開幕まで1年切る“新”クラブW杯、12会場&決勝スタジアムが決定!
2024.09.29 22:38 Sun
国際サッカー連盟(FIFA)は28日、来夏のFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2025で使用するスタジアムを発表した。
来年6月のアメリカ大会から各大陸の32クラブが集う大規模コンペディションとなるクラブW杯。出場チームは続々と決まり、欧州からは過去3季のチャンピオンズリーグ(CL)王者であるマンチェスター・シティ、レアル・マドリー、チェルシーらが参戦し、アジアからは浦和レッズも出場する。
来年6月15日の開幕日まですでに1年を切るなか、試合が行われる12会場が決定。また、7月13日の決勝はニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる。
FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏は「クラブW杯2025では12の素晴らしいスタジアムで世界最高の32クラブ、偉大な選手たちがサッカーの世界史に新たな章を書き綴る」などと語る。
◆会場一覧
・メルセデス・ベンツ・スタジアム(ジョージア州アトランタ)
・バンク・オブ・アメリカ・スタジアム(ノースカロライナ州シャーロット)
・TQLスタジアム(オハイオ州シンシナティ)
・ローズ・ボウル・スタジアム(カリフォルニア州ロサンゼルス)
・ハードロック・スタジアム(フロリダ州マイアミ)
・ジオディス・パーク(テネシー州ナッシュビル)
・メットライフ・スタジアム(ニュージャージー州イーストラザフォード)
・キャンピング・ワールド・スタジアム(フロリダ州オーランド)
・Inter&Coスタジアム(フロリダ州オーランド)
・リンカーン・フィナンシャル・フィールド(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
・ルーメン・フィールド(ワシントン州シアトル)
・アウディ・フィールド(ワシントンD.C.)
来年6月のアメリカ大会から各大陸の32クラブが集う大規模コンペディションとなるクラブW杯。出場チームは続々と決まり、欧州からは過去3季のチャンピオンズリーグ(CL)王者であるマンチェスター・シティ、レアル・マドリー、チェルシーらが参戦し、アジアからは浦和レッズも出場する。
来年6月15日の開幕日まですでに1年を切るなか、試合が行われる12会場が決定。また、7月13日の決勝はニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる。
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