュンヘンにいたとき、僕は彼に対してリバプールについて尋ねたんだ。僕にとって良いステップとなるか、クラブはどうだったか、その他すべてについてね。彼は良いことをたくさん言ってくれた。だから、僕の心は『そこへ行かなきゃ!』となったんだ」 「僕はアムステルダムで生まれ育ち、そこでは何でもわかっていた。そこから、何も知らない別の国、別の街に行ったんだ。大変だったけど、自分の居心地の良い場所から抜け出すのは楽しくもあった」 「アヤックスは本当に大きなクラブだ。でも、フットボールでトップ中のトップに到達したいなら、自分の可能性を最大限に発揮したいなら、イングランド、スペイン、ドイツに行く必要があると思う」 「バイエルンではあまりプレーしていなかった。アヤックスではどんな時もプレーしていて、グループのトップにいたんだけどね。その後、バイエルンのようなビッグクラブに移籍して、本当に優秀で大きな選手たちを目にすることとなった」 「そこでもプレーしたいと思っていたんだけど、あまりプレーできなかった。少し難しい時期になっていたと思う。でも僕には両親がいて、彼らとたくさん話をして、僕を落ち着かせてくれたんだ」 「僕の唯一の焦点は、『ライアン・グラフェンベルフをもう一度見せなければならない』ということだった。当時、監督だったクロップと話したけど、チャンスは必ず来ると言われたよ」 「『出場時間は与えられるし、チャンスも与えられる。でも、その時は準備ができているかどうかを見せなければならない』とね。それが常に、僕の頭の片隅にあった」 「新しいクラブ、新しい国、すべてが新しいことに適応しなければならない部分もあった。今は安定している。そして、リバプールでタイトルを獲得したいね。プレミアリーグは絶対に取りたい!それが今シーズン、僕たちが達成しなければならないことなんだ」 2025.02.05 18:50 Wed
3

「並外れた選手」出場停止軽減でバイエルン戦出場可能な前田大然、今季21ゴールのFWをセルティック指揮官が絶賛「我々にとって本当に重要な選手」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのバイエルン戦を前に、絶好調を維持する日本代表FW前田大然について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、CLラウンド16のプレーオフでセルティックはホームにバイエルンを迎える。 新たなフォーマットで行われた今シーズンのCL。ラウンド16を前に、プレーオフに臨む中、名門バイエルンを引き当てたセルティック。強敵との戦いをまずはホームで迎える。 そのセルティックは、エースのFW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと冬に移籍。攻撃力低下が危ぶまれたが、前田が現在大暴れ中。2月に行われた3試合で6ゴールを記録。今シーズンは公式戦34試合で21ゴール8アシストと大きな結果を残している。 その前田は、リーグフェーズ第7節のヤング・ボーイズ戦で一発退場となり、3試合の出場停止処分が下されており、バイエルン戦2試合を欠場するものとみられていた。 しかし、処分が軽減され1試合の出場停止に。すでにリーグフェーズ第8節のアストン・ビラ戦で消化しており、バイエルン戦は問題なく出場できることとなった。 今ノリに乗っている前田を起用できるニュースを聞いたロジャーズ監督は「昨夜聞いたニュースは素晴らしい」とコメント。結果を残している前田を絶賛し、パフォーマンスの高さや姿勢について絶賛した。 「彼は並外れた選手であり、今年我々にとって素晴らしい選手となっている。ゴールだけでなく、プレスをかけたり、試合に誠実に取り組む姿勢がチームにもたらす価値も素晴らしい」 「そのようなメンタリティと能力が備わっていることは、我々にとって大きな驚きだったが、嬉しい驚きでもあった」 「ほとんどのサッカー選手と同じように、彼らは良い選手であり、人間としてもとてもプロフェッショナルだ。毎日練習し、自分の仕事をこなし、トッププロになるためにあらゆる正しい準備をしている」 「彼はプレーするのと同じようにトレーニングも行うため、非常に熱心で、トレーニングに全力を尽くし、そのキャラクターをフィールドに持ち込んでいる」 「だから、彼と一緒に仕事をするのは本当に楽しく、シーズンを通して彼が成長していくのを見るのは本当に楽しい。彼の能力、決定力、それに加えて運動量と激しさ。彼は我々にとって本当に重要な選手だ」 「コーチ陣は仕事の面で彼と素晴らしい仕事をしている。私は彼を鼓舞し、マネジメントし、試合中の小さなことを指摘しようとしているが、彼自身も学ぶ姿勢があり、とても良く学んでいる」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然は最新試合でもハットトリックの大暴れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XBdRMJln1tY";var video_start = 36;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.12 18:55 Wed
4

前田大然が伊藤洋輝デビューのバイエルンからゴール、オリーズ&ケイン弾のバイエルンが敵地で先勝【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、セルティックvsバイエルンが12日に行われ、1-2でバイエルンが先勝した。セルティックのFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場、バイエルンのDF伊藤洋輝は78分から出場している。 リーグフェーズ最終節アストン・ビラ戦を競り負けて21位フィニッシュとなったセルティックは第7節ヤング・ボーイズ戦で一発退場した前田の出場停止処分が1試合軽減され、前田が旗手と共に先発となった。 一方、リーグフェーズでトップ8に届かず12位フィニッシュとなったバイエルンは、3日後にレバークーゼンとの頂上決戦を控える中、主力を起用。右足中足骨骨折によって長期離脱していた伊藤が今季初のベンチ入りを果たした。 開始30秒、キューンのカットインミドルが決まったかに思われたセルティックだったが、VARでイダーのオフサイドを取られてノーゴールに。 いきなりバイエルンを脅かしたセルティックは旗手が守備時に2トップの一角に上がるフラットな[4-4-2]を形成してミドルゾーンで構える中、バイエルンがボールを持つ展開となる。 すると13分にはケインとのワンツーでボックス右に侵入したオリーズが仕掛けて枠内シュートを放ったが、GKシュマイケルのセーブに阻まれた。 その後もハーフコートゲームとしたバイエルンが圧力をかけ続けると、43分に決定機。右CKからファーサイドでフリーのケインがヘディングシュートを狙ったが、枠を捉えきれなかった。 それでもハーフタイム間際の45分に先制する。ウパメカノのフィードを受けたオリーズがボックス右へカットイン。豪快なシュートを蹴り込んだ。 バイエルンが1点をリードして迎えた後半、開始4分に追加点。キミッヒの左CKからファーサイドでフリーとなっていたケインが左足ボレーで叩き込んだ。 失点直後、旗手がゴールに迫るシュートを放ったセルティックは53分にPKを獲得しかける。エンゲルスがボックス内でウパメカノに足を踏まれたが、先にボールに触っていたためVARの末ノーファウル判定となった。 その後もバイエルンがボールを持って試合をコントロールする中、65分にはニャブリとコマンを投入して攻勢を維持しにかかると、72分にはニャブリがGK強襲のボレーで牽制。 守勢のセルティックは74分、前田に好機。ラファエル・ゲレイロのバックパスをカットしてボックス右からシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。 逃げ切りを図るバイエルンは78分、デビューとなる伊藤を左サイドバックに投入。 しかし79分、前田が1点差に詰め寄るゴールを奪う。CKの流れからヤン・ヒョンジュンのシュートをゴール前の前田がヘッドでコースを変えてネットを揺らした。 ここからセルティックの攻勢が強まり、追加タイム1分にはジョンストンがボックス右からGKノイアー強襲のシュートを浴びせたが、7分の追加タイムで同点弾を奪うには至らず。バイエルンが敵地で先勝して来週ホームで行われる2ndレグに臨むことになった。 セルティック 1-2 バイエルン 【セルティック】 前田大然(後34) 【バイエルン】 マイケル・オリーズ(前45) ハリー・ケイン(後4) 2025.02.13 06:58 Thu
5

伊藤洋輝のCL遠征帯同にバイエルン指揮官「トレーニングでの印象は良かったが…」、守護神ノイアーも言及「初出場を楽しみにしている」

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出が懸かる大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLのリーグフェーズを12位で終えたバイエルン。ラウンド16進出を懸けたプレーオフに回り、FW前田大然やMF旗手怜央の日本代表コンビを擁するセルティックと2試合を戦う。 12日に臨むのはアウェイでの1stレグ。コンパニ監督は試合に向けた会見でセルティックについて語り、勝利への自信も見せた。 「勝利を重ねること、攻撃で試合を決定づけることに慣れているチームと対戦する。彼らは得点することに慣れていて、その自信をビッグゲームにも持ち込む。だが、彼らがあまりやっていないこともある。おそらく国内リーグでは深い位置で守備をしない。私はそのリーグで圧倒的な強さを見せていたクラブと対戦した経験がある」 「セルティックにはチャンピオンズリーグにおける素晴らしい伝統がある。彼らにとって相応しい敬意を払うつもりだ。だが、我々もまた素晴らしいチームだ。そして、この試合がいかに重要であるかを理解している限り、我々は良いプレーをするだろう」 また、プレシーズンマッチでの負傷から長期離脱となっていた日本代表DF伊藤洋輝が今回の一戦で待望の遠征メンバー入り。1月に長期離脱から復帰したクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチにも触れつつ、状況を明かしている。 「ヒロキはプレシーズンで本当に良かった。ヨシプ・スタニシッチのように長い間欠場していたのは本当に残念だった。そして、我々がそれを言い訳にしなかったのも良かった」 「彼らが戻ってきて、そのポジションにようやく余裕ができたと感じている。経験豊富で質の高い選手が増えた。だが、彼のフィットネスを判断するのは難しい。トレーニングでの印象は良かったが、彼らのために直前で親善試合を組むことはできない」 さらに、クラブ幹部のマックス・エバール氏も「彼が我々と一緒にいるのは本当に素晴らしいし、早くピッチに戻ることを期待している」と日本代表DFに言及。元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーも復帰を喜んだ。 「彼はまだバイエルンで公式戦に出ていない。別のセンターバック、さまざまなポジションでプレーできる左利きの選手が増えたのは喜ばしいことだ。彼が戻ってきたことを全員が喜んでいる。シーズン中盤に来て彼とプレーできるのは素晴らしいことだ。初出場を楽しみにしている」 2025.02.12 15:05 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly