アトレティコがホームで逆転負け…リールはマドリード勢に連勝!【CL】

2024.10.24 06:15 Thu
Getty Images
アトレティコ・マドリーは23日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でリールとエスタディオ・メトロポリターノで対戦し1-3で敗戦した。
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前節のベンフィカ戦で完敗を喫したアトレティコは、直近のレガネス戦からスタメンを4人変更。アンヘル・コレアやバリオス、リケルメらに代えてアルバレスやギャラガー、デ・パウルらをスタメンで起用。最前線にセルロート、シャドーにグリーズマンとアルバレスを据えた[4-3-2-1]の布陣で試合に臨んだ。前節レアル・マドリーから大金星を挙げたリールに対し、アトレティコは8分にチャンス。リールの最終ラインにハイプレスをかけると、DFトゥーレの不用意なバックパスをカットしたアルバレスがゴール右隅にシュートを流し込んだ。
幸先良く先制したアトレティコは21分、グリーズマンのロングスルーパスで抜け出したセルロートがボックス左まで切り込みシュートを放つが、これは相手GKがセーブ。さらにセルロートは、32分にもグリーズマンの絶妙な左クロスから決定機を迎えたが、このシュートは枠を外した。

アトレティコは直後の33分にも、ショートコーナーの流れからヒメネスがヘディングシュートがゴールに迫ったが、これはGKシュヴァリエが右手一本で弾き出し、前半は1-0で終了した。
迎えた後半は立ち上がりから拮抗した展開が続くなか、アトレティコは61分に失点を許す。12のパスをバイタルエリア右で受けたシェグロヴァがカットインから左足一閃。DFヒメネスにディフレクトしたボールがゴール左隅に突き刺さった。

さらにアトレティコは71分、セットプレーのこぼれ球をボックス内のコケがクリアしようとするが、先に反応したアンドレの足を蹴ってしまい、VARの末にPKを献上。このPKをキッカーのデイビッドが冷静にゴール中央に沈めた。

逆転を許したアトレティコは86分、左サイド深くまで切り込んだリーノのクロスからG・シメオネにチャンスが訪れたが、ボレーシュートはゴールカバーに入ったDFアレクサンドロのブロックに阻まれた。

前がかるアトレティコに対し、リールが89分に試合を決定づける。ボックス左深くから侵入したサハラウィのクロスはGKオブラクが弾くも、こぼれ球をグズムンドソンがボレーシュートで狙うと、ゴール右に逸れたボールをデイビッドが左足でゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま1-3でタイムアップ。ホームでまさかの完敗を喫したアトレティコはCL連敗、一方のリールはマドリード勢に連勝を飾った。

アトレティコ・マドリー 1-3 リール
【アトレティコ】
フリアン・アルバレス(前8)
【リール】
エドン・シェグロヴァ(後16)
ジョナサン・デイビッド(後30)【PK】
ジョナサン・デイビッド(後44)

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