直近5戦4敗のパレルモがコリーニ監督の解任準備か…後任最有力はグロッソ氏か

2024.04.03 00:30 Wed
Getty Images
セリエBのパレルモがエウジェニオ・コリーニ監督の解任を検討し始めているようだ。イタリア『フットボール・イタリア』が報じている。

コリーニ体制2年目を迎えたパレルモは、31試合を消化したセリエBでここまで14勝7分け10敗の6位に位置。自動昇格圏の2位コモとは9pt差となっているが、直近5試合は1勝4敗と負けが先行していた。

移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、パレルモの首脳陣は1日に行われたピサ戦の敗戦を受けてコリーニ監督の解任を考えており、後任監督の最有力候補に元イタリア代表DFのファビオ・グロッソ氏が浮上しているという。
現役時代は左サイドバックとして名を馳せ、パレルモやインテル、ユベントスでもプレーしたグロッソ氏は、引退後にユベントスのU-19で指導者キャリアをスタート。

その後、バーリでファーストチームの監督を務めると、エラス・ヴェローナやブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネでで監督を歴任。直近では低迷していた古巣のリヨンで監督を務めたが、チームを立て直すことはできず、昨年11月末に解任されていた。

パレルモの関連記事

コッパ・イタリア2回戦が24日から26日にかけて行われ、セリエBのパレルモと対戦したナポリは、ウンゴニエのドッピエッタやマクトミネイの移籍後初弾などで5発圧勝とした。 また、ジェノアvsサンプドリアのジェノヴァ・ダービーは1-1で90分を終えて迎えたPK戦を5-6で制したセリエBのサンプドリアが勝ち上がっている。 2024.09.27 06:08 Fri
元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズ 2024.03.22 18:10 Fri
セリエBのパレルモは1日、ミランのU-23コートジボワール代表FWチャカ・トラオレ(19)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。 2021年夏にパルマからミランに加入したウインガーのチャカ・トラオレ。昨年11月のチャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦でプロデビューを果たすと、1月のコッパ 2024.02.02 06:00 Fri
ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)にアヤックスが正式オファーを出したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ユベントスから構想外を告げられたボヌッチ。昨夏以降キャプテンを務めていたが、ここ数年は身体的な衰えが隠せず、新スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ 2023.08.01 14:34 Tue
マンチェスター・シティなどを運営するシティ・フットボール・グループ(CFG)が、イタリアのパレルモFCを買収した。パレルモは4日、CFGによる買収を発表した。 日本では横浜F・マリノスも傘下に入るCFG。アメリカのニューヨーク・シティやオーストラリアのメルボルン・シティもその一つで、2020年に買収が発表されたフ 2022.07.04 19:57 Mon

パレルモの人気記事ランキング

1

34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly