「得点でチームに貢献できるFWに」4年ぶりの日本代表復帰のFW小川航基、オランダで12ゴールを引っ提げエースに名乗り出る「僕は唯一無二」
2024.03.19 22:10 Tue
4年ぶりに日本代表に戻ってきた小川航基
およそ4年ぶりに日本代表に招集されたFW小川航基(NECナイメヘン)が、日本代表への思いと強い意気込みを語った。19日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に向けた連戦に向けトレーニングキャンプの2日目。初日は、12名が参加し、GK2名を含む7名しかグラウンドでトレーニングをしなかった中、2日目は13名がグラウンドに登場。非公開時には全選手が合流した。
コンディション調整がメインで、強度の高いトレーニングはしなかったが、2日後に控えた北朝鮮戦に向けて準備を進めた。
2019年12月のEAFF E-1サッカー選手権で初めて日本代表に選出された小川。香港代表戦でデビューするといきなりハットトリックの活躍を見せたが、その後は日本代表に呼ばれることは一度もないまま4年が経過した。
久々の日本代表招集となった小川は「素直に嬉しい気持ちですけど、ここからが勝負だと思います」とコメント。2022シーズンの明治安田生命J2リーグで得点王に輝く活躍を見せると、2023年夏にNECナイメヘンへと移籍。海外挑戦1年目で公式戦28試合12ゴールを記録している。
ゴールへの並々ならぬ意欲を見せる小川。「僕のゴールでW杯出場を掴み取れればと思います」と語った中、北朝鮮戦でも良さを出していきたいとした。
「しっかりと自分たちの色を出して、相手も球際に強くくる国ですし、それに負けないぐらい、上回るぐらいの球際の強さ、闘志を日本がしっかりと見せられれば、僕たちは上回ることができると思いますし、勝てると思います」
オランダでもゴールを量産できている要因については『僕自身はあまり海外挑戦1年目に苦しんだという選手や記事を見ていますけど、違う国に行って、自分のストロングのポイントを出せれば取りやすいと思っています」と語り、「最初はチームのコンセプトを理解するのに少し時間が掛かったところはありますけど、得点という自分の1番のストロングは出せていたと思います。チームが最近僕をよく見てくれるようになったことが大きいです」と、結果を残すことでより自分にボールが集まるようになったことが、ゴール量産につながったとした。
そして日本代表に復帰。「もちろん得点を取る以外にもチームの監督は求めて来ます。その中でも自分のストロングは得点を取るところというのを、コーチや森保さんにも見せたいというところで自主練習も怠って来なかったので、それが12得点にも繋がっていると思います」と語り、結果を残しての代表復帰という描いた道をしっかり歩んでいる。
アジアカップも見ていたという小川。「アジアのレベルが上がっているなと思いましたし、普通に力負けしている部分もあったと思います。その中で、自分が入った時にどうなるかをイメージして見ていました」とコメント。具体的には「僕だったこういうプレーができる、こういう打開策がある、ポストプレーだったり、色々なプレーでチームを助けられるなと思って見ていました」と、イメージは十分なようだ。
そして日本に少ないパターンである空中戦はアジアの他国が武器としている。ただ、小川はその穴を埋められる存在に。「僕の得点パターンを見てもらえればわかると思いますが、クロスからのゴールは非常に多彩なものがあって、ヘディングでもタイミングよく駆け引きしてでも、色々なパターンでクロスから得点できます。それは日本の力になれると思います」とコメント。「セットプレーからも僕自身は得点をとっているので、最終予選、2次予選はセットプレーも大事になるので、そういった意味でも力になれると思います」と、日本に足りないピースが自分であると語った。
日本のストライカー陣では異質な存在。小川が覚醒すればエースの地位も当然掴める状況だ。「色々なタイプのFWがいますけど、僕は唯一無二だと思っていますし、自分の色を出してチームと勝利に貢献できる、特に得点でチームに貢献できるFWになりたいと思います」と語り、「僕は得点を取ることが一番大事だと思っています。監督は色々要求してくると思いますが、そこだけは忘れないで、そこだけを求めると言っても過言ではないぐらい、思いは強いです」と、チームのコンセプトや求められるものはあっても、ゴールを目指すことだけは忘れないと強く語った。
同じリーグでプレーし、現体制の日本代表で最もゴールを決めているのはFW上田綺世(フェイエノールト)だが、小川は「タイプはもちろん違います。ただ、ライバル的なポジションではありますけど、僕自身は彼から学ぶものが多くて、彼の動きを常に見て学んでいます」とコメント。「僕が持っていて彼が持っていないものがあるので、彼の良いものを盗んで、切磋琢磨して成長していければと思います」と、共にレベルアップができればと語った。ただ「理想は僕がストライカーになることです」と、負ける気はさらさらない。そのポジションをゴールでしっかりと掴んでくれれば、日本も安泰だろう。
コンディション調整がメインで、強度の高いトレーニングはしなかったが、2日後に控えた北朝鮮戦に向けて準備を進めた。
久々の日本代表招集となった小川は「素直に嬉しい気持ちですけど、ここからが勝負だと思います」とコメント。2022シーズンの明治安田生命J2リーグで得点王に輝く活躍を見せると、2023年夏にNECナイメヘンへと移籍。海外挑戦1年目で公式戦28試合12ゴールを記録している。
横浜FCから去る際には「次に日本に戻ってくるのは代表のユニフォームを着て」と語っていたが、有言実行。小川は「僕自身その言葉は鮮明に覚えていますし、皆さんにお約束して横浜FCから旅立ったわけですけど、それを有言実行してここに帰ってこれたことは僕自身にも自信になりますし、応援してくれている皆さんにも口だけじゃないというのを少なからず見せられたと思います。ここがゴールではないですし、ここからだと思います」と、約束を果たしたものの、もっと上を目指していくとした。
ゴールへの並々ならぬ意欲を見せる小川。「僕のゴールでW杯出場を掴み取れればと思います」と語った中、北朝鮮戦でも良さを出していきたいとした。
「しっかりと自分たちの色を出して、相手も球際に強くくる国ですし、それに負けないぐらい、上回るぐらいの球際の強さ、闘志を日本がしっかりと見せられれば、僕たちは上回ることができると思いますし、勝てると思います」
オランダでもゴールを量産できている要因については『僕自身はあまり海外挑戦1年目に苦しんだという選手や記事を見ていますけど、違う国に行って、自分のストロングのポイントを出せれば取りやすいと思っています」と語り、「最初はチームのコンセプトを理解するのに少し時間が掛かったところはありますけど、得点という自分の1番のストロングは出せていたと思います。チームが最近僕をよく見てくれるようになったことが大きいです」と、結果を残すことでより自分にボールが集まるようになったことが、ゴール量産につながったとした。
そして日本代表に復帰。「もちろん得点を取る以外にもチームの監督は求めて来ます。その中でも自分のストロングは得点を取るところというのを、コーチや森保さんにも見せたいというところで自主練習も怠って来なかったので、それが12得点にも繋がっていると思います」と語り、結果を残しての代表復帰という描いた道をしっかり歩んでいる。
アジアカップも見ていたという小川。「アジアのレベルが上がっているなと思いましたし、普通に力負けしている部分もあったと思います。その中で、自分が入った時にどうなるかをイメージして見ていました」とコメント。具体的には「僕だったこういうプレーができる、こういう打開策がある、ポストプレーだったり、色々なプレーでチームを助けられるなと思って見ていました」と、イメージは十分なようだ。
そして日本に少ないパターンである空中戦はアジアの他国が武器としている。ただ、小川はその穴を埋められる存在に。「僕の得点パターンを見てもらえればわかると思いますが、クロスからのゴールは非常に多彩なものがあって、ヘディングでもタイミングよく駆け引きしてでも、色々なパターンでクロスから得点できます。それは日本の力になれると思います」とコメント。「セットプレーからも僕自身は得点をとっているので、最終予選、2次予選はセットプレーも大事になるので、そういった意味でも力になれると思います」と、日本に足りないピースが自分であると語った。
日本のストライカー陣では異質な存在。小川が覚醒すればエースの地位も当然掴める状況だ。「色々なタイプのFWがいますけど、僕は唯一無二だと思っていますし、自分の色を出してチームと勝利に貢献できる、特に得点でチームに貢献できるFWになりたいと思います」と語り、「僕は得点を取ることが一番大事だと思っています。監督は色々要求してくると思いますが、そこだけは忘れないで、そこだけを求めると言っても過言ではないぐらい、思いは強いです」と、チームのコンセプトや求められるものはあっても、ゴールを目指すことだけは忘れないと強く語った。
同じリーグでプレーし、現体制の日本代表で最もゴールを決めているのはFW上田綺世(フェイエノールト)だが、小川は「タイプはもちろん違います。ただ、ライバル的なポジションではありますけど、僕自身は彼から学ぶものが多くて、彼の動きを常に見て学んでいます」とコメント。「僕が持っていて彼が持っていないものがあるので、彼の良いものを盗んで、切磋琢磨して成長していければと思います」と、共にレベルアップができればと語った。ただ「理想は僕がストライカーになることです」と、負ける気はさらさらない。そのポジションをゴールでしっかりと掴んでくれれば、日本も安泰だろう。
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ワールドカップ(W杯)の熱気を冷ましてしまうのはもったいない。 日本代表の活躍も記憶に新しいカタールW杯はアルゼンチン代表の優勝で閉幕したが、サッカーファンにはとっては高校サッカー、インカレ、皇后杯など、まだまだイベントが続く。 23日には来季のJリーグ開幕節の日程も発表に。さらにJリーグは翌日、公式SNSで開幕へ向けたプロモーションビデオを公開した。 各W杯戦士がJリーグチームに在籍していた際の懐かしいユニフォームをファンが着用し、試合を注視。さらに当時の映像に加え、ラストにはサプライズも盛り込まれてる。 「Jリーグから巣立った選手たちが、カタールで戦っていた。」 「祭りが終わって、もうすぐ日常が始まる。」 「次の主役たちは、たぶん、私たちの日常の中にいる。もしかしたら、いつものスタジアムのピッチに。」 「また、ここから始めよう。」 「四年後じゃない。二ヶ月後だ。」 「2023年2月17日、Jリーグ開幕。」 近年では新卒で海外挑戦をする選手や海外クラブの育成組織へ加入するプレーヤーも増加しているが、カタールW杯を戦った日本代表26選手は全員がJリーグ経験者。中にはJ3でのプレー経験を持つ選手もいる。 過去から未来へとつながる映像には、ファンからも「素晴らしいムービーありがとうございます」、「感動したわ」、「泣かせますやん」、「2ヶ月後とか待ちきれないな」などの声が届けられたほか、現役選手やOBからも大きな反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグ開幕へ向けた煽りPV</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A32xw6cPO3w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.24 15:50 Sat2
カップ戦決勝でMVP選出の松窪真心、ほんわか受賞コメントが脚光浴びる 通訳はまさかの三浦成美「最高のインタビュー」
ノースカロライナ・カレッジに所属するU-19日本女子代表FW松窪真心のインタビューが注目を集めている。 松窪は現地時間9日に行われたアメリカの女子カップ戦、NWSLチャレンジカップ決勝のレーシング・ルイビル戦に先発出場。2-0の勝利に大きく貢献した。 同大会の決勝で先発した歴代最年少選手(19歳と6週間)となると、序盤からケロリンとの好連係でチャンスに絡み、1点リードの54分にはアイデア溢れるボレーで追加点をマーク。71分の交代時にはサポーターから盛大な拍手で迎えられた。 表彰式ではMVPに選出され、驚きの表情を見せた松窪。インタビューで見せた姿が反響を呼んだ。 キャプテンのデニス・オサリバン、松窪のゴールをアシストしたテス・ボーデに抱きかかえられた19歳は、トロフィー授与後の英語での質問に「?」の表情。すると、チームメイトからは「ナルミ!」コールが起き、急遽三浦成美(フル出場1アシスト)が通訳を務めることに。 「おめでとうございます。どう感じてますか?」と三浦が簡略化して問いかけると、殊勲の19歳は「I'm SO Happy~♪」と回答。周囲は大歓声に包まれた。 インターネット上でも賑わいを見せ、「『愛らしいメーター』が壊れたよ」、「最高のMVPインタビューの1つです」、「マナカさん!おめでとう!」などのコメントが寄せられるなど、微笑ましい姿が反響を呼んでいる。 なお、NWSLのX(旧:ツイッター)ではコンパクトにまとめられているが、アメリカ『Attacking Third』では一連の様子を公開。若干困惑気味に三浦が通訳を務める姿も確認できる。 <span class="paragraph-title">【動画】松窪真心のほんわかMVPインタビュー、三浦通訳にも注目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Manaka Matsukubo is the 2023 Challenge Cup Final MVP <br><br> Youngest player to start Challenge Cup<br> Challenge Cup Champion<br> Challenge Cup final MVP <a href="https://t.co/3pj1IMhvFn">pic.twitter.com/3pj1IMhvFn</a></p>— Attacking Third (@AttackingThird) <a href="https://twitter.com/AttackingThird/status/1700619648855572936?ref_src=twsrc%5Etfw">September 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.12 21:30 Tue3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5