王者シティが大会連覇へ5発快勝発進! デ・ブライネお膳立てからドクがダメ押し弾で2人で復帰祝う【FAカップ】
2024.01.08 01:00 Mon
FAカップ3回戦、マンチェスター・シティvsハダースフィールド・タウンが7日にエティハド・スタジアムで行われ、5-0で圧勝したシティが4回戦進出を決めた。なお、ハダースフィールドのDF中山雄太は日本代表招集のため欠場となった。
[5-4-1]で自陣深くに守備ブロックを構えるハダースフィールドに対して、立ち上がりから80%近いボール支配率でハーフコートゲームを展開するシティ。開始7分にアルバレスがファーストシュートを放つと、以降は内と外でボールを出し入れしながら相手守備を引き出す作業を続ける。
その後、相手のハードチャージで負傷したアカンジが一度はプレーに復帰したものの続行は叶わず。これを受け、18分にマテウス・ヌネスがスクランブル投入され、リコ・ルイスが右サイドバックにポジションを下げた。
まずは33分、ボックス付近でコバチッチ、アルバレス、フォーデンと細かくボールを繋ぐと、ボックス左のフォーデンが相手に囲まれながらも鋭く振った左足のシュートがGKの左の肩口を抜けて逆のサイドネットに突き刺さった。
続く37分にはボックス手前右でボールを持ったヌネスがフォーデンとのパス交換でポケットを取ってグラウンダーで折り返すと、ルイスの当たり損ねとなったシュートにストライカーの嗅覚で反応したゴール前のアルバレスがワンタッチでコースを変えて左隅に流し込んだ。
この連続ゴールによる2点リードに加え、相手に決定機はおろかシュートを1本も打たせることなく前半を終えたシティ。後半は相手の出方を窺いつつ、引き続きボールを握ってゲームをコントロール。立ち上がりの53分にはボックス右で仕掛けたボブがカットインから左足を振るが、ニア下を狙ったシュートはわずかに枠の右へ外れる。
後半はやや膠着状態が続くなか、57分には前半のゴール以上にホームサポーターが沸く。アルバレスとグリーリッシュに代わっていずれも負傷明けのデ・ブライネ、ドクが同時投入された。すると、この交代直後の58分にはヌネスの裏抜けからの丁寧な落としを受けたボブがボックス右から右足の折り返しを狙うと、これがDFにディフレクトして大きくコースが変わってゴールネットに吸い込まれた。
この3点目で完全にアウェイチームの心を折ったホームチームは以降も攻撃の手を緩めない。65分には右CKの場面でショートコーナーから細かく繋ぎ、最後はペナルティアーク付近でコバチッチのマイナスの落としに反応したフォーデンが見事な左足ダイレクトシュートを左下隅に突き刺し、この試合自身2点目を奪取。
さらに、74分には前線で起点となったデ・ブライネがボブとのパス交換で右のポケットを取って正確な浮き球のクロスを入れると、ファーでフリーのドクが抑えの利いた右足ボレーシュートをゴール左隅に流し込み、復帰組の2人の連携によるゴールも生まれた。
その後、トップチームデビューのライトやハミルトンと若手の投入で試合をクローズに入ったシティはGKオルテガの好守など最後まで相手に隙を与えず。格下に力の差を見せつける快勝で大会連覇へ良いスタートを切った。
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大会連覇を狙う昨シーズンの王者シティは、今シーズンのFAカップ初陣でチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールドと対戦した。2024年初戦に臨んだグアルディオラ監督は直近のシェフィールド・ユナイテッド戦から先発5人を変更。GKをオルテガに代えたほか、ロドリやウォーカーをベンチに置きセルヒオ・ゴメスやボブら控えメンバーを起用した。また、復帰期待されるドクとデ・ブライネがベンチに入った。その後、相手のハードチャージで負傷したアカンジが一度はプレーに復帰したものの続行は叶わず。これを受け、18分にマテウス・ヌネスがスクランブル投入され、リコ・ルイスが右サイドバックにポジションを下げた。
以降も焦れずに相手を広げて揺さぶる作業を継続するホームチームは、なかなか決定機まで持ち込めないものの、アタッキングサードでの連携、精度を高めていく。すると、前半半ばを過ぎてその形から続けてゴールが生まれる。
まずは33分、ボックス付近でコバチッチ、アルバレス、フォーデンと細かくボールを繋ぐと、ボックス左のフォーデンが相手に囲まれながらも鋭く振った左足のシュートがGKの左の肩口を抜けて逆のサイドネットに突き刺さった。
続く37分にはボックス手前右でボールを持ったヌネスがフォーデンとのパス交換でポケットを取ってグラウンダーで折り返すと、ルイスの当たり損ねとなったシュートにストライカーの嗅覚で反応したゴール前のアルバレスがワンタッチでコースを変えて左隅に流し込んだ。
この連続ゴールによる2点リードに加え、相手に決定機はおろかシュートを1本も打たせることなく前半を終えたシティ。後半は相手の出方を窺いつつ、引き続きボールを握ってゲームをコントロール。立ち上がりの53分にはボックス右で仕掛けたボブがカットインから左足を振るが、ニア下を狙ったシュートはわずかに枠の右へ外れる。
後半はやや膠着状態が続くなか、57分には前半のゴール以上にホームサポーターが沸く。アルバレスとグリーリッシュに代わっていずれも負傷明けのデ・ブライネ、ドクが同時投入された。すると、この交代直後の58分にはヌネスの裏抜けからの丁寧な落としを受けたボブがボックス右から右足の折り返しを狙うと、これがDFにディフレクトして大きくコースが変わってゴールネットに吸い込まれた。
この3点目で完全にアウェイチームの心を折ったホームチームは以降も攻撃の手を緩めない。65分には右CKの場面でショートコーナーから細かく繋ぎ、最後はペナルティアーク付近でコバチッチのマイナスの落としに反応したフォーデンが見事な左足ダイレクトシュートを左下隅に突き刺し、この試合自身2点目を奪取。
さらに、74分には前線で起点となったデ・ブライネがボブとのパス交換で右のポケットを取って正確な浮き球のクロスを入れると、ファーでフリーのドクが抑えの利いた右足ボレーシュートをゴール左隅に流し込み、復帰組の2人の連携によるゴールも生まれた。
その後、トップチームデビューのライトやハミルトンと若手の投入で試合をクローズに入ったシティはGKオルテガの好守など最後まで相手に隙を与えず。格下に力の差を見せつける快勝で大会連覇へ良いスタートを切った。
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