JFL浦安が3大会連続で千葉県代表に! J3松本からレンタル中の志村滉が予選FINAL決勝点【天皇杯】
2024.04.20 17:50 Sat
【写真】JFL浦安・都並敏史監督の...勝利の雄叫び?(笑)
試合終了!
— ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) April 20, 2024
天皇杯本戦出場決定です!
本日も熱い応援ありがとうございました!#ブリオベッカ浦安#briobecca#天皇杯予選 pic.twitter.com/NZS1IXUeH3
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JFL昨季2位の浦安は「地域リーグ出身 or 大卒入団」が大半も都並敏史に鍛えられた叩き上げ集団「僕らには一体感がある」
日本フットボールリーグ(JFL)で昇格2年目を戦うブリオベッカ浦安。都並敏史監督率いる浦安のサッカーには、アマチュア最高峰の舞台というカテゴリーならではの本質的な魅力が詰まっている。【第1回/全2回】 20日、JFL第17節のブリオベッカ浦安vs沖縄SVが第一カッターフィールドで行われ、ホーム浦安が2-1と逆転勝利を飾った。 浦安は開始15分で先制されるも、直後に184cmFW東駿の豪快ヘッドで追いつき、62分にはFKの流れから、途中出場のDF吉田武史が逆転オーバーヘッド弾をぶち込んだ。 この一戦、浦安選手の力強いデュエルとベンチメンバーの鼓舞が印象に残った筆者。そんななか、逞しい彼らの大半が、地域リーグ出身もしくは大卒入団組であると、ふと気がついた。 <span class="paragraph-subtitle">~一体感、伸びを期待する指揮官~</span> 大前提として、最速でのJリーグ参入を目指すか否かに関わらず、一部の実業団を除き、各クラブの“J経験者”補強が増加傾向にあるJFL。その中で、浦安は地域リーグ出身者が多い。 トップチーム35選手中、J経験者は23日にモンテディオ山形からの育成型期限付き加入が発表されたFW阿部要門を含めて「9人」。 JFL昇格1年目にして2位という昨季は34人中8人で、そんな昨季の浦安は「J3ライセンス組」のどこよりも強かった形だ。 今回、沖縄戦のスタメン11人に目を向けると、J経験者は松本山雅FCから武者修行中のDF志村滉、元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝、元ガイナーレ鳥取のMF上松瑛という3人だけ。 もっと言えば、若杉はキャリアの大半を地域リーグで過ごし、関東1部の東京23FCから今季加入。上松は関東1部時代の浦安に入団後、J3鳥取での3年間を経て帰還したという経歴だ。 沖縄戦ゴールの東と吉田も元々は東京23FCから加入。その他、BTOP北海道から加入のMF岩出拓也、東京ユナイテッドFCから加入のMF荒井大&MF山崎広大など、沖縄戦メンバー18人のうち「前所属が地域リーグ」は9人だ。 また、この日ゲーム主将を担ったDF藤森隆汰は、神奈川大学から入団2年目の「大卒組」。後半頭から途中出場したMF富塚隼は8歳から浦安一筋の「ワンクラブマン」。 このようなクラブがアマチュア最高峰の舞台で昨季2位となり、今季は第9節まで最下位も、第10節から5勝1分け1敗(※)と急浮上。先月には、J経験者を中心とした大型補強で今季に臨むレイラック滋賀を撃破した。 (※)第15節は8月18日に延期 こういった点について、都並敏史監督からディフェンスリーダーの使命を与えられたと話す23歳藤森は、チーム一体となったメンタリティがあれば、相手に関わらず勝負できると語る。 「Jリーグから来た選手が多いチームに比べて、僕たちは“上手さ”で勝てないと思います。でも僕たちはどのチームよりも一体感がある。去年もそうだったし、どこが相手でも怖くない。勝つことが出来る」 「ここ数試合で改めてそう感じましたし、いまの勢いを中断期間で落としたくない。『どんな相手でも勝てる』は、裏を返せば『気を抜いたら、どんな相手でも負けてしまう』っていうメンタリティかなと。緩みがちな部分も、勝って兜の緒を締めてやっていきます」 また、就任6年目の長期政権を敷く都並監督は「今日(沖縄戦)で言えば、前半戦でうまく自分を表現できなかった選手たちが、しっかり成長の証を見せてくれました。期待以上に活躍してくれた選手もいましたね」と笑顔。浦安のボスは選手への愛情を忘れない。 「今日はウチの主軸2枚が不在で。『ここで負けたら、あいつらがいないと浦安は勝てないって言われるぞ』と、出場する選手のプライドをくすぐるようなことをミーティングで言いましたね(笑) 東や吉田なんかも、前半戦で順調とは言えなかった、苦しんだ選手ですから」 「東に至っては、ヴェルスパ大分戦(第10節)で途中から入れて、16分後に下げましたからね。我ながらほんとに酷い采配ですよ(笑) でもそれは仕方ない。チームとして戦っているわけですから。東はそこから一気に伸びた」 都並監督が言及した23歳東。 東は2023年に同志社大から東京23FCへ入団し、ルーキーイヤーは関東1部18試合4得点。今季からJFL浦安の一員となり、序盤戦は出場8試合ノーゴールと苦しむことに。挙げ句の果てが「途中出場からの途中交代」だ。 それでも、都並監督は若きストライカーの頑張りを見逃さない。 東はなおも途中出場のチャンスを貰い、第12節・枚方戦で加入後初ゴール。続く第13節・ミネベアミツミFC戦は途中出場から90+2分に逆転弾を叩き込み、スタメン出場のここ2試合も2戦連発だ。直近5試合4ゴールと、得点数は関東1部でのルーキーイヤーに並んだ。 チーム全体を見渡すと、35選手中、大卒ルーキーとしての浦安入団組は「13人」。大学卒業後のキャリアを関東1部時代の浦安を含めた地域リーグで歩み出したのは「12人」。浦安下部組織からトップ昇格したのは「2人」。 J経験者の多いチームに上手さで勝てなくても、近年不変のクラブスローガン「一体感」のもとに結束し、目の前の相手に挑む…アマチュア最高峰の舞台で奮闘するブリオベッカ浦安だ。 (後編に続く) 【第2回/全2回】JFL浦安の偉大なるワンクラブマン…8歳からクラブ一筋の富塚隼31歳「ずっとこの青いシャツに感謝して生きてきた」 2024.07.23 17:00 Tue2
J2昇格の大宮が5選手と契約更新、中盤に君臨したアルトゥール・シルバら
大宮アルディージャは23日、5選手との契約更新を発表した。 今回発表されたのは、DF濱田水輝(34)、MFアルトゥール・シルバ(29)、GK志村滉(28)、MF中野克哉(28)、MF阿部来誠(20)となる。 濱田は浦和レッズユース育ちで、トップチームに昇格。アルビレックス新潟への期限付き移籍を経験。その後はアビスパ福岡、ファジアーノ岡山でプレーし、2024年から大宮に加入した。今シーズンは明治安田J3リーグで18試合に出場し1得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 アルトゥール・シルバは母国ブラジルのクラブでプレーした後、2019年にFC東京に加入してJリーグでのプレーをスタート。横浜FC、カターレ富山でプレーしたのち、今シーズン大宮に加入した。 中盤でチームの中心として躍動しJ3で29試合7得点、天皇杯で1試合に出場。J3優勝、J2昇格に貢献していた。 志村はジュビロ磐田や水戸ホーリーホック、FC東京、ギラヴァンツ北九州でプレーし、2022年に大宮に加入した。3年目を迎えた今シーズンはリーグ戦の出番はなく、天皇杯で2試合に出場していた。 中野は京都サンガF.C.、FC琉球でプレーし、今シーズンから大宮に加入。J3で20試合、天皇杯で2試合に出場していた。 阿部は大宮の下部組織出身で、ジュニア、U15、U18と昇格。2023年にトップ昇格を果たしプロ2年目となった今シーズンは、J3で1試合、ルヴァンカップで2試合、天皇杯で1試合に出場していた。 5選手のコメントは以下の通り。 <h3>DF濱田水輝</h3> 「2025シーズンも大宮でプレーできることを大変嬉しく思います。これまで大宮アルディージャとして歩んできた歴史を胸に、来季からはRB大宮アルディージャとして、まだ観たことのない新しい景色を観にいきましょう!」 <h3>MFアルトゥール・シルバ</h3> 「まずは、これまで成し遂げた事、これから成し遂げる事、全て神様に感謝します。2025年はスペシャルな年になりますように努めます。自分達が掲げる全ての目標を達成するために、サポーターの皆さんの応援が必要です。よろしくお願いします」 <h3>GK志村滉</h3> 「来シーズンも皆さんと共に戦えることを誇りに思います。スタジアムや練習場でまた皆さんに会えるのを楽しみにしています。共に強い大宮を作っていきましょう!」 <h3>MF中野克哉</h3> 「1年間、応援ありがとうございました。RB大宮アルディージャで新たなシーズンを迎えられること、大変嬉しく思います。2025年もよろしくお願いします。RB大宮ファミリーでいい一年にしましょう!!」 <h3>MF阿部来誠</h3> 「今シーズンも熱い応援、ありがとうございました。少ない出場時間でしたがやっとNACKでデビューする事ができ、とても嬉しかったです。その反面、もっともっと試合に絡みたいという気持ちが強く溢れ出てきました。2025シーズンは多くの試合に絡めるよう、努力し続けます。J1昇格に貢献できるよう結果にこだわって頑張りますので、RB大宮アルディージャと阿部来誠の応援よろしくお願いします!」 2024.12.23 10:37 Mon3
J3降格の大宮、MF石川俊輝ら下部組織出身者など6選手と契約更新
大宮アルディージャは21日、6選手の契約更新を発表した。 今回契約を延長したのは、MF石川俊輝(32)、GK志村滉(27)、DF鈴木俊也(23)、FW山崎倫(20)、DF貫真郷(20)、MF阿部来誠(19)の6名となる。 石川は大宮の下部組織出身で、湘南ベルマーレでプロ生活をスタート。2019年に大宮に加入すると、2022年はヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍。今季復帰していた。 ケガの影響もあり、明治安田生命J2リーグでは22試合の出場に終わっていた。 志村はジュビロ磐田や水戸ホーリーホック、FC東京、ギラヴァンツ北九州でプレー。2022年から大宮でプレーしている。今シーズンは一時出番を掴むもJ2で6試合の出場に終わった。 鈴木は2021年に特別指定選手となり、今季から加入。J2で1試合に出場していた。 山崎は2022年にU18からトップチームに昇格。今季はJ2で9試合に出場し1得点を記録した。 貫は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2022年にトップチームに昇格。今季はJ2で8試合、天皇杯で2試合に出場していた。 阿部は大宮のジュニア、U15、U18と下部組織で育ち、今季からトップチームに昇格。J2での出番はなかったが、天皇杯で2試合に出場した。 6選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆MF石川俊輝 「2024シーズンも大宮アルディージャでプレーさせていただくことになりました。今シーズンの悔しさを忘れることなく、J2に昇格することだけを考えて闘います。引き続き、熱い応援よろしくお願いします」 ◆GK志村滉 「今シーズンの悔しさを来シーズン必ず晴らすために、全力で戦います。今までより結果にこだわり、ファン・サポーターの皆様にその姿をお見せできればと思います。共に戦いましょう」 ◆DF鈴木俊也 「来季も大宮アルディージャでプレーさせていただくことになりました。今季は長期離脱もあり、苦しむチームの力になれない申し訳なさと悔しさをたくさん味わいました。来季こそアルディージャが躍進する原動力となれるよう精一杯頑張りますので、引き続き一緒に闘ってください。よろしくお願いします!」 ◆FW山崎倫 「大宮アルディージャに関わる皆様、2024シーズンも大宮アルディージャでプレーさせていただくことになりました。今シーズンは怪我でチームに貢献できませんでしたが、心を入れ替え、チームが1年でJ2の舞台に戻れるように全身全霊で頑張ります! 応援よろしくお願いします!」 ◆DF貫真郷 「来シーズンも大宮アルディージャでプレーさせていただくことが決まりました。大宮の勝利、昇格に大きく貢献できるように頑張ります! 応援よろしくお願いします!」 ◆MF阿部来誠 「2024シーズンも、大宮アルディージャでプレーさせていただくことになりました。日々成長して大宮のために全力で戦います。来年も応援よろしくお願いします!」 2023.12.21 14:15 Thu4