無敗継続レバークーゼンが敵地オリンピコで1年前のリベンジ! ミス響いたローマは厳しい状況に【EL】
2024.05.03 06:03 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、ローマvsレバークーゼンが2日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのレバークーゼンが2-0で先勝した。
準々決勝でミランとの同国対決を2戦合計3-1で制したローマは、準優勝した昨季に続くベスト4進出を果たした。セリエAでは直近のナポリ戦をしぶとく2-2のドローで終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位以内をキープしたデ・ロッシのチームは、厳しい日程が続く中で今回の初戦を迎えた。そのナポリ戦からは先発4人を変更。クリステンセン、エンディカ、ボーヴェ、アズムンに代えてカルスドルプ、スモーリング、パレデス、ルカクと主力が復帰した。
一方、ウェストハムを2戦合計3-1で撃破して同じく2季連続の4強入りを決めたレバークーゼン。さらに、無敗優勝を目指すブンデスリーガでは2点ビハインドの前節シュツットガルト戦を後半ラストプレーの劇的ゴールで2-2のドローに持ち込み、公式戦無敗記録を「46」に更新。そして、この一戦では昨年5月に黒星を付けられた因縁の相手にリベンジを狙った。そのシュツットガルト戦からは先発5人を変更。GKをコヴァルに入れ替えたほか、パラシオス、ホフマンらに代えてジャカ、ヴィルツの主力が復帰した。
ソールドアウトのオリンピコで幕を開けた一戦は立ち上がりから拮抗。開始直後には押し込んだレバークーゼンがジャカのミドルシュートなどでチャンスを窺う。
これに対してローマも中盤で幾度か良い形でボールを引っかけると、スムーズなカウンターからディバラの鋭い枠内シュートなどチャンスを作り出す。15分を過ぎた辺りから優勢に進めると、21分にはディバラの右CKをファーで収めたパレデスが右足アウトで叩く技ありの折り返しを入れると、これをゴール前のルカクがヘディングシュート。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
だが、28分には左サイドで押し込んだ流れからDFカルスドルプの内側への軽率な横パスをグリマルドがボックス左でカット。3対1の状況でグリマルドは冷静に中央でフリーのヴィルツにプレゼントパスを送ると、これを背番号10が右足で冷静に流し込んだ。
この先制点によって完全に流れを引き寄せたレバークーゼンは、アドリ、フリンポンの快足2シャドーで質的優位を作り出すと、そこにグリマルド、ヴィルツも絡む形で決定機を創出。2点目を強く匂わせる。
前半終盤にかけてはオープンな攻防の中で決定機を作り合ったが、決め切ることはできず。アウェイチームの1点リードでハーフタイムに突入した。
後半は入りこそローマが押し込んだものの、クリスタンテがフリーのヘディングシュートを外すなど仕留め切れない。すると、時間の経過と共にレバークーゼンがゲームをコントロールしていく。
この展開を受け、デ・ロッシ監督は63分にカルスドルプを下げてアンヘリーニョを投入。エル・シャーラウィを右ウイングバックに回して[3-5-2]の布陣に変更したが、これも即流れを変える一手とはならず。
一方、ゲームはコントロールしていたものの、追加点を奪えずにいたレバークーゼンだったが、鮮烈な一撃から2点目が生まれる。73分、ヴィルツを起点としたカウンターからペナルティアーク付近でスタニシッチが潰れたところをサポートしたアンドリッヒが右足を一閃。鋭いミドルシュートがゴール左隅の完璧なコースを射抜いた。
この2失点目で厳しくなったローマは、ルカクとパレデスを下げて保有元との対戦となるアズムン、バルダンツィを投入。よりリスクを冒してまでに出る中、84分にはペッレグリーニのスルーパスからそのアズムンに決定機。だが、ここはDFインカピエの好守に遭い、勢いを失ったシュートはGKコヴァルにセーブされた。
その後、互いに交代カードを切って臨んだ後半最終盤の攻防ではローマにビッグチャンスが訪れる。だが、GKコヴァルが飛び出した状況でエル・シャーラウィが折り返した浮き球のボールをゴール前のエイブラハムが頭で合わせるも、これはクロスバーを越えた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、オリンピコで1年前のリベンジを果たしたレバークーゼンが公式戦無敗を「47」に更新する先勝を収めた。一方、ホームで敗れたローマは来週にアウェイで行われる2ndレグでの逆転を目指す。
準々決勝でミランとの同国対決を2戦合計3-1で制したローマは、準優勝した昨季に続くベスト4進出を果たした。セリエAでは直近のナポリ戦をしぶとく2-2のドローで終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位以内をキープしたデ・ロッシのチームは、厳しい日程が続く中で今回の初戦を迎えた。そのナポリ戦からは先発4人を変更。クリステンセン、エンディカ、ボーヴェ、アズムンに代えてカルスドルプ、スモーリング、パレデス、ルカクと主力が復帰した。
一方、ウェストハムを2戦合計3-1で撃破して同じく2季連続の4強入りを決めたレバークーゼン。さらに、無敗優勝を目指すブンデスリーガでは2点ビハインドの前節シュツットガルト戦を後半ラストプレーの劇的ゴールで2-2のドローに持ち込み、公式戦無敗記録を「46」に更新。そして、この一戦では昨年5月に黒星を付けられた因縁の相手にリベンジを狙った。そのシュツットガルト戦からは先発5人を変更。GKをコヴァルに入れ替えたほか、パラシオス、ホフマンらに代えてジャカ、ヴィルツの主力が復帰した。
これに対してローマも中盤で幾度か良い形でボールを引っかけると、スムーズなカウンターからディバラの鋭い枠内シュートなどチャンスを作り出す。15分を過ぎた辺りから優勢に進めると、21分にはディバラの右CKをファーで収めたパレデスが右足アウトで叩く技ありの折り返しを入れると、これをゴール前のルカクがヘディングシュート。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
枠に救われてピンチを凌いだレバークーゼンも直後にビッグチャンス。23分、数的優位で仕掛けたカウンターからヴィルツのスルーパスに抜け出したフリンポンがボックス右でGKと一対一となるが、ここは守護神スヴィラールにコースを消されてシュートを枠の右に外してしまう。
だが、28分には左サイドで押し込んだ流れからDFカルスドルプの内側への軽率な横パスをグリマルドがボックス左でカット。3対1の状況でグリマルドは冷静に中央でフリーのヴィルツにプレゼントパスを送ると、これを背番号10が右足で冷静に流し込んだ。
この先制点によって完全に流れを引き寄せたレバークーゼンは、アドリ、フリンポンの快足2シャドーで質的優位を作り出すと、そこにグリマルド、ヴィルツも絡む形で決定機を創出。2点目を強く匂わせる。
前半終盤にかけてはオープンな攻防の中で決定機を作り合ったが、決め切ることはできず。アウェイチームの1点リードでハーフタイムに突入した。
後半は入りこそローマが押し込んだものの、クリスタンテがフリーのヘディングシュートを外すなど仕留め切れない。すると、時間の経過と共にレバークーゼンがゲームをコントロールしていく。
この展開を受け、デ・ロッシ監督は63分にカルスドルプを下げてアンヘリーニョを投入。エル・シャーラウィを右ウイングバックに回して[3-5-2]の布陣に変更したが、これも即流れを変える一手とはならず。
一方、ゲームはコントロールしていたものの、追加点を奪えずにいたレバークーゼンだったが、鮮烈な一撃から2点目が生まれる。73分、ヴィルツを起点としたカウンターからペナルティアーク付近でスタニシッチが潰れたところをサポートしたアンドリッヒが右足を一閃。鋭いミドルシュートがゴール左隅の完璧なコースを射抜いた。
この2失点目で厳しくなったローマは、ルカクとパレデスを下げて保有元との対戦となるアズムン、バルダンツィを投入。よりリスクを冒してまでに出る中、84分にはペッレグリーニのスルーパスからそのアズムンに決定機。だが、ここはDFインカピエの好守に遭い、勢いを失ったシュートはGKコヴァルにセーブされた。
その後、互いに交代カードを切って臨んだ後半最終盤の攻防ではローマにビッグチャンスが訪れる。だが、GKコヴァルが飛び出した状況でエル・シャーラウィが折り返した浮き球のボールをゴール前のエイブラハムが頭で合わせるも、これはクロスバーを越えた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、オリンピコで1年前のリベンジを果たしたレバークーゼンが公式戦無敗を「47」に更新する先勝を収めた。一方、ホームで敗れたローマは来週にアウェイで行われる2ndレグでの逆転を目指す。
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