デ・ブライネが代表100試合出場を自らのゴールで祝う! ベルギーがモンテネグロに快勝【国際親善試合】
2024.06.06 05:29 Thu
国際親善試合のベルギー代表vsモンテネグロ代表が5日に行われ、ベルギーが2-0で勝利した。
ユーロ2024に向けて最終調整に入るベルギーはモンテネグロ、ルクセンブルク代表といずれも格下と対戦。テデスコ監督はこのモンテネグロ戦に向け、ルカクやヴェルトンゲンといった一部主力を負傷で欠いたが、デ・ブライネやカラスコ、オペンダらをスタメンで起用した。
この試合で代表通算100試合出場達成のデ・ブライネを称えるセレモニーも実施された中でスタートした一戦。地力で勝るベルギーは立ち上がりにバカヨコの右クロスからカラスコのヘディングシュート、ボックス内でのフェルメーレンのシュートと立て続けに決定機を創出する。
以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開すると、16分にはオペンダの完璧なラストパスに抜け出したカラスコにGKと一対一のビッグチャンスが舞い込むが、ここも仕留め切れない。
前半半ばから終盤にかけてもサイドを起点に再三の決定機を作り出すも、相手GKサルキッチのビッグセーブを前にゴールが遠いベルギー。それでも、前半終了間際の44分には相手DFの不用意なバックパスを何とかカバーしようとエリア外に出たサルキッチのクリアを高い位置でカットしたデ・ブライネが無人のゴールへ丁寧なミドルレンジのシュートを流し込み、自身のメモリアルゲームを祝うゴールを挙げた。
立ち上がりは慣れないメンバー構成やモンテネグロの勢いもあって守勢を強いられたベルギー。とりわけ、4バックのセンターバックではあまりプレーしていないヴィツェルが不用意なロストやオスマイッチに振り切られて決定的なシュートを打たれるなど、試合に入り切れない。一方でチームはデ・カイパーの鋭いミドルシュートでGKサルキッチにファインセーブを強いる場面も。
以降は徐々に守備が安定してきたものの、攻撃が停滞するベルギー。左サイドのドクが幾度か単騎突破でチャンスを作り出すが、展開力と創造性を欠く攻撃は完全に停滞。後半はなかなか効果的にチャンスを作り出せない。
その後、後半終盤に退場者を出した相手に対してベルギーは後半アディショナルタイムにドクの仕掛けからPKを獲得。これをキッカーのトロサールが冷静に右隅へ決め切った。
そして、モンテネグロに2-0で勝ち切ったベルギーは、ルクセンブルク戦を経てユーロ本大会に臨む。
ユーロ2024に向けて最終調整に入るベルギーはモンテネグロ、ルクセンブルク代表といずれも格下と対戦。テデスコ監督はこのモンテネグロ戦に向け、ルカクやヴェルトンゲンといった一部主力を負傷で欠いたが、デ・ブライネやカラスコ、オペンダらをスタメンで起用した。
この試合で代表通算100試合出場達成のデ・ブライネを称えるセレモニーも実施された中でスタートした一戦。地力で勝るベルギーは立ち上がりにバカヨコの右クロスからカラスコのヘディングシュート、ボックス内でのフェルメーレンのシュートと立て続けに決定機を創出する。
前半半ばから終盤にかけてもサイドを起点に再三の決定機を作り出すも、相手GKサルキッチのビッグセーブを前にゴールが遠いベルギー。それでも、前半終了間際の44分には相手DFの不用意なバックパスを何とかカバーしようとエリア外に出たサルキッチのクリアを高い位置でカットしたデ・ブライネが無人のゴールへ丁寧なミドルレンジのシュートを流し込み、自身のメモリアルゲームを祝うゴールを挙げた。
1点リードで試合を折り返したホームチームはハーフタイムで一気に6人を交代。デ・ブライネやカラスコ、ムニエらを下げてヴィツェルやドク、トロサールらを投入した。
立ち上がりは慣れないメンバー構成やモンテネグロの勢いもあって守勢を強いられたベルギー。とりわけ、4バックのセンターバックではあまりプレーしていないヴィツェルが不用意なロストやオスマイッチに振り切られて決定的なシュートを打たれるなど、試合に入り切れない。一方でチームはデ・カイパーの鋭いミドルシュートでGKサルキッチにファインセーブを強いる場面も。
以降は徐々に守備が安定してきたものの、攻撃が停滞するベルギー。左サイドのドクが幾度か単騎突破でチャンスを作り出すが、展開力と創造性を欠く攻撃は完全に停滞。後半はなかなか効果的にチャンスを作り出せない。
その後、後半終盤に退場者を出した相手に対してベルギーは後半アディショナルタイムにドクの仕掛けからPKを獲得。これをキッカーのトロサールが冷静に右隅へ決め切った。
そして、モンテネグロに2-0で勝ち切ったベルギーは、ルクセンブルク戦を経てユーロ本大会に臨む。
ベルギー代表の関連記事
国際親善試合の関連記事
|
ベルギー代表の人気記事ランキング
1
2ゴールで逆転残留の立役者となったルカク「仲間たちがいてくれたおかげ」
ベルギー代表FWロメル・ルカクが23日にホームで行われ、3-0で完勝したUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグのウクライナ代表戦を振り返った。 3日前にアウェイで行われた1stレグで先勝を許したベルギーは、その試合からスタメンを7人と大幅に変更し、運命の2ndレグに臨んだ。 立ち上がりから主導権を握ったベルギーだが、前半はなかなか決定機を作ることができずにゴールレスで終了。後半に入っても攻め続けるベルギーは70分にデ・カイパーのゴールで待望の先制点を奪う。 このゴールで勢いづいたベルギーは、75分にデ・ブライネの左クロスからエースFWルカクが左足ボレーを突き刺し、2戦合計スコアをタイに戻す。さらに86分にも、ヴァナケンのロングスルーパスに反応したルカクがボックス右からダイレクトシュートをゴール左隅に流し込み、3-0で完勝。ベルギーが2戦合計スコア4-3でリーグA逆転残留決めた。 この試合で2ゴールを決め、逆転残留の立役者となったルカクはチームメイトやファンへ感謝を語った。 「最高の試合だった。もちろんファンにも感謝したい。経験豊富なメンバーが仕事をしたし、若手も仕事をした。1stレグでは苦戦を強いられた。だから我々はそのすべてを分析し、今日は完全に相手を圧倒した」 「サイドでより多くのプレーをし、非常に危険な存在になることができた。せっかくのチャンスを外してしまったことにはがっかりした。でも、幸運なことに仲間たちがいてくれたおかげで、僕は再びチャンスをつかみ、2ゴールを決めることができた。我々は試合を楽しむことができたし、素晴らしいパフォーマンスを見せたみんなを祝福したい」 2025.03.24 10:00 Mon2
北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat3
ベルギー代表のテデスコ監督が退任…成績不振に守護神クルトワとの確執も
ベルギーサッカー協会(KBVB)は17日、ドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表した。 テデスコ監督はシュツットガルトやホッフェンファイムの下部組織で指揮を執り、エルツゲビルゲ・アウエで初めてファーストチームを指揮。その後はシャルケやスパルタク・モスクワ、RBライプツィヒを率いた。 2023年2月には、カタール・ワールドカップ(W杯)を最後に退任したロベルト・マルティネス監督の後任としてベルギー代表指揮官に就任。しかし、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)が代表招集を拒否するなど、選手の招集や起用を巡って不和が生じ、ユーロ2024はラウンド16で敗退した。 さらに、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグA・グループ2を1勝1分け4敗の3位で終え、リーグBとの入れ替えプレーオフに回ることに。KBVBは後任探しを進めていると報じられていた。 フランス『レキップ』によると、後任の最有力候補は2023年11月にナポリを去って以来フリーのルディ・ガルシア氏(60)。ロベルト・マルティネス監督体制下でアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏(47)も候補に挙がっている。 2025.01.17 23:05 Fri4
リーグA逆転残留を決めた選手を称えるルディ・ガルシア監督「選手たちを誇りに思う」
ベルギー代表を率いるルディ・ガルシア監督が23日にホームで行われ、3-0で完勝したUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグのウクライナ代表戦を振り返った。 3日前にアウェイで行われた1stレグで先勝を許したベルギーは、その試合からスタメンを7人と大幅に変更し、運命の2ndレグに臨んだ。 立ち上がりから主導権を握ったベルギーだが、前半はなかなか決定機を作ることができずにゴールレスで終了。後半に入っても攻め続けるベルギーは70分にデ・カイパーのゴールで待望の先制点を奪う。 このゴールで勢いづいたベルギーは、75分にデ・ブライネの左クロスからエースFWルカクが左足ボレーを突き刺し、2戦合計スコアをタイに戻す。さらに86分にも、ヴァナケンのロングスルーパスに反応したルカクがボックス右からダイレクトシュートをゴール左隅に流し込み、3-0で完勝。ベルギーが2戦合計スコア4-3でリーグA逆転残留決めた。 就任後初白星を飾ったルディ・ガルシア監督は、リーグA逆転残留を決めた選手たちを称えた。 「とても満足しているし、選手たちを誇りに思う。彼らは私が期待した通りのプレーをしてくれた。試合を通して、特にカウンターからのプレッシャーには激しさがあったし、チャンスもたくさんあった。延長戦を避けるために3ゴールを奪うことができたことをうれしく思う」 「プレーオフの1stレグが終わったとき、私は選手たちのプライドが爆発するような反応を期待していたよ。そして選手たちは、本来の力を発揮して最高の形でプレーオフを終えることができたんだ。また、我々が逆転することができたのは、スタジアムに集まった2万人のサポーターのおかげでもある。チームはベルギー国民に誇りを与えたと思う」 2025.03.24 09:00 Mon5