【2023-24 プレミアリーグ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手は首位チーム牽引の絶対的エース

2024.01.03 22:00 Wed
大本命苦戦で混戦模様のなかでリバプールが首位ターン
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大本命苦戦で混戦模様のなかでリバプールが首位ターン
◆大本命苦戦で混戦に
史上初の4連覇を目指す大本命マンチェスター・シティの思わぬ苦戦や伏兵アストン・ビラの台頭によって混戦模様となった今シーズンのプレミアリーグ。クリスマスを首位で迎えたのはアーセナルだったが、最終的に首位で前半戦を終えたのはリバプールとなった。
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重鎮ヘンダーソン、ファビーニョらの退団によって中盤の大刷新を図ったクロップ体制9年目のリバプール(勝ち点42)は、誤審問題で唯一トッテナムに敗れたものの、ここまで12勝6分け1敗の安定した成績で冬の王者に輝いた。シーズン序盤はMFソボスライを除くMFマク・アリスター、MF遠藤航がフィットに時間を要した中盤の構成力の問題や全体の強度不足で勝ち点を重ねながらも安定感を欠く試合も少なくなかったが、完全復活の新主将DFファン・ダイク、守護神アリソンを中心とするリーグ最少失点の堅守、伝統の勝負強さを武器にきっちり結果を残した。以降は前述の中盤のタレントのフィットに絶対的エースのサラーが牽引する破壊力のある攻撃がかみ合い、リーグテーブルの頂に相応しいチームに仕上がってきた。ただ、悲願達成に向けては4分け1敗の未勝利に終わった対ビッグ6の戦績の改善、サラーと遠藤がそれぞれアフリカ・ネーションズカップ(CAN)、アジアカップで離脱する2024年序盤戦の戦いが重要となる。
一方、前半戦最終戦での敗戦によって首位ターンを逃した2位のアーセナル(勝ち点40)。新守護神ラヤ、DFティンバー、MFライス、MFハヴァーツと各ポジションに実力者を獲得し、土壇場で優勝を逃した昨季の雪辱と共に久々のチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋に挑んだ。前半戦では物議を醸す判定も影響したニューカッスル、アストン・ビラ相手の敗戦で勝ち点を取りこぼした一方、天敵シティ相手のアルテタ体制初勝利やライスの劇的な2つのゴールで勝ち切った2試合を含め昨季の優勝経験が活きた試合もあり、全体のパフォーマンスを含め悪くない前半戦を過ごした。

ただ、ライバルに比べて離脱者は少ないが、指揮官の柔軟性を欠く采配に加えて控え選手のクオリティの問題で、一度流れが悪くなると挽回できないケースが目立っており、過密日程の12月に少なくない勝ち点を失った点は後半戦に向けて大きな懸念材料。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題で今冬の大型補強の可能性も低く、現有戦力の奮起と指揮官の修正力が試される。
昨季ニューカッスルを彷彿させる大躍進で前半戦を3位フィニッシュしたのは古豪アストン・ビラ。昨季途中のエメリ監督の就任後は要塞化するビラ・パークでの圧倒的な強さを活かして逆転でのカンファレンスリーグ(ECL)行きを成し遂げたチームは、開幕前の積極補強によってスケールアップ。リバプールとマンチェスター・ユナイテッドに屈したものの、王者シティ相手の完勝を含めアーセナル、トッテナムに加え、ブライトン、ウェストハムといった強豪を撃破する圧巻の戦いぶりで今季の台風の目となる。後半戦では上位争いの重圧とうまく付き合いながら、やや不得手なアウェイの戦いの改善が目標達成のポイントとなる。

1試合未消化も大本命に推されたなか、王者シティ(勝ち点37)は前半戦を想定外の4位で終えた。開幕節で司令塔デ・ブライネを長期離脱で失うアクシデントに見舞われたが、開幕6連勝と上々のスタートを切った。しかし、伏兵ウォルバーハンプトンに今季初黒星を喫すると、直後には大得意としていたアーセナルにグアルディオラ体制で初の敗戦。さらに、前半戦を占う強豪4連戦では試合クローズの問題で勝ち点2を失う3連続ドロー、アストン・ビラ相手の衝撃的な完敗でよもやの4戦未勝利も経験。さらに、主砲ハーランドら一部主力の離脱によって苦境に追い込まれたが、クラブ・ワールドカップ初制覇以降の試合ではMFフォーデンら若手の活躍によって本来のフォームを取り戻しつつある。例年の終盤戦の勝負強さを鑑みれば、現状の上位との勝ち点差であれば、ここからの逆転は十二分に可能なはずだ。

トップ4圏外のトップハーフで前半戦を終えたのは、トッテナム(勝ち点36)、ウェストハム(勝ち点33)、マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点31)、ブライトン(勝ち点30)、ニューカッスル(勝ち点29)、チェルシー(勝ち点25)。
いずれのクラブも地力を示す試合は少なくなかった一方、トップ4以上に多くの負傷者や離脱者に苦しめられた部分で勝ち点差を離される結果となった。

ポステコグルー新監督の下、開幕10戦無敗と序盤戦の主役を担った新生スパーズだが、初黒星を喫したチェルシー戦では2人の退場者と共に、DFファン・デ・フェン、MFマディソンの長期離脱という悪夢を経験。元々の選手層の問題に加えて、以降も離脱者が続いたチームはそこから4敗1分けの急失速を経験したが、オーストラリア人指揮官の卓越したチームマネジメントによって復調。リバプール同様に2024年序盤はCAN、アジアカップで一部主力不在の苦境に陥るなか、復帰組と新戦力補強が浮沈のカギを握る。

テン・ハグ体制2年目のマンチェスター・ユナイテッドはクラブ売却の遅延というピッチ外の混乱、度重なる負傷者というピッチ内のアクシデントに左右された前半戦に。負傷者続出のディフェンスライン、深刻な得点力不足と攻守両面で大きな問題を抱えており、昨季以上に新主将ブルーノ・フェルナンデスへの依存が顕著な組み立ての部分も含め、後半戦に向けてポジティブな材料は少ない。サー・ジム・ラトクリフ氏の参画が決定した今冬のリクルートの部分での後押しがなければ、現状の順位を維持するのも難しいかもしれない。

MF三笘薫を擁するブライトン、昨季4位のニューカッスルは経験が少ないUEFAコンペティションとの二足の草鞋に加え、想定以上の負傷者に苦しめられる前半戦となった。共に自身のスタイルを貫くなか、プレー強度の低下や勤続疲労による主力のパフォーマンス低下によって安定感を欠く試合が少なくなかった。それでも、ブライトンはMFヒンシェルウッド、ニューカッスルはMFマイリーと生え抜きの台頭というポジティブな要素もあり、後半戦で離脱者が戻ってくれば、ここからの巻き返しは十分に可能だ。

ボトムハーフでは昨季チャンピオンシップ(イングランド2部)の王者であるバーンリー(勝ち点11)を含め、シェフィールド・ユナイテッド(勝ち点9)、ルートン・タウン(勝ち点15)の昇格組3チームが降格圏に。プレミアリーグの大きな壁を実感する前半戦となった。

また、前線を中心に負傷者や主力の流出が目立ったフルアム(勝ち点21)やブレントフォード(勝ち点19)といった昨季躍進したクラブが苦戦。エバートン(勝ち点16)は財務問題でシーズン途中に勝ち点10を剥奪される苦境に陥ったなか、一時は4連勝で復調したが、直近の上位陣相手の敗戦で残留圏内ギリギリの17位に位置。後半戦も痺れる残留争いに身を置く形となりそうだ。

【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆FWモハメド・サラー(リバプール)
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首位チームを牽引した絶対的エース。例年以上の混戦模様の前半戦ということもあり、FWハーランド一択だった昨季に比べて多くの候補がいたが、首位チームにおいて守備の主役を担ったDFファン・ダイクと共に攻撃の主役を担ったエジプト代表FWを前半戦MVPに選出した。

加入7年目となった今季のチームは中盤の刷新に加え、DFロバートソンの長期離脱、DFアレクサンダー=アーノルドの役割の変更によって自身のプレーに若干の変化を加える形となったが、前半戦ではリーグ2位の12ゴールにリーグ最多7アシストと圧巻のスタッツを叩き出した。さらに、19試合中ゴール関与がなかった試合はわずかに5試合と安定感の部分も申し分なかった。

今年6月で32歳とキャリア終盤に突入しつつあるが、今季はCL参戦を逃したことでリーグ戦により注力できる環境にあり、試合中もうまく消えつつ決定的な局面でギアを上げるベテランらしい、したたかなプレーも見せており、先日に達成したリーグ通算150ゴールから、さらに多くのゴールを積み重ねていきそうだ。今月から来月初旬までCAN2023参戦のため数試合を欠場するため、タイトル獲得は厳しいかもしれないが、復帰後の躍動でチームタイトルと共に個人タイトルも期待したいところだ。

★最優秀監督
◆ウナイ・エメリ(アストン・ビラ)
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CL出場権争いを上回る優勝争いに導く。プレミアリーグ史上初となる就任から3カ月連続の月間最優秀監督賞に輝いたトッテナムのポステコグルー監督の手腕も称賛に値するが、前半戦を3位フィニッシュしたアストン・ビラのスペイン人指揮官を最優秀監督に推す。

昨季、ジェラード前監督の下で崩壊しかけたチームを引き継ぎ、7位フィニッシュに導いた52歳の指揮官。さらなる躍進を期して臨んだ今季はECLとの二足の草鞋に備えセビージャ時代の盟友モンチ氏の助力も得て、MFティーレマンス、DFパウ・トーレス、DFラングレ、MFザニオーロ、FWディアビら実力者を補強。開幕戦となったニューカッスル戦、第4節のリバプール戦で大敗を喫するなどシーズン序盤こそ苦戦したが、以降はハイライン・ハイインテンシティをベースに真骨頂の分析力、有能なセットプレーコーチの下で繰り出す多彩なセットプレーを武器にハイペースで勝ち点を積み重ねた。

とりわけ、昨季から継続しクラブ新記録の15連勝を達成したビラ・パークでの強さは圧倒的で、ブライトン相手の6-1の圧勝を皮切りに、シティとアーセナルを連破してみせた。ここに来て負傷者や勤続疲労によって調子は下降気味だが、今冬の補強次第では後半戦も優勝争い、トップ4争いのメインキャストの一角を担うはずだ。

【期待以上】
★チーム
ボーンマス
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10戦目での初勝利をきっかけに完全覚醒。3位に躍進したアストン・ビラ、勝ち点10剥奪からV字回復のエバートンも捨てがたいが、今季も残留争いのメインキャストの一角が予想されたなかでトップハーフに肉薄する暫定12位のチェリーズを推したい。

昨季、パーカー監督の後任として就任したオニール新監督の下で15位での残留を果たしたものの、今季から前ラージョ指揮官のイラオラ新監督を招へい。逸材MFアレックス・スコットやDFケルケズといった興味深い数人のタレントを獲得したものの、MFアダムス以外に目玉となる補強はなく、且つその目玉がいきなり長期離脱を強いられる不運に見舞われた。

これにより開幕9戦未勝利(3分け6敗)と早くも監督交代の可能性も報じられたが、10戦目でバーンリー相手に待望の初勝利。その直後には王者シティに1-6の惨敗を喫したが、以降の7試合ではマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル相手の勝利にアストン・ビラ相手のドローを含む6勝1分けと圧巻の戦績を残した。

プレミア仕様にマイナーチェンジしたものの、指揮官が求めるアグレッシブな縦志向のスタイルへの戦術的な落とし込みが完了し、この間に4試合のクリーンシートも記録。相手DFロッキャーの試合中の心停止によってフルマッチでの再試合となったルートン戦を勝利すれば一桁順位の可能性もあり、後半戦への期待値を含めて選出した。

★選手
◆FWドミニク・ソランケ(ボーンマス)
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26歳にして大器覚醒の予感。新戦力組ではリバプールMF遠藤航、トッテナムGKヴィカーリオ、バーンリーFWコレオショ、ウェストハムFWクドゥス、若手枠ではエバートンDFブランスウェイト、ニューカッスルMFマイリーらが当初の期待値以上の活躍を見せた。ただ、サプライズという点ではここまで18試合12ゴールを記録し、錚々たるアタッカー陣と得点王を争うチェリーズの主砲が最も印象的だ。

2017年のU-20ワールドカップで大会MVPを受賞し、かつてはチェルシー、リバプールでもプレーした早熟のストライカーだが、その両クラブ、ボーンマスでもプレミアリーグでは期待された活躍はできず。一昨シーズンに29ゴールを記録したチャンピオンシップでの活躍を引っ提げて臨んだ昨季も33試合6ゴールの数字にとどまった。

しかし、イラオラ新監督の下で臨んだ今季は開幕からコンスタントに得点を重ねて早々に昨季記録したキャリアハイを更新。先日のフォレスト戦では初のハットトリックを達成。ここまで3試合連続ノーゴールがない安定感に加え、得点以外のボールを収める仕事や利他的なプレーを含め仕事量の多さも評価ポイント。かつてチャンピオンシップでゴールを量産したFWトニー、FWミトロビッチに続く形で、後半戦もプレミアリーグの得点王争いに絡んでいきたい。

【期待外れ】
★チーム
◆チェルシー
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若手偏重の弊害に、続出する負傷者の影響で苦境続く。トゥヘル、ポッター、ランパードと3人の指揮官の下で戦い、12位に低迷した昨季の屈辱を晴らすべくポチェッティーノ新監督を迎えて捲土重来のシーズンに臨んだ新生ブルーズ。

開幕前にはMFカンテ、MFコバチッチ、DFアスピリクエタ、MFハヴァーツ、MFマウントとベテラン、生え抜きを一掃し、MFカイセド、MFラヴィア、MFパーマー、FWエンクンク、FWジャクソンら若手逸材を巨額の資金で獲得。育成路線をより先鋭化させてシーズンに臨んだが、ここまで7勝4分け8敗の10位に低迷。

当初、放出候補に挙がっていた生え抜きMFギャラガーの奮闘、重鎮DFチアゴ・シウバの存在によって崩壊は免れているが、DFリース・ジェームズ、DFチルウェルらリーダー役を託された主力の長期離脱によってチームとしての一体感、勝負強さを欠いての勝ち点逸が続く。また、元々戦術家としての手腕は懐疑的なアルゼンチン人指揮官は離脱者の多さによって明確なスタイルを構築できておらず、後半戦で離脱者が復帰した暁には試行錯誤が続くままシーズンを終える可能性も危惧される。

パーマーの期待以上のフィット、デビューは遅れたものの早速結果を残したエンクンクを中心に、ここからの攻撃の改善はある程度見込まれる。だが、ジャクソンやFWブロヤが完全に実力不足のストライカー補強に加え、ソリッドさを欠く守備を改善できなければ、最低限のノルマであるヨーロッパコンペティションの出場権確保は非常に困難と言わざるを得ない。

★選手
◆FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)
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チーム同様に期待外れの前半戦に。昨季はキャリアハイとなる公式戦30ゴールを達成し、今季はユナイテッドのエースとしてさらなる飛躍が期待されたが、前半戦はリーグ戦18試合2ゴール3アシストの低調な成績に終わった。

キャリアを通してシーズン中のパフォーマンスの波の大きさはよく知られるところだが、今季に関しては開幕から“凪”の状態が続く。多くの負傷者の影響によってチーム全体でビルドアップ、チャンスクリエイトの問題を抱えている点は間違いないが、個人としてドリブルのキレ、フィニッシュの局面での精度の低さや判断の悪さが目立つ。さらに、守備や切り替えの局面で献身性、強度を欠く覇気のないプレーがそのままチームの低迷に繋がっている印象さえある。

自身の低調なパフォーマンスが続くなか、規律問題で干されたFWサンチョ、攻撃面で存在感を欠くFWアントニーの体たらくで出場機会は得られているが、ここにきて台頭してきたFWガルナチョに得意の左ウイングのポジションを譲るケースが増えている。『INEOS』の少数株式取得で補強戦略への変化も予想されるなか、今後立場は安泰ではないだけに本来のパフォーマンスを取り戻し、後半戦は得点力不足のチームを牽引する働きを期待したい。

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