敵地で競り勝ったリバプールが4回戦進出! 新年黒星発進のアーセナルは公式戦3連敗に…【FAカップ】
2024.01.08 03:30 Mon
FAカップ3回戦、アーセナルvsリバプールが7日にエミレーツ・スタジアムで行われ、0-2で勝利したリバプールが4回戦進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋、リバプールのMF遠藤航は日本代表招集中のため欠場となった。
今ラウンド屈指の好カードは立ち上がりからホームチームペースで進む。開始3分にはGKラムズデールからのロングフィードに抜け出したネルソンがGKアリソンを左にかわしてシュートを狙うが、これは惜しくもニアのサイドネットを叩いた。
さらに、前がかりな戦いを継続すると、11分にはボックス右に抜け出したハヴァーツを起点にボックス内でネルソン、ウーデゴールと連続シュートを放つが、相手のブロックとクロスバーに阻まれた。
一方、守勢を耐える状況が続くリバプールはカウンター、セットプレーから散発的にフィニッシュの場面を作り出す。決定機まであと一歩という場面が目立つなか、前半終了間際の45分にはガクポの見事な運びからアレクサンダー=アーノルドがボックス右から鋭い右足シュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
アーセナル優勢もゴールレスで折り返した後半。より変化が必要なリバプールはエリオットを中盤に移し、3トップを右からルイス・ディアス、ガクポ、ヌニェスの形に変更。すると、立ち上がりは右サイドで背後を狙うディアスを起点に良い形を作り始める。
立ち上がりの攻防を経て両ベンチは60分手前に動く。アーセナルはネルソンを下げてマルティネッリ、リバプールはガクポとマク・アリスターに代えてジョタ、グラフェンベルフを同時投入。
以降はマルティネッリの個人技を活かして良い形を作り出すアーセナルが、よりゴールに迫るものの試合は拮抗。これを受け、リバプールとはエリオットとカーティス・ジョーンズを下げてブラッドリー、クラークの若手2選手を投入する勝負に出た。
すると、この交代の影響もあってか後半半ばを過ぎてアウェイチームが押し返すと、ジョタを起点に続けてビッグチャンスを創出。ここはGKラムズデールの好守とクロスバーに阻まれたが、良い流れのままにゴールをこじ開けた。
80分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でキッカーのアレクサンダー=アーノルドが右足インスウィングの鋭いボールをゴール前に入れると、ニアでヘディングでのクリアを試みたDFキヴィオルが触ったボールがゴールネットに突き刺さった。
不運な形からビハインドを背負ったアーセナルは失点後にジョルジーニョ、キヴィオル、ハヴァーツを下げてエンケティア、スミス・ロウ、トロサールをピッチに送り込む。前がかりの布陣でゴールをこじ開けにかかるが、リバプールの集中した守備を崩し切れない。
すると、試合終了間際の95分にはリバプールの鋭いカウンターが発動。左サイドを持ち上がったヌニェスを起点にジョタを経由したボールがボックス右のディアスに渡ると、強烈な右足のシュートをニア上に突き刺し、試合を決める追加点とした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、敵地で勝ち切ったリバプールが4回戦進出を決定。一方、2024年黒星スタートのアーセナルはこれで公式戦3連敗となった。
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直近のリーグ戦で2連敗と調子を落とすプレミアリーグ4位のアーセナルは、2024年初戦でのバウンスバックを図って難敵をホームで迎え撃った。アルテタ監督は1-2で敗れた直近のフルアム戦から先発3人を変更。GKをラムズデールに入れ替えたほか、エンケティアとマルティネッリに代えてジョルジーニョ、ネルソンを起用。ハヴァーツを1トップに配した[4-2-3-1]を採用した。なお、ガブリエウ・ジェズスはヒザの軽度の問題でベンチ外となった。一方、元日開催のニューカッスル戦に快勝し、2024年を白星でスタートしたプレミアリーグ首位のリバプール。公式戦3連勝を狙うクロップのチームは難所エミレーツでのビッグマッチに向けて先発4人を変更。代表招集の遠藤とサラーに加え、負傷のソボスライと体調不良のファン・ダイクがメンバー外となり、クアンサー、マク・アリスター、ガクポ、エリオットが代役を担った。さらに、前がかりな戦いを継続すると、11分にはボックス右に抜け出したハヴァーツを起点にボックス内でネルソン、ウーデゴールと連続シュートを放つが、相手のブロックとクロスバーに阻まれた。
立ち上がりの先制点には至らずも主導権を掌握することに成功したアーセナルは、安定してボール保持からの遅攻。マク・アリスターらをボールの奪いどころに定めたショートカウンターでゴールに迫っていく。ただ、再三のシュートチャンスをハヴァーツらがモノにできず。38分のホワイトの意表を突くミドルシュートもGKアリソンのファインセーブに阻まれる。
一方、守勢を耐える状況が続くリバプールはカウンター、セットプレーから散発的にフィニッシュの場面を作り出す。決定機まであと一歩という場面が目立つなか、前半終了間際の45分にはガクポの見事な運びからアレクサンダー=アーノルドがボックス右から鋭い右足シュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
アーセナル優勢もゴールレスで折り返した後半。より変化が必要なリバプールはエリオットを中盤に移し、3トップを右からルイス・ディアス、ガクポ、ヌニェスの形に変更。すると、立ち上がりは右サイドで背後を狙うディアスを起点に良い形を作り始める。
立ち上がりの攻防を経て両ベンチは60分手前に動く。アーセナルはネルソンを下げてマルティネッリ、リバプールはガクポとマク・アリスターに代えてジョタ、グラフェンベルフを同時投入。
以降はマルティネッリの個人技を活かして良い形を作り出すアーセナルが、よりゴールに迫るものの試合は拮抗。これを受け、リバプールとはエリオットとカーティス・ジョーンズを下げてブラッドリー、クラークの若手2選手を投入する勝負に出た。
すると、この交代の影響もあってか後半半ばを過ぎてアウェイチームが押し返すと、ジョタを起点に続けてビッグチャンスを創出。ここはGKラムズデールの好守とクロスバーに阻まれたが、良い流れのままにゴールをこじ開けた。
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不運な形からビハインドを背負ったアーセナルは失点後にジョルジーニョ、キヴィオル、ハヴァーツを下げてエンケティア、スミス・ロウ、トロサールをピッチに送り込む。前がかりの布陣でゴールをこじ開けにかかるが、リバプールの集中した守備を崩し切れない。
すると、試合終了間際の95分にはリバプールの鋭いカウンターが発動。左サイドを持ち上がったヌニェスを起点にジョタを経由したボールがボックス右のディアスに渡ると、強烈な右足のシュートをニア上に突き刺し、試合を決める追加点とした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、敵地で勝ち切ったリバプールが4回戦進出を決定。一方、2024年黒星スタートのアーセナルはこれで公式戦3連敗となった。
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リバプールの日本代表MF遠藤航が若かりし頃に影響を受けた選手について語った。 2023年8月にシュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤。プレミアリーグ初挑戦ながら、加入初年度は公式戦44試合に出場。 そんな日本代表のキャプテンはプレミアリーグYouTubeチャンネルの『Uncut』に出演。チームメイトの能力について語るなか、自らの憧れの選手としてリバプールの先輩でもある元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ氏の名前を挙げた。 「彼は6番(セントラルMF)としてだけでなく、ディフェンダーとしてもプレーしました」 「背は高くないけど、ミッドフィルダーとセンターバックの両方をこなせました。僕は子供の頃ディフェンダーでしたが、背の高いセンターバックではなかったので、彼の試合をよく観ていました」 「(リバプールでマスチェラーノと同じポジションでプレーしていることは)夢が叶ったようなものです。子どもの頃、プレミアリーグの試合をよく観ていて、プレミアリーグの選手になりたいといつも夢見ていました。想像もできなかったことだけど、とても嬉しいし、夢が叶いました」 また、プレミアリーグで日本人がプレーする意義についてもコメントした遠藤。次の世代に繋げる意味でも良いことだと主張した。 「日本のサッカーにとってとても良いことだと思います。子どもの時にみんな観ていたと思います」 「今はファンの多くが日本人選手に興味を持っていると思います。昨シーズンは僕がここに来ましたし、たくさんの選手がプレミアリーグに来ています。そしてみんな良いプレーをしています。日本のサッカーにとってとても良いことだと思います」 アルネ・スロット監督が新たに就任した今シーズンのリバプールは、現在プレミアリーグ首位。今季は熾烈なポジション争いでプレータイムを減らしている遠藤だが、ここ最近ではクローザー役として絶好調のチームを黒子として支えている。 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航がリバプールの選手について語る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3bw-qOXbcA4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.22 21:45 Fri4
イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か
インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon5