負傷のセビージャMFラメラがシーズン終了…SNSに複雑な心境綴る

2024.05.07 12:05 Tue
セビージャMFラメラ
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セビージャMFラメラ
セビージャの元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラが今季をひと足先に終える運びとなった。

グラナダをホームに迎え撃った5日のラ・リーガ第34節に先発したラメラだが、74分に負傷交代。6日付けのクラブ発表によると、右ヒザ内側外側じん帯に軽度のねん挫が確認され、残り4試合に出られないため、シーズン終了になるという。

母国クラブのリーベル・プレートやローマ、そしてトッテナムでクラブキャリアを築き、2021年夏からセビージャに活躍の場を移したラメラ。昨季は公式戦49試合で9得点3アシストとセビージャ入りしてから最高のシーズンを過ごした。
だが、今季はケガ続きで、ここまで出場数が公式戦を通じても19試合にとどまり、ゴール関与も2得点1アシストと輝き切れず。32歳アタッカーはクラブからの発表を受け、自身の公式Xにメッセージを残した。

「セビリスタ! 昨日が今季最後の試合になってしまったのがすごく悲しく、理解しがたいし、まだ気持ちも整理できていない。でも、これからは回復に努めないとだし、残るリーグ戦に向け、チームメイトを励ましていく。メッセージをありがとう」

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ソシエダが今季ホーム最終戦を白星で飾る! 久保建英は躍動も22歳バースデー弾&二桁ゴールならず《ラ・リーガ》

ラ・リーガ最終節、レアル・ソシエダvsセビージャが4日にアノエタで行われ、ホームのソシエダが2-1で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は72分までプレーした。 前節、アトレティコ・マドリーに敗れたものの、10シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した4位のソシエダ。試合前から歓喜に満ちたアノエタでのホーム最終戦では、ヨーロッパリーグ(EL)決勝でローマを破って7度目の優勝を決めた11位のセビージャを迎え撃った。なお、イマノル監督はシーズン二桁ゴールが懸かる久保ら主力をスタメンで送り出した。 試合前にEL王者を称えるパシージョでアウェイチームを迎えたソシエダだが、キックオフと同時にアグレッシブな姿勢を打ち出していく。 [4-3-3]の右ウイングでスタートした久保は、プリメーラ初先発のDFオルミゴを相手に序盤からデュエル、テクニックで翻弄。攻撃の起点として早速存在感を示す。そういった中、チームも立ち上がりから主砲セルロートが続けて決定機に絡む。 一方、メンバーは入れ替えたものの、EL決勝の激闘の疲労を感じさせる重さが見受けられる中、モンティエルが筋肉系のトラブルでプレー続行不可能に。9分にヘスス・ナバスがスクランブル投入された。 序盤以降も完全に主導権を握るラ・レアルは、相手守備のギャップを効果的に使いながらサイドだけでなく中央も使って攻め立てる。15分には22歳のバースデーゴールを狙う久保がダイレクトシュートを狙うが、枠を捉え切れない。 それでも、前半半ば過ぎの28分にはボックス手前でルーズボールを収めたバレネチェアが自らシュートには持ち込めずも、冷静にマイナスへ落とす。これをブライス・メンデスが見事な左足のダイレクトシュートでゴール右隅へ突き刺した。 幸先よく先制に成功したことで余裕が出てきたホームチームは、ここから久保が躍動。30分にはタッチライン際での鮮やかな仕掛けで長い距離を持ち上がってブライス・メンデスのシュートチャンスを演出。また、ボックス付近では積極的に左足を振っていく。その後も1枚カードをもらったオルミゴ相手に質的優位をもたらし、スタンドを沸かせたが、決定的な仕事には至らず。 ソシエダの1点リードで折り返した試合。セビージャはハーフタイム明けにタンギ・ニアンズとテレスを同時投入。すると、後半立ち上がりにはそのテレスの左クロスからオリベル・トーレスが右ポスト直撃のシュート。さらに、53分にもブエノが鋭いミドルシュートでGKレミロを脅かすなど良い入りを見せた。 一方、後半序盤の守勢を凌いだソシエダは60分過ぎに3枚替えを敢行。これがラストマッチとなるイジャラメンディを下げてオヤルサバルらをピッチに送り出した。 64分には後半初めて久保に決定機が訪れるが、ボックス手前で放った左足シュートはわずかに枠の右へ外れた。すると、72分にお役御免となった久保はチョとの交代でベンチへ下がり、バースデーゴールと今季二桁ゴール達成とはならなかった。 ただ、チームは直後の73分に相手陣内でヘディングのパスを繋ぐと、ボックス手前でボールを受けたチョが右足のシュートをゴール左隅へ流し込み、待望のプリメーラ初ゴールを奪取した。 これで苦しくなったセビージャだが、直後に一矢報いるゴールを奪う。77分、中盤での潰しからスソの浮き球のフィードに反応したラメラがボックス内でDFと交錯しながらも左足のシュートを流し込んだ。 その後、試合終盤はオープンな展開となると、チョやスソに幾度か際どいシーンが訪れたものの、スコアは動かぬままタイムアップ。疲労困憊のセビージャを2-1で退けたラ・レアルが、今シーズンのホーム最終戦を白星で飾った。 2023.06.05 03:39 Mon
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セビージャの新SDはビクトル・オルタ氏に! リーズ前SDは過去にTDとして7年在籍

セビージャは20日、ビクトル・オルタ氏(44)を新たなスポーツディレクター(SD)として招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 セビージャは先日、2度の在任期間に辣腕を発揮していたモンチ氏がSD職を退任。その後、同氏はアストン・ビラへ旅立つ形となった。 そして、辣腕SDの後任として指名されたのは、2006年から2013年までテクニカルディレクター(TD)を務めていたオルタ氏だ。 オルタ氏はレアル・バジャドリーやセビージャでTDを務め、その後はゼニト、エルチェでSDを担当。ミドルズブラでのディレクターを務め、2017年5月にリーズのSDに就任。 2020年にプレミアリーグへの昇格を決めたが、下部リーグ時代にチームを支え、昇格へと貢献。選手やスタッフの採用を担当してきた。しかし、今シーズンのチームは序盤から苦戦。チームが残留争いに巻き込まれていた今年5月にチームを去ることとなった。 2023.06.21 00:49 Wed

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