主役ロイスが1G1Aでホーム最終戦飾る! 4発快勝ドルトムントがCL決勝へ大きな弾み【ブンデスリーガ】
2024.05.19 00:30 Sun
ブンデスリーガ最終節、ドルトムントvsダルムシュタットが18日にジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、ホームのドルトムントが4-0で勝利した。
立ち上がりから左のアデイェミのスピードを活かして押し込むドルトムントは、この日の主役に序盤から見せ場が訪れる。
まずは7分、アデイェミの仕掛けで得たボックス左付近のFKの場面でロイスが直接狙うが、これはわずかに枠の右。さらに、直後の11分には右サイドを突破したサンチョからのグラウンダーの折り返しを、再びロイスがシュートに持ち込むが、右足シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
さらに、38分にはペナルティアーク左で自ら得たFKをロイスが直接狙うと、壁のギリギリ上を越えたシュートがゴール左隅に突き刺さり、背番号11が愛する本拠地での最後のゴールを決めた。
ロイスの1ゴール1アシストの活躍によって2点リードで試合を折り返したドルトムント。後半も押し込む展開が続くと、56分にはボックス手前の好位置で得たFKでロイスに見せ場が訪れるが、ゴール左隅を狙ったシュートはわずかに枠を外れる。
61分にはフュルクルク、アデイェミを下げてブラント、マレンを同時投入すると、この交代策が決定的な3点目をもたらす。72分、左サイドでサンチョの浮き球パスに反応したブラントがDFを引き離してボックス内に侵入。最後は左足の正確なシュートを流し込んだ。
その後、81分にはこの日の主役ロイスがエンメチャとの交代でピッチを後に。ドルトムントの選手だけでなくダルムシュタットの選手も花道を作り、ドルトムントのレジェンドのこれまでの献身を称えた。
さらに、試合終了間際の88分にマレンのゴールでトドメの4点目を挙げたドルトムントは、今季のホーム最終戦を快勝で飾り、聖地ウェンブリーでの大一番に向けて大きな弾みを付けた。
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6月1日にレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えるドルトムント。すでに5位を確定させて来季CL出場権を確保した中、ホーム開催の今季リーグ最終戦ではCLファイナルへ弾みを付けるべく、最下位での降格が確定したダルムシュタット相手に大勝を狙った。テルジッチ監督は主力温存で大敗したマインツ戦からシュロッターベック、ロイスを除く先発9人を変更。フンメルスやジャン、サンチョ、フュルクルクといった主力が復帰。なお、今季限りで退団のロイスはこれが正真正銘のホームラストマッチとなった。まずは7分、アデイェミの仕掛けで得たボックス左付近のFKの場面でロイスが直接狙うが、これはわずかに枠の右。さらに、直後の11分には右サイドを突破したサンチョからのグラウンダーの折り返しを、再びロイスがシュートに持ち込むが、右足シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
時間の経過と共に試合はやや膠着状態に陥ったが、やはりBVBの千両役者が決定的な仕事を果たす。30分、ザビッツァーの強烈なミドルシュートがクロスバーを叩くと、このこぼれ球を繋ぎボックス手前左でロイスの丁寧な落としに反応したマートセンの抑えの利いた左足の対角シュートがゴール右隅に突き刺さった。
さらに、38分にはペナルティアーク左で自ら得たFKをロイスが直接狙うと、壁のギリギリ上を越えたシュートがゴール左隅に突き刺さり、背番号11が愛する本拠地での最後のゴールを決めた。
ロイスの1ゴール1アシストの活躍によって2点リードで試合を折り返したドルトムント。後半も押し込む展開が続くと、56分にはボックス手前の好位置で得たFKでロイスに見せ場が訪れるが、ゴール左隅を狙ったシュートはわずかに枠を外れる。
61分にはフュルクルク、アデイェミを下げてブラント、マレンを同時投入すると、この交代策が決定的な3点目をもたらす。72分、左サイドでサンチョの浮き球パスに反応したブラントがDFを引き離してボックス内に侵入。最後は左足の正確なシュートを流し込んだ。
その後、81分にはこの日の主役ロイスがエンメチャとの交代でピッチを後に。ドルトムントの選手だけでなくダルムシュタットの選手も花道を作り、ドルトムントのレジェンドのこれまでの献身を称えた。
さらに、試合終了間際の88分にマレンのゴールでトドメの4点目を挙げたドルトムントは、今季のホーム最終戦を快勝で飾り、聖地ウェンブリーでの大一番に向けて大きな弾みを付けた。
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【ブンデス第12節プレビュー】今季ホーム戦全勝のドルトムントと首位バイエルンによるデア・クラシカー
前節は日本人対決が2試合行われ、DFチェイス・アンリとMF三好康児が終盤に出場したシュツットガルトvsボーフムはシュツットガルトが快勝し、FW町野修斗とMF佐野海舟が共に先発したホルシュタイン・キールvsマインツはマインツに軍配が上がった。迎える第12節、ドルトムントvsバイエルンによるデア・クラシカーが行われる。 5位ドルトムント(勝ち点19)は前節、フライブルクに快勝し、今季の公式戦ホーム戦全勝を維持した。そして水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではディナモ・ザグレブ相手に苦手のアウェイで3発快勝。主将MFジャンを出場停止で欠くが、コンディション不良明けの主砲FWギラシーにザグレブ戦でゴールが生まれており、良好なチーム状態でデア・クラシカーに臨む。 一方、首位バイエルン(勝ち点29)は前節アウグスブルク戦をFWケインのハットトリックで後半に3ゴールを挙げ、終わってみれば快勝とした。そして火曜に行われたCLではパリ・サンジェルマンを撃破。公式戦7連勝と勢い付く中、デア・クラシカーを制して首位独走に拍車をかけられるか。 バイエルンを9ポイント差で追う4位レバークーゼン(勝ち点20)は10位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。レバークーゼンは前節ハイデンハイム相手に2点差をひっくり返しての逆転勝利で4試合ぶりの白星を手にした。そして火曜に行われたCLではザルツブルクに5発圧勝。2戦連続5ゴールを奪っての快勝とした中、FWボニフェイスの負傷欠場の穴をしっかりと埋める活躍を見せたFWシックの躍動に今節も期待したい。 今節の日本人対決は勝ち点17で並ぶMF堂安律のフライブルクとDF板倉滉のボルシアMGの一戦。7位フライブルク(勝ち点17)は前節、ドルトムントに0-4で完敗。先発した堂安も大きな見せ場は作れなかった。ここ4戦勝ちなし(2分け2敗)と躓いているが、不調気味のチームを堂安は救えるか。 対するボルシアMGは前節、ザンクト・パウリに快勝。日本代表帰りの板倉はフル出場でシャットアウト勝利に貢献した。フライブルクとは対照的に5戦負けなし(3勝2分け)と好調な中、堂安とのマッチアップが見られる可能性がある板倉は3戦連続シャットアウトにチームを導けるか。 DFチェイス・アンリの9位シュツットガルト(勝ち点16)は12位ブレーメン(勝ち点15)と対戦。シュツットガルトは前節ボーフム戦、チェイス・アンリが終盤出場でクローザーの役目を果たした中、2-0で勝利。ただ、水曜に行われたCLではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に1-5の大敗を喫した。守備が崩壊した中、出番のなかったチェイス・アンリに先発のチャンスは訪れるか。 そのシュツットガルトに敗れた最下位ボーフム(勝ち点2)は14位アウグスブルク(勝ち点12)と対戦。前々節移籍後初ゴールを挙げた三好は引き続きベンチからチャンスを窺うことになりそうだ。 MF佐野が先発を続ける8位マインツ(勝ち点16)は13位ホッフェンハイム(勝ち点12)と対戦。前節は得意のアウェイで佐野が攻守に存在感を示した中、キールに快勝。クラブ記録のアウェイ戦9戦負けなしとした中、前々節初勝利を挙げたホームで連勝を伸ばせるか。 そのマインツ戦で5試合ぶりの先発だった町野は悔しい前半33分の交代に。17位キール(勝ち点5)は16位ザンクト・パウリ(勝ち点8)との昇格組対決となるが、町野に鬱憤を晴らす機会は訪れるか。 ◆ブンデスリーガ第12節 ▽11/29(金) 《28:30》 ザンクト・パウリvsホルシュタイン・キール ▽11/30(土) 《23:30》 ライプツィヒvsヴォルフスブルク ブレーメンvsシュツットガルト フライブルクvsボルシアMG アウグスブルクvsボーフム ウニオン・ベルリンvsレバークーゼン 《26:30》 ドルトムントvsバイエルン ▽12/1(日) 《23:30》 マインツvsホッフェンハイム 《25:30》 ハイデンハイムvsフランクフルト 2024.11.29 18:00 Fri5