1
【天皇杯決勝プレビュー|川崎Fvs柏】今季共に苦しんだ両チーム、タイトルを手にシーズンを締めくくるのはどっち!?
2023.12.09 09:00 Sat
タイトルを獲得するのはどっち!?
【第103回天皇杯決勝】
2023年12月9日(土)
14:00キックオフ
川崎フロンターレ vs 柏レイソル
[国立競技場]
◆予想スタメン
![](https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/fom2023emperor_final_tw.jpg)
2020年の王者である川崎Fと2012年の王者である柏の対戦。両者の対戦成績は川崎Fが17勝、柏は13勝、引き分けが「9」という成績だ。
また、両クラブは2008年9月27日に唯一国立競技場でJ1を戦っており、2-5で川崎Fが勝利していた。両者にとって40度目の対戦は、どちらに軍配が上がるだろうか。なお、勝利チームは2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得する。
◆失意のシーズン、タイトル締めなるか【川崎フロンターレ】
今シーズンは王座奪還を目指して臨んだ中、シーズン当初から苦しい展開に。ケガ人が大量に出たこと、出場停止での欠場などエクスキューズもあった中、なかなかチームとしての形を見せられずに8位で終了した。
攻撃陣は軒並みベテラン勢と、攻撃陣の若手の成長が悩みの種。それでも、シーズン最後はAFCチャンピオンズリーグを含め、公式戦10試合無敗とここにきて調子を取り戻している。
“原点回帰”とは言い過ぎかもしれないが、川崎Fが目指して積み上げてきたものをしっかりと意識し直し、共有してプレーすることを取り戻せた結果が、10戦無敗という結果にも出ている。ポゼッションと即時奪回、コンビネーションと川崎Fらしさを出せれば、自ずとタイトルは手にできるだろう。
失意のシーズンを明るく終わるためにも、2020年以来2度目の戴冠を目指したい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、大南拓磨、山村和也、登里享平
MF:脇坂泰斗、橘田健太、瀬古樹
FW:家長昭博、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ
監督:鬼木達
◆柏から世界へ、天皇杯勝ち取りACLへ【柏レイソル】
開幕6戦未勝利、4連敗で最悪のスタートを切った柏。シーズン途中にネルシーニョ監督を解任すると、井原正巳監督が率いる中、チームはなかなか調子が出なかった。
それでも夏場に勝ち点を重ね、17位とギリギリの残留。例年であれば自動降格圏でのフィニッシュとなったことを考えれば、決して安堵だけでは終われないはずだ。
一方でカップ戦では結果を残し続け、決勝まで駒を進めた。シーズンのラスト4試合も全てドロー。勝利はもはや2カ月以上昔の話になってしまうが、この大一番に全てをかけ、良い形で来シーズンに向かっていきたいところだ。
この試合ではJ1最終節で退場処分を受けたジエゴが繰り越しで出場停止に。代役はDF三丸拡が務めることになるだろう。その他はレギュラー組がプレー。日本代表にも選出され、14得点を記録したFW細谷真大が川崎Fのゴールをこじ開けられるかがポイントだ。
戦い方はカウンターになるだろう。川崎Fの守備は堅守というイメージはなく、陣形が整う前にカウンターを完結させることができるか。先手を奪っていきたい。
★予想スタメン[4-4-1-1]
GK:松本健太
DF:片山瑛一、立田悠悟、古賀太陽、三丸拡
MF:小屋松知哉、椎橋慧也、高嶺朋樹、マテウス・サヴィオ
MF:山田康太
FW:細谷真大
監督:井原正巳
出場停止:ジエゴ
2023年12月9日(土)
14:00キックオフ
川崎フロンターレ vs 柏レイソル
[国立競技場]
◆予想スタメン
![](https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/fom2023emperor_final_tw.jpg)
©︎超ワールドサッカー
2020年の王者である川崎Fと2012年の王者である柏の対戦。両者の対戦成績は川崎Fが17勝、柏は13勝、引き分けが「9」という成績だ。
◆失意のシーズン、タイトル締めなるか【川崎フロンターレ】
今シーズンは王座奪還を目指して臨んだ中、シーズン当初から苦しい展開に。ケガ人が大量に出たこと、出場停止での欠場などエクスキューズもあった中、なかなかチームとしての形を見せられずに8位で終了した。
特に川崎Fのストロングポイントとも言える攻撃陣が沈黙。二桁ゴールの選手は1人もおらず、最多は9得点のMF脇坂泰斗。レアンドロ・ダミアンは3点、小林悠は4点と出番も限られた両エースに加え、頼みのMF家長昭博もわずか2得点と寂しさが際立っている。
攻撃陣は軒並みベテラン勢と、攻撃陣の若手の成長が悩みの種。それでも、シーズン最後はAFCチャンピオンズリーグを含め、公式戦10試合無敗とここにきて調子を取り戻している。
“原点回帰”とは言い過ぎかもしれないが、川崎Fが目指して積み上げてきたものをしっかりと意識し直し、共有してプレーすることを取り戻せた結果が、10戦無敗という結果にも出ている。ポゼッションと即時奪回、コンビネーションと川崎Fらしさを出せれば、自ずとタイトルは手にできるだろう。
失意のシーズンを明るく終わるためにも、2020年以来2度目の戴冠を目指したい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、大南拓磨、山村和也、登里享平
MF:脇坂泰斗、橘田健太、瀬古樹
FW:家長昭博、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ
監督:鬼木達
◆柏から世界へ、天皇杯勝ち取りACLへ【柏レイソル】
開幕6戦未勝利、4連敗で最悪のスタートを切った柏。シーズン途中にネルシーニョ監督を解任すると、井原正巳監督が率いる中、チームはなかなか調子が出なかった。
それでも夏場に勝ち点を重ね、17位とギリギリの残留。例年であれば自動降格圏でのフィニッシュとなったことを考えれば、決して安堵だけでは終われないはずだ。
一方でカップ戦では結果を残し続け、決勝まで駒を進めた。シーズンのラスト4試合も全てドロー。勝利はもはや2カ月以上昔の話になってしまうが、この大一番に全てをかけ、良い形で来シーズンに向かっていきたいところだ。
この試合ではJ1最終節で退場処分を受けたジエゴが繰り越しで出場停止に。代役はDF三丸拡が務めることになるだろう。その他はレギュラー組がプレー。日本代表にも選出され、14得点を記録したFW細谷真大が川崎Fのゴールをこじ開けられるかがポイントだ。
戦い方はカウンターになるだろう。川崎Fの守備は堅守というイメージはなく、陣形が整う前にカウンターを完結させることができるか。先手を奪っていきたい。
★予想スタメン[4-4-1-1]
GK:松本健太
DF:片山瑛一、立田悠悟、古賀太陽、三丸拡
MF:小屋松知哉、椎橋慧也、高嶺朋樹、マテウス・サヴィオ
MF:山田康太
FW:細谷真大
監督:井原正巳
出場停止:ジエゴ
|
川崎フロンターレの人気記事ランキング
2
中村憲剛氏がS級ライセンス取得! Jクラブや日本代表も指揮可能に
日本サッカー協会(JFA)は18日、2024年度の第9回理事会を開催。2名にS級コーチライセンスを認定したことを発表した。 日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能となるS級コーチのライセンス。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 今回S級ライセンスを取得したのは、2023年度から受講している元日本代表MFで川崎フロンターレ一筋でプレーしていた中村憲剛氏(43)と、2018年度から受講しているソニー仙台FCで監督を務めたこともある石川雅人氏(48)に決まった。 中村氏は、中央大学から2003年に川崎Fに加入。川崎Fの“バンディエラ”として一筋でプレーし、J1通算471試合出場74得点を記録。J1では2017年、2018年、2020年と3度の優勝に加え、2019年にYBCルヴァンカップ、2020年に天皇杯と国内の3タイトルを全て獲得していた。 個人としてもJリーグ優秀選手賞を15回受賞し、ベストイレブンには8回選出。2016年は最優秀選手賞も受賞。日本代表として68試合に出場し、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に出場していた。 現役引退後、川崎フロンターレアカデミー FROを務めており、母国である中央大学のテクニカルアドバイザーも務めている。また、JFAではU-17日本代表、U-16日本代表のロールモデルコーチも務めていた。 石川氏は筑波大学からソニー仙台FCに加入し、JFLでプレー。引退後は古巣のソニー仙台を指揮し、2015年にはJFL優勝を果たすとともに最優秀監督賞を受賞するなどしていた。 ◆2018年度受講者 20名/20名 石川雅人氏(48) 指導チーム:CHUO SPORTS ACADEMY U-15 2009年:A級コーチジェネラルライセンス取得 ◆2023年度受講者 18名/20名 中村憲剛氏(43) 指導チーム:川崎フロンターレ U-18、中央大学サッカー部 2022年:A級コーチジェネラルライセンス取得 2024.07.18 18:45 Thu3
レアンドロ・ダミアンが3月頭に母国復帰初戦…川崎F移籍にもつながった“恩師”のもとで選手キャリア最終章へ
元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンの新天地初戦が近づいているようだ。 川崎フロンターレで5年間プレーしたレアンドロ・ダミアン。日本ではJ1リーグを2度、天皇杯を2度、YBCルヴァンカップを1度制し、2021シーズンはJ1得点王とMVPの個人2冠を成し遂げている。 34歳を迎えての母国復帰で選んだ新天地は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のコリチーバ。現在は2024シーズンの全国リーグ開幕に先立ち、パラナ州選手権を戦っている。 12日に合流したというダミアンの契約は1年間。ブラジル『グローボ』によると、デビュー戦は最速で、3月3日に行われるパラナ州選手権ラウンド16・1stレグのシアノルテ戦だという。 ダミアン加入はコリチーバにとって今季の目玉補強。昨季まで本職センターフォワードを配置しない”偽9番”の時期が長かったようだが、ダミアンを置くことでそれを終わらせるプランがあるようだ。 ただ、サッカーはチームスポーツであり、周囲の選手との関わりなくして活躍はない。 ダミアンはどうやらサイドアタッカーを中心としたポジションの近い選手との連携、またチームへのフィット具合を慎重に見極められているようで、現段階ではさほど熟成されていないとのこと。「しばらくは途中出場中心か」とも予想されている。 また、川崎Fでのラストゲーム(昨年12月9日)から2カ月強、コンディションも上がりきっていないとレポートされている。 それでも、コリチーバを率いるは、ダミアンが川崎F移籍前に所属したインテルナシオナル時代の指揮官でもあるグト・フェレイラ監督(※1)。欧州移籍に失敗し、ブラジルに戻っても不遇を抜け出せなかったダミアンを復活させた人物…コリチーバ行きの決め手は、もちろんフェレイラ監督の存在だ。 ロンドン五輪得点王、ブラジル代表通算18キャップ、J1得点王…34歳レアンドロ・ダミアンは、恩師のもとで選手キャリア最終章を迎える。 (※1)フェレイラ監督は2017年5月〜11月にかけてインテルナシオナルを指揮。同年7月加入のダミアンはフェレイラ監督の下でブラジル2部リーグ17試合10得点を記録し、エースとしてチームの1部昇格に貢献した 2024.02.27 19:43 Tue4
川崎Fの若きドリブラー、永長鷹虎が武者修行先をJ2群馬からJ3宮崎に変更! 「成長するために環境を変えてプレー」
テゲバジャーロ宮崎は22日、川崎フロンターレからMF永長鷹虎(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。 興国高校を卒業の2022年に川崎Fでプロ入りの永長は2023年夏の水戸ホーリーホック行きから育成型期限付き移籍が続いており、今季からザスパ群馬を修行の場に。ここまで明治安田J2リーグ11試合を含め、公式戦14試合に出場していた。 この夏から武者修行先をJ3リーグに移す永長は3クラブの公式サイトでそれぞれコメントしている。 ◆テゲバジャーロ宮崎 「ファミリーの皆様、この度、川崎フロンターレからレンタルで来ました! 永長鷹虎です。現状、チームは難しい立ち位置にいますが、少しでも宮崎の力になれるように精一杯頑張ります。応援をよろしくお願いします!」 ◆川崎フロンターレ 「この度、川崎フロンターレから育成型期限付き移籍でテゲバジャーロ宮崎に移籍することになりました。なかなか自分の思うような活躍ができずチームの力になれなくて申し訳ありません。これから自分が成長するために環境を変えてプレーすることを決めました。またこのクラブで自分が活躍している姿を見せられるように精一杯成長したいと思います」 ◆ザスパ群馬 「この度、ザスパ群馬からテゲバジャーロ宮崎に移籍することになりました。皆さんの前で直接ご挨拶をすることが出来ずすみません! 半年間という短い間でしたが、自分にとってこの半年間はすごく濃いものでした」 「シーズンの最初から来させて頂きながらシーズン途中で、しかもこの順位でチームを離れるということは自分にとって心地の良いことではないですが、自分が成長するためにこの決断をしました。半年間、本当にたくさんの応援ありがとうございました!」 なお、移籍期間は2025年1月31日まで。川崎Fとの公式戦には出られない。 2024.07.22 12:15 Mon5