「報道されたニュースは完全に嘘」トリノ会長がレッドブルとの売却交渉報道を否定
2024.10.30 10:30 Wed
交渉否定したカイロ会長
レッドブルとの売却交渉が報じられたセリエAのトリノが噂を否定した。
イタリア『ラ・スタンパ』は今週に入って、9月に公式エナジードリンクパートナー契約を結んだトリノとレッドブルがクラブ売却に向けた交渉を行っていると報道。
同紙はここ数週間、ウルバーノ・カイロ会長とレッドブルの幹部が複数回にわたって会談し、2025年からメインスポンサーとして協力関係を継続する可能性について話し合ったうえ、買収への関心度を探るまでに至ったと主張していた。
この報道を受け、同会長は『ラ・スタンパ』に対して、トリノの売却を検討しているという噂はまったくの嘘だと語った。
「数年前はチウッカリエロだったが、今はレッドブルだ。話題は変わるが、報道されたニュースが完全に嘘であることは変わらない」
世界的な飲料メーカーであるレッドブルは、創業の地であるオーストリアのレッドブル・ザルツブルクを始め、アメリカのニューヨーク・レッドブルズやブラジルのレッドブル・ブラガンチーノなどを傘下に置く。10月には日本の大宮アルディージャも買収し、元リバプール指揮官のユルゲン・クロップ氏をグローバルサッカー部門の責任者にするなど、精力的に動いている。
イタリア『ラ・スタンパ』は今週に入って、9月に公式エナジードリンクパートナー契約を結んだトリノとレッドブルがクラブ売却に向けた交渉を行っていると報道。
同紙はここ数週間、ウルバーノ・カイロ会長とレッドブルの幹部が複数回にわたって会談し、2025年からメインスポンサーとして協力関係を継続する可能性について話し合ったうえ、買収への関心度を探るまでに至ったと主張していた。
「数年前はチウッカリエロだったが、今はレッドブルだ。話題は変わるが、報道されたニュースが完全に嘘であることは変わらない」
今回、自らの報道を否定される形となった『ラ・スタンパ』だが、レッドブルがイタリアのクラブの買収を目指していること自体は事実だと明言。そして、“雄牛”という意味がある「Toro」を愛称に持つトリノは、依然として同じく雄牛をブランドロゴとする同社のターゲットであることは間違いないという。
世界的な飲料メーカーであるレッドブルは、創業の地であるオーストリアのレッドブル・ザルツブルクを始め、アメリカのニューヨーク・レッドブルズやブラジルのレッドブル・ブラガンチーノなどを傘下に置く。10月には日本の大宮アルディージャも買収し、元リバプール指揮官のユルゲン・クロップ氏をグローバルサッカー部門の責任者にするなど、精力的に動いている。
ウルバーノ・カイロの関連記事
トリノの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
|
トリノの人気記事ランキング
1
許されざる愚行、自殺未遂経験のある元ユーベのペソット氏にトリノウルトラスが「自殺しろ」のヤジ
▽アトレティコ・マドリーとデポルティボの間で起きた抗争を発端にウルトラス(熱狂的なサポーターグループ)を巡る問題が頻出しているサッカー界だが、先週末にイタリアのユースカップで再び悲しい事件が起きた。イギリス『101greatgoals』が伝えている。 ▽事件が起きたのは、先週末に行われたイタリア・ユースカップ準々決勝、ユベントスユースとトリノユースによる“トリノ・ダービー”の試合後だった。この試合でローカル・ライバルのトリノを退けベスト4進出を決めたユベントスの選手たちとチームスタッフは、ピッチ上で喜びを露にした。 ▽その後、ロッカールームに戻るため観客席の脇を通るユベントスの選手たちを待ち受けていたのは、ダービー敗戦に憤るトリノウルトラスの醜い罵詈雑言の数々だった。 ▽その中で最も聞くに堪えない暴言を浴びたのが、現在ユースチームで監督を務める元イタリア代表MFジャンルカ・ペッソット氏だった。同氏に向けてウルトラスは「娼婦の息子」といったお決まりのヤジとともに「自殺しろ」というヤジを飛ばした。 ▽ペッソット氏は、現役引退後の2006年6月にうつ病に苦しみトリノにあるユベントス本社の3階からロザリオを握って投身自殺を図った過去があった。トリノウルトラスはそういったペッソット氏の過去を当然知っており、同氏の一番触れられたくない部分を“口撃”したのだ。 ▽今回の件に関してFIGC(イタリアサッカー連盟)から正式な処分は発表されていないものの、近日中に何らかの処分が科される見込みだ。 ▽サッカーの技術だけでなく人間形成の場でもあるユースの試合で、こういった事件が起きることは非常に嘆かわしいことだ。今回の件に関してはFIGCの厳正なる対処を望むとともに、ペッソット氏への温かいサポートを期待したい。 2014.12.24 01:18 Wed2
クレモネーゼのナイジェリア人FWオケレケがトリノへレンタル移籍
トリノは1日、クレモネーゼからナイジェリア人FWデイビッド・オケレケ(26)を今季終了までのレンタル移籍で獲得した。今回の契約には買い取りオプションが付随している。 スペツィアの下部組織で育ったウインガーのオケレケは、2019年クラブ・ブルージュに完全移籍すると、在籍2シーズンで公式戦70試合に出場し15ゴール3アシストを記録。 この活躍が認められ、2021年夏に買い取りオプション付きのレンタル移籍で昇格組のヴェネツィアに加入すると、すぐに定位置を掴み、セリエAで32試合に出場し7ゴールを記録。 しかし、クラブが降格したため買い取りオプションは行使されず、2021-22シーズン終了後にクラブ・ブルージュへ復帰したが、直後にクレモネーゼへ完全移籍。これまでクレモネーゼは公式戦57試合に出場し11ゴール12アシストを記録していた。 2024.02.02 01:01 Fri3
トリノがベッラノーバの後釜確保! ノルウェー代表右SBペデルセンをフェイエノールトからレンタル
トリノは22日、フェイエノールトに所属するノルウェー代表DFマルクス・ホルムグレン・ペデルセン(24)のレンタル移籍加入を発表した。 なお、特定の条件を満たした場合に買い取り義務が発生するオプションも付帯。イタリア『スポルト・メディアセット』によると、買い取り額は総額450万ユーロ(約7億3000万円)となる。 ノルウェー出身のペデルセンは右サイドバックでプレー。2018年4月に17歳でトロムセのファーストチームでデビュー。その後、2020年2月には国内のモルデへ移り、2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)ではベスト16入りに貢献した。 2021年7月にオランダのフェイエノールトへ移籍。新天地でもレギュラーの座を掴み、加入から2年で87試合1ゴール7アシストを記録している。 2023-24シーズンはサッスオーロへレンタル移籍し、セリエA初挑戦。両サイドバックをこなしながら公式戦30試合でプレーした。 ノルウェー代表でも23キャップを数える24歳は、レンタル移籍を終えてフェイエノールトに戻り、エールディビジ開幕節のヴィレムII戦に途中出場。しかし、イタリア代表DFにラウル・ベッラノーバ(24)がアタランタへ移籍したトリノへ加わり、今シーズンもイタリアで戦うこととなった。 2024.08.23 13:50 Fri4
トリノ、ナポリ関心のスペイン人MFベレンゲルを獲得!
▽オサスナは17日、スペイン人MFアレハンドロ・ベレンゲル(21)がトリノに完全移籍することを発表した。 ▽オサスナの発表によると、トリノはベレンゲルの移籍金として550万ユーロ(約7億円)を支払い、パフォーマンスによって追加で100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナスを支払う。 ▽オサスナの下部組織出身のベレンゲルは、右利きのウイングプレーヤー。今季はリーグ戦19位で降格を強いられたチームの中で、リーグ戦29試合に出場し、1ゴール7アシストと孤軍奮闘の活躍を見せていた。今夏の移籍市場ではナポリとの個人間合意が報じられていたが、新天地は同じイタリアのトリノとなった。 2017.07.17 18:54 Mon5
