レーティング:レアル・マドリー 3-3 マンチェスター・シティ【CL】

2024.04.10 06:07 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティが9日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、3-3のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 ルニン 5.5
1失点目は完全に駆け引きに敗れたが、以降はヘッドダウンすることなく冷静にプレー。後半の2失点はノーチャンス

DF
2 カルバハル 5.5
対面のグリーリッシュへの対応に苦慮。ただ、攻撃面では繋ぎ、チャンスメークの場面で的確な判断を見せた
18 チュアメニ 5.5
開始早々のイエローカードで次節出場停止に。良いシュートブロックが幾度かあったが、ややプレーに雑さが散見

22 リュディガー 6.5
ハーランドとのマッチアップで完勝。ただ、チームは3失点と悔しい一戦に
23 F・メンディ 6.0
繋ぎの局面でやや圧力を受ける形となったが、守備面ではベルナルド・シウバやフォーデンを相手によく粘った

MF
15 バルベルデ 6.5
見事なゴラッソでチームを敗戦から救う。右ウイングでの起用となった中、攻守に質と量を兼ね備えたプレーを見せた

12 カマヴィンガ 6.5
CL初ゴールとはならなかったが、オウンゴールを誘発。持ち味の球際、プレーの連続性によってロドリら相手の中盤をうまく封じ込めた

5 ベリンガム 6.0
トップ下でバランスを取る形でプレー。強度の高い守備に前線の起点としてしっかりと機能した

8 クロース 6.5
カマヴィンガとのドブレピボーテで相手の強力な中盤相手に優位性を保つ。相変わらずのミスの少なさでリズムを作った

(→モドリッチ 6.0)
同点ゴールの起点に。短い時間の中で気の利いたプレーを随所に見せた

11 ロドリゴ 6.5
2試合連続ドブレーテは逃したが、一時逆転ゴールを奪うなど持ち味のスピードで相手守備の脅威に

(→ブラヒム・ディアス 5.5)
決定的な仕事には至らずもすんなりと試合に入った

FW
7 ヴィニシウス 6.5
公式戦5戦連発はならずも、見事な2アシストでエースの役割を果たした。全体的なプレー精度も高かった

(→ホセル -)

監督
アンチェロッティ 5.5
立ち位置に変化を付けた中で内容面では勝ち点3により近かったが、ホームで勝利を逃した

▽マンチェスター・シティ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
18 オルテガ 5.5
3失点を喫したが、いずれも大きな責任はなし。的確なポジショニングや判断で防げるシュートはきっちり止めた

DF
25 アカンジ 5.5
右サイドでのプレーとなった。対面のロドリゴに手を焼いたが、後半は幾つかの好守でチームを救った

5 ストーンズ 6.5
フォーデンのゴールをアシスト。不調のロドリに代わって後半は攻撃のリズムを作りつつ、後半は被カウンターの場面で好守も見せた

3 ルベン・ディアス 6.0
チーム全体の悪い失い方からピンチも多かったが、要所を締める守備を見せた。オウンゴールは不運だった

24 グヴァルディオル 6.5
コンディションに不安を抱える中、値千金の1ゴール。守備ではバルベルデと見応えのある攻防を見せた

MF
20 ベルナルド・シウバ 6.5
意表を突くFKで先制点を記録。ロドリの不調と全体的な動き出しの少なさで負担増の一戦となったが、チームにリズムを与えるプレーを続けた

16 ロドリ 5.0
頼れるチームメイトの奮闘で無敗記録継続も、疲労困憊でらしくないミスが目立った

47 フォーデン 7.0
圧巻のミドルシュートで流れを変えた。ベルナルド・シウバと立ち位置を変えながら崩しの局面で腐心。守備の強度も申し分なし

(→アルバレス -)

8 コバチッチ 5.5
古巣相手に精力的にプレーしたが、攻撃時の立ち位置やプレー判断の部分で物足りず

10 グリーリッシュ 6.5
直近のパレス戦でフル出場も切れ味鋭い仕掛けで攻撃の起点として機能。グヴァルディオルのゴールもアシストした

FW
9 ハーランド 5.0
リュディガーとのマッチアップで完敗。攻撃が機能しなかった部分のすべてに責任はないが、怖さを出せなかった

監督
グアルディオラ 5.5
数人の主力を欠く中で難しい戦いを強いられたが、最低限のイーブンで2ndレグへ

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フォーデン(マンチェスター・シティ)
リュディガーやヴィニシウス、バルベルデらの活躍も光ったが、やはり流れを変える一撃を決めたシティズンズの至宝をMOTMに選出。ケガが軽傷であることを願いたい。

レアル・マドリー 3-3 マンチェスター・シティ
【レアル・マドリー】
OG(前12)
ロドリゴ(前14)
バルベルデ(後34)
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(前2)
フォーデン(後21)
グヴァルディオル(後26)

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イニエスタが日本で最後の勇姿 チャビとの黄金コンビに「プレーしながら色々と思い出した」…参加OBは口々に賛辞 「レガシー残り続ける」

元スペイン代表で、バルセロナやヴィッセル神戸などで活躍したアンドレス・イニエスタ氏の引退試合が15日に味の素スタジアムで開催された。 『AMUSE EL CLÁSICO in TOKYO presented by VITAS』と銘打たれの試合はバルセロナとレアル・マドリーのOB戦として行われ、主役のイニエスタをはじめ、豪華な顔ぶれが集結。チケットは早々に完売とスタンドも観衆4万5725人で2階席までびっしりと埋め尽くした。 肝心の試合も“伝統の一戦”と呼ばれるエル・クラシコとあって、一切の忖度なきものに。終始バチバチで進み、1-1で後半アディショナルタイムに入ったなか、イニエスタのボックス左深くから上げたクロスが相手DFのオウンゴールを誘発し、バルセロナに軍配が上がった。 主役らしく最後を持っていった稀代のマエストロは「日本のファンにとって、素晴らしいゲームになったと思う。ゲームのなかで起こるあらゆるプレーがレジェンド選手たちのもので、今回の試合を満足して帰ってくれたのであれば、僕も嬉しい」と感慨深く振り返る。 これで輝かしい現役キャリアにピリオド。ヴィッセル神戸での5年にも「僕のキャリアはみなさんも知ってのとおり。日本におけるサッカー人生は素晴らしいものだった」と述べ、「素晴らしいときを日本で過ごしたし、ここに戻ってこられたのも満足している」と続けた。 そんなイニエスタはこの試合でバルセロナ時代の盟友であるチャビ・エルナンデスとの黄金コンビを再結成。ともに年齢を重ねて久々のタッグだったが、時間が経っても変わらない阿吽の呼吸で攻撃の操り手として抜群の存在感を放ち、駆けつけたサポーターを魅了した。 イニエスタも「9年か、10年ぶりか、久しぶりの再会だった」と感慨深げに言葉を紡ぎ、「当然、僕も彼も前ほどのレベルじゃなかったけど、僕らが築いてきたことや繋がりだったりは今日の試合でプレーしながら色々と思い出すこともあったし、素晴らしい時間だった」と笑みを浮かべる。 楽しみな今後のキャリアを巡っては「僕のサッカーキャリアは終わったけど、時間は止まらない。これからもサッカーに関わり続けるのを考えている。今から指導者ライセンスを取るのも考えているし、自分のキャリアがどこに進むかは時間とともに見守りたい」と語った。 Jリーグでもプレーしたとあって、今や日本のサポーターにとって近い存在となるイニエスタだが、世界では偉大な存在に変わらず。レアル・マドリーOBとして参加したファビオ・カンナバーロは現役時代に鎬を削った選手だが、たっぷりのリスペクトを込め、賛辞を送る。 「バルサでも、スペイン代表でも常に驚異的な存在だったし、彼のキャリアは素晴らしかった。今日、サッカー界は偉大な選手を失ったが、彼のレガシーはこれからも残り続ける」 バルセロナOB勢からもリュドヴィク・ジュリが「彼とプレーできたのは僕にとっても幸せだったし、とにかく偉大な選手だった」と語れば、ハビエル・サビオラも「彼は偉大な選手だったし、バルサという多くの素晴らしい選手がいるチームのなかでも明らかに異質で、素晴らしい才能を持つ選手だった」との言葉が口を突いた。 第二の故郷で最後の勇姿を披露し、現役キャリアにひと区切りのイニエスタ。このOB戦でもまだまだやれそうな感じではあったが、指導者の道に進むビジョンを明らかにし、現役の最後を締めくくった。 2024.12.15 21:56 Sun
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名将アンチェロッティにとっても「前例のないこと」 ベリンガムの幻ゴール&退場に異議

レアル・マドリーが2日に敵地で行われたラ・リーガ第27節のバレンシア戦を2-2で引き分けた。 首位を走るレアル・マドリーは27分、30分の連続失点から、ヴィニシウス・ジュニオールの2ゴールで試合を振り出しに。90+9分には左CKの流れから、復帰戦のジュード・ベリンガムがヘッドでネットを揺らしたが、その直前にヘスス・ヒル・マンサーノ主審が試合終了のホイッスルを吹いてカウントされなかった。 レアル・マドリーの選手たちは納得がいかず、すかさず猛抗議に転じたが、そうした声も届かず。しかも、抗議した1人のベリンガムは一発退場とさらに後味の悪い結末に。スペイン『マルカ』によると、長きにわたり、指揮官を務めるカルロ・アンチェロッティ監督も前代未聞の出来事だったようで、不信感を募らせた。 「前例のないことだ。我々はリバウンドの後もボールを保持した。バレンシアがボールを持っていれば終わらせるべきだったがね。それ以上は言うことなしだ。私にとっても、一度も経験したことがないこと。バレンシアのGKがボールを弾いたときに笛を吹いたのであれば、それで構わないが、彼は続けたし、我々はボールを保持した。あれは間違いだったと思う」 一方で、ベリンガムの退場についても「彼は『クソみたいなゴール』だと言ったが、侮辱的なものだったわけじゃない」とフォローし、こうも続けている。 「彼は(『クソみたいなゴール』と)はっきり言った。ゴール後に激しく詰め寄ったが、あのようなことが起これば当然だ。ただ、侮辱ではなかった。彼らが議事録に何を書くか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】ベリンガムが90+9分にネットを揺らすも…直前の試合終了ホイッスルでノーカウント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まさかの結末...<br>\<br><br>後半AT、ベリンガムが劇的ゴールを挙げたに思われたが<br>その直前にまさかの終了のホイッスル...<br>得点は認められず、マドリーは勝ち点1にとどまる結果に<br><br>ラ・リーガ第27節<br>バレンシア ×レアル・マドリード<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/uB9qCt6Zof">pic.twitter.com/uB9qCt6Zof</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1764105259654463515?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.03 09:40 Sun
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The Bestでメッシは後輩ヤマルを1位に選出、ムバッペは投票せず…

国際サッカー連盟(FIFA)は17日、「The Best FIFAフットボールアワード2024」の男子年間最優秀選手を発表し、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが選出された。 同賞は男女の代表チームの監督とキャプテン、メディア関係者、さらにファンの投票によって選出される中、アルゼンチン代表の主将を務めるFWリオネル・メッシはバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルを1位に選出した。2位にはレアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペを、3位にヴィニシウスを選出していた。 一方でヴィニシウスのチームメートであるフランス代表主将ムバッペは投票せず。 そして日本代表を率いる森保一監督は1位にマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリを、2位にシティFWアーリング・ハーランドを、3位にムバッペを選出した。 また、日本代表主将のリバプールMF遠藤航は1位にMFジュード・ベリンガムを、2位にヴィニシウス、3位にロドリを選出していた。 その他、主な代表主将たちの投票先は以下の通り。 スペイン代表主将アルバロ・モラタ(カルバハル、ロドリ、ヤマル) クロアチア代表主将ルカ・モドリッチ(ヴィニシウス、ベリンガム、カルバハル) イングランド代表主将ハリー・ケイン(ロドリ、カルバハル、ヴィニシウス) ドイツ代表主将ジョシュア・キミッヒ(ロドリ、クロース、ヴィルツ) エジプト代表主将モハメド・サラー(ヴィニシウス、ロドリ、カルバハル) ポルトガル代表主将ベルナルド・シウバ(ロドリ、ヴィニシウス、ハーランド) ポーランド代表主将ロベルト・レヴァンドフスキ(ロドリ、ヤマル、カルバハル) オランダ代表主将ヴィルヒル・ファン・ダイク(ヴィニシウス、ハーランド、ロドリ) ブラジル代表主将ダニーロ(ヴィニシウス、ベリンガム、ヤマル) (※左から1位、2位、3位) 2024.12.18 12:00 Wed

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