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ベルナルド弾で競り勝った王者シティが決勝進出! 敗れたチェルシーは来季欧州戦出場へ崖っぷちの状況に…【FAカップ】
2024.04.21 03:22 Sun
FAカップ準決勝、マンチェスター・シティvsチェルシーが20日にウェンブリー・スタジアムで行われ、1-0で勝利したシティが決勝進出を決めた。
大会連覇を目指すシティは準々決勝でニューカッスルを2-0で撃破し、ベスト4進出。決勝行きを懸けたこの一戦では、プレミアリーグで2戦2分けの相手に今季初勝利を狙った。グアルディオラ監督は、PK戦の末に敗れたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦から中2日の一戦に向けて先発4人を変更。GKにオルテガを起用したほか、ルベン・ディアス、グヴァルディオルに代えてアケ、ストーンズ。負傷でメンバー外のハーランド代役にアルバレスを起用した。
一方、リーグ戦での低迷によって来季のヨーロッパ出場権獲得へ今大会制覇が至上命令となるチェルシー。前ラウンドではチャンピオンシップ(2部)のレスター・シティに苦戦しながらも4-2で勝ち切って4強入りを決めた。ポチェッティーノ監督は6-0で圧勝したエバートン戦から先発1人を変更。ムドリクに代えて負傷明けのエンソ・フェルナンデスを起用した。
シティがストーンズの偽CB、ベルナルド・シウバ、グリーリッシュを両翼に配置した[4-1-4-1]で臨んだのに対して、チェルシーは2列目に右からマドゥエケ、パーマー、ギャラガーを配置した[4-2-3-1]でスタート。
立ち上がりは互いに前から強く圧力をかけ合い、ショートカウンターの形からチャンスを窺う展開となった。
前半半ばから終盤にかけてはシティがボール保持率を高めて押し込む形を作り出し、相手のコンパクトな守備に対してデ・ブライネやアルバレスを起点に点と点で合わせるコンビネーションでチャンスを窺うが、GKペトロビッチの好守や守備陣の身体を張った対応に阻まれる。
一方、チェルシーはジャクソンが背後への抜け出しからのビッグチャンスでフィニッシュまで持ち込めなかったが、37分にはボックス内で見事な切り返しからの左足シュートでGKオルテガを脅かす決定機を創出。だが、前半の内にゴールをこじ開けることはできなかった。
ゴールレスでの折り返しとなった後半、シティはストーンズを下げてルベン・ディアスをハーフタイム明けに投入。後半立ち上がりはオープンな展開になると、49分には裏へ抜け出したジャクソンが続けて決定機を迎えるが、いずれもGKオルテガの好守に遭う。直後の53分にはボックス付近でボールを受けたフォーデンが枠の左隅に鋭いシュートを飛ばすが、今度はGKペトロビッチのファインセーブに阻まれた。
立ち上がりの攻防以降はより深くで押し込むシティ、カウンターから一発を狙うチェルシーという構図の下でやや試合が膠着。シティは65分、やや足を気にしていたグリーリッシュを下げてドクを投入すると、そのドクは投入直後にボックス左に持ち込んでニア下を狙った左足シュートで早速見せ場を作った。
これに対してチェルシーは80分、足を気にしていたグストと共にマドゥエケを下げてディザジ、ムドリクを同時投入。この交代でギャラガーが右、ムドリクが左に立ち位置を取った。
今季リーグ戦同様に90分間で決着が付かずに延長戦の可能性もよぎり始めるが、王者が土壇場で底力を発揮した。84分、左サイドで押し込んでドクからの短いスルーパスでポケットを取ったデ・ブライネがグラウンダーのクロスを供給。GKペトロビッチが足に当てたボールがゴール右に流れると、これに反応したベルナルド・シウバの左足シュートがゴール前のDFククレジャにディフレクトしてゴール右隅に決まった。
前ラウンドのニューカッスル戦に続くベルナルド・シウバの一撃でリードを手にしたシティは、アルバレスを下げてボブを投入。戦い方は変えずも逃げ切り態勢に入る。一方、何とか追いつきたいチェルシーはククレジャ、エンソ・フェルナンデスを下げてチルウェル、スターリングとより攻撃的な選手を投入した。
その後、8分が加えられた後半アディショナルタイムの攻防ではチルウェルやムドリクの突破でチェルシーが際どいシーンを作ったものの、したたかに時計を進めたシティが1-0のまま試合をクローズした。
この結果、CL敗退のショックを見事に払しょくしたシティがFAカップ連覇に王手をかけた。一方、今季無冠が確定したチェルシーは、来季のヨーロッパ出場権獲得へ非常に厳しい状況に追い込まれた。
大会連覇を目指すシティは準々決勝でニューカッスルを2-0で撃破し、ベスト4進出。決勝行きを懸けたこの一戦では、プレミアリーグで2戦2分けの相手に今季初勝利を狙った。グアルディオラ監督は、PK戦の末に敗れたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦から中2日の一戦に向けて先発4人を変更。GKにオルテガを起用したほか、ルベン・ディアス、グヴァルディオルに代えてアケ、ストーンズ。負傷でメンバー外のハーランド代役にアルバレスを起用した。
シティがストーンズの偽CB、ベルナルド・シウバ、グリーリッシュを両翼に配置した[4-1-4-1]で臨んだのに対して、チェルシーは2列目に右からマドゥエケ、パーマー、ギャラガーを配置した[4-2-3-1]でスタート。
立ち上がりは互いに前から強く圧力をかけ合い、ショートカウンターの形からチャンスを窺う展開となった。
その中でより効果的にカウンターをフィニッシュで完結させるチェルシーは、ジャクソン、パーマーとボックス内でシュートに持ち込むが、決定機には至らず。
前半半ばから終盤にかけてはシティがボール保持率を高めて押し込む形を作り出し、相手のコンパクトな守備に対してデ・ブライネやアルバレスを起点に点と点で合わせるコンビネーションでチャンスを窺うが、GKペトロビッチの好守や守備陣の身体を張った対応に阻まれる。
一方、チェルシーはジャクソンが背後への抜け出しからのビッグチャンスでフィニッシュまで持ち込めなかったが、37分にはボックス内で見事な切り返しからの左足シュートでGKオルテガを脅かす決定機を創出。だが、前半の内にゴールをこじ開けることはできなかった。
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立ち上がりの攻防以降はより深くで押し込むシティ、カウンターから一発を狙うチェルシーという構図の下でやや試合が膠着。シティは65分、やや足を気にしていたグリーリッシュを下げてドクを投入すると、そのドクは投入直後にボックス左に持ち込んでニア下を狙った左足シュートで早速見せ場を作った。
これに対してチェルシーは80分、足を気にしていたグストと共にマドゥエケを下げてディザジ、ムドリクを同時投入。この交代でギャラガーが右、ムドリクが左に立ち位置を取った。
今季リーグ戦同様に90分間で決着が付かずに延長戦の可能性もよぎり始めるが、王者が土壇場で底力を発揮した。84分、左サイドで押し込んでドクからの短いスルーパスでポケットを取ったデ・ブライネがグラウンダーのクロスを供給。GKペトロビッチが足に当てたボールがゴール右に流れると、これに反応したベルナルド・シウバの左足シュートがゴール前のDFククレジャにディフレクトしてゴール右隅に決まった。
前ラウンドのニューカッスル戦に続くベルナルド・シウバの一撃でリードを手にしたシティは、アルバレスを下げてボブを投入。戦い方は変えずも逃げ切り態勢に入る。一方、何とか追いつきたいチェルシーはククレジャ、エンソ・フェルナンデスを下げてチルウェル、スターリングとより攻撃的な選手を投入した。
その後、8分が加えられた後半アディショナルタイムの攻防ではチルウェルやムドリクの突破でチェルシーが際どいシーンを作ったものの、したたかに時計を進めたシティが1-0のまま試合をクローズした。
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