「雰囲気が良くない」公式戦連敗のバルセロナ、チャビ監督が土壇場の敗戦を振り返る「最後には不運に見舞われた」

2023.12.14 12:15 Thu
連敗を喫したバルセロナのチャビ監督
Getty Images
連敗を喫したバルセロナのチャビ監督
バルセロナチャビ・エルナンデス監督が、ロイヤル・アントワープ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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13日、チャンピオンズリーグ(CL)グループH第6節でバルセロナはアウェイでアントワープと対戦した。すでにグループステージ突破を決めていたバルセロナ。この試合では5連敗中のアントワープとの対戦となったが。試合は3-2で敗戦。後半アディショナルタイムに追いつくも、最後に勝ち越されてしまい、アントワープに初勝利を与えることとなった。
グループ首位通過には変わりないが、先週末のラ・リーガではジローナに敗れており、公式戦2連敗。チャビ監督は、チームの状態が良くないと言及した。

「心配している。チームの雰囲気が良くない。悪い結果が続いているので、改善する必要がある」
「彼らは攻撃面で多くのチャンスを生み出してくれている。批判的でなければならない。それでもグループ内で1位であることが分かり、目的は達成された」

「ただ、そうは言っても、改善することだ。そして何よりも、我々は良い成績を収めているわけではないが、この状況が続いていることを知ることが大切だ」

また試合内容についても言及し、良い感覚はなかったと振り返った。

「もっと何かを得ることができただろう。我々はうまくいかなかった。感覚が良くなく、最後には不運に見舞われた」

「我々はこれを前進させなければならない。それが最も重要なことだ」

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敵地でアトレティコ撃破のバルセロナがマドリー待つ決勝進出! 殊勲フェランが公式戦4連発【コパ・デル・レイ】

コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが2日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利。この結果、2戦合計4-5としたバルセロナの決勝進出が決まった。 ホームでの1sレグを壮絶な4-4のドローで終えたバルセロナ。直近のリーグ戦ではジローナとの自治州ダービーを4-1で快勝し、リーグ9連勝と好調を維持したなかで敵地での大一番に臨んだ。フリック監督はこの一戦で先発5人を変更。クバルシ、バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャらが復帰した一方、レヴァンドフスキに代えてフェラン・トーレスを1トップに配置した。 一方、敵地で粘り強く戦ってドローに持ち込んでホーム開催の2ndレグを迎えたアトレティコ。ただ、リーグ戦では直近のエスパニョール戦で格下相手に痛恨の1-1のドロー。不振が続く。この大一番では先発5人を変更し、GKをムッソに入れ替えたほか、アルバレスやデ・パウル、ヒメネスらが復帰した。 立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられるなか、開始6分には流れを左右するインシデントが発生。アスピリクエタがハフィーニャのふくらはぎ付近に足裏を見せたアフターチャージを見舞うと、これがオンフィールド・レビューの対象に。ただ、主審は当初の判定通りにイエローカードにとどめた。 時間の経過とともに押し込む形となったバルセロナは、ラミン・ヤマルのミドルシュートやクンデのボックス内への侵入からのシュートと際どい場面を創出。 すると、27分にはボックス手前右でボールを持ったヤマルが絶妙な斜めのスルーパスを通すと、これに完璧なタイミングで飛び出したフェランがGKムッソの寄せ切られる寸前で右足シュートを流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。 これで2戦合計スコアで勝ち越したアウェイチームは完全にリズムに乗ってホームチームを攻め立てると、39分には再びヤマルのお膳立てからボックス左に抜け出したハフィーニャにビッグチャンスが舞い込むが、ここはGKムッソの好守に阻まれて2点目とはならず。 辛くも2失点目は回避も、前半はほぼ攻撃の形を作れなかったアトレティコはハーフタイムに3枚替えを敢行。ヘイニウドとジュリアーノ・シメオネ、アスピリクエタを下げてラングレ、ガラン、セルロートを投入。後半はハッキリと5バックの形に変更した。 この変更によって押し込む展開に持ち込むと、バルサキラーのセルロートが幾度となくゴールへ迫るが、オフサイドやバルセロナの好守に阻まれて同点ゴールとはならず。 一方、バルセロナは58分、クバルシとフェルミン・ロペスを下げてアラウホ、エリック・ガルシアを投入。守備の強度を高めると、74分には殊勲のフェランを下げてレヴァンドフスキを投入。前線でタメを作れる選手の投入で追加点を意識しつつ、逃げ切りを図る。 後半終盤にかけては追加点こそ奪えずも、ボールを保持しながら時計を進めるバルセロナが安定したゲームクローズを見せると、後半アディショナルタイムのアトレティコの決死のセットプレーも撥ね返してウノセロ勝利。 この結果、2戦合計5-4で激闘を制したバルセロナがレアル・マドリーが待つ決勝進出を決定。4月26日に行われるファイナルは激戦必至のコパ・クラシコとなった。 アトレティコ・マドリー 0-1(AGG:4-5) バルセロナ 【バルセロナ】 フェラン・トーレス(前27) 2025.04.03 06:40 Thu

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