J2群馬がハラスメント問題の調査結果を報告、改めて「ハラスメントではない」…また報道で使われた映像には「何者かによって盗み出された可能性も」

2024.04.01 12:37 Mon
©︎J.LEAGUE
ザスパ群馬は1日、「ハラスメント行為に関する調査結果について」として声明を発表した。

群馬は、2月29日に一部メディアにてトップチーム内でのハラスメント行為があると報道。大槻毅監督からスタッフに対しての行為があるとされていたが、クラブの調査でハラスメント行為はなかったと発表していた。
その後、継続的に調査を行っていた中、経過報告を行い、改めてハラスメントや報道された事実はなかったとした。

「選手・スタッフへのヒアリングでパワーハラスメントとされるような行為は確認出来ませんでした。また、本件に限らず(パワー)ハラスメントとされる行為や言動を受けた等の新たな訴えもございませんでした」

「今回、一部メディアへ情報提供をされたとするスタッフ(Aさん)に改めて事実関係の確認を行いましたが、「パワーハラスメントをされた認識はない」とした上で、報道された一部メディアからの取材自体を受けておらず、写真も撮影されていない、とのことでした」
「なお、クラブが機密情報として保管している昨年9月2日のトレーニング映像内で、大槻監督の発言自体は確認しておりますが、入手した一部メディア等に拡散されている映像と比較したところ、前後のやりとりが切り取られ、当該発言部分のみ意図的に編集されたものである事がわかりました。前後のやり取りを含め会話全体を見るとハラスメント行為とは言えず、映像の中で当該発言を受けているスタッフ(Bさん)にも「ハラスメントではない」との事実を確認しております」

また、今後の対応についても言及。ハラスメント行為はなかったにせよ、誤解を招いたとして大槻監督には厳重注意をしたとした。

「本件につきましては、Jリーグへ、映像等を含めた事実関係と調査内容の報告を行い、その結果クラブにて引き続き適切な対応を行う旨、依頼を受けました」

「AさんならびにBさんともに「ハラスメントの認識はない」と回答いただいていているとはいえ誤解を招く不適切な発言ではあったため、大槻監督には厳重注意を行なっております」

「なお、本件はトレーニング時の映像をはじめ、クラブ内の機密情報が何者かによって盗み出され、メディア等外部に拡散されている可能性もあるため、顧問弁護士や警察にも相談し、行為者の特定を進めるとともに、クラブとして再度情報管理の徹底に努めます」

「本件に関しまして、クラブを応援して頂いている皆さまに多くのご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
「サッカーを通じて地域の楽しみを創り、誇りを共有」というクラブのフィロソフィーのもと、コンプライアンス遵守の徹底、そして応援して頂いている全ての皆さまにとって「誇り」を持って頂けるようなクラブ運営に努めて参ります」

大槻毅の関連記事

thumb 11日、明治安田J2リーグ第15節の2試合が行われた。 清水エスパルス(1位)はホームで鹿児島ユナイテッドFC(17位)と対戦。開始10秒でFKを獲得し、矢島慎也のクロスに中村亮太朗が頭で合わせて先制…開始50秒でリードを奪う。 43分には、中村のクロスに北川航也がヘディング弾で追加点。その後は、後半頭から 2024.05.11 16:30 Sat
ザスパ群馬は10日、誹謗中傷行為へ声明を発表した。 群馬によると、所属選手やスタッフ、特定の人物に対しての誹謗中傷が相次いでいるという。 また、憶測による誤った情報の拡散や、機密情報にあたる情報漏洩および拡散等も散見されているとのことだ。 「このたび、当クラブ所属選手・スタッフおよび特定の者に対し、誹 2024.05.10 22:43 Fri
ザスパ群馬は8日、大槻毅監督(51)と双方合意のもとでの契約解除及び、武藤覚ヘッドコーチ(48)の新監督就任を発表した。 大槻監督は水戸ホーリーホックや大宮アルディージャ、ベガルタ仙台でコーチを務めた後、浦和レッズでユースやトップチームのコーチ、監督を歴任。2022年から群馬の指揮官に就任すると、1年目は残留争い 2024.05.08 14:15 Wed
ザスパクサツ群馬は13日、2024シーズンのキャプテンと副キャプテンを発表した。 2023シーズンは就任2シーズン目を迎えた大槻毅監督の下、安定して10位以上を維持。9月には目標としていた「勝点50以上」を達成すると、ラスト7試合はわずか1勝と失速したものの11位でフィニッシュした。 新たに「10位以内、勝 2024.02.13 11:15 Tue
ザスパクサツ群馬は8日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンは明治安田生命J2リーグを戦い11位でフィニッシュ。2024シーズンは大槻毅監督が率いて3年目を迎える。 13名の新戦力がチームに加わることに。新人は3人、期限付き移籍は3人となり、7名を完全移籍で迎え入れた。 GK2人 2024.01.08 23:27 Mon

大槻毅の人気記事ランキング

1

包み込むような笑顔!“組長”こと大槻毅監督が教え子の子供の前で見せた表情が話題「笑顔本当に素敵」「組長最高の顔」

ザスパクサツ群馬の大槻毅監督の柔和な表情が話題だ。 強面のスタイルから浦和レッズ時代には“組長”の愛称でも親しまれた大槻監督。群馬を率いて2シーズン目を迎えている。 大槻監督率いる群馬は3日に行われた板明治安田生命J2リーグ第33節で首位のFC町田ゼルビア相手に0-0のゴールレスドローを演じていたが、その試合をあるクラブ出身の選手が訪れていたようだ。 それは横浜FCのFW山根永遠。2022シーズンを群馬で過ごした山根は、J2で23試合に出場して2ゴールと活躍すると、シーズン途中に当時J2首位だった横浜FCへと移籍。移籍時のリリースでは「大槻監督がいなかったら今の僕は居ないと言っても過言ではないです」とクラブだけでなく大槻監督への感謝も言葉にしていた。 山根は、2月に誕生した第1子を大槻監督にも会わせたかったようで、4日に自身のX(ツイッター)を更新。「大槻さんに会わすことができました。第二のお父さん」と笑顔の大槻監督に抱かれる子供との写真を投稿している。 眼鏡を外し柔らかい笑顔を見せる大槻監督。“組長”の愛称が信じられないような表情には、ファンからも「めっちゃ良い写真」、「組長最高の顔w」、「2人とも良い顔してる」、「大槻さんの笑顔って本当に素敵だよなぁ…」と様々な反響が寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【写真】“組長”こと大槻毅監督の包み込むような笑顔</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">大槻さんに会わすことができました。<br>第二のお父さん。 <a href="https://t.co/PqN4Xkx0um">pic.twitter.com/PqN4Xkx0um</a></p>&mdash; ᴛᴏᴡᴀ ʏᴀᴍᴀɴᴇ (@towayamane) <a href="https://twitter.com/towayamane/status/1698315707388420509?ref_src=twsrc%5Etfw">September 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.05 21:40 Tue

ザスパ群馬の人気記事ランキング

1

【Jリーグ出場停止情報】J1首位町田のFWオ・セフン、磐田DFリカルド・グラッサらが出場停止…柏DF関根大輝はパリ五輪活動中に消化

Jリーグは16日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1では、柏レイソルのDF関根大輝とFC町田ゼルビアのFWオ・セフンが累積警告により出場停止。関根はパリ・オリンピックに参加するU-23日本代表活動中に消化となる。 そのほか、湘南ベルマーレ戦、セレッソ大阪戦でそれぞれ一発退場のジュビロ磐田DFリカルド・グラッサと川崎フロンターレの通訳を務める中山和也氏が1試合の出場停止。また、東京ヴェルディのMF山田楓喜とアルビレックス新潟のMFダニーロ・ゴメスは、それぞれ2試合目の消化となる。 J2では、ザスパ群馬のMF天笠泰輝が累積警告により出場停止。J3では、いわてグルージャ盛岡のDF西大伍ら4選手が累積警告により出場停止となり、カマタマーレ讃岐戦でイエローカードを2枚受けて退場した大宮アルディージャのDF市原吏音は1試合の出場停止となった。 【明治安田J1リーグ】 DF関根大輝(柏レイソル) 第24節vs川崎フロンターレ(7/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF山田楓喜(東京ヴェルディ) 第24節vsアビスパ福岡(7/20) 今回の停止:2試合停止(2/2) FWオ・セフン(FC町田ゼルビア) 第24節vs横浜F・マリノス(7/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFダニーロ・ゴメス(アルビレックス新潟) 第24節vsセレッソ大阪(7/20) 今回の停止:他の大会での出場停止処分(2/2) DFリカルド・グラッサ(ジュビロ磐田) 第24節vs京都サンガF.C.(7/20) 今回の停止:1試合停止 通訳 中山和也(川崎フロンターレ) 第24節vs柏レイソル(7/20) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF天笠泰輝(ザスパ群馬) 第25節vsヴァンフォーレ甲府(8/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF西大伍(いわてグルージャ盛岡) 第22節vsカターレ富山(7/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF市原吏音(大宮アルディージャ) 第22節vsFC大阪(7/20) 今回の停止:1試合停止 DF山本義道(ツエーゲン金沢) 第22節vsヴァンラーレ八戸(7/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF嫁阪翔太(奈良クラブ) 第22節vsFC琉球(7/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF坂井駿也(テゲバジャーロ宮崎) 第22節vs福島ユナイテッドFC(7/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.07.16 20:44 Tue
2

【Jリーグ出場停止情報】中断なしのJ3では首位大宮のFW杉本健勇、YS横浜FW萱沼優聖が出場停止…中断明けのJ1では6人が出場停止

Jリーグは22日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1とJ2は中断となり、8月まで試合はない中、J1ではFW知念慶(鹿島アントラーズ)、MF綱島悠斗(東京ヴェルディ)、MF鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、DF松原后(ジュビロ磐田)、FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)、MF平野佑一(セレッソ大阪)の6名が出場停止となった。 平野は20日に行われたアルビレックス新潟戦で、オンフィールド・レビューの結果、一発退場。Jリーグは「ペナルティーアーク手前で、インターセプトをしようとした相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、「相手チームの決定的得点機会の阻止」に該当する」と判断。1試合の出場停止となった。 J2ではMF天笠泰輝(ザスパ群馬)が出場停止となる。 なお、中断期間がないJ3では2名が出場停止。首位を走る大宮アルディージャを牽引しているFW杉本健勇、そしてY.S.C.C.横浜のFW萱沼優聖が出場艇阻止となる。 【明治安田J1リーグ】 FW知念慶(鹿島アントラーズ) 第25節 vsサガン鳥栖(8/7) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF綱島悠斗(東京ヴェルディ) 第25節 vsサンフレッチェ広島(8/7) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF鈴木淳之介(湘南ベルマーレ) 第25節 vsアビスパ福岡(8/7) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF松原后(ジュビロ磐田) 第25節 vsアルビレックス新潟(8/7) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) 第25節 vsFC東京(8/7) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF平野佑一(セレッソ大阪) 第25節 vsFC町田ゼルビア(8/7) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF天笠泰輝(ザスパ群馬) 第25節 vsヴァンフォーレ甲府(8/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW杉本健勇(大宮アルディージャ) 第27節 vsテゲバジャーロ宮崎(7/27) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW萱沼優聖(Y.S.C.C.横浜) 第27節 vsヴァンラーレ八戸(7/27) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.07.22 19:05 Mon
3

J2最下位の群馬が今夏4人目の補強! 広島MF仙波大志が期限付き移籍加入…2年間岡山でプレー「勝利のために全力でプレーします!」

ザスパ群馬は9日、サンフレッチェ広島のMF仙波大志(24)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2024年7月10日から2025年1月31日までとなり、広島との公式戦には出場できない。背番号は「44」で、11日から合流する。 仙波は、広島の下部組織育ちで、ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格。その後、流通経済大学へと進学し、2022年に加入した。 2022年途中からファジアーノ岡山へ武者修行に出ており、およそ2年間でJ2通算62試合4得点を記録。今シーズンは明治安田J2リーグで11試合1得点、YBCルヴァンカップで2試合1得点、天皇杯で1試合に出場していた。 群馬は「ボールコントロールに長けた司令塔。足元の高い技術を活かしたパス、ドリブル、シュートで決定的場面の創出が出来る」とプレースタイルを紹介している。 仙波は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ザスパ群馬 「仙波大志です!勝利のために全力でプレーします!ファン・サポーターの皆さん、これからよろしくお願いします!」 ◆サンフレッチェ広島 「ザスパ群馬に行ってきます!必要とされる選手になってきます!」 ◆ファジアーノ岡山 「2年間本当にありがとうございました。たくさんの経験を得ることができ,サッカー選手として成長できたのはファジアーノ岡山のおかげだと思っています」 「ファン・サポーターの皆さんの期待になかなか応えられず、本当に申し訳ありません。J1昇格を心から願っています。ファジアーノ岡山大好きです。ありがとうございました!」 群馬は今シーズンのJ2で勝ち点12で最下位に位置。残留ラインの水戸ホーリーホックとは勝ち点差が「10」と苦しい状況に。7日に16試合ぶりの白星を記録していたが、サガン鳥栖のFW河田篤秀(31)を完全移籍で、FW樺山諒乃介(21)を育成型期限付き移籍で、V・ファーレン長崎からMF瀬畠義成(23)を育成型期限付き移籍で獲得し、巻き返しを図ろうとしている。 2024.07.09 13:40 Tue
4

川崎Fの若きドリブラー、永長鷹虎が武者修行先をJ2群馬からJ3宮崎に変更! 「成長するために環境を変えてプレー」

テゲバジャーロ宮崎は22日、川崎フロンターレからMF永長鷹虎(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。 興国高校を卒業の2022年に川崎Fでプロ入りの永長は2023年夏の水戸ホーリーホック行きから育成型期限付き移籍が続いており、今季からザスパ群馬を修行の場に。ここまで明治安田J2リーグ11試合を含め、公式戦14試合に出場していた。 この夏から武者修行先をJ3リーグに移す永長は3クラブの公式サイトでそれぞれコメントしている。 ◆テゲバジャーロ宮崎 「ファミリーの皆様、この度、川崎フロンターレからレンタルで来ました! 永長鷹虎です。現状、チームは難しい立ち位置にいますが、少しでも宮崎の力になれるように精一杯頑張ります。応援をよろしくお願いします!」 ◆川崎フロンターレ 「この度、川崎フロンターレから育成型期限付き移籍でテゲバジャーロ宮崎に移籍することになりました。なかなか自分の思うような活躍ができずチームの力になれなくて申し訳ありません。これから自分が成長するために環境を変えてプレーすることを決めました。またこのクラブで自分が活躍している姿を見せられるように精一杯成長したいと思います」 ◆ザスパ群馬 「この度、ザスパ群馬からテゲバジャーロ宮崎に移籍することになりました。皆さんの前で直接ご挨拶をすることが出来ずすみません! 半年間という短い間でしたが、自分にとってこの半年間はすごく濃いものでした」 「シーズンの最初から来させて頂きながらシーズン途中で、しかもこの順位でチームを離れるということは自分にとって心地の良いことではないですが、自分が成長するためにこの決断をしました。半年間、本当にたくさんの応援ありがとうございました!」 なお、移籍期間は2025年1月31日まで。川崎Fとの公式戦には出られない。 2024.07.22 12:15 Mon
thumb
5

鹿児島vs群馬の残留争い直接対決は終盤打ち合いの劇的ドロー…愛媛が3戦ぶり白星で連敗ストップ【明治安田J2第24節】

明治安田J2リーグ第24節の2試合が13日に行われた。 共に降格圏に低迷する鹿児島ユナイテッドFCvsザスパ群馬は、1-1のドローに終わった。 2連敗で18位の鹿児島と、前節16戦ぶりの白星を挙げた最下位の群馬によるシックスポインターは、立ち上がりからホームの鹿児島がやや優勢に進めていく。サイドを起点にシンプルなクロスでファーの選手を使って幾度かチャンスを創出。30分にはボックス左の外山凌がダイレクトボレーを狙うが、これは枠を捉え切れない。対してカウンター主体の戦いとなった群馬は攻撃の回数こそ少ないが、河田篤秀の反転シュートや2戦連発を狙う佐藤亮がフィニッシュに顔を出した。 ゴールレスで折り返した後半も拮抗した展開は変わらず。互いに交代カードを切りながら勝ち点3を意識した戦いを見せるもゴールが遠い。しかし、このままタイムアップかに思われた試合は最終盤に大きく動いた。 まずは90分、鹿児島が自陣中央でのボール奪取から右サイドで背後を狙う有田光希にボールを繋ぐと、そのままボックス付近まで切り込んで有田が放った左足シュートが相手DFにディフレクトする形でゴール右隅に決まった。 頼れるベテランの先制点によってホームチーム勝利かに思われたが、群馬も土壇場で意地を見せた。ほぼラストプレーとなった97分、失点に繋がるボールロストを犯した佐川洸介の足元にボールが入ると、佐川は冷静な左への持ち出しからペナルティアーク付近で左足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅の完璧なコースを射抜き、土壇場で追いついた。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、後半終盤に打ち合う形となった下位対決は痛み分けに。 中位に位置する藤枝MYFCvs愛媛FCは、アウェイの愛媛が0-1で勝利した。 2連勝で10位に浮上した藤枝と、2試合連続0-4の大敗で9位の愛媛による好対照の両チームが激突した一戦。共に[3-4-2-1]の布陣でスタートした中、ホームの藤枝が主導権を掌握する。そして、完全に相手を崩し切るには至らなかったが、矢村健や西矢健人と前向きの前線や中盤の選手が積極的に足を振っていく。ただ、GK辻周吾を中心に要所で身体を張る愛媛の守備を前に前半のうちにゴールをこじ開けられなかった。 迎えた後半、選手交代によって劣勢の流れを脱した愛媛が完全に押し返すことに成功。すると、69分には右サイドの尾崎優成が早いタイミングで前線に送り込んだクロスをペナルティアーク付近の松田力が絶妙なワンタッチでボックス右のスペースに流すと、これに反応した石浦大雅が冷静に左足でゴール左隅へ流し込んだ。 その後はリスクを冒して前に出るホームチーム、カウンターで背後を狙うアウェイチームという構図の下で一進一退の攻防が繰り広げられたが、互いにゴールを割ることはできず。この結果、敵地で藤枝の連勝を止めた愛媛が3試合ぶりの白星を収めた。 ◆明治安田J2第24節 ▽7/13(土) 藤枝MYFC 0-1 愛媛FC 鹿児島ユナイテッドFC 1-1 ザスパ群馬 ▽7/14(日) 《18:00》 ブラウブリッツ秋田 vs レノファ山口FC 水戸ホーリーホック vs 横浜FC ヴァンフォーレ甲府 vs V・ファーレン長崎 《19:00》 モンテディオ山形 vs いわきFC 栃木SC vs ファジアーノ岡山 ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本 徳島ヴォルティス vs ベガルタ仙台 大分トリニータ vs 清水エスパルス 2024.07.13 21:30 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly