「レバークーゼン、おめでとう」 トゥヘルがブンデス覇権争いに降参発言

2024.03.31 10:00 Sun
バイエルンを率いるトゥヘル監督。
Getty Images
バイエルンを率いるトゥヘル監督。
バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督がブンデスリーガ覇権争いで白旗を上げた。
PR
首位のレバークーゼンを10ポイント差で追う2位のバイエルン。再開後初戦となる30日の第27節では4位のドルトムントをホームに迎え撃った。
足首の負傷で代表活動も途中で切り上げ、状態が懸念されたハリー・ケインも先発起用したが、前後半に失点。反撃もなく、0-2で完封負けした。

今節を制したレバークーゼンとの勝ち点差が「13」に広がる1敗となり、トゥヘル監督も試合後のドイツ『スカイ』で降参を認めたようだ。

「ブンデスの行方が決まったか?」との問いに「そうだね、もちろん。今日の試合が終わって何も言う必要なしだ。レバークーゼン、おめでとう」と返した。
また、実に5年4カ月ぶりとなるドルトムント戦での敗戦にも「説明し難いが、もちろんながら十分ではなかった」とし、「正しい気概と情熱をもって試合に臨むのは非常に難しい」と唇をかんだ。

12連覇がさらに遠のいたバイエルンだが、残り7試合にかけるしかない。

PR
関連ニュース

トゥヘル監督がレアル・マドリーとの準決1stレグへ 「すべてが求められる」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が30日にホームで行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのレアル・マドリー戦にコメントした。 バイエルンにとって、2019-20シーズン以来となるCL準決勝。4シーズンぶりの欧州制覇に一歩ずつ前進するなか、立ちはだかるのが最多14度の優勝を誇るレアル・マドリーだ。 クラブ公式サイトによると、前日会見に出席したトゥヘル監督は「非常に大きく印象的な試合であるのは間違いなく、我々全員が非常に楽しみにしている」とし、心を躍らせた。 「CLの準決勝としては絶対に価値のある試合。本当に楽しみにしている」 また、「もちろん、戦術が求められるが、運も必要」と言い、選手の創造性からくるプレーも大事になってくるとの考えを示した。 「戦術というのは常に変化を生み出せるもの。アプローチは車であり、運転するのは選手だ。良いバランスと解決策を見つけないといけない」 「とはいえ、選手は計画にプラスして、自由が必要。運や勢いもだ。レアル戦ではすべてが必要。我々としては運気も少し押し上げないとね」 レアル・マドリー戦ではジュード・ベリンガムに要警戒で、トゥヘル監督も「彼は絶対的なキープレーヤー」と評し、12連覇を逃したブンデスリーガでの躓きをCLで埋め合わせたいとした。 「ウェンブリーに行って勝ちたい。準備できているし、大きな自信もある。アーセナルに勝ったのは大きかった。次のステップはレアル・マドリーとの対戦だ」 2024.04.30 15:05 Tue

去就注目のサネがバイエルンと会談、契約延長に向け前向きな話し合いが実現か

バイエルンは去就が注目されているドイツ代表FWレロイ・サネ(28)と会談の場を設けたようだ。 サネは2020年7月に、マンチェスター・シティからバイエルン入り。攻撃陣を牽引する一人として活躍しており、これまで公式戦172試合で47ゴール50アシストを記録している。 今シーズンも公式戦39試合9ゴール13アシストと活躍する一方で、バイエルンとの契約は2025年夏まで。今夏には契約が残り1年となる中で契約交渉に進展はなく、去就が注目されていた。 そんな中、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エベール氏とサネが、ミュンヘンの市街地で会談したとのこと。エベール氏からサネに対してはこれまでの貢献に対する感謝や、これからのチームにとっても必要な存在であることが伝えられたようだ。 クラブとして契約延長の意思を明確にした形だが、新契約に向けた具体的な条件交渉はまだの模様。両者は今週に控えたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのレアル・マドリー戦に集中している。 とはいえ、バルセロナやプレミアリーグからの関心が報じられるサネもまたバイエルンとの契約延長を希望していることから、今回の会談をきっかけに夏へ向けて交渉の加速が予想されているようだ。 2024.04.30 11:30 Tue

右SB起用続くキミッヒ、CLレアル戦でのvsヴィニシウスを心待ち「勝負できるのは非常に嬉しい」

バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒがレアル・マドリー戦への意気込みを語った。スペイン『アス』が伝えた。 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアーセナルに競り勝ち、30日にはレアル・マドリーとの準決勝1stレグに臨むバイエルン。2017-18シーズンもCL準決勝で顔を合わせた2チームが6年ぶりに対戦する。 ファイナル進出が懸かる決戦を前に、『アス』のインタビューに応じたキミッヒは、チーム事情により右サイドバックとしてトーマス・トゥヘル監督に起用されている現状についてもコメント。前向きにプレーしている上、手応えを掴んでいるようだ。 「そのポジションにケガ人が出たこともあって、監督は僕をそこに置くことに決めた。特にチャンピオンズリーグではうまくいった。だから監督がそれを変えることはないと思う」 「右SBとしてプレーするのは僕にとって問題ではない。中盤とは全く違うからとても楽しいよ。右SBとして数試合プレーした後、必要なリズムを掴むことができた。楽しめている。僕にとって良いことだし、今のチーム状況において非常に合っている」 「右SBとしてプレーするか中盤でプレーするかは気にしない。僕は成功のために全てを捧げる」 マドリー戦で予想されるのはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとの対峙。アーセナル戦ではすでにブラジル代表ガブリエウ・マルティネッリに対応しているが、新たな強敵との対戦を心待ちにしている。 「幸か不幸か、右SBや左SBでプレーすると、相手チームの最高の選手と対戦することが多い。ムバッペやヴィニシウスのような選手がいる… 現時点でヨーロッパサッカー界における最高の選手の2人だ。彼が一対一に非常に強いことは知っている。キリアン・ムバッペと同じようにね。だからこそ、僕は彼と対戦し、勝負できることを非常に嬉しく思っている」 また、ヴィニシウスの攻撃力にさえ注意すれば、守備の弱点をつけるのではないかという質問にもキミッヒは回答。第一は守備としながらも、隙を見て前にも出ていくつもりだ。 「誰だって弱点と強みを持ち合わせている。彼の弱点については話したくない。ヴィニシウスはとてもとても強力な選手だ。集中して守備をしなければならない。そして、攻撃するチャンスがあれば、当然攻撃に出たいと思っている。だけど最初は守備に集中するし、自分たちのプレーに集中しなければならない」 2024.04.29 17:05 Mon

バイエルン名誉会長が現指揮官を公に批判…トゥヘル監督は内容とタイミングに難色示す「あまりにも現実離れ」

バイエルンの名誉会長ウリ・ヘーネス氏とトーマス・トゥヘル監督の間にいざこざが生まれている。ドイツ『ビルト』が伝えた。 トゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が決定済みで、後任探しに動いているバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいは断念し、現在はオーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に接触している。 そんな中、ヘーネス氏は26日のドイツ『Frankfurter Allgemeine Zeitung』のイベントで、トゥヘル監督について言及。「個々の選手を向上させられる監督を望んでいる。これは批判だ!」、「彼は(アレクサンダル・)パブロビッチや(アルフォンソ・)デイビスを改善できるというわけではなく、これ以上ダメなら新しい選手を獲る! というスタンスなんだ」とコメントしていた。 続く27日、ブンデスリーガ第31節のフランクフルト戦に臨んだトゥヘル監督は、試合前にこのコメントについての想いを告白。若手を成長させられないという意見に反論している。 「あまりにも現実離れしていて、どう答えればいいかさえわからない!」 「私は監督としての名誉を傷つけられている。過去15年間にわたり我々のコーチングチームが証明してきたことがあるとすれば、それは若い選手たち、特にアカデミー出身の選手たちと常に一緒にトレーニングし、パフォーマンス次第でピッチに立たせるということだ」 「実際、我々は今それを証明している! 私はそれ(ヘーネス氏の意見)に同意できない。根拠のない意見だ!」 また、試合後にもこの件に関する質問を受け、改めて言及。レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2試合、さらにはブンデスリーガ2位を争うシュツットガルトとの直接対決直前というタイミングが引っかかっているようだ。 「これから10日間、我々全員にとって信じられないほど重要な日々が待っている。どんな余興だとしてもこれ以上悪いタイミングはない。今はレアル・マドリー戦、シュツットガルト戦、そして(2ndレグの)レアル・マドリー戦が全てだ」 2024.04.28 22:39 Sun

ケインのドッペルパックでバイエルンがフランクフルトに競り勝つ、CLマドリー戦に弾み【ブンデスリーガ】

バイエルンは27日、ブンデスリーガ第31節でフランクフルトをホームに迎え、2-1で競り勝った。フランクフルトのMF長谷部誠はベンチ入りも出場しなかった。 前節ウニオン・ベルリン戦を5発圧勝として公式戦3連勝の2位バイエルン(勝ち点66)は、3日後にチャンピオンズリーグ準決勝レアル・マドリー戦を控える中、ムシアラが欠場となった以外は現状のベストメンバーを送り出した。 今季の1stマッチで5失点大敗を喫した6位フランクフルト(勝ち点45)に対し、最前線にケイン、2列目に右からミュラー、チュポ=モティング、ラファエル・ゲレイロと並べる[4-2-3-1]で臨んだバイエルンが立ち上がりから押し込むと9分に先制する。ライマーが中盤でボールを奪って力強く持ち上がりボックス内へ。ラストパスをケインが難なく決めた。 しかし23分、個人技で同点とされる。バイタルエリア左でパスを受けたエキティケにボックス手前から見事なコントロールシュートを蹴り込まれた。 その後、ライマーが負傷してパブロビッチとの交代を強いられたバイエルンは、30分にチュポ=モティングのコントロールシュートでゴールに迫るもGKトラップのセーブに阻まれる。 さらに45分、ミュラーの右クロスに合わせたラファエル・ゲレイロのシュートはGKトラップにセーブされてバーに直撃し、1-1で前半を終えた。 迎えた後半もバイエルンが押し込む流れで推移すると、59分にPKを獲得する。ミュラーがボックス内でコッホにエルボーを食らうと、VARの末にPK判定となった。 これをケインが決めて勝ち越したバイエルンは終盤にかけて試合をコントロール。CLマドリー戦に向けて温存しつつ時間を消化し、2-1で勝利。4位以上を確定させ、来季のCL出場権を獲得している。 2024.04.28 00:30 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly