「私は彼の大ファン」偉大なる先輩との対戦を控えるアルテタ監督、PSGとの戦いは「どう力を発揮できるかを見る良い機会」と意気込む

2024.10.01 16:30 Tue
パリ・サンジェルマン戦を前に意気込むアルテタ監督
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パリ・サンジェルマン戦を前に意気込むアルテタ監督
アーセナルミケル・アルテタ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦へ意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

1日、CL第2節でアーセナルはホームにPSGを迎えることとなる。今シーズンからフォーマットが変更され、異なる8チームと対戦。アーセナルは初戦でアタランタと対戦してドローとなっており、今大会の初勝利を目指す。

一方のPSGは初戦でジローナ相手に1-0で勝利。連勝を目指してアーセナル戦に臨んでくるはず。共に今季は公式戦無敗を継続しており、実力ある両者の対決となる。
アルテタ監督は、現役時代を過ごした古巣対戦ともなるが、昨季は6シーズンぶりに復帰したCLの舞台での近年の経験差に触れ、ビッグクラブの1つとの対戦は良い機会になると語った。

「誰もが楽しみにしている。今シーズンのグループリーグはちょっと違っていて、明日対戦する相手はおそらくヨーロッパサッカーで対戦できる最高レベルの相手だ。しかし、我々にとっては、このような夜にどう対処するか、どれだけ準備ができているか、そしてこのような状況で自分たちがどう力を発揮できるかを見る良い機会だ」
「PSGは並外れていて、試合のあらゆる局面を支配する。彼らはボールを通して試合を支配したいという明確な意図を持っており、ボールを持っていないときはすぐに取り戻そうとする。彼らはボールに対して非常にアグレッシブで、相手に立ち向かってくる」

「もちろん、我々は試合に勝ちたいし、アタランタとの引き分けの後、まだ試合が残っているので、この試合が本当に重要になることは分かっている。明日は何も決まらないだろう」

また、古巣PSGの指揮を執るのは、ルイス・エンリケ監督。バルセロナのカンテラ育ちのアルテタ監督にとっては、当時のファーストチームの選手であり、偉大な存在でもある。

アルテタ監督はエンリケ監督のファンであるとコメント。これまでの仕事ぶりを称賛し、リスペクトを語りつつも、良い経験にしたいと対戦を楽しみにしていると語った。

「私は彼の大ファンだ。彼は信じられないほどの個性、大きな個性、大きなエネルギーを持ち、常に若い選手をとてもサポートしてくれた。私が彼を愛しているのは、選手として、あるいは監督として、どこにいても彼の足跡がそこらじゅうに残っていることだ」

「選手たちの振る舞い方、攻撃の仕方、試合を支配する方法を見れば、それが彼のチームだということが分かる。選手たちのスピリット、エネルギー、彼はスペイン代表チームで在籍したすべてのクラブで信じられないほどの力を発揮している。そして、彼の人生や職業に対するアプローチは、本当に注目すべきものであり、私は彼から多くのことを学んだ」

「私は彼の正直さを尊敬しています。彼は率直で、相手の目を見て、自分の考えを話す。結局、選手たちはそれを高く評価している。それがどのように起こるかによって、選手たちは多少なりとも気に入るかもしれないが、代表チームで彼と一緒にいた選手がここに 2、3人いるが、彼らはいつも同じことを言っていた。みんな彼の下でプレーするのが楽しいと。この職業で誰かがそのように感じさせてくれるというのは、それは大きな資質だ」

「彼はキャリアの中で想像できるほぼすべての大会で優勝し、非常に明確なアイデンティティを持つクラブを変革した。これは我々全員にとって非常に良いテストだ」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun
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ウィリアム・サリバ、チームメイトの自慰行為が映った過去の動画が流出…FFFが調査開始

アーセナルからニースにレンタル移籍中のフランス人DFウィリアム・サリバが、ある容疑で調査対象に挙がっているようだ。フランス『RMC Sport』が伝えている。 同選手にかけれらている容疑とは、同選手の3年前に録ったある動画が最近流出してしまった件。動画には、アンダー世代のフランス代表のジャージを着て笑うサリバの姿とともに、おそらくホテルで同部屋となったチームメイトの自慰行為が一部映ってしまっていたようだ。 この動画がどのようにネット上に流出してしまったかは不明だが、場合によっては、サリバにはわいせつ物頒布や公然わいせつなどの罪が課せられる可能性がある。 『RMC Sport』によると、これを受けてフランスサッカー連盟(FFF)が調査を開始することを決定。同連盟は「連盟とサッカー全体に有害なイメージを与えるもの」として、懲戒委員会を開くようだ。 2019年夏にサンテチェンヌからの加入が内定していたサリバは、昨季はレンタルという形でサンテチェンヌで戦い、今季からアーセナルに本格合流。しかし、ミケル・アルテタ監督の下で全く出番を得られず、ベンチ入りもEFLカップ(カラバオカップ)の1試合のみ。セカンドチームでのプレーがメインという状況が続くと、今冬にニースへのレンタルを決断した。 2021.02.10 15:09 Wed

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