パレスチナ代表は不安抱えたままアジアカップへ 「10日前に家族へ送ったメッセージの返信は昨日届いた」
2024.01.15 16:00 Mon
アジアカップ2023に参戦中のパレスチナ代表。選手たちが開催地カタールに到着するまでの約3カ月間を、カタール『アルジャジーラ』がレポートした。
ハマダは「ガザで起きていることが頭から離れない。日々の生活やサッカーにも集中できない」と言い、ガザ地区を実効支配するイスラム主義組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まってから約3カ月、今大会の代表メンバー26人およびスタッフと大半の時間を共有してきたと明かす。
昨年10月7日にハマスがイスラエル側への攻撃を開始してから約3週間後、パレスチナ代表チーム一行はカタール・ワールドカップ(W杯)予選2試合を戦うため、ヨルダン川西岸地区を出発。それ以来、イスラエル軍による移動制限が強化され、遠征メンバーは誰一人としてヨルダン川西岸地区に戻れていないという。
ハマダが語ったところによると、サーレはガザ地区に残した家族との連絡が毎日取れる状況ではないようで、「10日前に家族へ送ったメッセージの返信は昨日届いた」とも。不安な日々を過ごしているようだ。
また、今大会開幕の数日前には、パレスチナのサッカー界で最も偉大な選手の1人に数えられ、世代別のパレスチナ代表でコーチも務めていたハニ・アル・マスダル氏(42)が、ガザ地区内で爆撃により死去したとの一報がカタール入りしていたチームに。パレスチナサッカー協会(PFA)によると、昨年10月以降ガザ地区内で70人以上のサッカー選手・コーチ・関係者が亡くなっているという。
パレスチナ代表を率いるチュニジア人指揮官、マクラム・ダブー監督は「練習前、練習中、バスの車中、ホテルの部屋…いついかなる時も、誰もがニュースを気にしている。選手たちは皆、パレスチナに残した家族の身を心配している」と語っている。
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13日に開幕したアジア杯。3大会連続3度目出場のパレスチナ代表は14日、グループC第1節でイラン代表と対戦し、1-4で敗れて黒星発進となった。この一戦でゴールマウスを守った背番号「22」、GKラミ・ハマダはイスラエルで生まれ育ち、パレスチナ代表として史上初めてイスラエル・プレミアリーグでプレー。現在はパレスチナのヨルダン川西岸、ウェストバンク・プレミアリーグで戦う29歳だ。昨年10月7日にハマスがイスラエル側への攻撃を開始してから約3週間後、パレスチナ代表チーム一行はカタール・ワールドカップ(W杯)予選2試合を戦うため、ヨルダン川西岸地区を出発。それ以来、イスラエル軍による移動制限が強化され、遠征メンバーは誰一人としてヨルダン川西岸地区に戻れていないという。
したがって、今大会の登録メンバー26人は昨年11月と同じ顔ぶれ。その中にはDFモハメド・サーレ、FWマフムード・ワディとガザ地区出身の選手がいるものの、2人ともエジプトのクラブでプレーしているために、代表活動に参加できた形とのことだ。
ハマダが語ったところによると、サーレはガザ地区に残した家族との連絡が毎日取れる状況ではないようで、「10日前に家族へ送ったメッセージの返信は昨日届いた」とも。不安な日々を過ごしているようだ。
また、今大会開幕の数日前には、パレスチナのサッカー界で最も偉大な選手の1人に数えられ、世代別のパレスチナ代表でコーチも務めていたハニ・アル・マスダル氏(42)が、ガザ地区内で爆撃により死去したとの一報がカタール入りしていたチームに。パレスチナサッカー協会(PFA)によると、昨年10月以降ガザ地区内で70人以上のサッカー選手・コーチ・関係者が亡くなっているという。
パレスチナ代表を率いるチュニジア人指揮官、マクラム・ダブー監督は「練習前、練習中、バスの車中、ホテルの部屋…いついかなる時も、誰もがニュースを気にしている。選手たちは皆、パレスチナに残した家族の身を心配している」と語っている。
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パレスチナ代表のW杯最終予選ホームは“中立地開催”…守護神が率直な想い「マレーシアサッカー協会に感謝」「いつの日か…」
パレスチナ代表のGKラミ・ハマダが、率直な想いを口にした。マレーシア『ニュー・ストレイツ・タイムズ』が伝えている。 パレスチナ代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第2節を戦い、国際Aマッチで初対戦となった韓国代表と0-0ドロー。敵地で勝ち点1をもぎ取った。 試合内容としても、チャンスクリエイト数は決して少なくなく、シュート10本といくつかの決定機が。ボール支配率を韓国に譲った一方、アグレッシブな姿勢を90分間崩さなかった。 10日の第2節は、ヨルダン代表とのホームゲーム。ただ、ホームといっても、現在のパレスチナ・ヨルダン川西岸地区では国際試合を開催できず、中立地マレーシアでの開催となる。(※) チーム一行は、韓国戦後すぐにクアラルンプール入りし、9日に前日会見を実施。 出席したGKハマダは、イスラエル出身にして、史上初めてイスラエル・プレミアリーグでプレーしたパレスチナ代表選手という30歳。今予選初白星への意欲と感謝を語った。 「言わずもがな、僕たちは厳しい状況が続いている。そんななか、韓国戦は良いパフォーマンスでひとつ結果を残せた形だよ。明日のヨルダン戦は『一貫性』がカギを握るだろう。韓国戦と同じようにしっかり戦いたい」 「僕たちはマレーシアで1週間の合宿を実施したのち、今回の代表ウィークに臨んでいる。マレーシアサッカー協会(FAM)への感謝を改めてこの場で。力強いパフォーマンスを続けるモチベーションになっているよ」 「マレーシアはもう僕の“第二の故郷”と言ってもいい。選手たちはみんな準備できているよ。だけど、サッカーは観客の応援が重要…いつの日か、パレスチナで代表戦をやりたい」 (※)パレスチナ代表のホームゲームはカタール開催やクウェート開催が多く、相手チームの本拠地開催をホームゲーム扱いとすることも <span class="paragraph-title">【動画】パレスチナが奮闘 国際Aマッチ初対戦の格上韓国をシャットアウト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">HIGHLIGHTS | Korea Republic - Palestine <br><br>Palestine put on a determined display against Korea Republic in Seoul!<br><br>Match Report <a href="https://t.co/j1iR8kgxW3">https://t.co/j1iR8kgxW3</a><a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/KORvPLE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#KORvPLE</a> <a href="https://t.co/nIo1mdkXOQ">pic.twitter.com/nIo1mdkXOQ</a></p>— #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1831925410998657122?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.10 16:15 Tueパレスチナ代表の人気記事ランキング
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