「しっかりと日本について分析」なでしこジャパンと対戦する韓国MFイ・ヨンジュ、勝利に意欲「私たちのサッカーをお見せしたい」

2024.10.25 14:15 Fri
日本戦について語ったイ・ヨンジュ
©超ワールドサッカー
日本戦について語ったイ・ヨンジュ
韓国女子代表のMFイ・ヨンジュ(FCレバンテ・バダロナ)がなでしこジャパンとの対戦について語った。

26日、『MIZUHO BLUE DREAM MATCH2024』でなでしこジャパンと対戦する韓国。シン・サンウ新監督のもと、国立競技場で試合に臨む。

チームの中心であり、今回唯一の欧州組となるイ・ヨンジュは前日会見にサンウ監督と出席。日本戦への意気込みを語った。
「相手が日本ということで、非常に素晴らしいチームだということはよくわかっています。監督が言ったように、短い時間ではありましたが、しっかりと日本について分析してきました」

「それを土台にしっかりと準備しましたが、明日の試合は学ぶべき点も大いにあるかと思います。ともかく、私たちのサッカーをしっかりとみなさんにお見せしたいと思っています」
また、日韓対決については特別なものではないと主張。サンウ監督とともにチームを作り上げることが重要だと述べている。

「サッカーをする上では、相手が日本だろうと中国だろうと、私たちプレーヤーにとっては特に重要なことではありません。試合に集中して勝つ、勝利を収めるということがプレーヤーにとっての目標です」

「この後ヨーロッパのチームとの試合の予定というのも決まっているので、それがないから今回の日韓戦に特別な意義があるとか、そういう風には考えていません」

「それよりも今回新しい監督が就任したので、1試合1試合を通じて、韓国女子チームの色をさらにしっかりとつけていきたいと考えています」

さらに、試合への準備を行っている日本の環境についてもコメント。スタジアムも含め、良い印象を得ているようだ。

「トレーニング環境、生活面、ホテル、すべてにおいて大変満足しています。国立競技場に関してはまだ行ったことがなく、今日始めて来ました。写真ではよく見ていたんですが、大変素晴らしい競技場で試合ができるということで、とても嬉しく思っています。明日の試合もとても楽しみです」

イ・ヨンジュの関連記事

韓国女子代表のシン・サンウ新監督が、26日に行われる『MIZUHO BLUE DREAM MATCH2024』のなでしこジャパン戦へ向けて、前日会見で意気込んだ。 パリ五輪が終わり、今回のなでしこは正式な監督が不在という状況での日韓戦に。佐々木則夫氏が暫定指揮を執り、内田篤人氏と狩野倫久氏がコーチを務めることとな 2024.10.25 13:55 Fri
日本サッカー協会(JFA)は23日、『MIZUHO BLUE DREAM MATCH2024』でなでしこジャパンと対戦する韓国女子代表メンバーを発表した。 韓国女子代表は、コリン・ベル監督が率いていた中、パリ・オリンピックのアジア予選で敗退。シン・サンウ監督が新たに就任することが発表されていた。 今回のメン 2024.10.23 12:05 Wed

韓国女子代表の関連記事

なでしこジャパンのMF清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)が自身のパフォーマンスを振り返った。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表を国立競技場に迎えたなでしこ。清家は2トップの一角として先発した。 攻めあぐねるなか、MF藤野あおばとポジションを 2024.10.27 00:27 Sun
なでしこジャパンのDF熊谷紗希(ローマ・フェンミニーレ)が、韓国女子代表戦を振り返った。 なでしこジャパンは26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦。熊谷はセンターバックの一角でフル出場を果たした。 ビルドアップやセットプレー時には周りの選手への指示も出し、ゲーム 2024.10.27 00:10 Sun
なでしこジャパンのMF藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)が韓国女子代表戦を振り返った。 パリ・オリンピック(五輪)でベスト8に終わったなでしこは、26日のMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国と対戦。33分からの立て続けの3得点もあり、国立競技場で大勝を収めた。 先制 2024.10.27 00:00 Sun
なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)が、韓国女子代表戦を振り返った。 なでしこジャパンは26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦。長野は[4-4-2]のダブルボランチの一角でプレーした。 前半、日本はボールを保持しながらも、なかなか上手く攻撃がハマらなかっ 2024.10.26 23:50 Sat
なでしこジャパンのMF谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)が自らのゴールを振り返った。 なでしこジャパンは26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦。谷川はMF長野風花に代わって後半からピッチに立った。 3点をリードするなか、56分には右サイドのDF守屋都 2024.10.26 23:08 Sat

国際親善試合の関連記事

ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue
ガーナ代表との一戦で、ピッチを支配したのはMF佐野海舟だった。MF南野拓実の先制ゴールを導いたボール奪取とラストパス。MF久保建英が真っ先に駆け寄ったのは、決めた南野ではなく、その起点となった背番号21のもとだった。日本代表復帰から約半年。彼はいま、ボランチ争いで一歩抜け出そうとしている。 ■奪って、前へ。南野の 2025.11.15 13:30 Sat
11月14日、ガーナ戦で日本代表デビューを果たしたFW後藤啓介。ジュビロ磐田でクラブ史上最年少得点者となり、2024年にベルギーへ渡った20歳は、限られた時間の中でチームのために走り続けた。ストライカーとして結果を追いながらも、まずは求められた役割を遂行する。そこには、後藤が抱く「献身」と「野心」が確かにあった。 2025.11.15 12:30 Sat
10月10日に行われた、日本代表対パラグアイ戦。“二人のコウキ”が、日本代表選手としてついに同じピッチに立った。 横浜FCで芽吹いた斉藤光毅と、輝きを取り戻した小川航基。クラブ指折りの“出世魚”の共演は、ファン・サポーターにとって、待ちに待った瞬間だった。 しかし、同じ1試合を戦ったはずの二人が試合後に見せ 2025.10.22 12:10 Wed

記事をさがす

韓国女子代表の人気記事ランキング

1

「1G1Aは満足」大勝呼び込んだなでしこFW田中美南、スイッチ役務めたチームの守備も「狙い通り取れるシーンは多かった」

なでしこジャパンのFW田中美南(ユタ・ロイヤルズFC/アメリカ)が自らのパフォーマンスを振り返った。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦したなでしこジャパン。佐々木則夫女子委員長が代行で指揮を執ったなか、DF北川ひかる、MF藤野あおば、田中、MF谷川萌々子の計4得点で勝利を収めた。 最前線で先発し、ハーフタイムまでプレーした田中は、チーム3点目を奪っただけでなく、藤野の2点目をお膳立てする活躍。試合後にはその1ゴール1アシストを振り返った。 「結果として1ゴール1アシストは満足ですけど、自分のプレーの質は改善しなければいけないところもあったので、そこはそういった感じです」 「アシストのところは、(前線で)ディフェンスからした時に、(清家)貴子の声が聞こえていたので、マイナスのところは誰かしら来てくれているっていうのを信じて(パスを出した)。あおばが詰めてくれていた」 「ゴールは(長谷川)唯がターンして、(自分は)裏のアクションをしたんですけど、唯のところがちょっと詰まった感じだったので、相手の前に入ろうと。相手が(クリアミスで)こぼしてくれたので、落ち着いて決めました」 また、前線からの守備にも言及。チームとして狙い通りの形ができたと評価している。 「(プレスに)行く高さはちょっと考えてプレーしていて、FWが最初のスイッチだと思うんですけど、スイッチ入れた時に逆のFWとか中盤が同サイドに囲い込むみたいなのは、全体としてできていた部分」 「後ろもコンパクトにしてくれていたので、狙い通り取れるシーンは多かったと思うんですけど、韓国相手だったのでその意識が強く見えたかなと思います」 さらに、結果的に大量得点の流れを生んだセットプレーについてもコメント。コーチを務めた元日本代表DF内田篤人氏の指導も活きたようだ。 「主に内田さんがセットプレーの攻撃をやってくれていたんですけど、狙い通りというか、セットプレーの練習もしたうえで、ああいうゴールが生まれたのかなと思います」 「(指示されたのは)主に入るポイントなんですけど、そこを蹴るタイミングと合わせてっていうところ。あと1個やりたかったことがあったんですけど、それは自分はうまくできなかった」 「中で段差をつけて、インスイングだったらこの位置、アウトスイングだったらこの位置みたいな狙いはありました」 <span class="paragraph-title">【動画】瞬時の動き直しから冷静に流し込んだ田中美南</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 <br> なでしこジャパン 3-0 韓国】<br>前半37分<br> 相手のミスを見逃さなかった <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#田中美南</a> がボールを奪い左足のシュートでゴールを揺らす<br>地上波 <a href="https://twitter.com/hashtag/TBS?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TBS</a> 系列で放送中‼️<br>TVerでもLive配信<a href="https://t.co/Z1ah4kiRBP">https://t.co/Z1ah4kiRBP</a><a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/poCWSW7rd5">pic.twitter.com/poCWSW7rd5</a></p>&mdash; TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1850060825761022083?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.26 21:15 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly