マドリー行き決定ムバッペが1G2Aの躍動! カンテも復帰のフランスがルクセンブルクに快勝【国際親善試合】

2024.06.06 05:52 Thu
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国際親善試合のフランス代表vsルクセンブルク代表が5日に行われ、フランスが3-0で快勝した。
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ユーロ2024に向けて最終調整に入るフランスはルクセンブルク、カナダ代表といずれも格下と対戦。デシャン監督はこのルクセンブルクに戦に向けてチュアメニやカマヴィンガらレアル・マドリー勢、ジルーといった一部主力を除きベストメンバーを起用。守護神メニャンやムバッペ、グリーズマンに加え、代表復帰のカンテがスタメンに名を連ねた。攻撃時には左肩上がりでテオ・エルナンデス、コロ・ムアニをウイングバックの形でプレーさせる変則の[3-4-2-1]で臨んだレ・ブルー。立ち上がりから相手を自陣深くに押し込むと、ボックス近辺でムバッペやテュラムが積極的な仕掛けでチャンスの糸口を見いだそうとする。
押し込みながらも決定機まであと一歩という場面が目立つ中、前半半ば過ぎの26分にはグリーズマンのヘディングパスでゴール前に抜け出したムバッペにビッグチャンスが舞い込むが、左足シュートは相手GKのビッグセーブに遭う。

それでも、攻勢を続けると、前半終了間際にようやくゴールをこじ開ける。43分、相手陣内右サイド深くで得たFKの流れからボックス左で仕掛けたムバッペがゴールライン際で上げた柔らかなクロスをフリーのコロ・ムアニが頭で合わせた。
アタッキングサードの連携、精度の部分で課題を残しながらも1点リードで試合を折り返したフランス。後半はウパメカノ、テオ・エルナンデスを下げてサリバ、クラウスをハーフタイム明けに投入した。

後半は立ち上がりにムバッペが単騎突破で決定機を創出したが、以降はなかなか攻め切れない状況に。デシャン監督はカンテ、クンデに代えてザイール=エメリ、パヴァールを投入するなど交代カードを切っていくと、前半同様にセットプレーからゴールが生まれる。

70分、左CKの場面でショートコーナーからボックス手前左でムバッペのパスを足元で受けたクラウスが右足を一閃。強烈なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。

クラウスのゴラッソで2点目を奪ったフランスは、よりオープンな試合展開の中でグリーズマン、ムバッペと自慢のアタッカー陣が畳みかける攻めを見せる。81分にはグリーズマン、テュラムを下げてジルーとA代表デビューのバルコラをピッチに送り込む。

すると85分、左サイドで相手DFからボールを奪い切ったバルコラがショートカウンターのスイッチを入れてボックス内に侵入。冷静に中のムバッペへ横パスを送ると、ムバッペが体勢を崩しながらも右足ダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。

そして、レアル・マドリー行きが決定したムバッペの全ゴールに絡む活躍で格下を一蹴したレ・ブルーは、カナダ戦を経てユーロ本大会に臨む。

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ラビオ&ディーニュ躍動のフランスが敵地でイタリア撃破! 逆転で首位通過決める【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表vsフランス代表が17日に行われ、アウェイのフランスが1-3で勝利した。 ここまで4勝1分けの無敗でグループ首位に立つイタリアは、首位通過を懸けたホームでの大一番に臨んだ。1-0で競り勝ったベルギー代表戦からは先発2人を変更。体調不良の守護神ドンナルンマに代えてヴィカーリオ、ロベッラに代えてロカテッリを起用した。 一方、3勝1分け1敗で2位に付けるフランスはすでに準々決勝進出を決めているなか、逆転での首位通過を目指した。0-0のドローに終わったイスラエル代表戦からは先発7人を変更。サスペンションのカマヴィンガを始めカンテやテオ・エルナンデス、バルコラらがメンバーを外れ、マヌ・コネやディーニュ、エンクンク、テュラムらが起用された。 2点差以上での勝利が逆転首位の条件となるフランスが開始早々にスコアを動かす。2分、ディーニュの左足アウトスウィングの左CKをゴール前で競り勝ったラビオがヘディングシュートをゴール右隅に突き刺した。 前回対戦同様にフランスの開始早々の先制点で幕を開けた大一番は以降もフランスペースで進んでいく。畳みかける攻撃とはならずも、ボールの主導権争いと球際の勝負で優位に立ってゲームをコントロール。 中盤での攻防がメインとなり、膠着状態が続いたが、30分を過ぎて試合が慌ただしく動く。 まずは33分、ボックス手前で仕掛けたエンクンクが得たFKの場面でキッカーのディーニュが左足の鋭いシュートを放つと、枠の左上隅を叩いたボールがGKヴィカーリオの背中に当たってゴールネットに吸い込まれ、ディーニュの左足が演出したオウンゴールによってフランスが追加点を挙げる。 この失点で2位に転落したイタリアはすぐさま反撃に転じると、左サイド深くでトナーリとパス交換したディマルコがゴールライン際までえぐって折り返した浮き球のクロスをファーから絞ったカンビアーゾが左足ダイレクトで合わせ、ものの見事にゴールネットを揺らした。 これで再び首位の座を取り戻したイタリアは完全に押し返す。そして、相手ボックス内でのボールタッチも増やしていくが、フランスもフィニッシュまでは持ち込ませず。アウェイチームの1点リードでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く。 より相手陣内でプレーするものの、なかなか決定機まで持ち込めずにいたフランスだったが、後半もセットプレーで違いを生んだ。65分、テュラムの仕掛けで得た相手陣内左サイド深くでのFKで、キッカーのディーニュが正確なクロスを上げると、ゴール前で競り勝ったラビオがゴール右隅の完璧なコースへヘディングシュートを流し込んだ。 三度ディーニュとラビオに屈して2位に転落したイタリアはここから一気にメンバーを入れ替えていく。失点直後の3枚替えでロベッラ、ラスパドーリ、ケアンを、さらにカンビアーゾを下げてダニエル・マルディーニを投入し前がかる。これによって押し込む形を作り出すが、逃げ切り態勢に入ったフランスの堅守に手を焼く。 1点差のまま迎えた後半最終盤の攻防では押し込んだイタリアが幾度か際どい場面を作り出したが、後半アディショナルタイムのケアンの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブに阻まれて万事休す。 この結果、敵地で会心の勝利を収めたフランスが逆転での首位通過を決めた。 イタリア代表 1-3 フランス代表 【イタリア】 アンドレア・カンビアーゾ(前35) 【フランス】 アドリアン・ラビオ(前2、後20) オウンゴール(前33) 2024.11.18 06:50 Mon
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課題セットプレーで屈したイタリア…スパレッティ監督は敗戦悔やむも「この期間の評価はポジティブ」

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、セットプレー3発に屈して首位通過を逃したフランス代表戦を振り返った。 イタリアは17日、ホームで行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節でフランスと対戦し、0-1で敗戦した。 ここまで4勝1分けの無敗でグループ首位に立つイタリアは、引き分け以上で文句なし、1点差負けでも首位通過を決められる優位な状況で2位のフランスを迎え撃った。 開始早々に失点を喫した前回対戦同様に、この試合では開始2分に左CKからMFアドリアン・ラビオに先制点を決められると、33分にはDFリュカ・ディーニュのクロスバーを叩いた直接FKがGKグリエルモ・ヴィカーリオの背中に当たってゴールネットに吸い込まれる不運なオウンゴールで失点。 直後にDFアンドレア・カンビアーゾのゴールですぐさま1点を返して試合を折り返したが、拮抗した後半半ばに今度はディーニュのFKを再びラビオにヘディングで決められて突き放された。その後、終盤の猛攻も撥ね返されて1-3の敗戦となったアッズーリは、2位でグループステージの戦いを終えることになった。 同試合後、イタリア『RAI Sport』のインタビューに応じた指揮官は、以前からの課題であるセットプレーの守備から喫した3失点を悔やんだ。 「残念ながら、これが現状だ。もっとリラックスした雰囲気でプレッシャーも少なくできたはずにもかかわらず、コーナーキックからすぐに失点してしまった」 「その後、我々は無理やり追い上げようとし、多くのエネルギーを消費した。ただ、セットプレーを多く許したのは偶然かもしれない。均衡した試合で、我々は巻き返せると感じていたが、セットプレーでもう1ゴールを決めた後、フランスは完全に引いて守りを固める形となり、スペースを見つけるのが困難だった」 さらに、セットプレーの守備の問題とともに敗因のひとつとして、本来であればストロングポイントとなる中盤で優位性をもたらせなかったことを挙げた。 「我々にとって最も問題だったのは、ミッドフィールダーがボールを『きれいに』扱わなかったことだ。我々はもっとボール保持の質を高め、狭いスペースでボールを奪い返す必要があったが、それが十分にできなかった」 ホームでの苦い敗戦に加え、首位通過を逃したことで、UNL準々決勝では各グループの首位チームとの対戦が決定した。 それでも、スパレッティ監督は「この期間の全体的な評価は間違いなくポジティブだ」と、ユーロ2024の厳しい結果からチームが着実に成長していると前を向いていた。 「今夜も良いところがいくつかあったが、明らかにこの敗北は自信という点で問題を引き起こしている。ただ、自信を奪うべきではない。なぜなら、我々は要所でそれを示したからだ」 2024.11.18 08:35 Mon

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