今夏にはシティやアーセナルから関心も…ギマランイスのニューカッスル愛は変わらず「本当に好き」
2024.11.20 17:10 Wed
ニューカッスルで充実の時期を過ごすブルーノ・ギマランイス
ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが、ニューカッスルへの愛情を語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
ギマランイスは2022年1月にリヨンからニューカッスルへ加わると、不動の主軸として君臨。昨シーズンは公式戦50試合出場7ゴール10アシストを記録しており、リーグを代表する中盤の選手の一人となった。
そんなギマランイスには今夏に発動する1億ポンド(約191億1000万円)の契約解除条項が存在したこともあり、マンチェスター・シティやアーセナルなどの強豪クラブが関心。しかし、選手は移籍に関心を示さずチームキャプテンに就任すると、今季もここまで公式戦14試合に出場している。
ブラジル『グローボ』のインタビューに応じたギマランイスは、改めてニューカッスルへの忠誠心を強調。一方で、過去にシティのジョゼップ・グアルディオラ監督が「並外れたホールディングMF」と高く評価してくれたことについては、光栄だとしている。
「僕はクラブのアイドル的な位置にいて、多くの尊敬を受けていると思う。今はこうしてニューカッスルのキャプテンをしているが、3年前に最大の夢について尋ねられたら、プレミアリーグでのプレーと答えていただろうね」
「もちろん、マンチェスター・シティが興味を持ってくれているというのは、僕が高いレベルにいることを示すものだと思う。ただ、それは単なる関心に過ぎないものさ」
「グアルディオラが僕のフットボールを気に入ってくれていることは知っている。僕たちは一度話をしたことがあるんだ。僕は彼の仕事を称え、彼も僕の仕事を褒めてくれた。でも、それ以上のことはなかったよ」
ギマランイスは2022年1月にリヨンからニューカッスルへ加わると、不動の主軸として君臨。昨シーズンは公式戦50試合出場7ゴール10アシストを記録しており、リーグを代表する中盤の選手の一人となった。
そんなギマランイスには今夏に発動する1億ポンド(約191億1000万円)の契約解除条項が存在したこともあり、マンチェスター・シティやアーセナルなどの強豪クラブが関心。しかし、選手は移籍に関心を示さずチームキャプテンに就任すると、今季もここまで公式戦14試合に出場している。
「僕はクラブのアイドル的な位置にいて、多くの尊敬を受けていると思う。今はこうしてニューカッスルのキャプテンをしているが、3年前に最大の夢について尋ねられたら、プレミアリーグでのプレーと答えていただろうね」
「プレミアリーグのクラブでプレーし、そこでアイドルとなり、キャプテンになれたことは素晴らしい。僕はニューカッスルのことが本当に好きだよ」
「もちろん、マンチェスター・シティが興味を持ってくれているというのは、僕が高いレベルにいることを示すものだと思う。ただ、それは単なる関心に過ぎないものさ」
「グアルディオラが僕のフットボールを気に入ってくれていることは知っている。僕たちは一度話をしたことがあるんだ。僕は彼の仕事を称え、彼も僕の仕事を褒めてくれた。でも、それ以上のことはなかったよ」
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プレミアリーグ第36節でニューカッスルvsチェルシーがセント・ジェームズ・パークで11日に行われ、2-0でホームのニューカッスルが勝利した。 公式戦5連勝中の5位チェルシー(勝ち点63)が、同勝ち点で並ぶ4位ニューカッスル(勝ち点63)のホームに乗り込んだ一戦。 ミッドウィークに行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでユールゴーデンに勝利し決勝へ駒を進めたチェルシーは、その試合のスタメンからククレジャ以外の全員を変更。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ペドロ・ネトを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両者の一戦は、開始早々にスコアが動く。ニューカッスルは2分、敵陣での素早い攻守の切り替えでボールをトナーリが奪い返すと、ギマランイスが逆サイドに展開。これをボックス右手前に走り込んだマーフィーがGKが飛び出せない絶妙クロスを供給すると、ファーサイドには仕込んだトナーリが左足でゴールネットを揺らした。 先制以降はややニューカッスル優位の展開が続く中、チェルシーは33分にアクシデント。GKロベルト・サンチェからのロングフィードを前線で競り合ったジャクソンがDFボトマンにヒジ打ちを入れると、主審はイエローカードを掲示。しかし、オンフィールド・レビューのの結果、故意にヒジ打ちをしたと判定され、レッドカードに変更された。 数的優位となったニューカッスルは、37分にトナーリの右クロスからバーンがヘディングシュートでゴールに迫る。さらに45分には、ボックス右でトナーリの落としからイサクがゴールエリア右深くまで切り込んだが、これは絶妙な飛び出しを見せたGKロベルト・サンチェスのにブロックされた。 1-0で迎えた後半、チェルシーはマドゥエケを下げてリース・ジェームズを投入。対するニューカッスルは57分にボトマンを下げてルイス・マイリーをピッチに送り出した。 後半は前半とは打って変わって10人のチェルシーがボールを支配すると、62分にボックス右手前のパーマーのクロスをボックス左で受けたククレジャが相手DFの股下を通したシュートを放ったが、これはGKポープがファインセーブ。 対するニューカッスルは70分、パス&ゴーでボックス右のスペースに走り込んだギマランイスがマーフィーのロブパスからダイレクトシュートを放ったが、これは枠を大きく外した その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、ニューカッスルが90分に試合を決定づける。敵陣中盤右サイドで獲得したFKをギマランイスが逆サイドに展開。これをバイタルエリア左で受けたバーンが繋ぐと、ボックス左手前から中央に切り込んだギマランイスが右足一閃。DFグストにディフレクトしたボールが、そのままゴールに吸い込まれた。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。チェルシーとの直接対決を制したニューカッスルが、暫定3位に浮上している。 ニューカッスル 2-0 チェルシー 【ニューカッスル】 サンドロ・トナーリ(前2) ブルーノ・ギマランイス(後45) 2025.05.11 22:10 Sun4
ニューカッスル解任のブルース監督、在任中の苦悩を告白「デブで無能と思われていた」
ニューカッスルから解任が発表されたスティーブ・ブルース監督が、ここ2年間の苦悩を語った。イギリス『テレグラフ』が伝えている。 ニューカッスルは20日、ブルース監督の解任を発表した。2019年7月に就任し、今季で3シーズン目を迎えていた。しかし、プレミアリーグではここまで未勝利が続いており、そんな中、クラブはサウジアラビアの政府系ファンド『PIF』に買収され、豊富な資金力を手にした。 そのタイミングも重なり、成績不振に喘いでいたブルース監督は解任の憂き目に。監督としてこれが最後の仕事になるかもしれないと引退を示唆しつつ、長い間寄り添ってくれた妻のヤンさんへ惜しみない感謝の気持ちを伝えた。 「これが私の最後の仕事になるかもしれない。私だけで判断できないがね。家族への影響は無視できない」 「皆、私を心配してくれているよ。妻のヤンは特にね。彼女は素晴らしい女性で、妻であり、母であり、祖母でもある。この2年間で私に起こったことを常に気にかけてくれた」 「私にとって彼女は当たり前の存在ではない。彼女は人生を捧げて、クラブを転々とする私に付いてきてくれた。仮に明日、私に中国やどこかからオファーが来ていると話せば、『スティーブ、それがいいの? やりたいことなの?』と言って、背中を押してくれるだろう」 「私は60歳になるが、もう一度彼女に同じ体験をさせたいかどうかはわからない。すでに良い生活を送れているからね。だからそうだな、監督としてはこれで終わりだろう。どこかの会長から電話がかかってきて、手を貸してくれないかと言われるまではね。絶対にないとは言えない。私はそれを学んだ」 現場復帰の可能性を残したブルース監督だが、ニューカッスル在任中はファンやサポーターから心ない罵声が届いていたようだ。 「とてもとてもキツいものだった。必要とされておらず、人々が私に失敗して欲しいと思っていたり、直接言ってきたり…。自分は役立たずで、太った無駄な存在で、戦術的に無能なキャベツ頭だと思われていたのだ」 2021.10.20 21:30 Wed5
