「あらゆる手段を講じて最大限慰留に努めましたが…」キャプテン移籍のJ2最下位・群馬が声明、わずか2日での決着、残留ラインとの勝ち点差「13」に「諦めずに戦います」
2024.08.13 12:55 Tue
ザスパ群馬は13日、キャプテンを務めていたDF城和隼颯の移籍に際し、「ファン・サポーターの皆さまへ」と題して声明を発表した。
今シーズンの群馬は、大槻毅監督の下でシーズンをスタート。しかし、チームは開幕から不調が続き、初勝利は第7節。その後、第23節まで15試合勝利から遠ざかり、ここまで26試合を終えて、2勝7分け17敗の勝ち点13で明治安田J2リーグで最下位に位置。下位3クラブが自動降格となる中、残留ラインの17位に位置する水戸ホーリーホックとの勝ち点差は「13」と絶望的な状態となっている。
そんな中、13日にキャプテンである城和が同じJ2を戦うモンテディオ山形へ完全移籍。チームが苦しい中で、リーグ戦全26試合に先発していたキャプテンがチームを去るという決断には大きな反響が。赤堀洋 代表取締役社長が、移籍の経緯を説明し、最後まで諦めずに戦うと誓い、サポートを求めた。
「日頃よりザスパ群馬へ熱いご声援を頂き、誠にありがとうございます。今シーズンは「EVOLUTION TOGETHERー日々是進化ー 」をスローガンに、「勝点51以上、10以内」を目標に掲げてシーズンをスタートしました。しかし、厳しい状況をなかなか打開するには至らず、5月には監督の交代に踏み切り、今夏には新たに5人の選手たちにチームへ加わってもらいました」
「7月の中断期間を経て「これから」というタイミングでの今回の移籍に私自身も戸惑い、非常に残念に思っております。城和選手にオファーがあったと聞いたのは、清水戦翌日の11日(日)で、クラブとしても突然の出来事でした。キャプテンであり、ディフェンスの要、そして新卒でザスパを選んでくれた生え抜き選手でもある城和選手がシーズン途中にチームを抜けることがあってはならないと、クラブとしてあらゆる手段を講じて最大限慰留に努めました。しかしながら、最終的には城和選手本人の意志を尊重して、苦渋の決断ではありますが送り出すことといたしました」
「しかしながらチームは目標である「J2残留」に向け、残るリーグ戦12試合を最後まで一丸となって諦めずに戦います」
「そして皆様の応援こそが、選手一人ひとりに勇気を与え、チームにとって力強い後押しになります。群馬のプライドを賭けて必死に戦う選手、監督、スタッフに、引き続きどうか温かいご声援のほど何卒よろしくお願いいたします」
今シーズンの群馬は、大槻毅監督の下でシーズンをスタート。しかし、チームは開幕から不調が続き、初勝利は第7節。その後、第23節まで15試合勝利から遠ざかり、ここまで26試合を終えて、2勝7分け17敗の勝ち点13で明治安田J2リーグで最下位に位置。下位3クラブが自動降格となる中、残留ラインの17位に位置する水戸ホーリーホックとの勝ち点差は「13」と絶望的な状態となっている。
そんな中、13日にキャプテンである城和が同じJ2を戦うモンテディオ山形へ完全移籍。チームが苦しい中で、リーグ戦全26試合に先発していたキャプテンがチームを去るという決断には大きな反響が。赤堀洋 代表取締役社長が、移籍の経緯を説明し、最後まで諦めずに戦うと誓い、サポートを求めた。
「7月の中断期間を経て「これから」というタイミングでの今回の移籍に私自身も戸惑い、非常に残念に思っております。城和選手にオファーがあったと聞いたのは、清水戦翌日の11日(日)で、クラブとしても突然の出来事でした。キャプテンであり、ディフェンスの要、そして新卒でザスパを選んでくれた生え抜き選手でもある城和選手がシーズン途中にチームを抜けることがあってはならないと、クラブとしてあらゆる手段を講じて最大限慰留に努めました。しかしながら、最終的には城和選手本人の意志を尊重して、苦渋の決断ではありますが送り出すことといたしました」
「ファン、サポーターの皆様へ、チームにとって欠かせないキャプテンの離脱という、残念なお知らせをしなければならない事を深くお詫び申し上げます」
「しかしながらチームは目標である「J2残留」に向け、残るリーグ戦12試合を最後まで一丸となって諦めずに戦います」
「そして皆様の応援こそが、選手一人ひとりに勇気を与え、チームにとって力強い後押しになります。群馬のプライドを賭けて必死に戦う選手、監督、スタッフに、引き続きどうか温かいご声援のほど何卒よろしくお願いいたします」
城和隼颯の関連記事
ザスパ群馬の関連記事

J2の関連記事
記事をさがす
|
城和隼颯の人気記事ランキング
1
J2最下位でキャプテン移籍の群馬、GK櫛引政敏が新主将に「目標に向けてみんなで頑張ります」
ザスパ群馬は15日、2024シーズンの新キャプテン体制を発表。GK櫛引政敏がキャプテンに就任し、MF天笠泰輝、FW髙澤優也、MF細貝萌が引き続き副キャプテンを務める。 群馬では13日、DF城和隼颯(25)がモンテディオ山形へ完全移籍。J2リーグで最下位に沈むなかでの主将の移籍となった。 今回の移籍について、城和は「この状況、立場での移籍でたくさんの意見があることは理解しています」とコメント。主将を送り出した赤堀洋 代表取締役社長は「あらゆる手段を講じて最大限慰留に努めました」「最終的には城和選手本人の意志を尊重して、苦渋の決断ではありますが送り出すことといたしました」と声明を出していた。 今シーズンの群馬は大槻毅監督の下でシーズンをスタートしたが、成績不振の5月には武藤覚ヘッドコーチが指揮官を務めることに。ここまで26試合を終えて、2勝7分け17敗の勝ち点「13」で最下位に位置しており、残留ラインの17位に位置する水戸ホーリーホックとの勝ち点差は「13」とJ3降格の危機に瀕している。 急きょキャプテンを務めることになった櫛引は、「目標に向けてみんなで頑張ります」とコメント。苦しい状況だが、残り12試合での立て直しが期待される。 2024.08.15 17:05 Thuザスパ群馬の人気記事ランキング
1
【Jリーグ出場停止情報】“新東京ダービー”は長友佑都と藤尾翔太が出場停止、J1自動昇格目指す横浜FCは5ゴールのFW櫻川ソロモンが最終節不在
Jリーグは5日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1では5名が出場停止に。FC東京のDF長友佑都、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太、川崎フロンターレのDF高井幸大、京都サンガF.C.のMF川﨑颯太、サガン鳥栖のFWマルセロ・ヒアンとなる。 マルセロ・ヒアンは3試合出場停止中の2試合目。その他の5名は累積警告での出場停止となる。 最終節を迎えるJ2では6名が出場停止。優勝を決めた清水エスパルスはFW北川航也が引き続き出場停止に。自動昇格を目指す2位の横浜FCはFW櫻川ソロモンが出場停止となる。 J3では5名が出場停止。FC琉球のDF藤春廣輝は3試合の出場停止の最後の消化となり、Y.S.C.C.横浜の萱沼優聖は2日に行われた明治安田J3リーグ第35節でAC長野パルセイロ戦で一発退場となっていた。 萱沼の退場については「ボールとは関係のないところで、相手競技者をユニフォームを掴んで押し倒した行為は、「選手等に対する反スポーツ的な行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF長友佑都(FC東京) 第36節 vsFC町田ゼルビア(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 第36節 vsFC東京(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川﨑颯太(京都サンガF.C.) 第36節 vs川崎フロンターレ(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 FW平松宗(ザスパ群馬) 第38節 vsいわきFC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW櫻川ソロモン(横浜FC) 第38節 vsレノファ山口FC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF関口正大(ヴァンフォーレ甲府) 第38節 vs水戸ホーリーホック(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) FW松田力(愛媛FC) 第38節 vsV・ファーレン長崎(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW宇津元伸弥(大分トリニータ) 第38節 vsベガルタ仙台(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW萱沼優聖(Y.S.C.C.横浜) 第36節 vsFC大阪(11/9) 今回の停止:1試合停止 DF加藤大育(SC相模原) 第36節 vs奈良クラブ(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF秋山拓也(FC大阪) 第36節 vsY.S.C.C.横浜(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW庵原篤人(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) DF藤春廣輝(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.11.05 19:30 Tue2
群馬MF加藤健人がJFLの三重に期限付き移籍
ザスパクサツ群馬は15日、MF加藤健人(23)が日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重に期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2020年1月31日までなる。 ファジアーノ岡山の下部組織で育った加藤は2014年にトップチーム昇格後、岡山ネクストや、おこしやす京都ACを渡り歩き、今年から群馬に完全移籍。だが、今シーズンはここまで公式戦での出場はなかった。移籍を受け、両クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 ◆ヴィアティン三重 「はじめまして、ザスパクサツ群馬から加入することになりました加藤健人です。ヴィアティン三重の勝利のために全力で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」 ◆ザスパクサツ群馬 「シーズン途中でチームを離れることになりますが、自分自身の成長のために移籍することを決断しました。なかなか試合に絡めず、応援してくださった方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、群馬で過ごした悔しい日々を忘れることなく三重で覚悟を持って頑張っていきたいと思います。半年間、ありがとうございました」 2019.08.15 11:55 Thu3
“東大出身者初のJリーガー”群馬DF久木田紳吾が現役引退「幸せな9年間」
ザスパクサツ群馬は11日、DF久木田紳吾(31)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 東京大学出身者初のJリーガーである久木田は、2010年にファジアーノ岡山でプロキャリアをスタートした。2012年には松本山雅FCへの期限付き移籍を経験し、復帰2年目の2014年には明治安田生命J2リーグでキャリアハイの37試合に出場。3ゴールも記録した。その後、2018年に群馬に加入し、今シーズンは明治安田生命J3リーグで12試合に出場していた。 キャリア通算では、J2リーグで152試合12得点、J3リーグで43試合1得点を記録。天皇杯には6試合に出場していた。 9年間の現役生活に終止符を打つ決断をした久木田は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「今シーズンで現役を引退することに決めました」 「『東大初のJリーガーになる』という目標を持って頑張ってきて、やっと掴んだこのJリーグという舞台は、本当に幸せな場所でした。でもそこに立った瞬間から、今度はそこからステップアップする、生き残るための戦いが始まり、必死に頑張ってきました」 「今回、色々な部分で選手として先が見えてきた中で、ここから先同じような覚悟を持って頑張ることが難しいと思い引退を決断しましたが、大好きなサッカーを思い切りやってこられた幸せな9年間でした」 「自分の中ではサッカーをやり切ったとはっきり言えます。ここまでやってこられたのも、家族や仲間、そして応援してくださる方々の支えのおかげです。本当にありがとうございました」 「これから何をするか決まっていませんが、次も自分らしく頑張ります! 最後に、ファジアーノ岡山、松本山雅FC、そしてザスパクサツ群馬のサポーターの皆さん、いつも背中を押していただき、ありがとうございました。布さんに誘っていただいて群馬に来て、最後に布さんと一緒に昇格でき、笑って終えられて良かったです!」 2019.12.11 13:05 Wed4
群馬が今季就任の奥野僚右監督の続投を発表「魅力的な試合を重ねてまいります」
ザスパクサツ群馬は25日、奥野僚右監督(52)の続投を発表した。 奥野監督は現役最後のクラブとしてザスパ草津でプレー。選手兼監督を務めていた。 その後、古巣の鹿島アントラーズでコーチを務めたほか、モンテディオ山形、アビスパ福岡、JFAナショナルトレセンなどでコーチを務め、今季から群馬の監督に就任していた。 就任1年目の今シーズンは明治安田J2で15勝4分け23敗の勝ち点49で20位と低迷。しかし、チームの底上げに尽力したとコメントしている。 「2021年シーズンも継続して指揮を執らせていただく運びとなりました奥野僚右です。今シーズンはチームの底上げを目標に取り組み、それが最後には形となって勝利を重ねることができました」 「心も新たに、クラブ創設時に掲げたフロンティア精神を持って、地域クラブの先駆者として、群馬の皆様と共に歩み、応援したくなるチームを目指します」 「来シーズンは、サッカーの楽しさを感じていただけるような魅力的な試合を重ねてまいります。ぜひ、スタジアムに足を運んで応援してください」 2020.12.25 14:30 Fri5