ローマ、モンツァ戦のボールボーイ遅延行為で罰金処分

2023.10.25 23:47 Wed
ボールボーイへの要求に厳しいモウリーニョ監督
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ボールボーイへの要求に厳しいモウリーニョ監督
ローマが、モンツァ戦でのボールボーイによる故意の時間稼ぎによって罰金処分を科された。

ローマは、22日に本拠地スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第9節のモンツァ戦を1-0で勝利した。

モンツァが前半に退場者を出し、後半終盤の90分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールでスコアが動いた一戦は、後半アディショナルタイムにベンチサイドで両軍が小競り合いを起こす一幕があった。
その一因となったのが、モンツァのスローインでのリスタートとなるべき場面で、ボールボーイの球出しがかなり遅れたことだった。

この振る舞いにいら立ったモンツァ陣営がエキサイトすると、ジョゼ・モウリーニョ監督は相手ベンチに向かって泣き真似やヤジを飛ばす侮辱行為を行ったとして退席処分に。そして、次節のインテル戦でのベンチ入り禁止が確定した。
これを受け、レガ・セリエAの規律委員会は、「ローマは客観的な責任として、独自のボールボーイを置くという目的で、ゴールが決まった後、組織的に試合の通常の再開を遅らせ、主審にロスタイムを2分延長させた」と、今回のボールボーイの行動を問題視。クラブに対して1万ユーロ(約160万円)の罰金処分を科した。

なお、モウリーニョ監督は以前からホームゲームにおけるボールボーイの働きを重要視しており、トッテナム時代のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦ではゴールの起点となる素早い球出しを見せたボールボーイを称賛し、後にファーストチームの練習中の食事に招待することもあった。

逆に、マンチェスター・ユナイテッド時代にはオールド・トラッフォードのボールボーイの緩慢さに不満を示し、次節以降から変更を要求したこともあった。

ホームチームに優位となる素早い球出しは推奨されるべきものである一方、アウェイチームの反撃を遅らせるための行き過ぎた遅延行為はホームアドバンテージを逸脱したものだ。さらに、ボールボーイ自身が非難の対象となるリスクもあり、ポルトガル人指揮官としては行き過ぎた要求を自重すべきところだ。

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ランボルギーニを盗まれかけたエル・シャーラウィ、過剰な暴行で全治60日のケガを負わせた犯人から訴えられる

ローマに所属するイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが、警察の調査を受けているようだ。イタリア『コリエレ・デッレ・セーラ』や『フットボール・イタリア』が伝えている。 エル・シャーラウィは2020年2月、元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチの家を訪れ、ビデオゲームに興じていた際、窓の外で自身の愛車であるランボルギーニ・ウルス(新車価格約2800万円)を盗もうとしている男を発見。男は盗難を諦めて逃げようとしたものの、エル・シャーラウィが捕まえていた。 盗難を試みたチリ人の男性には懲役1年6カ月の判決が下ったが、男性はその際にエル・シャーラウィから過剰な暴行を受けたと主張。逮捕後の検査で全身の打撲と全治60日のケガが確認されたという。 エル・シャーラウィはすでにこの件で起訴され、『フットボール・イタリア』によると7月末に被告人質問が予定されているという。 エル・シャーラウィの弁護士は次のように説明している。 「訴えを起こしたのは彼の車を盗んだ人間だ。彼は何でも言うことができる。だが、すべてを確かめる必要がある」 「ステファンは予定されている尋問の時に何が起こったのかを教えてくれる。それは確実に7月末までに行われる」 <span class="paragraph-title">【写真】エル・シャーラウィとランボルギーニ・ウルス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">El Shaarawy slaat autodief in elkaar en is de pineut <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/I5sjAcNMjT">https://t.co/I5sjAcNMjT</a> <a href="https://t.co/L83uUCDjJo">pic.twitter.com/L83uUCDjJo</a></p>&mdash; SoccerNews.nl (@Soccernews_nl) <a href="https://twitter.com/Soccernews_nl/status/1411701341823590403?ref_src=twsrc%5Etfw">July 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJNY0lWUW5OMCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Power expression is in its DNA. The attitude of Urus strikes even more with ANIMA, its driving mode selector that makes you unlock any road.<br><br>Discover more: <a href="https://t.co/mKcdMUgHIm">https://t.co/mKcdMUgHIm</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Lamborghini?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Lamborghini</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Urus?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Urus</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UnlockAnyRoad?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UnlockAnyRoad</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AboutLamborghini?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AboutLamborghini</a> <a href="https://t.co/Z9qHHO1VY9">pic.twitter.com/Z9qHHO1VY9</a></p>&mdash; Lamborghini (@Lamborghini) <a href="https://twitter.com/Lamborghini/status/1350487981824626689?ref_src=twsrc%5Etfw">January 16, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.05 12:45 Mon
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ローマ、モンツァ戦のボールボーイ遅延行為で罰金処分

ローマが、モンツァ戦でのボールボーイによる故意の時間稼ぎによって罰金処分を科された。 ローマは、22日に本拠地スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第9節のモンツァ戦を1-0で勝利した。 モンツァが前半に退場者を出し、後半終盤の90分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールでスコアが動いた一戦は、後半アディショナルタイムにベンチサイドで両軍が小競り合いを起こす一幕があった。 その一因となったのが、モンツァのスローインでのリスタートとなるべき場面で、ボールボーイの球出しがかなり遅れたことだった。 この振る舞いにいら立ったモンツァ陣営がエキサイトすると、ジョゼ・モウリーニョ監督は相手ベンチに向かって泣き真似やヤジを飛ばす侮辱行為を行ったとして退席処分に。そして、次節のインテル戦でのベンチ入り禁止が確定した。 これを受け、レガ・セリエAの規律委員会は、「ローマは客観的な責任として、独自のボールボーイを置くという目的で、ゴールが決まった後、組織的に試合の通常の再開を遅らせ、主審にロスタイムを2分延長させた」と、今回のボールボーイの行動を問題視。クラブに対して1万ユーロ(約160万円)の罰金処分を科した。 なお、モウリーニョ監督は以前からホームゲームにおけるボールボーイの働きを重要視しており、トッテナム時代のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦ではゴールの起点となる素早い球出しを見せたボールボーイを称賛し、後にファーストチームの練習中の食事に招待することもあった。 逆に、マンチェスター・ユナイテッド時代にはオールド・トラッフォードのボールボーイの緩慢さに不満を示し、次節以降から変更を要求したこともあった。 ホームチームに優位となる素早い球出しは推奨されるべきものである一方、アウェイチームの反撃を遅らせるための行き過ぎた遅延行為はホームアドバンテージを逸脱したものだ。さらに、ボールボーイ自身が非難の対象となるリスクもあり、ポルトガル人指揮官としては行き過ぎた要求を自重すべきところだ。 2023.10.25 23:47 Wed
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中国でプレーするイタリア代表FWエル・シャーラウィ「イタリアが恋しい」…中国国内の現況ついても語る

上海申花のイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(27)がイタリアへの想いと中国国内の現状について語った。 エル・シャーラウィは、ミランやローマなどのクラブで活躍し、セリエA通算195試合で55ゴールを記録。しかし、2019年夏にローマから移籍金1600万ユーロ(約19億円)で上海申花へ移籍し、2022年6月までとなる大型契約を結んでいた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJHWGs0MWtIOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 自身にとって2シーズン目の中国挑戦となるはずだったが、2020年2月に武漢を発生源として新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延。中国スーパーリーグも開幕が延期となっている状況だ。 そんなエル・シャーラウィは、イタリア『スカイ・スポーツ』に対して中国との文化の違いを実感したことなどを語り、イタリアを恋しがっていると明かした。 「僕は、フットボールに関することだけじゃなく、ローマに多くのものを残してきた。(ローマにいたときは)自分が家族の一部のように感じた。イタリアが恋しいよ。全てが恋しい、両親さえも恋しいよ」 「自分の知っているものとは、全く異なる世界に放り込まれたとき、人は多くのものを恋しいと思うものさ」 「幸運なことに、イタリア代表のおかげで僕はイタリアに戻る機会が多くあった。だから連絡は取り続けているよ」 また、中国国内の新型コロナウイルスの状況については、「改善している」とし、回復しつつある中国の状況は「全世界にとって希望のメッセージ」であると主張した。 「状況はかなり良くなっている。(上海は)息を吹き返している都市だし、国全体についてもそうだ。僕たちは上手くやっている。(中国での状況が改善していることは)全世界への希望のメッセージだ」 「今では僕の家からたくさんの人通りを見ることができるし、人々も外出し始めている。これは良い兆候だと思う。一番酷いときには地域が丸ごと閉鎖されていたからね」 「今ではレストランやバーに行くことができるようになっている。これは大きな勝利だと思う」 しかし、リーグの中断については、自身のイタリア代表招集への影響を危惧しているようで、ユーロ2020の来年への延期が決まった今でも、セリエA復帰への意思があることを示唆した。 「状況を加味して、クラブと一緒に解決策を見つけようとしたんだ。1月にリーグの延期が決まったとき、延期がいつまで続くかも分からなかった」 「3月の代表戦もあったし、じっとしていられなかったんだ。チームにとって解決策を探すようにクラブにお願いしたんだ。ユーロへの出場を優先していたからね。僕はプレーしたかったし、中止することは生産的でなかった」 「今僕は上海申花の選手だ。だからチームのために結果を出すことを考えなければならない。(移籍については)今は話せないよ」 2020.03.27 16:15 Fri

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批判に晒されるローマ主将が監督交代、批判に言及…「この状況はパフォーマンス、結果によってのみ変えられる」

ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが、開幕直後の監督交代、自身に対するロマニスタからの批判に対して率直な思いを語った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場では積極補強を敢行したものの、セリエA開幕4試合で未勝利と低調なスタートを切ったローマは、クラブ首脳陣との確執も伝えられたダニエレ・デ・ロッシ前監督を電撃解任した。 その後任として招へいしたイバン・ユリッチ新監督の下で大幅なスタイル変更に踏み切った中、直近の公式戦2勝1分けと上々のリスタートとなった。 3日に行われるヨーロッパリーグのリーグフェーズ第2節エルフスボリ戦に向けた前日会見に出席したカピターノは、シーズン開幕直後の監督交代に言及。元チームメイトでもある前指揮官の力になれなかった申し訳なさを口にした一方、厳しいムードを払拭させつつあるエネルギッシュな新指揮官の手腕を称えている。 「まず、ダニエレが僕らに伝えてくれたことに感謝したい」 「もちろん、彼は人間的にもピッチ上でも僕らに多くのものを与えてくれた存在だっただけに、(解任というクラブの決断は)難しいものだった。彼と彼のスタッフは、彼らが達成したい目標をすべて達成するはずだ。彼らは並外れた存在だからだ」 「(監督交代の雰囲気は感じていたか?)ノーだ。僕らは全く予期していなかったし、変更の必要性も感じていなかった」 「もちろん、結果には満足していなかったけど、うまく仕事をする人たちの平静さがあった。その後、僕らはうまく状況の変化に対応しまけど、何よりも重要なユニフォームを着ているからこそ、やり続けるんだ」 「その点で、ユリッチは並外れていた。彼は、僕らが望んでいない変化に対するグループの悲しみの瞬間を理解してくれた。これは明らかだよ。状況は変わったけど、僕らは監督を全面的に支持し、彼が僕らに与えたいものはすべて受け入れている」 イタリア国内においてカピターノのリーダーシップは現在においても重要視されるが、とりわけフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシとローマ生まれローマ育ちのバンディエラを擁したジャッロロッシにおいてはより特別だ。 それだけに、内向的とも揶揄され、ピッチ上における闘争心や発言力の部分で物足りないとされるペッレグリーニに対する、ここ最近の風当たりはきつくオリンピコでもブーイングに晒される場面も少なくない。 今回のレジェンド解任によって厳しい立場に立たされる現カピターノは、そういった周囲からの反応を真摯に受け止めつつ、その信頼を再び得るためにこれまで同様に全力を捧げたいと語った。 「フランチェスコやダニエレのような偉大なプレーヤーの後を継いでカピターノを務める責任は重々承知している。常にこの責任を引き受けてきた。夢であり、名誉であり、同時に重荷でもある」 「物事がうまくいかないときに真っ先に疑われるのは自分だということは理解しているよ。それは構わない。やりたくない悪ふざけは別として、責任を取らなければならないときはいつもそうしてきた。期待に応えられなかったプレーヤーが批判されるのは当然だ。ただ、人間として、カピターノとして、自分が決してしないようなことに自分の名前が結び付けられるのは受け入れられない」 「すべて理解しているけど、このユニフォーム、このクラブ、この街、ファンをどれほど大切に思っているかはみんながわかってくれていることだと思う。常に全力を尽くしているし、これはただのユニフォームではない。ファンとの関係を修復したいと思っているし、ローマには無条件の愛を持っているよ」 「良いプレーをしてブーイングする人たちの考えを変えることが重要。この状況は良いパフォーマンスと良い結果によってのみ変えられると思っているよ」 2024.10.03 08:15 Thu
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「言うことは何もない」新体制で連勝のローマ、ユリッチ監督は選手の姿勢を高評価「今後に向けて大きな自信」

ローマのイバン・ユリッチ監督が連勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA開幕からの不調を受け、ダニエレ・デ・ロッシ監督の解任に踏み切ったローマ。多くの批判的な声も挙がった中、ユリッチ監督の初陣となった第5節のウディネーゼ戦では初勝利を掴んだ。 続くヨーロッパリーグ(EL)のアスレティック・ビルバオ戦はドローで終えたものの、29日にはリーグ戦連勝が懸かった第6節のヴェネツィア戦を戦ったローマ。前半終盤にリードを奪われたが、イタリア代表MFブライアン・クリスタンテとU-21イタリア代表MFニッコロ・ビッジリのゴールで2-1の逆転勝利を収めた。 試合を振り返ったユリッチ監督は、就任後から見ている選手たちの奮闘に満足感。アスレティック戦での消耗も考慮しつつ、逆転を信じて戦い続けた姿勢を評価した。 「後半はテンポが上がったし、フレッシュさも取り戻した。私にはそう見えた。木曜の夜に非常に過酷な試合を戦ったことも忘れてはいけない。そのため、何人かの選手が少しペースを落としていたのは理解できる」 「苦しんでいた時、勝利への強い意欲が後半の成功に繋がった。我々は何度も攻撃した。この10日間で選手たちに言うことは何もない。彼らはハードワークしているし、向上心を持っている。今後に向けて大きな自信がある」 また、途中出場から決勝点を挙げた生え抜きの20歳ピジッリは、これがセリエA初ゴール。指揮官は若手たちの今後に大いに期待している。 「我々には伸びしろのある若手選手が4、5人いる。彼らには才能があるし、エネルギーや学ぶ意欲に満ちている。彼らはとても意欲的だ」 「もちろん、正しい選択をしなければならないが、彼らはうまくやっていると思う。素晴らしい選手たちで、本物の才能の持ち主だ。私は彼ら全員の大ファンだ。ピジッリ、(トンマーゾ・)バルダンツィ、(マティアス・)スーレ、マヌ・コネ。彼らは一流だ」 <span class="paragraph-title">【動画】ピジッリがCKから逆転弾! ローマvsヴェネツィア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JQfhMQ0j9pw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 16:00 Mon
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新生ローマが今季初の連勝! 守護神スヴィラル再三好守に応えた生え抜きピジッリが値千金のセリエA初弾【セリエA】

セリエA第6節、ローマvsヴェネツィアが29日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが2-1で逆転勝利した。 ユリッチ新体制の初陣となったウディネーゼ戦を3-0の快勝で飾った新生ローマだが、続くヨーロッパリーグではアスレティック・ビルバオ相手にホームで1-1のドロー。連勝スタートは逃した。ホーム3連戦を締めくくる一戦では、同じく前節リーグ初白星を挙げた元指揮官ディ・フランチェスコ率いる昇格組ヴェネツィアと対戦。アスレティック戦からは先発3人を変更。エルモソ、バルダンツィ、ディバラに代えてエル・シャーラウィ、ペッレグリーニ、スーレを起用した。 開始直後にはセットプレーの二次攻撃からスヴォボダに鋭いシュートを打たれ、GKスヴィラルがいきなりビッグセーブで対応。以降も臆せずにアグレッシブな攻めを見せるヴェネツィアがより多くのシュートシーンを作り出す。 時間の経過と共にボールを握って押し込む展開に持ち込んだローマは、サイドを起点に攻め手を窺う。左右に揺さぶりながらドフビクやペッレグリーニが中央の密集で強引に打開を図るが、相手の体を張った守備に阻まれて決定機には至らない。 すると、前半終盤にかけてヴェネツィアがカウンターを起点に攻勢を強めると、44分にはセットプレー流れからボックス左でブシオが放った右足シュートがポストを叩くと、ゴール前でDFがクリアし切れなかったボールをポヒャンパロが右足で蹴り込み、アウェイチームが先制に成功。さらに、前半終了間際には再びポヒャンパロ、エラートソンとボックス内で続けて決定機を迎えたが、ここはGKスヴィラルとDFマンチーニのゴールカバーに阻まれた。 何とか2失点目は免れたものの、ホームでの不甲斐ない戦いを受け、ホームサポーターからブーイングの中でドレッシングルームに下がったローマ。後半も同じメンバーでの戦いとなったが、よりアグレッシブにゴールを目指していく。 3バック脇のアンヘリーニョ、マンチーニも積極的な攻撃参加をみせ、コネが前線で躍動感を出してゴールの匂いをさせ始めると、54分にペッレグリーニが素早いヒザ下の振り抜きから枠のわずか右に外れるミドルシュートも放つ。 後半序盤に同点ゴールを奪えなかったジャッロロッシは58分にマンチーニ、コネを下げてバルダンツィ、ピジッリを同時投入。2バック気味のリスクを冒した攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。 この交代策によって攻撃の迫力は増したものの、ボックス内にしっかりと人数をかけるヴェネツィアの分厚い壁にことごとく撥ね返される。それでも、攻め続けたホームチームは74分、ボックス手前でクリスタンテが強引に振り抜いた右足シュートがブシオが出した足に当たって大きく軌道が変わると、GKの頭上を越えてゴールネットに突き刺さった。 これで勢いづくホームチームはペッレグリーニを下げてパレデスを投入すると、この交代策が見事に嵌った。83分、右CKの場面でキッカーのパレデスが右足アウトスウィングの絶妙なボールを上げると、中央でフリーとなったピジッリのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。 20歳の生え抜きMFの値千金のセリエA初ゴールで試合を引っくり返したローマは、ゴールセレブレーションの際に足を捻ったスーレを下げてエルモソの投入で逃げ切り態勢に入った。そして、攻撃的な交代策を講じたアウェイチームの反撃を冷静に凌ぎ切った。 昇格組相手に苦しみながらも再三の好守で2点目を与えなかった守護神スヴィラルの活躍に攻撃陣が応えて逆転勝利のローマがセリエA連勝を飾った。 ローマ 2-1 ヴェネツィア 【ローマ】 ブライアン・クリスタンテ(後29) ニッコロ・ピジッリ(後38) 【ヴェネツィア】 ヨエル・ポヒャンパロ(前44) 2024.09.30 00:03 Mon
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新天地にすんなり適応…信頼バッチリのエイブラハム、ミランが買い取りへの議論を本格化か

ミランが元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)に関する議論を本格化か。 今夏の移籍市場最終盤、ローマから1年間のレンタル移籍でミラン入りしたエイブラハム。 元々実力が確かなセンターフォワードであり、チェルシー時代にはプレミアリーグで15得点を記録したシーズンも。ローマでは22-23シーズン最終戦の大怪我が不運だったと言うべきだ。 ミランではすんなりとチームにフィットし、シーズン初白星となったベネツィア戦で加入後初得点。インテル戦は新たに採用された[4-4-2]でアルバロ・モラタと2トップを組み、得点ならずもその存在が宿敵を苦しめた。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、ミランはすでにエイブラハムの買い取りを議論し始めたようで、金額交渉においては800万〜1000万ユーロ(約12.9億〜16.1億円)が相場。 エイブラハムの加入にあたっては、先方ローマにベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(25)を貸し出しており、この点とも擦り合わせたプランニングということになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ミラニスタの代わりに復讐したエイブラハム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">revenge <a href="https://t.co/jUrkE5JqUy">pic.twitter.com/jUrkE5JqUy</a></p>&mdash; Inside Milan (@_InsideMilan) <a href="https://twitter.com/_InsideMilan/status/1838807933959733687?ref_src=twsrc%5Etfw">September 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.26 15:10 Thu
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ローマがエルフスボリに金星献上で新体制初黒星…EL2戦未勝利で厳しい序盤戦に【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節、エルフスボリvsローマが3日にボロース・アレナで行われ、ホームのエルフスボリが1-0で勝利した。 アスレティック・ビルバオとのホーム開催の開幕節を1-1のドローで終えたローマは、スウェーデンの強豪とのアウェイゲームで今大会初勝利を狙った。ユリッチ監督はセリエA連勝を飾ったヴェネツィア戦から先発6人を変更。アブドゥルハミドやショムロドフを初スタメンで起用するなどターンオーバーを敢行した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合はボールを握るローマ、堅守速攻で応戦するエルフスボリという構図の下で序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。 70%を超えるボール支配率で試合をコントロールするローマだが、遅攻の局面では自陣でしっかりとセットする相手の守備を揺さぶり切れず。スーレらのミドルシュートやウイングバックの攻撃参加を使った攻めでチャンスを窺う状況が続く。 逆に、前がかりな背後を突かれてカウンターやセットプレーから幾度かピンチを招くと、GKスヴィラルの再三の好守で凌ぐ場面も。すると、前半終了間際にはボックス内でバルダンツィがやや不運な形でハンドを取られてPKを献上。これをキッカーのバイドゥーに左隅へ決められて、格下相手にまさかの1点ビハインドで試合を折り返すことになった。 後半も同じメンバーで臨んだローマは積極的に高い位置を取る右サイドのアブドゥルハミドを起点に幾つか良いシーンを作るが、ショムロドフを含めアタッカー陣がなかなか効果的にフィニッシュへ絡めない。 この展開を受けてユリッチ監督は65分に3枚替えを敢行。アブドゥルハミド、スーレ、ショムロドフを下げてエル・シャーラウィ、ディバラ、ドフビクと攻撃の切り札を投入。66分にはエル・シャーラウィの正確な右クロスからゴール前のピジッリに続けて決定機が訪れるが、連続シュートは相手GKの好守に阻まれる。 さらに、72分にはペッレグリーニを投入して攻勢を強めると、投入直後に早速決定機に顔を出したカピターノは83分に正確な左足ミドルシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 その後もリスクを冒して猛攻を仕掛けたローマだったが、チーム一丸となった守備に加えて、効果的なカウンターで時計を進めるエルフスボリのしたたかな戦いに手を焼き最後まで追いつくことはできなかった。 この結果、苦手とする北欧の地で新体制初黒星を喫したローマはEL2戦未勝利と厳しい序盤戦となった。 エルフスボリ 1-0 ローマ 【エルフスボリ】 ミシェル・バイドゥー(前44[PK]) 2024.10.04 06:10 Fri

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