アトレティコ、幸せ掴みつつあるフェリックスの売却価格を決定か? バルセロナにはかなりハードルが高い設定に…
2023.10.08 22:20 Sun
バルセロナへと移籍し、夢を叶えて幸せな日々を取り戻しつつあるポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)だが、アトレティコ・マドリーはその値段を決めたようだ。
そのフェリックスは、バルセロナ移籍後はラ・リーガで5試合1ゴール1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)では2試合で2ゴール1アシストを記録するなど結果を残し、ファンのハートも掴むことに成功した。
スペイン『アス』によれば、アトレティコは完全移籍させる意向もあるとのこと。その金額は8000万ユーロ(約126億6000万円)だと考えているという。
フェリックスがこの先のシーズンでどういった結果を残すかも関わるが、バルセロナは資金調達をしっかり考えなければいけないことになりそうだ。
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鳴り物入りでベンフィカからアトレティコへとやってきたフェリックス。1億2700万ユーロ(約198億3000万円)の巨額の移籍金で加入した中、その期待にはなかなか応えることができていなかった。アトレティコでは公式戦131試合で34ゴール18アシスト。ディエゴ・シメオネ監督との関係も悪化し、2022-23シーズンの後半はチェルシーへとレンタル移籍。今シーズンもアトレティコに残留して難しい時期を過ごすことになると見られた中、アトレティコとの契約を2029年夏まで延長した上で、バルセロナへとレンタル移籍を果たした。スペイン『アス』によれば、アトレティコは完全移籍させる意向もあるとのこと。その金額は8000万ユーロ(約126億6000万円)だと考えているという。
アトレティコはその金額で売れるのであれば、フェリックスとの別れは考える様子。ただ、バルセロナは慢性的な財政難を抱えており、支払うことはかなり厳しいことになりそうだ。
フェリックスがこの先のシーズンでどういった結果を残すかも関わるが、バルセロナは資金調達をしっかり考えなければいけないことになりそうだ。
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アトレティコ・マドリーは10日、ナイキとのパートナーシップ契約を2035年まで延長することを発表した。 アトレティコとナイキは、2001年にナイキがテクニカルスポンサーになったことから関係がスタート。革新性、創造性、そして品質を約束してユニフォーム製作をしたことから始まり、ここまで約25年間の関係を続けてきた。 新たに長期契約にサインした両者の関係は、10年後の2035年まで続くことに。今回の新契約により、男子チーム以外に女子チームへのサポートも強化されることになるという。 ナイキとパートナーシップを結んでから、アトレティコは16個のタイトルを獲得。ラ・リーガで2回、女子もリーグ戦で3回優勝。ヨーロッパのタイトルは6つにものぼり、チームをヨーロッパのビッグクラブの仲間入りに大きく貢献してきた。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコとナイキが長期契約を知らせるムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">2035.<br>Atleti x Nike. <a href="https://t.co/jW1HnORRL4">pic.twitter.com/jW1HnORRL4</a></p>— Atlético de Madrid (@Atleti) <a href="https://twitter.com/Atleti/status/1910245109184049205?ref_src=twsrc%5Etfw">April 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.10 17:55 Thu4
アルバレスがPK2発でドブレーテ!バジャドリーとの打ち合いを制したアトレティコが連勝【ラ・リーガ】
アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第31節でレアル・バジャドリーとリヤド・エア・メトロポリターノで対戦し4-2で勝利した。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコ(勝ち点60)は、その試合の先発からアスピリクエタやモリーナ、ル・ノルマンをヒメネス、ハビ・ガラン、コケに変更した以外は同じ先発を起用。グリーズマンとアルバレスを2トップに並べた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦4連敗中で最下位に沈むバジャドリー(勝ち点16)に対し、アトレティコは6分にチャンス。ハビ・ガランのスルーパスから左サイド深くまで駆け上がったギャラガーがダイレクトクロスをバリオスがシュート。これが相手GKに弾かれると、こぼれ球を再びバリオスが押し込んだが、シュートはわずかにゴール左にそれた。 その後も主導権を握ったアトレティコだったが、18分に相手CKの競り合いの場面でラングレの左手にボールが当たると、主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでバジャドリーがPKを獲得。このPKをシラにゴール中央左に沈められた。 先制を許したアトレティコだったが、直後の23分にボックス右でボールを受けたジュリアーノ・シメオネがプレスをかけたDFハビ・サンチェスに右足を踏まれると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。このPKをアルバレスがゴール中央に決め切った。 さらにアトレティコは、同点弾からわずか2分で逆転に成功する。バリオスのロブパスでDFの裏に抜け出したG・シメオネがボックス右まで駆け上がると、カットインから左足でニアサイドにシュートを突き刺した。 前半半ば以降も逆転したアトレティコが押し込む時間が続いたが、決定機を作るには至らず。前半は2-1で終了した。 迎えた後半、1点をリードするアトレティコは早い時間に追いつかれる。56分、DFラングレがペナルティアーク手前でチュキを倒してFKを献上すると、 ハビ・サンチェスの直接FKは壁のギャラガーにディフレクトしたボールがGKオブラクの逆を突き、ゴール右に吸い込まれた。 追いつかれたアトレティコは、69分にグリーズマン、コケ、ラングレを下げて、セルロート、リケルメ、ル・ノルマンを、65分にギャラガーを下げえてモリーナを投入。すると70分、ボックス右から侵入したM・ジョレンテがDFエンヒキ・シウバに右足を踏まれ、この試合2本目のPKを獲得。これをアルバレスがゴール左下に沈めた。 さらにアトレティコは79分にも、右サイドをドリブルで仕掛けたリケルメのクロスをアルバレスが右足で合わせると、GKアンドレ・フェレイラの弾いたボールをセルロートがゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのまま4-2でタイムアップ。アルバレスのドブレーテなどで打ち合いを制したアトレティコが連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-2 バジャドリー 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前25)【PK】 ジュリアーノ・シメオネ(前27) フリアン・アルバレス(後27)【PK】 アレクサンダー・セルロート(後34) 【バジャドリー】 ママドゥ・シラ(前21)【PK】 ハビ・サンチェス(後11) 2025.04.15 06:10 Tue5