バルセロナがベティスとの壮絶打ち合いを劇的に制す! クラブ100戦目フェランがトリプレーテ含む全4点に関与【ラ・リーガ】
2024.01.22 04:41 Mon
ラ・リーガ第21節、レアル・ベティスvsバルセロナが21日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのバルセロナが2-4で勝利した。
先週末に行われたレアル・マドリーとのスーペル・コパ決勝に1-4で惨敗したバルセロナ。今シーズン初タイトルを逃した以上にショックが残る敗戦を受け、チャビ監督の解任報道も取り沙汰される。直近のコパ・デル・レイでは3部のウニオニスタス相手に3-1の逆転勝利を収め、ベスト8進出を決めたものの、内容面を含めてクラシコ敗戦を払拭するまでには至らず。
そういったなか、上位陣にとってタフな相手となる7位のベティスとのアウェイゲームではリーグ3位タイの堅守を誇る相手に真価を示す勝利が求められた。チャビ監督はコパから先発6人を変更。レヴァンドフスキ、ペドリ、ギュンドアンら主力が復帰したほか、コパでトップチームデビューを飾ったパウ・クバルシが翌日に17歳のバースデーを控えるなかでラ・リーガデビューを飾った。
クラブ・レオンへの移籍が決定した重鎮グアルダードのお別れセレモニーが試合前に実施されたなか、開始直後から気合い十分のベティスが良い入りを見せる。開始直後には中央に抜け出したルイス・エンヒキがボックス中央でシュートを試みるが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。
立ち上がりの守勢を凌いだバルセロナは、時間の経過とともにリズムよくボールを動かしながらペースを握っていく。14分にはフレンキー・デ・ヨングの浮き球パスに反応したペドリがボックス中央でシュートを試みるが、ここは枠を捉え切れない。
幸先よく先制に成功したバルセロナは長短交えたパスに加え、内と外をうまく使い分けながら安定したボールの循環で以降もベティスをうまく揺さぶっていく。38分には右サイドから鋭いカットインを仕掛けたヤマルが左ポスト直撃の決定的なシュートを放つと、このこぼれをフェランがタップイン。だが、これは惜しくもオフサイドの判定に。さらに、前半終了間際にもレヴァンドフスキとフェランの連携でゴールネットを揺らすが、これも微妙なオフサイド判定で認められず。
完全に試合をコントロールしながらも追加点を奪えずに前半を終えたバルセロナだったが、後半立ち上がりにいきなりゴールをこじ開ける。48分、相手陣内右サイドで強引に一対一で仕掛けたヤマルがゴールライン際をえぐってシュートに持ち込むと、クロスバーを叩いたボールをボックス中央でフリーのフェランが左足ダイレクトで蹴り込み、ドブレーテを達成した。
ハーフタイム明けにウィリアン・ジョゼ、アサネ・ディアオに代えてフェキル、ボルハ・イグレシアスを投入したなか、いきなり出ばなを挫かれたベティス。だが、好調を維持する元レアル・マドリーMFがここから圧巻の輝きを放つ。
まずは56分、ボックス右のライン際でルイス・エンヒキが折り返したボールに対してGKペーニャとDFアラウホの動きが重なって短いクリアがボックス右にこぼれると、これに反応したイスコが抑えの利いた左足ハーフボレーでゴール右隅に突き刺す。
さらに、直後の59分には再び右サイドのルイス・エンヒキが浮き球で斜めに入れたクロスに反応したイスコが飛び出したGKペーニャの寸前で浮いたボールに右足で合わせ、チップキックの形でゴールネットに流し込んだ。
イスコのドブレーテによって2-2のイーブンに戻った試合はここからオープンな展開に。追いついたホームチーム優勢の時間が続くなか、チャビ監督はレヴァンドフスキに早々に見切りを付けてヴィトール・ロッキを投入したほか、初スタメンで奮闘したクバルシが足を攣ってプレー続行不可能となると、フェリックスを投入する攻撃的な采配。これでデ・ヨングをセンターバックに落とした。
どちらにも勝ち点3のチャンスがある、一進一退の攻防が繰り広げられた後半最終盤に地力を示したのはバルセロナ。90分、カウンターから相手陣内中央で細かく繋ぐと、ボックス手前でフェランとパス交換したフェリックスがペナルティアークから右足アウトを使った圧巻のシュートをゴール左下隅の完璧なコースに突き刺した。
前回対戦に続くフェリックスのゴールによって勝ち越しに成功したバルセロナは、さらにトドメの4点目まで奪い切る。92分、ロングカウンターからヤマルの針の穴を通すピンポイントスルーパスに抜け出したフェランがGKとの一対一を絶妙なチップキックで制し、バルセロナ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝うトリプレーテを達成した。
そして、一時2点差を追いつかれながらもフェランの全ゴールに絡む活躍によって打ち合いを制したバルセロナがリーグ3連勝を飾った。
先週末に行われたレアル・マドリーとのスーペル・コパ決勝に1-4で惨敗したバルセロナ。今シーズン初タイトルを逃した以上にショックが残る敗戦を受け、チャビ監督の解任報道も取り沙汰される。直近のコパ・デル・レイでは3部のウニオニスタス相手に3-1の逆転勝利を収め、ベスト8進出を決めたものの、内容面を含めてクラシコ敗戦を払拭するまでには至らず。
そういったなか、上位陣にとってタフな相手となる7位のベティスとのアウェイゲームではリーグ3位タイの堅守を誇る相手に真価を示す勝利が求められた。チャビ監督はコパから先発6人を変更。レヴァンドフスキ、ペドリ、ギュンドアンら主力が復帰したほか、コパでトップチームデビューを飾ったパウ・クバルシが翌日に17歳のバースデーを控えるなかでラ・リーガデビューを飾った。
立ち上がりの守勢を凌いだバルセロナは、時間の経過とともにリズムよくボールを動かしながらペースを握っていく。14分にはフレンキー・デ・ヨングの浮き球パスに反応したペドリがボックス中央でシュートを試みるが、ここは枠を捉え切れない。
それでも、優勢に試合を進めていくと、21分にはギュンドアンのパスがDFにディフレクトして意図せず絶妙なスルーパスの形でボックス右に走り込むペドリに繋がると、ペドリはシュートではなく中央でドフリーのフェラン・トーレスへのプレゼントパスを選択。これをフェランが難なく流し込んだ。
幸先よく先制に成功したバルセロナは長短交えたパスに加え、内と外をうまく使い分けながら安定したボールの循環で以降もベティスをうまく揺さぶっていく。38分には右サイドから鋭いカットインを仕掛けたヤマルが左ポスト直撃の決定的なシュートを放つと、このこぼれをフェランがタップイン。だが、これは惜しくもオフサイドの判定に。さらに、前半終了間際にもレヴァンドフスキとフェランの連携でゴールネットを揺らすが、これも微妙なオフサイド判定で認められず。
完全に試合をコントロールしながらも追加点を奪えずに前半を終えたバルセロナだったが、後半立ち上がりにいきなりゴールをこじ開ける。48分、相手陣内右サイドで強引に一対一で仕掛けたヤマルがゴールライン際をえぐってシュートに持ち込むと、クロスバーを叩いたボールをボックス中央でフリーのフェランが左足ダイレクトで蹴り込み、ドブレーテを達成した。
ハーフタイム明けにウィリアン・ジョゼ、アサネ・ディアオに代えてフェキル、ボルハ・イグレシアスを投入したなか、いきなり出ばなを挫かれたベティス。だが、好調を維持する元レアル・マドリーMFがここから圧巻の輝きを放つ。
まずは56分、ボックス右のライン際でルイス・エンヒキが折り返したボールに対してGKペーニャとDFアラウホの動きが重なって短いクリアがボックス右にこぼれると、これに反応したイスコが抑えの利いた左足ハーフボレーでゴール右隅に突き刺す。
さらに、直後の59分には再び右サイドのルイス・エンヒキが浮き球で斜めに入れたクロスに反応したイスコが飛び出したGKペーニャの寸前で浮いたボールに右足で合わせ、チップキックの形でゴールネットに流し込んだ。
イスコのドブレーテによって2-2のイーブンに戻った試合はここからオープンな展開に。追いついたホームチーム優勢の時間が続くなか、チャビ監督はレヴァンドフスキに早々に見切りを付けてヴィトール・ロッキを投入したほか、初スタメンで奮闘したクバルシが足を攣ってプレー続行不可能となると、フェリックスを投入する攻撃的な采配。これでデ・ヨングをセンターバックに落とした。
どちらにも勝ち点3のチャンスがある、一進一退の攻防が繰り広げられた後半最終盤に地力を示したのはバルセロナ。90分、カウンターから相手陣内中央で細かく繋ぐと、ボックス手前でフェランとパス交換したフェリックスがペナルティアークから右足アウトを使った圧巻のシュートをゴール左下隅の完璧なコースに突き刺した。
前回対戦に続くフェリックスのゴールによって勝ち越しに成功したバルセロナは、さらにトドメの4点目まで奪い切る。92分、ロングカウンターからヤマルの針の穴を通すピンポイントスルーパスに抜け出したフェランがGKとの一対一を絶妙なチップキックで制し、バルセロナ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝うトリプレーテを達成した。
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