勝ち点6剥奪を乗り越えた! 五輪連覇目指すカナダ女子代表が3連勝でベスト8進出、勝ち上がればなでしこと準決勝で対戦【パリ五輪】
2024.08.01 10:25 Thu
2試合連続決勝ゴールのヴァネッサ・ジル
7月31日、パリ・オリンピックの女子サッカー、グループステージ最終節が行われた。
グループAではコロンビア女子代表とカナダ女子代表が対戦した。
チーム関係者がドローンで相手国を偵察したとして勝ち点6を剥奪されていたカナダ。しかし、グループステージ2試合を戦い、開催国フランス女子代表を相手にも後半アディショナルタイムで逆転勝利するなど、連勝を飾り勝ち点を「0」に戻していた。
最終節の段階で首位は勝ち点3のコロンビア、2位にフランスがつける中、カナダは首位のコロンビアと対戦。五輪連覇に向けた道が開かれたこともあり、3連勝でのグループステージ突破を目指した。
試合はなかなかゴールが奪えない状況が続気、勝利しか突破の道がないカナダは攻勢に出て行く。すると迎えた61分、ついにその思いが実る。
フランス戦も土壇場で決勝ゴールを記録したジルは、2試合連続で勝利の立役者に。そのままこの1点を守り切って0-1で勝利を収めた。
もう1試合ではフランスがニュージーランド女子代表を相手に1-2で勝利し、首位はフランス、2位はカナダとなり、3位のコロンビアも上位2カ国に入ったためにベスト8入りを果たした。
なお、カナダは準々決勝でドイツ女子代表と対戦。互いに勝ち上がれば、なでしこジャパンと準決勝で対戦となる。
コロンビア女子代表 0-1 カナダ女子代表
0-1:61分 ヴァネッサ・ジル(カナダ)
グループAではコロンビア女子代表とカナダ女子代表が対戦した。
チーム関係者がドローンで相手国を偵察したとして勝ち点6を剥奪されていたカナダ。しかし、グループステージ2試合を戦い、開催国フランス女子代表を相手にも後半アディショナルタイムで逆転勝利するなど、連勝を飾り勝ち点を「0」に戻していた。
試合はなかなかゴールが奪えない状況が続気、勝利しか突破の道がないカナダは攻勢に出て行く。すると迎えた61分、ついにその思いが実る。
ボックス左でFKを獲得すると、ジェシー・フレミングからの鋭いクロスに対しヴァネッサ・ジルがニアサイドに飛び込んで豪快ヘッド。これがネットに突き刺さり、カナダが先制した。
フランス戦も土壇場で決勝ゴールを記録したジルは、2試合連続で勝利の立役者に。そのままこの1点を守り切って0-1で勝利を収めた。
もう1試合ではフランスがニュージーランド女子代表を相手に1-2で勝利し、首位はフランス、2位はカナダとなり、3位のコロンビアも上位2カ国に入ったためにベスト8入りを果たした。
なお、カナダは準々決勝でドイツ女子代表と対戦。互いに勝ち上がれば、なでしこジャパンと準決勝で対戦となる。
コロンビア女子代表 0-1 カナダ女子代表
0-1:61分 ヴァネッサ・ジル(カナダ)
ヴァネッサ・ジルの関連記事
カナダ女子代表の関連記事
オリンピックの関連記事
記事をさがす
|
カナダ女子代表の人気記事ランキング
1
ドローンで偵察…東京五輪で金メダルのカナダ女子代表が衝撃の愚行、非公認分析官の行為で監督は初戦の指揮辞退…FIFAも懲戒処分へ
パリ・オリンピックのサッカー競技が24日からスタート。先陣を切って男子サッカーがスタートした中、25日には女子サッカーがスタートする。しかし、その開幕を前に、カナダ女子代表が大問題を起こしていた。 事件が起こったのは22日のこと。ニュージーランド女子代表が初戦に向けてトレーニングをしていたところ、上空にドローンが飛んでいたことを発見。ニュージーランドオリンピック委員会(NZOC)が報告した。 なんと、このドローンを飛ばしていたのはカナダ女子代表。両者はグループAに入っており、25日の初戦で対戦する予定だ。 国際サッカー連盟(FIFA)は、この報告を受けて声明を発表。カナダに対しての懲戒手続きを進めるとした。 「FIFA懲戒委員会は、女子のオリンピックサッカーで、カナダ代表の非公認メンバーがドローンを使用し、ニュージーランド女子代表を記録していたと見られる事件を受け、FIFA懲戒規程第13条及び、第33回パリ2024オリンピック本大会、サッカートーナメント競技規則第6.1条に違反した可能性があるとして、カナダサッカー協会のビバリー・プリーストマン氏、ジョセフ・ロンバルディ氏、ジャスミン・マンダー氏に対すす訴訟手続きを開始した。この問題は数日以内に、懲戒委員会に審議のために提出される予定である」 カナダオリンピック委員会(COC)によれば、カナダ女子代表のアシスタントコーチであるマンダー氏が、非公認の分析官であるロンバルディ氏が提出したスカウトの報告書を受け取ったとのこと。これはドローンで撮影したものをもとに作られたとし、いわゆる偵察を行っていたということとなる。 カナダ女子代表を指揮するプリーストマン監督は、今回の剣を受けて自身が責任を負う年、初戦であるニュージーランド女子代表戦で指揮を執らないことを決断した。なお、マンダー氏、ロンバルディ氏はすでに帰国させられているという。 プリーストマン監督は「まず第一に、ニュージーランド女子代表の選手とスタッフ、そしてカナダ女子代表の選手たちに謝罪したい。これは我々のチームが掲げる価値観を反映するものではない」と謝罪。「我々のプログラムにおける行動の最終的な責任は私にある」とした。 また、COCによると、24日にロンバルディ氏が当局に拘束されたことを確認。「COCはフェアプレーを支持しており、衝撃を受け、失望している」と今回の行動を非難。「ニュージーランドサッカー協会、影響を受けた全ての選手、そしてニュージーランドオリンピック委員会に心から謝罪します」としている。 カナダ女子代表は2021年の東京オリンピックで金メダルを獲得。2012年のロンドン、2016年のリオ・デ・ジャネイロで銅メダルを連続で獲得しており、4大会連続でのメダルも期待された中、衝撃的な幕開けとなった。 2024.07.25 17:40 Thu2