ドルトムントがケルンに4発快勝! マレンのドッペルパックに新加入サンチョ&マートセンが決定的な仕事【ブンデスリーガ】
2024.01.21 01:33 Sun
ブンデスリーガ第18節、ケルンvsドルトムントが20日にライン・エネルギー・シュタディオンで行われ、アウェイのドルトムントが0-4で勝利した。
12分、右CKの場面でキッカーのブラントがサインプレーの形からボックス中央へグラウンダーのパスを入れると、うまくマークを外したマレンが右足ダイレクトで蹴り込んだグラウンダーシュートがゴール前の密集を抜けて左隅に決まった。
このゴール直後に一部サポーターの抗議活動でコイン型のチョコがピッチに投げ込まれるハプニングに見舞われたが、試合は数分後に無事再開。ただ、先制の良い流れに水をさされる形となったドルトムントは、ここから畳みかける展開とはならず。セットプレーやカウンターを起点にフュルクルクらに際どいシーンがあったものの、なかなか決定機まで持ち込めず。
迎えた後半、1点リードのドルトムントは何らかのアクシデントか、ジューレを下げて18歳DFブランクをトップチームデビューさせる。
すると、この交代直後にはそのブランクがティールマンに振り切られてゴール前に抜け出されるが、ここはGKコベルの好守で事なきを得た。さらに、51分にはマイナにボックス手前左から鋭い右足のシュートを枠の右隅へ飛ばされるが、今度は右ポストに救われた。
前半終盤の悪い流れを払しょくできずに守勢が続くドルトムントだが、復帰後初スタメンの10番が決定的な仕事を果たす。56分、ボックス左で仕掛けたサンチョがDFカルステンセンをかわすと、右手で引き倒される形となったPK獲得。これをキッカーのフュルクルクが冷静に右隅へ流し込み、58分の追加点とした。
畳みかけるドルトムントは直後にサンチョに続いてもう一人の新戦力が決定的な仕事を果たす。61分、自陣左サイドでカルステンセンからボールを奪ったマートソンがそのまま縦に運んで、DF2枚の間を通す絶妙な左足のクロス性のラストパスを供給。完全に背後へ抜け出したマレンがGKとの一対一を難なく制し、ドッペルパックを達成した。
この連続ゴールで勝利に大きく近づいたテルジッチ監督はサンチョ、ブラントを下げてバイノー=ギテンス、ロイスを同時投入。さらに、カードをもらっていたエズジャン、フュルクルクを下げてムココ、レイナの投入で試合を締めにかかる。
後半終盤にかけては一矢報いたいケルンが攻勢を強めるが、ここまでリーグ最少11得点と決定力不足のチームは最後の精度を欠く。一方、リスクを負わずにクリーンシートを意識するドルトムントはゲームコントロールしながら時計を進めていく。
その後、後半アディショナルタイムの92分にはマレン、レイナ、バイノー=ギテンスと繋いでボックス左からバイノー=ギテンスが折り返した高速クロスをムココが仕留め、ドルトムントが鮮やかなカウンターからトドメの4点目まで奪取。
そして、攻守に課題を残しながらも格下相手に大勝のドルトムントが後半戦初戦を白星で飾る連勝となった。
PR
前半戦最終戦であり新年初戦となった前節のダルムシュタット戦を3-0の快勝で飾り、リーグ5戦ぶりの白星を収めた5位のドルトムント。久々の連勝を目指したこの一戦では17位のケルンのホームに乗り込んだ。前節からは先発1人を変更し、バイノー=ギテンスに代わってサンチョが復帰後初スタメンとなった。氷点下の厳しいコンディションのなかでスタートした試合。スリッピーなピッチへの適応を含めて互いに探り探りのプレーとなる。それでも、地力で勝るアウェイチームは開始4分にブラントのミドルシュートで最初のチャンスを作ると、その勢いのまま先制点を奪い切る。このゴール直後に一部サポーターの抗議活動でコイン型のチョコがピッチに投げ込まれるハプニングに見舞われたが、試合は数分後に無事再開。ただ、先制の良い流れに水をさされる形となったドルトムントは、ここから畳みかける展開とはならず。セットプレーやカウンターを起点にフュルクルクらに際どいシーンがあったものの、なかなか決定機まで持ち込めず。
前半半ばから終盤にかけてはボールの主導権に加え、球際の勝負で上回るケルンが押し気味に進めていく。ティールマンへの長いボールを起点に再三サイドの深い位置を取ってクロスを送り込むが、最後のところでボックス内にかける人数、精度を欠く。さらに、セットプレーからシュートシーンを作り出したが、要所を締めるアウェイチームにことごとく撥ね返された。
迎えた後半、1点リードのドルトムントは何らかのアクシデントか、ジューレを下げて18歳DFブランクをトップチームデビューさせる。
すると、この交代直後にはそのブランクがティールマンに振り切られてゴール前に抜け出されるが、ここはGKコベルの好守で事なきを得た。さらに、51分にはマイナにボックス手前左から鋭い右足のシュートを枠の右隅へ飛ばされるが、今度は右ポストに救われた。
前半終盤の悪い流れを払しょくできずに守勢が続くドルトムントだが、復帰後初スタメンの10番が決定的な仕事を果たす。56分、ボックス左で仕掛けたサンチョがDFカルステンセンをかわすと、右手で引き倒される形となったPK獲得。これをキッカーのフュルクルクが冷静に右隅へ流し込み、58分の追加点とした。
畳みかけるドルトムントは直後にサンチョに続いてもう一人の新戦力が決定的な仕事を果たす。61分、自陣左サイドでカルステンセンからボールを奪ったマートソンがそのまま縦に運んで、DF2枚の間を通す絶妙な左足のクロス性のラストパスを供給。完全に背後へ抜け出したマレンがGKとの一対一を難なく制し、ドッペルパックを達成した。
この連続ゴールで勝利に大きく近づいたテルジッチ監督はサンチョ、ブラントを下げてバイノー=ギテンス、ロイスを同時投入。さらに、カードをもらっていたエズジャン、フュルクルクを下げてムココ、レイナの投入で試合を締めにかかる。
後半終盤にかけては一矢報いたいケルンが攻勢を強めるが、ここまでリーグ最少11得点と決定力不足のチームは最後の精度を欠く。一方、リスクを負わずにクリーンシートを意識するドルトムントはゲームコントロールしながら時計を進めていく。
その後、後半アディショナルタイムの92分にはマレン、レイナ、バイノー=ギテンスと繋いでボックス左からバイノー=ギテンスが折り返した高速クロスをムココが仕留め、ドルトムントが鮮やかなカウンターからトドメの4点目まで奪取。
そして、攻守に課題を残しながらも格下相手に大勝のドルトムントが後半戦初戦を白星で飾る連勝となった。
PR
ドルトムントの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
アフリカ年間最優秀選手賞の候補5名が発表! 受賞者発表は12月16日
アフリカサッカー連盟(CAF)は18日、CAFアワード2024で表彰されるアフリカ年間最優秀選手賞のノミネート選手5名を発表した。 10月末に発表された10名の候補から5名に絞られた候補者には、昨年の同賞で惜しくも2位に終わったパリ・サンジェルマン(PSG)DFアクラフ・ハキミやヨーロッパリーグ(EL)決勝でハットトリックを達成しアタランタのEL制覇に貢献したFWアデモラ・ルックマン、2023-24シーズンのブンデスリーガで28試合28ゴールを記録し、昨季まで在籍したシュツットガルトを躍進させたFWセール・ギラシーなどがノミネート。 また、今年1月に行われたアフリカネーションズカップ2023で優勝したコートジボワール代表からは、同大会で最優秀若手選手に輝いたブライトン&ホーヴ・アルビオンのFWシモン・アディングラが残っている。 なお、受賞者の発表は12月16日に予定されている。 ◆アフリカ年間最優秀選手賞 候補トップ5 FWシモン・アディングラ(コートジボワール/ブライトン) FWセール・ギラシー(ギニア/シュツットガルト&ドルトムント) DFアクラフ・ハキミ(モロッコ/パリ・サンジェルマン) FWアデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) GKロンウェン・ウィリアムズ(南アフリカ/マメロディ・サンダウンズ) 2024.11.19 07:30 Tue2
ドルトムントやブレーメンで活躍した元トルコ代表DFトプラクが35歳で現役引退
元トルコ代表DFエメル・トプラク(35)が現役引退を発表した。 2024年6月にトルコのアンタルヤスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたトプラクは、14日に自身のインスタグラムにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の写真と共に引退する旨のコメントを綴った。 「今日は特別な投稿をさせてもらう。16年間のキャリアに、笑顔と涙をもって終止符を打ちます」 「15歳で故郷のラーベンスブルクを離れ、フライブルクの下部組織に入団したことで、僕は夢だったプロサッカー選手としての足がかりをつかむことができた。そして実際にその夢をかなえることができた」 「一緒にブンデスリーガに昇格しフライブルクは僕にとって常に特別な存在だ。事故に遭い大変な時期に僕を無条件で支えてくれた」 「またブレーメンでは、恥ずべき降格争いを経験し、実際に降格を味わうこととなった。幸いなことに、翌年はキャプテンとしてチームを引っ張り、ブンデスリーガ昇格を果たすことができた」 「チャンピオンズリーグのデビューハレバークーゼンだった。彼らは事故後の僕に大きな信頼を寄せてくれたクラブで、キャプテンとしてピッチに立つさせてもらった」 「ドルトムントは黄色い壁。あの熱気あふれるスタジアムは、ブンデスリーガ、もしかしたら世界で一番熱いスタンドで鳥肌が立った」 「アンタルヤスポルは、母国でプレーする機会を与えてくれたチーム、僕はこのクラブでプレーすることが出来て本当に幸せだった」 「代表チーム、そこでプレーできたことは僕にとって最高の瞬間だった!」 「多くの勝利と多くの敗北があった。その過程で多くの友情が生まれた。私はそのことに限りなく感謝しているし、だからこそ私は笑っている。泣いているのは、小さい頃から何よりも好きだったスポーツをやめることになったからだ。自分の夢を叶えられたことを誇りに思うし、サッカー、クラブ、仲間、そしてファンの皆さんに心から感謝している」 2005年にフライブルクの下部組織に入団したトプラクは、2008年にトップチームに昇格。その後、レバークーゼンやドルトムント、ブレーメンでプレーし、ブンデスリーガ通算では263試合に出場、7ゴール50アシストを記録した。 2022年6月からは、母国のアンタルヤスポルに2年契約で加入。主力として公式戦46試合に出場し1ゴール2アシストを記録したが、2023-24シーズン後半戦はベンチを温める時間が増え、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 2011年に22歳でデビューしたトルコ代表では27キャップを誇っているが、ユーロやワールドカップなど主要大会の出場はなかった。 2024.11.15 08:00 Fri3
ドルトムントがクバ&ピシュチェクの引退試合実施…クロップやフンメルスも凱旋で8万人超えの本拠地が沸く
ドルトムントは7日、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでMFヤクブ・ブワシュチコフスキ(38)とDFウカシュ・ピシュチェク(39)のポーランド代表2選手の引退試合を開催した。 “クバ”の愛称で知られるブワシュチコフスキは2007年から2016年まで、ピシュチェクは2010年から2021年までドルトムントに在籍。ユルゲン・クロップ監督の下では2010-11、2011-12シーズンのブンデスリーガ2連覇など5つのタイトル獲得に貢献したレジェンドだ。 今回のインターナショナルマッチウィークではその2人のポーランド人プレーヤーの偉業を称えるため、ジグナル・イドゥナ・パルクで引退試合が開催され、ソールドアウトとなった試合には8万1365人のドルトムントファンが集った。 チーム・クバとチーム・ピシュチェクの2チームに分かれて行われた試合では、昨季限りでチームを離れたマッツ・フンメルスやヘンリク・ムヒタリアン、現在チームで主力を担うユリアン・ブラントといった現役選手に、現トップチーム指揮官であるヌリ・シャヒン監督を含むクラブOBが参戦し、クロップ監督も指揮官として参加した。 試合は両選手の同胞グロシツキの前半9分のゴールを皮切りに打ち合いの展開に。失点直後の14分には現指揮官シャヒンがゴンサロ・カストロとの見事なパス交換でゴール前に侵入し、GKヴァイデンフェラーの頭上を抜くループシュートですぐさま同点ゴールを奪い、スタンドを大いに沸かせた。 チーム・クバの1点リードで折り返した後半もオープンな展開になると、鮮やかなカウンターからグロシツキがこの試合2点目を奪取。同胞2人が主役の一戦で躍動を見せる。その後、チーム・ピシュチェクの連続ゴールで3-3のスコアに戻るが、ルーカス・バリオスがグロシツキ、主役のブワシュチコフスキのお膳立てからの連続ゴールで一気に突き放す。一方、チーム・ピシュチェクではクラブOB相手にブラントがさすがのフィニッシュで1点差に迫るゴールを決めたが、試合はこのままタイムアップ。チーム・クバの5-4の勝利に終わった。 試合後には2人の現役時代のハイライト映像がスタジアムの大型ビジョンで流され、両選手のエモーショナルな挨拶、チームメイトによる胴上げも実施。笑顔と涙に溢れる素晴らしい雰囲気でフィナーレを迎えた。 なお、すべてが最高の形で執り行われた一戦だったが、クラブ公式SNSは試合後にスタジアムに来場していた男性1名が健康上の問題で死去したことを伝え、お悔やみを伝えている。 チーム・クバ 5-4 チーム・ピシュチェク 【クバ】 カミル・グロシツキ(前9、後4) ムラデン・ペトリッチ(前43) ルーカス・バリオス(後15、後32) 【ピシュチェク】 ヌリ・シャヒン(前14) オウンゴール(後8) アルトゥル・ヴィフニアレク(後14) ユリアン・ブラント(後36) ◆チーム・クバ(スタメン) GK:ロマン・ヴァイデンフェラー DF:マルチン・ワシレフスキ、ネヴェン・スボティッチ、マッツ・フンメルス、デデ MF:ヤクブ・ブワシュチコフスキ、カミル・グロシツキ、モリッツ・ライトナー、アントニオ・ダ・シウバ FW:ネルソン・バルデス、ルーカス・バリオス ◆チーム・ピシュチェク(スタメン) GK:ヤロスラフ・ドロブニー DF:ウカシュ・ピシュチェク、ソクラティス・パパスタソプーロス、エリク・ドゥルム、マルセル・シュメルツァー、エメル・トプラク MF:ヌリ・シャヒン、ゴンサロ・カストロ、ヘンリク・ムヒタリアン FW:アドリアン・ラモス、ユリアン・シーバー <span class="paragraph-title">【動画】現指揮官シャヒン弾に2人の胴上げも</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A beauty. <a href="https://t.co/dOQPaQpHWX">pic.twitter.com/dOQPaQpHWX</a></p>— Borussia Dortmund (@BVB) <a href="https://twitter.com/BVB/status/1832442322874986906?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="de" dir="ltr">Für ganz besondere Spieler. <a href="https://t.co/VJduCKGA0A">pic.twitter.com/VJduCKGA0A</a></p>— Borussia Dortmund (@BVB) <a href="https://twitter.com/BVB/status/1832471728536351204?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/BANXTwbe8aU" title="ReLive: Farewell match of Piszczek & Blaszczykowski | Commentary" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.08 10:42 Sun4
ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…
ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>— Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed5